木森木林（きもりきりん）

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産婦人科専門医、生殖医療専門医、母体保護医です。
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人工子宮 第3章 第7話を書き終えて

流産はとても悲しいことです。流産の原因としては、受精卵の染色体異常が最も多く、なかでも染色体の数的異常が多いのです。でも
染色体異常以外が流産の原因となることもあります。

このため続けて流産されたような場合や妊娠10週以降の流産・死産では、流産したときに、受精卵に染色体異常があったかどうか調べる絨毛染色体検査を受けることが勧められます。この検査で染色体異常がなかったときには、ほかに流産原因がないか調べることが考えられます。

検査しても原因が見つからなかったり、見つかった原因に対して治療を行なっても流産という結果になってしまうこともあるのですが、原因不明であった場合も含め、最終的には約８割のカップルが出産できているという事実もあります。
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登録日 2019.04.14 21:34

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