暗殺者の少女、四大精霊に懐かれる。〜異世界に渡ったので、流浪の旅人になります〜

赤海 梓

文字の大きさ
14 / 31
第2章 海を目指して

第14話 聖女セイントスクエア

しおりを挟む
 黒の杭でワイバーンは一掃した。これで一安心だ。
 私は崖の凸している部分に片膝を着く冒険者に急いで近づき、安否を確かめる。

「大丈夫ですか!」

「うっ、ワイバーンの尻尾の毒にやられてしまい……」

 冒険者の女性は左腕を右手で抑えているが、そこからは青黒い血のようなものが流れ出ていた。

「ギルドマスター! これ、血汐魔法でなんとかできませんか!」

 崖の上のギルドマスターは悔しそうに横に首を振る。

「だめだ、それは血液の他体液や細胞にまで入り込んでいる……。私の血汐魔法では血液の浄化はできても、その他の器官には働かない……。力及ばず申し訳ない……」

「そんな……!」

「うぐっ……!」

「取り敢えず、何か……!」


 私は人を殺す事に長けすぎて、人を生かす能力がまるで皆無だ……! こんな、こんな……!


「大丈夫ですよ、安心してください」

「……! あなたはさっきの……!」

「聖女セイントスクエアです。本名は機密ですけどね」

「聖女……!」

「大丈夫です、落ち着いて。深呼吸はせず、浅く、最低限の呼吸をしてください」

「は、はい」

 冒険者は聖女の指示に従い、浅い呼吸を繰り返す。

「それではいきます。少し時間が経っている分、解毒も時間がかかるので、あまり動かないでくださいね」


 神聖魔法『聖光浄セイントサニタイズ


 淡い光が冒険者を包み込む。

「うっ……」

「大丈夫です、吐いてください」

「おぇぇぇぇっ!!」

 冒険者が吐瀉物を出すと、それはどす黒い何かであった。

「少し手荒になってしまい申し訳ありません。これ、よかったら食べてください」

「あ、ありがとうございます……」

 すごい! 全身の毒素を胃に集中させて、逆流を意図的に促すことで実質的に解毒した……!

「そうだ、君の仲間ってどこにいるの?」

 今はいち早く極赤貴竜グランドレッドドラゴンの情報が欲しい。解毒したばかりで申し訳ないが、少し問い詰めさせてもらう。

「えっと、私たちは3人で旅をしていたんです。その時この荒野の北の方で、赤くて大きな竜が現れたんです。2人は私に逃げるように促しました。私はそれに甘えて、走ってここまで来たんですけど、ワイバーンの群れに囲まれて……。それで今こんな状態なんです」

「北の方か……!」

 話を聞く限り、この冒険者を逃がすよう促した2人のうち1人はギルドに報告に来たのだろう。

「1人で極赤貴竜グランドレッドドラゴンの相手なんて不可能だわ……。もう手遅れかもしれないけど、行きましょう」

「ギルドマスターはこの子の手当をお願いします」

「……わかったわ。無理しないでね」

「それなら私が同行します」

「聖女さん……! 頼もしい限りです、お願いします」

 そうして私たちは急ぎ北に向かう。まだ交戦中なら助けられる。










 北へと向かい走る途中、私は耳を研ぎ澄まさせていた。


 クソッ、マズイ!
 ダイジョウブダ! タエロ!!


 生きている。それもまだかなり耐えているようだ。

 だがそれ以上に私は違和感を覚えていた。

「……?」

「どうかしましたか?」

「いや、大丈夫です。それより聖女様って一体何者なんですか?」

「……もしかして、私のことをご存知ないのですか?」

「えっと、まぁ」

「確かにそういう人もいるでしょうし、説明いたしましょう。私は聖女セイントスクエア。この国の王女です」

「王女様……!   どうしてそんなお偉い方がこんな荒野に?」

「私はとある方と旅をしているのです。目的は秘密ですけどね。私たちの旅は少し秘密の多いものなんです」

「まぁ別に深掘りをするつもりは無いから安心して」

「ええ、ありがたい限りです」

 このお国の王女だなんて正直信じられない。でもこんなことを嘘吐いて何にもならないだろうし、恐らく本当のことなのだろう。

「王女と聞いてもあまり動揺なされないのですね」

「まぁ正直なところ全くぴんと来てないんだよね」

「ふふっ、そうですか。面白いお方ですね」

「別にそんなことな――」


 聖女様と話をしていると、目の前から大きな火球が襲いかかってきた。


「あっぶな」

 私は聖女様の裾を引き、共に火球を避けた。

「なっ、これって……!」

「見つかっちゃったみたいだね」

 この遠距離からの狙撃、ただ者じゃない。

「急ごう」


  そして私は駆け足を更に速める。


 たどり着いた先、荒野の広い平地に、巨大なドラゴンが火炎放射を放ち、弄ぶかのよに冒険者いたぶっていた。いた。盾を持った冒険者と剣を持った冒険者の2人は苦戦を強いられていた。

「あの盾はかなり上物っぽいな。だからこの時間耐えきることができたっぽいな」

極赤貴竜グランドレッドドラゴン……!    私は初めて見ました……!」

 30m近くあるだろうか。恐ろしく巨大な赤いドラゴン、極赤貴竜グランドレッドドラゴン


 ギロッ


「おっと、気がつかれちゃった」

 私はドラゴンに歩み寄り、刀に手を添える。

「仕留めさせてもらうよ」

「グォォォォォオア!!!」

 極赤貴竜グランドレッドドラゴンは大量に火球を放ってくる。


 蝶華心得『ほむら朱雀飛斬すざくひざん


 いくつも放ってくる火球を避けながら、私は全速力で極赤貴竜グランドレッドドラゴンに駆け寄る。

「喰らえ」

 ガキィン!!

「……ちっ!」

 鱗が硬い!! ダッシュで駆け寄った後にこれを斬るのはあまりにも現実的じゃない!

「グォォォォォ!!」

「思ったより効かないな……!」


 スキル『熱魔導獄波アージトラフェスタ


「ッ!? まずいっ」

 この熱、スキルの発動前から漏れ出す溶岩のような熱気……!
 この辺り一帯を焼き尽くすつもりか……!?
 とにかくここら一体は危険だ……!

「とにかくっ、皆を救助……痛ッ!?」


 ワイバーンの毒が足に!? さっき死体の尻尾に触れてたのか……!
 だめだ、間に合わない……!

 判断するんだ!!
 冷静になれ!! 冷静に、冷静に!!

「グォォ、」

 しまった、判断が遅れた──





















「お前だけが、のうのうと生き残るのか?」
 

「ふざけるなよ、この悪党」




「調子に乗るな、クズが」









「ふざけるな、殺してやる」







「よくも貴様。殺す」





「絶対に殺してやる」


「殺してやる」

「殺す」


「殺す」

「殺す」


「殺す」







殺す




殺す




殺す殺す

          殺す殺す殺す殺す


殺す       殺す


  殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


 殺す殺す殺す殺す殺す殺す    殺す殺す殺す


殺す殺す

   殺す殺す殺す殺す殺す   殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


       殺す殺す殺す殺す殺す殺す

 殺す殺す殺す殺す殺す殺す

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


 殺す殺す殺す殺す      殺す殺す殺す殺す  殺す殺す殺す

殺す 殺す  殺す   殺す 殺す殺す殺す


     殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す


 殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す 殺す殺す 殺す 殺す


 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す  殺す殺す殺す 殺す 殺す 殺す殺す殺す殺す殺す 殺す 

 殺す殺す殺す 殺す 殺す 殺す 殺す殺す 殺す 殺す殺す殺す

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 
殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す

殺す殺す殺す殺す殺す殺す 

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す






 お願い、もうやめ 殺す
   殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す







やめ 殺す




ねぇ、やめ 殺す殺す殺す殺す


殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す















やめて……誰か……助けて…………


















































 スキル『栄光の魔断えいこうのまだん




 私が絶望した刹那、目の前の極赤貴竜グランドレッドドラゴンは両断されていた。

「……!?」

「やぁ、間に合ったかな」

 極赤貴竜グランドレッドドラゴンが両断された事でできた血で染まった地面レッドカーペットを歩いてこちらに来たのは、華奢な男であった。
 銀髪の、凛々しい顔をしている。神々しく目が痛いほど眩しい剣を片手に、

「あっ、来てくれたのですね! 勇者様!」

「あっ、あ、ありがとう、ございます」

「駄目じゃないか、戦闘中にボーッとしちゃ」

「あっと、はい」

 聖女セイントスクエアに勇者と呼ばれる者に、私は助けられるのであった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

狼になっちゃった!

家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで? 色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!? ……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう? これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。

乙女ゲームの隠れチートモブ〜誰も知らないキャラを転生者は知っていた。〜

浅木永利 アサキエイリ
ファンタジー
異世界に転生した主人公が楽しく生きる物語 その裏は、、、自分の目で見な。

妖精の森の、日常のおはなし。

華衣
ファンタジー
 気づいたら、知らない森の中に居た僕。火事に巻き込まれて死んだはずだけど、これってもしかして転生した?  でも、なにかがおかしい。まわりの物が全部大きすぎるのだ! 草も、石も、花も、僕の体より大きい。巨人の国に来てしまったのかと思ったけど、よく見たら、僕の方が縮んでいるらしい。  あれ、身体が軽い。ん!?背中から羽が生えてる!? 「僕、妖精になってるー!?」  これは、妖精になった僕の、ただの日常の物語である。 ・毎日18時投稿、たまに休みます。 ・お気に入り&♡ありがとうございます!

魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します

burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。 その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。

『規格外の薬師、追放されて辺境スローライフを始める。〜作ったポーションが国家機密級なのは秘密です〜』

雛月 らん
ファンタジー
俺、黒田 蓮(くろだ れん)35歳は前世でブラック企業の社畜だった。過労死寸前で倒れ、次に目覚めたとき、そこは剣と魔法の異世界。しかも、幼少期の俺は、とある大貴族の私生児、アレン・クロイツェルとして生まれ変わっていた。 前世の記憶と、この世界では「外れスキル」とされる『万物鑑定』と『薬草栽培(ハイレベル)』。そして、誰にも知られていない規格外の莫大な魔力を持っていた。 しかし、俺は決意する。「今世こそ、誰にも邪魔されない、のんびりしたスローライフを送る!」と。 これは、スローライフを死守したい天才薬師のアレンと、彼の作る規格外の薬に振り回される異世界の物語。 平穏を愛する(自称)凡人薬師の、のんびりだけど実は波乱万丈な辺境スローライフファンタジー。

八百万の神から祝福をもらいました!この力で異世界を生きていきます!

トリガー
ファンタジー
神様のミスで死んでしまったリオ。 女神から代償に八百万の神の祝福をもらった。 転生した異世界で無双する。

社畜の異世界再出発

U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!? ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。 前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。 けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。

暗殺者から始まる異世界満喫生活

暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。 流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。 しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。 同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。 ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。 新たな生活は異世界を満喫したい。

処理中です...