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『ヒーローみたいな人だった』。そんな亡き父の生き様に憧れる風守進治は、新学期が始まる朝、通学途中の交差点で超常現象──『空のヒビ割れ』を目撃する。そこから巨大な球体の怪物が出現し、街の中で大暴れ! 当然、人々は右往左往の大混乱。そんな中、不幸にも逃げ遅れた進治は、同じく逃げ遅れた少女を助けるため怪物の前へ立ち塞がった。しかし呆気なく吹き飛ばされ、命が風前の灯火となったとき。「──とりあえず、ヒーローになってみる気はない?」、そんな言葉をモフモフした謎の存在から掛けられ──。その出会いが、風守進治の運命を変える。時に笑い、泣き、迷いながら、彼はヒーローとして戦いに身を投じることになる。
この物語は、そんな彼と仲間たち──最前線で戦う者たちの英雄譚だ。
文字数 8,430
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.09.08
俺、愛沢恋矢は稀代のモテ男である。
誕生から現在に至るまで、とにかくモテてモテてモテまくりな日々を送ってきた。
バカみたいだと思うだろう? だが事実だ。
そのモテエピソードは数知れず、いちいち挙げるとキリがないので代表的なものに絞ってみても。
・幼稚園児の頃は、同じクラスの女の子達から毎日チューをせがまれた。
・小学生の頃は、ファンクラブなるものが知らぬ間に結成されて複数の女子が日替わりで身の周りを侍っていた。
・中学では、二年のバレンタインに刃傷沙汰が起きた。
……と、パンチの効いたエピソードが盛り沢山。
だけど、不思議なことが一つあった。
それは、どうしてこんなにもモテるのか自分でも理由が分からないというもの。
そして始業式の今日、高校生活二年目を迎える俺に新たなモテエピソードが加わる。
寝起き早々現れる見知らぬ女子。
通学路でエンカウントするガスマスクの不審者。
カッターナイフを振り回す元クラスメイト。
他にも様々な個性的な出会いを経て、俺は自分がモテる理由を知ることになる。
好きな人と結ばれなければ『死ぬ』という、とんでもない事実とともに。
これは俺が、人を好きになることを知り、そして生き延びるための物語だ。
文字数 80,257
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.03.29
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