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「ほら、あの少年……おもしろいぞ」
「ん? どんなやつだ?」
「お前の目と同じ色をしている。……お前の末裔じゃな。これでしばらく退屈せん」
ーー天上よりこの世界を見下ろす、二柱の神が微笑む。
舞台は異世界の大陸ーーズードリア。
太古の戦は今も語り草となり、各種族の記憶に深く刻まれている。
その戦に敗れ、魔界へと封印された『始祖の一族』。
そのひとり、赤髪の男ガーランドは“魔王”としてこの世に復活を遂げた。
亡き祖父の野望を受け継ぎ、大陸を支配する“魔神”に“なろう”としていたーー。
だが神々は、新たな駒を見出す。
それが、想像を現実に変える禁断の力――“妄想”を宿す少年。
運命に導かれ、少年は師匠と出会い、冒険者として歩み始める。
しかし、師匠はある日を境に姿を消した。
その失踪を追う彼のもとに、太古の戦いで散った末裔たちが再び集う。
七つの星が導くように、世界は再び動き出す。
魔王が恐れた「七星の武器」とはーー。
想うことが、世界を変える。
妄想が神話になる『妄想図鑑』が、いま再び開かれる。
ラブコメあり、バトルあり、セクシーあり。
笑えて燃える、異世界妄想ファンタジー。
――あなたの“妄想”が、この物語を動かす。
◾️『妄想図鑑』別枠【異世界トランザニヤ物語】にて、
妄想キャラクターの別名や魔法、特徴などを解説中。
併せてお読みいただければ、より深くお楽しみいただけます。
(*アルファポリスプラットホームには現在ありません)
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(本作は小説家になろう、カクヨムでも掲載中。『妄想図鑑』別枠【異世界トランザニヤ物語】』も掲載中です)
文字数 370,039
最終更新日 2025.11.17
登録日 2025.08.01
異世界冒険譚【トランザニヤ物語】のSS
ノビの大活躍――いくら丼の奇跡【トランザニヤ物語SS】から派生した物語。
*あらすじ*
リリゴパノアの料理人ノビ。彼の従魔である小鳥・リョコは、氷の王国からの新たな依頼に同行する。
それは「リュウグウノートの故郷へ行き、海の神に感謝を伝える」というものだった。
リョコの祖父はかつて、海に落ちたときに巨大なアンモナイトに助けられ、魚の神と出会ったことがある。
祖父の物語を胸に、リョコは勇気を出して荒波の海へ飛び込み、再びアンモナイトに導かれて神のもとへたどり着く。
神の前でノビは極北の魚介と氷稲を使った料理をふるまい、その味は神の魂を温めた。
魚の神はノビに「海の恵みの象徴」である輝く宝玉を授け、彼の料理人としての道を祝福する。
勇気を出したリョコと、感謝を料理で示したノビ。
二人の絆はより深まり、夜の海には魚たちの舞と満月の光が広がっていった。
#リョコちゃんの恩返し Xにて動画配信中 *AIイラスト
文字数 2,083
最終更新日 2025.09.26
登録日 2025.09.26
*カクヨムさんでも掲載中です。
異世界冒険譚【トランザニヤ物語】のSS
絵本にしてみました。
いくら(丼)をフィーチャーした作品です。
この世に、神の涙と呼ばれる食材がある。その正体は、東の国「ヤマト」の古文書に記された「いくら丼」だった!
氷に覆われた王国を救うため、若き料理人ノビは、氷の姫リュミナと共に大冒険へ旅立つ。
魔導鍋を武器に海竜の守護を突破し、氷の大地で幻の穀物を収穫。そして、火山の麓で魂を込めた器を創り上げる。
はたしてノビは、すべての難題を乗り越え、絶望に閉ざされた王国に奇跡を起こせるのか?
料理の力と、小さな勇気が紡ぐ、心温まるファンタジー冒険譚。
#AIイラスト
文字数 2,181
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.09.20
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