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真実の愛の相手に文句を言われた件
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「どうしてそんな酷いことを言うんですか?ランスロット様に婚約破棄されたからって酷すぎます!」
私の許可も得ずに、王太子殿下の真実の愛の相手が発言した。
他の国は知らないが、我が国は自分より高位の相手に話しかける場合は、礼を取って相手から許可を得てからでないと話すべきでない、という習慣がある。
急を要する場合は許されるが、今回は内容からも許される案件ではない。
実際、壁際に控えている我が家の侍女が剣呑なオーラを放っている。
「王太子殿下。お帰りいただけますか?そのキャンキャン鳴かれている殿下の可愛い子犬様を連れて」
「え、あ、チェリーは・・・」
「お名前は結構ですわ。王太子殿下も真実の愛のお相手を大切に思うなら、貴族としてのマナーは身につけさせるべきでしてよ。殿下が常に手を差し伸べて庇って差し上げれるわけではないのですわよ。辛い目を見るのはお相手のご令嬢なのです」
「だから、ルチルがフォローしてくれたらと思って・・・」
はぁ?
何で私が無関係の王太子殿下の真実の愛のお相手をフォローしなきゃいけないのよ。
「何故、私が?」
「だって、ルチルは母上に褒められるくらい優秀だし、僕の元婚約者として・・・」
「その名前呼びも、やめてくださるように伝えたはずですけど?それに私は殿下の元婚約者ではありませんわ。私たちの婚約は白紙撤回されたのです。つまりは婚約関係はなかったことになりましたのよ。ですから、私のことはクォーツ公爵令嬢とお呼びください」
「ルチルさん、酷すぎます!ランスロット様のことが好きだからって・・・」
私に無視されてることも理解しないの?
こういうタイプって、正論で伝えても「酷い」とか「虐めてる」とかしか言わないのよね。
もう、さっさと連れて帰ってくれないかしら。
うちの侍女から、シルバートレイが飛んできそうなんだけど。
「王太子殿下?お帰りくださいませ。私に何か求められるのでしたら、正式に国王陛下か王妃殿下から我が家の当主にご連絡を。臣下として承りますわ」
「ルチルさんっ!無視しないでくださいっ!」
「王太子殿下がお帰りよ。お見送りして差し上げて。王太子殿下、私はここで失礼させていただきますわ。おもてなしもできませんで、申し訳ございません。次にいらっしゃる時は、先触れをお願いしますわ」
私はさっさと席を立つと、礼をして王太子殿下たちご立つのを待った。
執事がやって来て、扉を開け退出を促すと、ぎゃーぎゃーうるさい真実の愛の相手を連れて、ようやく王太子殿下が部屋を出て行った。
ふぅ。後で抗議してもらわなきゃ。
私の許可も得ずに、王太子殿下の真実の愛の相手が発言した。
他の国は知らないが、我が国は自分より高位の相手に話しかける場合は、礼を取って相手から許可を得てからでないと話すべきでない、という習慣がある。
急を要する場合は許されるが、今回は内容からも許される案件ではない。
実際、壁際に控えている我が家の侍女が剣呑なオーラを放っている。
「王太子殿下。お帰りいただけますか?そのキャンキャン鳴かれている殿下の可愛い子犬様を連れて」
「え、あ、チェリーは・・・」
「お名前は結構ですわ。王太子殿下も真実の愛のお相手を大切に思うなら、貴族としてのマナーは身につけさせるべきでしてよ。殿下が常に手を差し伸べて庇って差し上げれるわけではないのですわよ。辛い目を見るのはお相手のご令嬢なのです」
「だから、ルチルがフォローしてくれたらと思って・・・」
はぁ?
何で私が無関係の王太子殿下の真実の愛のお相手をフォローしなきゃいけないのよ。
「何故、私が?」
「だって、ルチルは母上に褒められるくらい優秀だし、僕の元婚約者として・・・」
「その名前呼びも、やめてくださるように伝えたはずですけど?それに私は殿下の元婚約者ではありませんわ。私たちの婚約は白紙撤回されたのです。つまりは婚約関係はなかったことになりましたのよ。ですから、私のことはクォーツ公爵令嬢とお呼びください」
「ルチルさん、酷すぎます!ランスロット様のことが好きだからって・・・」
私に無視されてることも理解しないの?
こういうタイプって、正論で伝えても「酷い」とか「虐めてる」とかしか言わないのよね。
もう、さっさと連れて帰ってくれないかしら。
うちの侍女から、シルバートレイが飛んできそうなんだけど。
「王太子殿下?お帰りくださいませ。私に何か求められるのでしたら、正式に国王陛下か王妃殿下から我が家の当主にご連絡を。臣下として承りますわ」
「ルチルさんっ!無視しないでくださいっ!」
「王太子殿下がお帰りよ。お見送りして差し上げて。王太子殿下、私はここで失礼させていただきますわ。おもてなしもできませんで、申し訳ございません。次にいらっしゃる時は、先触れをお願いしますわ」
私はさっさと席を立つと、礼をして王太子殿下たちご立つのを待った。
執事がやって来て、扉を開け退出を促すと、ぎゃーぎゃーうるさい真実の愛の相手を連れて、ようやく王太子殿下が部屋を出て行った。
ふぅ。後で抗議してもらわなきゃ。
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