学校から帰って一休みしたあと、
さっそく『SOU互IZON』の改訂をはじめたのですが。

一文字、二文字修正したところで、
気づいたら三時間くらい気絶していました(笑)

で、時間切れ。

ふてくされぎみに、
また映画を観ていたのですが、
『バットマンvsスーパーマン』は、
マジで面白すぎました！！

タイトルがＢ級くさいので、
敬遠されているかもしれませんが、
凄まじい名作です。

マン・オブ・スティールのつづき、
というか、スーパーマンが戦っているとき、
実はブルース・ウェインは、
災害を見る眼で、上空の赤いマントを見上げていた、
という始まりかたなのですよ。

もう、オープニングから、
ワクワクしっぱなしでした。

このバットマンは、
敵を普通に殺すんですよね。

殺さなくても、コウモリマークの、
焼き印で拷問します。

今までのバットマンで、
一番好きです。

命懸けで犯罪者と戦っているのに、
殺さないように手加減するなんて、
今考えると、ちゃんちゃらおかしかったです。

このモンスターのような、
犯罪者として描かれるバットマン。

いかしすぎです。

ザック・スナイダーさんの映画にしては、
残酷なシーンはまったくないんですけどね。

でも、やっぱりヒーローは、
悲劇を描いてこそ輝くなと、
再確認しました。

ぼくの小説でも、
たくさん人が死にますし、
それがコンプレックスでもあったのですが、

よく考えたら、
世の中のクリスチャンたちが、
平和の象徴として、日夜読んでいる、
あの『聖書』の物語にくらべれば、
殺される人間の数でいえば、
数万ぶんの一ですからね。

そう考えれば、
平和の象徴より、さらに平和な物語とも言えます。

聖書の登場人物なんて、
オープニング早々、
兄が弟を撲殺しますからね。

しかもジェラシーで。

ゲイや飲酒にぶちきれた神様が、
都市をまるごと皆殺しにしたうえに、
善人として逃がしてもらえた唯一の家族の母親が、
今まで住んでいた町を振り返った、
などという些細な理由で、
全身を〝塩〟に変えられて殺されます。

善人なのに、
その家族の母親を〝塩〟に変えちゃうんですよ？

せめて消滅させてやればいいのに、
家族にショックを与えるために、
わざわざ母親の残骸として、
塩にされるんです。きゃー。

よし。
まだまし。

おやすみなさい。