2011年
3.11から9年が経ちました。

麻生とSは3.11現地被災者です。
俺たちの住む土地は、電気は約一週間、水は一ヶ月以上断水しており、毎日がサバイバルでした。

血縁類は津波で半分以上亡くなり、9年経った未だに遺体の見つからない人もいます。

死ぬかと思った(笑)
まるで昨日のことのようです。

だからといって、毎年3.11に特別な何かをしたり、わざわざ思い出したりという事はしないのですが。
メディアは許してくれないんですよね。

毎年々々放送する3.11特集。
そんなもの、被災地民にはいらないのですが。

もー…東北でやらないで被災地外で放送してくれ。

血縁類や、俺たちの周囲の人に確認したら、全員フラッシュバックだそうで。
思い出したくないなあ。

いつか、当時の被災日記を書こうかな等と思いつつ。

当時

｢被災地現状を知ってもらえたら｣

とリアルタイムな日記を書き、8月には母の実家のある海沿いに行き、何もかもが崩れ失くなった津波の爪痕の様子を撮影しブログに掲載したところ、被災地外にお住まいの、Twitterのフォロワーの方から空リプで

｢マジうける。
被災地の現状なんて見せられても全然実感わかねえしどうでもいいわwww
同情されたいだけだろwww
構ってちゃんかよwww｣

等というコメントを投げつけられ。

見たくなければ見ないでほしいと、先に注意喚起はしていたのですが、わざわざ見に来てその始末。

こちらはリアルに、水も食料もなく餓死や災害関連死しそうなギリギリの生活だったのですが。
傷口に塩を擦り込むような事をいう人が居たんですよね…

滅せよ…(呪)

被災体験よりも、人の嫌がらせの方に精神崩壊を起こしそうな日々でした(笑)

そういったわけで、誰もいい気分にはならないので、被災日記はやめておこう、と留まる毎年です。