ユニクロやニトリがライブコマースに注力する理由は売上増だけではなかった…意外かつ絶大な効果

 先ほどもお伝えさせていただきましたとおり、UNIQLO LIVE STATIONではお客様との双方向のコミュニケーションを重視しているため、台本などの事前準備をしつつも、その場で臨機応変に対応していくことで、お客様の声をもとに予定と実際の配信内容が変わることも珍しくないですが、結果的にお客様のご要望にできるだけお答えすることでご満足いただいている部分はあると考えております。

 ユニクロという会社や商品の紹介だけで終わるのではなく、お客様のリアルな反応を見つつベストな内容は何なのかを模索し、視聴者の方々が動画を見て“ほっこり”した気分になっていただけるように、もしくは『ユニクロがつくっている番組って、なんか楽しいよね』『配信が楽しみ』と感じていただけるようにチャレンジしていきたいと考えております」

商品開発やECサイトの改善にも利用

 ニトリは「ニトリLIVE」を手掛けており、今年の視聴者数は前年比約1.5倍で推移し、視聴者数は延べ900万人以上に上っているという。ニトリはいう。

「ECサイトでも、店舗同様の接客を受けられるようにしたい、という想いからライブコマースを導入いたしました。お客様にわかりやすく伝えるべく、商品の説明を実演形式で行い、お買い物がさらに便利になるよう日々工夫しております。リアルタイムでいただくコメントを、貴重なご意見として商品開発やECサイトの改善にも利用させていただいております」

 ニトリも配信時には視聴者とのコミュニケーションを重要視しているという。

「コメントに寄せられた疑問の解消に加え、お客様への問いかけを行い会話をしていくことを心がけています。また、配信した内容は店舗での販促や接客動画、国内外のSNSで二次利用をしております」(ニトリ)

(文=BUSINESS JOURNAL編集部)