受験孔明

受験孔明

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ファンタジー 連載中 長編
『憑いてる。』 あらすじ この世界では、強い人間ほど“何か”に憑かれている。 成績上位者、人気者、カリスマ、勝者。 人より抜きん出た者の背後には、普通の人間には見えない存在がいる。 それは、歴史上の英雄や偉人たちの「分霊」。 諸葛亮孔明、織田信長、石田三成――かつて強烈な意志を残した者たちの欠片が、現代の人間に憑き、その才能や野心を押し上げていた。 中学二年生の綾小路将太は、誰にも憑かれていない少年だった。 周囲の人間には次々と異形の影が見えるのに、自分の背後には何もいない。 彼は、強者たちの世界において“空席”と呼ばれる異常な存在だった。 そんな将太に近づいたのは、石田三成の分霊。 三成は最初、将太を自分と同じ「見届ける者」だと思う。 だが、やがて気づく。 将太はただ見えるだけの人間ではない。 憑かれていない空白そのものに、何かが集まり始めているのだと。 将太は、停止した時間の中へ足を踏み入れる。 そこでは街も人も動かず、ただ観測する者だけが歩くことを許される。 白い駅、東京駅に現れる巨大な影、観測地図、謎の足跡。 そして、「一人目」「二人目が近い」という不気味な言葉。 一方、周囲でも異変が起こり始める。 孔明に憑かれた少年、信長を宿す少年、影が薄くなっていく少女。 受験、模試、順位、学校生活という日常の裏で、見えない存在たちの戦いが進行していく。 憑く者。 憑かれる者。 観る者。 そして、誰にも憑かれていない“空席”。 将太は、自分がなぜ選ばれたのかを知らない。 三成も、まだ本当の答えには辿り着いていない。 だが世界は、すでに動き出していた。 これは、ただの異能ではない。 才能の裏側に潜むもの、勝者に取り憑くもの、敗者を見届けるもの、そして人間の空白に集まる何かを描く、現代ダークファンタジー。 『憑いてる。』 少年はまだ知らない。 自分の“空席”こそが、この世界で最も危険な席だということを。
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小説 6,847 位 / 224,612件 ファンタジー 1,426 位 / 52,108件
文字数 107,826 最終更新日 2026.06.18 登録日 2026.05.28
ファンタジー 連載中 長編
「三国志の軍師・諸葛亮孔明が現代の小学生に転生し、“偏差値”という数値戦争に挑む。しかしそこは、才能ではなく“環境と課金”が支配する戦場だった。」 最初に言っておく。 この話に“気持ちのいい成功”はない。 中学受験は、努力すれば報われる世界じゃない。 むしろ逆だ。 ・課金 ・環境 ・情報量 それらが、勝敗を決める。 そんな戦場に、ある日“軍師”が現れた。 偏差値を兵力と見なし、 問題を戦術で切り捨て、 再現性で勝ち続ける存在。 ――だが。 どれだけ戦略を極めても、 越えられない壁があった。 これは、 「勝てなかった物語」ではない。 “戦い方を知ってしまった者”の物語だ。
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文字数 120,403 最終更新日 2026.06.18 登録日 2026.05.26
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