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どこにでもいるインドア系大学生、青島 康介(あおしま こうすけ)。
模型製作を趣味とする彼は、ある日馴染みの模型店で自身を異世界の人間と名乗る少女と出会った。
彼女の名前はオフィレナ。
オフィレナは自らのの出身である世界、そしてこの世界の狭間に眠るある存在のことを康介に話した後、それを封じる迷宮の製作者を探す旅をしているという。
しかし何を思ったのか、康介の作った模型を見て彼を迷宮製作者に相応しいと確信したオフィレナ。
更には異界の大魔女まで姿を現したことで、彼の日常は混迷を極めていく。
オフィレナとの同棲から始まる、青島 康介の非日常。
滅びが迫る二つの世界の狭間で、彼はデザインナイフ片手に立ち上がる。
世界を救うその鍵は、プラスチックで作られたミニチュア迷宮だ。
文字数 112,119
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.11.15
『画面の向こうで、信念を貫こうとする彼らに憧れていた』
アクション俳優。特にスーツアクターを夢見る佐伯 良太は、通り魔事件に巻き込まれてしまい二十一年の人生に幕を閉じる。
だが失われたはずの意識は覚醒し、彼は見知らぬ世界でアデーレという少女の身体を与えられてしまった。
ここはロントゥーサ島。魔獣が現れる辺境の小島。
十六歳となったアデーレは、貴族に仕えるメイド、そして『火竜の巫女』という二つの肩書を背負い、日々を懸命に生きていく。
それは、今も憧れる特撮番組の主人公たちのような……そんな生活である。
文字数 130,683
最終更新日 2023.11.09
登録日 2023.08.26
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