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東邦諸島連合に前例のないスキル『真実の露呈』保持者が突如現われた。半径500メートル以内の人間の脳に、直接「真実」の映像を送り込むという、特異な能力を発現した少年の名は『ヨウスケ・カリヤ』。
魔法を生活基盤とする世界で、東邦諸島連合だけは、自国でしか生まれない「スキル保持者」の能力を科学に応用し、技術を集積した「機械都市」を発展させてきた。
魔王討伐後、魔族を生きたままエネルギー変換する勇者『アーサー・トワイライト』は、機械都市の技師を招いて魔王城を改造。その城にハレムを築き、科学技術の利便性を享受するうちに「スキル保持者」に興味を持つ。
早速、東邦諸島連合の外交官を通じてスキル保持者の学校を訪れるも、もぬけの殻だった。女子寮の見学を強要したアーサーだが――「対勇者」として投入された『カリヤ』によって返り討ちに遭う様子を連合に生中継され、社会的死を迎えることになる。
アーサーの勇者としての矜持は、虚栄心と共に打ち砕かれた。誰も知らなかった秘密、そして本人さえ知らなかった真実が世界に暴かれ、人々を救ったはずの勇者がすべてを失い、再び立ち上がるまでの物語。
文字数 16,895
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.06.16
70光年彼方の星から地球へやって来た僕は、前々世から日本人として生まれていた。だが来世はなぜか、量子コンピュータオンライン研究センターの『AI』が管理するシミュレーション仮想空間『箱庭シーコック』のキャラクターに転生することとなった。
さらには、宇宙由来の魂の先駆者でありながら、過去二度の転生で成果を得られなかった僕に、ある使命が課されてしまう。
それは――交通事故に遭い、『箱庭シーコック』に魂が閉じ込められたおじさんの監視だった。
箱庭で白銀髪の美青年に生まれ変わっていたおじさんは、シーコックの崩壊を防ぎ、AIを次元上昇へと導いた功績者でありながら、「風俗王」という不名誉な俗称で呼ばれていた。
※本作は「笑ってはいけない悪役令嬢」のスピンオフです。未読の方でもお楽しみいただけますが、併せて読むとおじさんの「不憫な喜劇」の解像度が上がります。
小説家になろうに投稿しています。
文字数 6,470
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.05.17
導入は異世界コメディだが、不遇な主役、パートの主婦、陰陽師、量子コンピュータ制御AIとそのAIを開発した老博士が、あるひとつの意図へと収束する。異世界と現実が交差する多層的なSF小説。
物語は、王侯貴族が魔力を継承する国「シーコック」から始まる。
通常、魔力は第二次性徴に発現するが、宰相の娘イコリスはわずか六歳で、前例のない魅了事故を引き起こした。 軟禁生活を送っていたイコリスは十年後、義弟サイナスと共に過酷な魅了制御訓練を乗り越え、フラーグ学院への入学を果たす。学院には校門をくぐると強制的に容姿が変質し、生徒会役員を決定する「強制力」という現象が存在した。 だが、本来は王侯貴族と一部の平民にのみ及ぶはずの強制力が、なぜか新入生全員に執行される。入学式は変な髪型や語尾が固定された平民達の阿鼻叫喚に包まれた。 入学式に遅刻して現れた、シーコックで初めて生まれた桃色髪の娘、アイ・レットエクセル。イコリスは、平民ながら全属性の魔力を宿す突然変異のアイとの出会いに、期待を寄せていたが・・。
小説家になろうに投稿しています。
文字数 310,976
最終更新日 2026.02.14
登録日 2024.02.21
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