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Episode.05
集まってみたものの
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恵介と昌将を厩舎前に置き去りにして、鷹也とマンションに戻ってから、裕二は信彦にメッセージではなく、電話をかけた。
あの後、澄人と晃がどうだったか、直接、確認をとるためだった。
スマートフォンのスピーカー機能をONにして、テーブルに置くと、鷹也も会話に参加する。
「2人は、どうだった?」
「上杉のウチに送った、松本クンも一緒に」
「一緒に?」
裕二に答えた信彦に、鷹也が尋ねた。
「その方が、よさそうだったから」
「アルファ同士だけど、うまくいってるみたいだし
抑制剤も飲んでたから、明日にはいつも通りよ
きっと」
信彦に美耶が続ける。向こうも、2人でいるようだ。
「2人も一緒か?
なら、ウチに来い」
裕二は初めて、信彦と美耶をマンションに招いた。
裕二の部屋を訪れた人は、皆、同じ反応をする。
コンシェルジュのいる豪華な正面ロビーに始まり、行先ボタンと階表示パネルのない、専用カードで乗る高層階居住者専用エレベーター。到着階の表示がなく、厚い濃緋の絨毯が敷かれたエレベーターホールと、屋内なのに扉の前にある柵と門。極め付けは、タワーマンション最上階の眺望とメゾネット。
「これはこれは」
ルーフテラスに駆け出して、夕暮れの遠景を眺めながら、美耶がつぶやいた。
信彦はリビングの革製ソファーに腰をおろしたものの、その柔らかさに、落ち着かない、といった風に一旦立ち上がり、座り直す。
「コレが手に入る、って思ったら、なりふり構わなくなるの、わかるな」
サイドテーブルに、淹れたてのジャスミン茶を運んできた裕二に、半ば呆れたように、信彦がつぶやいた。
そこへ、美耶がルーフテラスから、鼻息荒く駆け戻ってくる。
「ノブちゃん、外でテニスできる
キャンプもできる」
「ボールが下に落ちたら危ないだろ
あと、こういうトコは火気厳禁なの」
「なーんだ、残念」
ぽふん と跳ねるように、美耶が信彦の横に座った。
「美耶も、こういうトコで暮らしたい?」
「いやいやいやいや」
信彦の問いに、美耶が即答する。
「豪華ホテルに泊まるのは楽しいけど
生活する場所じゃないわ」
「掃除は、メイドさん、だっけ? がしてくれるよ」
「そういう問題じゃないの
なんて言ったらいいのか
飽きる、と言うか、先がない、というか」
「でも、さっきの、野田先輩は
コレが欲しくて、タカちゃんにすり寄ってんだよ
美耶はベータでも女の子なんだから、ワンチャンあるかも、って、考えない?」
「ないないないないない」
美耶が笑いながら否定した。
「確かに、タカちゃん先輩はゲーノージン的なアレよね、見た目もカッコイイし、金持ちだし
でも、好みじゃない」
流れ弾が命中し、裕二が複雑な表情をする。
そこへ、風呂から上がった鷹也が現れた。笑っている3人を、不思議そうに見比べる。
「ど、どういうコト?」
「たった今、タカちゃんが美耶にフラれたの」
「え??」
状況がわからない鷹也の、頭からかぶったタオルを、裕二が、わしゃわしゃ と、かき混ぜる。
「大丈夫か?」
うん、と、鷹也が裕二に満面の笑顔で答える。
入浴して体を温めたからか、厩舎を離れた時と違い、顔色も、声も、いつもの鷹也に戻っているようだった。
それを見た美耶が、楽しそうに笑う。
「私、ベータだから運命とか番とか、そういう感覚、よくわからないけど
尊重できない相手とは、暮らしたいと思えないの」
だよな、と信彦が同意した。
広いリビングには、大きく柔らかい革製ソファーがL字型に置いてある。そこへ美耶と信彦、裕二と鷹也がそれぞれ、並んで座る格好となった。
それから、鷹也が揃ったところで、もう一度、澄人と晃を送った時の様子を、信彦が話し始めた。
理浜大学は最寄駅から少し離れた山村を開発し、付属総合病院を中心に、広い敷地に様々な施設が点在している。そのため、企業がバックアップして、教職員と学生に向けたシェアカーが用意されていた。免許証と学生証を登録して、最初に保険料を払っておけば、車種や走行距離に応じて、月末に精算する仕組みだ。ターミナル駅周辺の居住者や、実習や研究で終電に間に合わない学生が主な利用者になっている。信彦も、利用登録している1人だ。
昌将の、高位オメガフェロモンにあてられた澄人と晃を、信彦と美耶は学生向けシェアカーの後部座席へ、厩務員に手伝ってもらって運び込んだ。
「上杉んチは知ってるけど、松本のは」
「2人とも、俺のトコでいい」
晃が、先ほど、裕二にもらったペットボトルのジャスミン茶を飲みながら、信彦に答えた。
それから、晃は大きく深呼吸する。頬に赤みが残っているが、落ち着きを取り戻したようにも見えた。
反対に、澄人は自分で両肩を抱えて小さく丸まり、小刻みに震えていた。顔だけでなく、全身がさらに強く紅潮している。
「とりあえず、俺んチで休ませる
抑制剤もあるし、対応もできるから」
「わかった」
そう返事をして信彦が運転席へ、美耶は助手席へ乗り込んだ。
ターミナル駅から少し離れた路地の奥のアパートの3階に、晃の部屋はあった。
こわばる澄人を晃と信彦がかかえ、荷物を美耶が持って階段を登り、部屋の鍵も、美耶が開ける。
古いが2DK広めの間取りで、リビングの向こう、開け放たれたドアの先に、パソコンと専門書が山積みの部屋と、ベッドに衣類が乱雑に置かれた部屋が見えた。
「そっちの、ベッドの上に」
晃に言われ、一緒に信彦が澄人を運び込む。澄人をベッドに寝かせると、慣れたように、晃は澄人の鞄から抑制剤を取り出す。美耶が勝手にキッチンを漁り、コップの水を手渡した。
「ほら、抑制剤」
晃が澄人に錠剤とコップを差し出す。震える手でそれを受け取り、なんとか、口に入れた。
2人の様子を見ていた信彦が、話しかける。
「俺たちはこれで帰るから
何かあったら、連絡くれ」
晃の部屋を後にし、車をターミナル駅の専用ポートに返したとき、信彦のスマートフォンが鳴った。
「スミちゃん、あのまま上杉センパイのトコに泊まると思う
でも、馬術部続けてくれるかどうか、心配なのよ」
信彦の説明に付け加えるように、美耶が言った。
「だよなぁ」
大学の食堂で裕二が威嚇を放った事故で、澄人が低ランクアルファだと、4人は気がついていた。ただ、皆、入学当初の鷹也と同じように、ベータとして付き合っていけばよい、と簡単に考えていた。
しかし、裕二が威嚇を放たなければよい、という段階ではないことも、今回の件で露呈している。
「私としては、自己中な欲望しかない幽霊部員より
紳士で友達なスミちゃんを優先したいワケ
でも、部長と副部長を旗頭に、排除に動くってのも、何か違うというか
……」
「アレはともかく、降矢先輩がよくわからん
入部した時は、あんな風じゃなかったし」
美耶に続き、そう言って、信彦が鷹也を見た。釣られて、全員の視線が鷹也に集まる。厩舎でのことを思い出し、鷹也は顔を伏せた。
「何を言われた?」
裕二が尋ねる。
「ボクも、言っている意味がわからなくて
ただ、『会いに来てくれたから、助けた』って」
あっ と信彦が声をあげた。
「降矢先輩、あのコンビニでバイトしてたハズ」
「コンビニ?」
「そう、角の、三ツ橋が轢かれた」
あッ と、鷹也も声をあげる。
加藤謙人に襲われた時、警察を呼ぶと言って彼を追い払い、イートインで休ませてくれた店員だ。
それを思い出し、鷹也が皆に話す。
4人が顔を見合わせた。
おそらく、その時に、鷹也がオメガだと気づいたのだろう。しかもその直前に、裕二がメッセージアプリで馬術部グループに、鷹也を探すメッセージを流している。このグループには、当然だが、幽霊部員の恵介と昌将も登録してあった。
「あれが原因で、鷹也が認知され
今日の服装がトドメになったのか」
「原因だけがわかっても、ねぇ」
美耶が残念そうにつぶやいた。
あの後、澄人と晃がどうだったか、直接、確認をとるためだった。
スマートフォンのスピーカー機能をONにして、テーブルに置くと、鷹也も会話に参加する。
「2人は、どうだった?」
「上杉のウチに送った、松本クンも一緒に」
「一緒に?」
裕二に答えた信彦に、鷹也が尋ねた。
「その方が、よさそうだったから」
「アルファ同士だけど、うまくいってるみたいだし
抑制剤も飲んでたから、明日にはいつも通りよ
きっと」
信彦に美耶が続ける。向こうも、2人でいるようだ。
「2人も一緒か?
なら、ウチに来い」
裕二は初めて、信彦と美耶をマンションに招いた。
裕二の部屋を訪れた人は、皆、同じ反応をする。
コンシェルジュのいる豪華な正面ロビーに始まり、行先ボタンと階表示パネルのない、専用カードで乗る高層階居住者専用エレベーター。到着階の表示がなく、厚い濃緋の絨毯が敷かれたエレベーターホールと、屋内なのに扉の前にある柵と門。極め付けは、タワーマンション最上階の眺望とメゾネット。
「これはこれは」
ルーフテラスに駆け出して、夕暮れの遠景を眺めながら、美耶がつぶやいた。
信彦はリビングの革製ソファーに腰をおろしたものの、その柔らかさに、落ち着かない、といった風に一旦立ち上がり、座り直す。
「コレが手に入る、って思ったら、なりふり構わなくなるの、わかるな」
サイドテーブルに、淹れたてのジャスミン茶を運んできた裕二に、半ば呆れたように、信彦がつぶやいた。
そこへ、美耶がルーフテラスから、鼻息荒く駆け戻ってくる。
「ノブちゃん、外でテニスできる
キャンプもできる」
「ボールが下に落ちたら危ないだろ
あと、こういうトコは火気厳禁なの」
「なーんだ、残念」
ぽふん と跳ねるように、美耶が信彦の横に座った。
「美耶も、こういうトコで暮らしたい?」
「いやいやいやいや」
信彦の問いに、美耶が即答する。
「豪華ホテルに泊まるのは楽しいけど
生活する場所じゃないわ」
「掃除は、メイドさん、だっけ? がしてくれるよ」
「そういう問題じゃないの
なんて言ったらいいのか
飽きる、と言うか、先がない、というか」
「でも、さっきの、野田先輩は
コレが欲しくて、タカちゃんにすり寄ってんだよ
美耶はベータでも女の子なんだから、ワンチャンあるかも、って、考えない?」
「ないないないないない」
美耶が笑いながら否定した。
「確かに、タカちゃん先輩はゲーノージン的なアレよね、見た目もカッコイイし、金持ちだし
でも、好みじゃない」
流れ弾が命中し、裕二が複雑な表情をする。
そこへ、風呂から上がった鷹也が現れた。笑っている3人を、不思議そうに見比べる。
「ど、どういうコト?」
「たった今、タカちゃんが美耶にフラれたの」
「え??」
状況がわからない鷹也の、頭からかぶったタオルを、裕二が、わしゃわしゃ と、かき混ぜる。
「大丈夫か?」
うん、と、鷹也が裕二に満面の笑顔で答える。
入浴して体を温めたからか、厩舎を離れた時と違い、顔色も、声も、いつもの鷹也に戻っているようだった。
それを見た美耶が、楽しそうに笑う。
「私、ベータだから運命とか番とか、そういう感覚、よくわからないけど
尊重できない相手とは、暮らしたいと思えないの」
だよな、と信彦が同意した。
広いリビングには、大きく柔らかい革製ソファーがL字型に置いてある。そこへ美耶と信彦、裕二と鷹也がそれぞれ、並んで座る格好となった。
それから、鷹也が揃ったところで、もう一度、澄人と晃を送った時の様子を、信彦が話し始めた。
理浜大学は最寄駅から少し離れた山村を開発し、付属総合病院を中心に、広い敷地に様々な施設が点在している。そのため、企業がバックアップして、教職員と学生に向けたシェアカーが用意されていた。免許証と学生証を登録して、最初に保険料を払っておけば、車種や走行距離に応じて、月末に精算する仕組みだ。ターミナル駅周辺の居住者や、実習や研究で終電に間に合わない学生が主な利用者になっている。信彦も、利用登録している1人だ。
昌将の、高位オメガフェロモンにあてられた澄人と晃を、信彦と美耶は学生向けシェアカーの後部座席へ、厩務員に手伝ってもらって運び込んだ。
「上杉んチは知ってるけど、松本のは」
「2人とも、俺のトコでいい」
晃が、先ほど、裕二にもらったペットボトルのジャスミン茶を飲みながら、信彦に答えた。
それから、晃は大きく深呼吸する。頬に赤みが残っているが、落ち着きを取り戻したようにも見えた。
反対に、澄人は自分で両肩を抱えて小さく丸まり、小刻みに震えていた。顔だけでなく、全身がさらに強く紅潮している。
「とりあえず、俺んチで休ませる
抑制剤もあるし、対応もできるから」
「わかった」
そう返事をして信彦が運転席へ、美耶は助手席へ乗り込んだ。
ターミナル駅から少し離れた路地の奥のアパートの3階に、晃の部屋はあった。
こわばる澄人を晃と信彦がかかえ、荷物を美耶が持って階段を登り、部屋の鍵も、美耶が開ける。
古いが2DK広めの間取りで、リビングの向こう、開け放たれたドアの先に、パソコンと専門書が山積みの部屋と、ベッドに衣類が乱雑に置かれた部屋が見えた。
「そっちの、ベッドの上に」
晃に言われ、一緒に信彦が澄人を運び込む。澄人をベッドに寝かせると、慣れたように、晃は澄人の鞄から抑制剤を取り出す。美耶が勝手にキッチンを漁り、コップの水を手渡した。
「ほら、抑制剤」
晃が澄人に錠剤とコップを差し出す。震える手でそれを受け取り、なんとか、口に入れた。
2人の様子を見ていた信彦が、話しかける。
「俺たちはこれで帰るから
何かあったら、連絡くれ」
晃の部屋を後にし、車をターミナル駅の専用ポートに返したとき、信彦のスマートフォンが鳴った。
「スミちゃん、あのまま上杉センパイのトコに泊まると思う
でも、馬術部続けてくれるかどうか、心配なのよ」
信彦の説明に付け加えるように、美耶が言った。
「だよなぁ」
大学の食堂で裕二が威嚇を放った事故で、澄人が低ランクアルファだと、4人は気がついていた。ただ、皆、入学当初の鷹也と同じように、ベータとして付き合っていけばよい、と簡単に考えていた。
しかし、裕二が威嚇を放たなければよい、という段階ではないことも、今回の件で露呈している。
「私としては、自己中な欲望しかない幽霊部員より
紳士で友達なスミちゃんを優先したいワケ
でも、部長と副部長を旗頭に、排除に動くってのも、何か違うというか
……」
「アレはともかく、降矢先輩がよくわからん
入部した時は、あんな風じゃなかったし」
美耶に続き、そう言って、信彦が鷹也を見た。釣られて、全員の視線が鷹也に集まる。厩舎でのことを思い出し、鷹也は顔を伏せた。
「何を言われた?」
裕二が尋ねる。
「ボクも、言っている意味がわからなくて
ただ、『会いに来てくれたから、助けた』って」
あっ と信彦が声をあげた。
「降矢先輩、あのコンビニでバイトしてたハズ」
「コンビニ?」
「そう、角の、三ツ橋が轢かれた」
あッ と、鷹也も声をあげる。
加藤謙人に襲われた時、警察を呼ぶと言って彼を追い払い、イートインで休ませてくれた店員だ。
それを思い出し、鷹也が皆に話す。
4人が顔を見合わせた。
おそらく、その時に、鷹也がオメガだと気づいたのだろう。しかもその直前に、裕二がメッセージアプリで馬術部グループに、鷹也を探すメッセージを流している。このグループには、当然だが、幽霊部員の恵介と昌将も登録してあった。
「あれが原因で、鷹也が認知され
今日の服装がトドメになったのか」
「原因だけがわかっても、ねぇ」
美耶が残念そうにつぶやいた。
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