幕末の狼

幕末の狼

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ミステリー 連載中 短編
私立探偵の黒崎トオルには、ひとつだけ他人にはない特技がある。 ――猫の声が聞こえる。 相棒は天才猫のタイガー。 見た目はただの茶トラだが、推理力は人間以上、観察眼はプロ級。 だが、他の人間にはただの「ニャー」としか聞こえないため、 タイガーの助言を理解できるのはトオルだけだ。 トオルは表向きは普通以下の探偵だが、 実際の事件解決のほとんどはタイガーの推理のおかげ。 ただしタイガーは自慢するどころか、気まぐれでマイペース。 おやつの煮干しと昼寝のためなら、どんな難事件でもひと噛みで突破する。 二人は(いや、人と一匹は) 行方不明事件、盗難、浮気調査、不可解な密室…… 街で起こる小さな事件を、軽妙な掛け合いと鋭い洞察であっさり解決していく。 トオルはタイガーの能力を秘密にしたまま、 今日も依頼人の前では「たまたま気づいただけ」と涼しい顔。 タイガーは「もっと褒めろ」と尻尾を立てながら次の事件を嗅ぎつける。 わずか5分で読める1話完結の、 ほのぼの × 推理 × 猫の相棒ミステリー。
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文字数 3,284 最終更新日 2025.11.26 登録日 2025.11.26
ファンタジー 連載中 長編
舞台は現代日本の地方都市・霧原市。 平和な街の裏で、人知れず“魔”と呼ばれる異形が活動していた。 しかし、それを認識できる人間は限られている。 魔を視認できるのは―― • 強すぎる力ゆえに天界と繋がる特異点である 九条明璃(くじょうあかり) • そして、刀神の継承者となる資格を持つ者、神器が反応した者だけ。 物語は、主人公 九条悠斗(ゆうと) の胸元で眠っていた首飾り(神器)が、ある夜突然強く振動し、刀へと具現化した瞬間から始まる。 それと同時に、今まで見えなかった“魔”の姿が悠斗の視界に映るようになる。 姉の明璃は、天界からの情報を受け取る唯一の存在。 魔の正体、刀神継承者の秘密、そして世界を脅かす脅威―― そのすべてを彼女だけが知っていた。 魔王がひそかに集め続けている 一万人の生贄。 それは、“世界の終わり”を開く鍵だという。 魔王は、より上位の存在である 破壊神(名:無極神アザト=ノワール)の復活を目論む そしてこの復活を阻止できるのは――刀神継承者のみ。 白川未来(みく)もまた、ネックレス(神器)の反応によって魔が見えるようになり、 思いもよらぬ運命の渦中へ。 彼らの武器は、それぞれの神器が具現化したもの―― 悠斗は刀、未来は杖、明璃は神槍 物語は、現代の街で繰り広げられる“超濃密戦闘”と、 魔王復活を阻止する壮大な戦いへ しかし今は、まだ物語の始まり。 魔の正体、そして刀神継承とは何なのか―― すべてが霧の中にある。 霧原の静かな街で、知らぬまま眠っていた歴史が、 いま開かれようとしていた――。
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文字数 10,941 最終更新日 2025.11.23 登録日 2025.11.22
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