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ドラゴンライダー【深緑竜の目覚め】の続編。
鉄壁の要塞を撃ち砕き、世界に刻んだ覚醒の咆哮――。
苛烈な拷問を耐え抜き、圧政の象徴であった『ベルガ要塞』を崩壊・解放させたエヴァン。
要塞都市を揺るがす大脱出劇を経て、彼は仲間であるベニーとともに、未だ見ぬ未知の大国**「シルヴァンティア」**へと足を踏み入れる。
ベニーが目指すのは、母国ガルカニアとシルヴァンティアによる一大国家同盟であった。
相次ぐ覇権争いに揺れる大陸において、この同盟の成否がオルタナリス全土の勢力図を大きく塗り替える鍵となっていた。
はたして、シルヴァンティアで同盟は結ばれるのか――。
一方、要塞陥落の波紋は、大国アルバンダイン王国をも激震させる。
アルカサル王の王女ティアは、、狂い始めた時代の渦中へと巻き込まれていく。
一人の若きドラゴンライダーが解き放った光が、停滞していた世界を打ち破る。
オルタナリスが激動と混沌の時代へとなだれ込む中、ドラゴンライダー第2章!
文字数 3,729
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.09.05
「この掌(てのひら)で目覚めたのは、王国を焼き尽くす希望か、厄災か」
広大な大陸オルタナリス。その片隅にあるガルカニア国の港町ブルクマルクは、隣国アルバンダインの苛烈な支配下に置かれ、民は重税と恐怖に喘いでいた。母と静かに暮らす漁師の青年エヴァンもまた、想い人アイリスとのささやかな幸せすら奪われかねない日々に、静かな憤りを募らせていた。
運命が動き出したのは、市場で手に入れた「不気味な緑の石」を手にしたあの日。
その夜、エヴァンが見たのは、故郷が火の海に沈む不吉な予知夢。そして、物置に隠しきれず、自らの手元で脈打ち砕けた石から現れたのは、鋭い牙と翼を持つ**「深緑の小竜」**だった。
時を同じくして、理由なき激怒に駆られたアルバンダイン王の圧政はさらに狂気を増し、ブルクマルクの平穏を容赦なく踏みにじり始める。
手に残る石の熱、そして目覚めた深緑の翼。
一介の漁師にすぎなかったエヴァンは、この「未知の力」と共に、強大な王権の暴走に抗い、奪われた日常を取り戻すための過酷な戦いへと身を投じていく。
「奪わせはしない。たとえ、この手が竜の炎に焼かれようとも――」
文字数 199,847
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.05.16
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