かもめ7440

かもめ7440

僕の小説を読む時の話

僕は読者に何一つ求めない。
読んでくれとも言わない。

僕が言いたいことはたった一つ、
僕の文章で、あなたの時間が止まることだ。

僕は、魔法をかける。
あなたはその魔法を好きなように受け取ってほしい。

僕等は感受性がある、努力する、
なんだったら才能とやらも併せ持ってるかも知れない。

だったら、本当にたった一つだけだ。
僕は僕の小説を読んでくれる人が、その時間を止めてくれることを願う。

僕の一文字や、一行はそういうものだ。
つまんない。むずかしい。のぞむところだ。
馬鹿みたいだ。ありがたいと思う。

でもどんなゲームでもそうだ、僕等は常に新しい魔法を探している。
僕等が―――いや僕が目指すところはたった一つ、

永遠に消えないような「魔法」を見つけることだ。



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登録日 2018.07.12 19:57

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