弓チョコ

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アーチェリーとチョコレートと創作が好きです。基本的に完結したか、ひと段落ついた作品を投稿するので更新は定期です。よろしくお願いいたします。

近況10 「地方領主の娘」あとがき

お世話になっております。弓チョコと申します。
本日で「地方領主の娘は、転移してきた男に興味がある。」本編完結いたしました。
ご愛読ありがとうございました。
※一応明日、おまけを投稿予定です。
さて、この場をお借りしてあとがきとしたいと思います。

①異世界について
私の解釈ですと、ファルカお嬢様の言う通り「他の惑星」という考えです。つまり異星人。
人が住んでいること以外、違う歴史と環境を持つどこかの場所。どこが違うと言うより、寧ろ共通点を探す方が難しい筈です。言語・文化は勿論のこと、「あらゆる何もかも」が違って「当たり前」。異なる世界とは本当に「異なる」筈なのです。

②「地方領主の娘」での世界について
本来、自転・公転周期も違えば重力も違い、月(衛星)があるかどうかも分からない。つまり「年齢」という概念が一致している時点でファルカお嬢様の居る世界は「ハルトが脳内で作り上げた世界」に違いないのです。
また、人名や地名すら地球由来の言葉であることも理由のひとつ。自覚はなくとも、彼がどこかで聞いた「それっぽい」言葉だったのでしょう。

③ストーリーについて
異世界転移モノでありながら、バトルも魔法も魔物も、話以外には出てきませんでした。「会話のみ」で完結すること。これは私にとって挑戦であり、目指すべき所でもあります。
「日々命懸けの住人」が「現代日本人高校生」を見ると「別の生き物に見える」。このギャップの面白さが読者様に伝われば成功したのかなと思います。

⑤テーマについて
「夢の中で現実を知る」
例え異世界に行こうが、普通の日本人男子高校生である以上そう上手くは行きません。
「どうにもならないことは本当にどうにもならない」
子供の頃は、何でも自分の思い通りに行くと思い込んでいましたよね。「そうはいかない」と学び、成長する。人生に於いて大事な過程だと思います。
この後のハルトの人生が楽しみです。

⑤終わりに
因みに、以上は私の書く小説での論であり、他作者様などへ思うものではありません。
「こんな小説があっても面白いのではないか」と書いています。そして、それでも面白く書けるよう頑張ることが私の課題なのです。

それではこの辺りで。
ブックマーク等本当にありがとうございました。
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登録日 2018.12.18 21:40

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