結婚してるのに、屋敷を出たら幸せでした。

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第六部第一章 運命の時

四話

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 シルバーは今後何が起こるのか、わからないため、戦闘形態に入り何か攻撃される前に討つという信念を持ちながら、天界の広場で独り座り込んだ。

 ミアとはまるで違う。焦っていない。たぶんプランスを信用しているから出来る行為であるが、ミアの場合心配性が発動してしまっている。

 シルバーは左旋を組むと魔力を完全に消し去り、この焦っている時に紛れた忍者のように、落ち着いていた。
 風がシルバーの髪を揺らし、安堵の息をシルバーは漏らす。シルバーほど現在、落ち着いている者はいないだろう。

 だからこそ、一番気を一番配っているのはシルバーなのだ。安堵の息で自分の気持ちを安定させて、あたかも自分は怖がっていないように見せかけているのだ。ミアと違うのは取り乱していないところだ。



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 現在ミアは魔界の光景を近くから見たけど、プランスの魔力で魔界に入ることが困難だということを気づいた。

 これは何物も通さないという、思いが込められており、離れていてもプランス特性の結界の呪いが感じられてきた。これを我慢して魔界に入ろうものなら焼けて死んでしまうということをミアは、考えることを忘れても理解できた。

「何よ・・・・・・・これ・・・・・・・」

 驚愕した顔でミアは魔界を見つめる。流石のミアでも意を決して魔界に入ろうなんて、しないだろう。もし今魔界に入ったら死ぬだけで何の役にも立たないし、生き返りの巻き物もあるので、今ミアが死んでしまったらプランスを生き返らせることができなくなる。

 そのデメリットを避けれないため、ミアは悲しそうな顔をして、魔界から離れて、また違う敵を探しに行った。

 魔界周辺を回っていれば、敵を発見できる可能性が高く、その敵のせいでこの魔力を放っているのだ。

 ミアは魔界の扉を閉めてその近くを探検して探検して探検する。だけど、敵は一体もいなく、魔力探知でも発見できなくて、空高くから探してもどこにもいなかった。

 もしや、プランスが殺した?
 否そんなわけ・・・・・。
 と、ミアは考えを巡らせた。何だかこの魔力を感じたらまだプランスが生きていると思ったから、何だか安心している。

「敵はいないかーーーー! ってこんなこと叫んだって誰も出てこないツーの」

 


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 アン達はミアが魔界へと行ってしまったということに、緩急心を強く抱いていた。

 だけど、決して魔界に行くことはなかった。アンはミアとは違い、自分が弱いと自覚しているため自分が言っても何の役も立たなくてむしろ迷惑でしかないと、アンは思っている。

 ルミが魔界に行かないのは恐怖からだけど、アンと似ていて、自分は弱々しいと思い込んでいるからだ。だけど、ルミは女神族最強の女だ。
 プランスの手助けはできなくても、ミアの手助けは容易に可能だろうに。

「アン・・・・・・。そんなに心配しなくていいのよ。ミアだって自分じゃ無理ってこと思って、人間兵とかよわちぃー奴を相手にするって!」

 アンは「そうね」と骨格を上げてニッコリとルミの方を見るが、心配なのには全く変わりなくて、死を目の当たりにしている姉のことを思うと自然と涙が流れて雫が服に落ちる。

 アンの心はもうズタズタの引き裂かれていて、ルドラの居場所もわからないまま、アンはまる出て独りの空間のように眼下を見た。遂には座り込んでしまい、ルミが肩を揺らしても何も反応しなくて、アンの頭の中にはミアが死んでしまうという光景が見えてしまった。
 これが予知だとしたら・・・・・・と、アンは思ってしまった。

 そのせいで一向に安堵の息を漏らすことはなく、安堵の息を漏らしたとしても、それは単なる表面上のことだけだ。

 そこに一人の魔族がアンに近づいていった。するとアンの隣りに座り、安堵の息を吐いた。
 その魔族は美しい顔立ちで、アンが求めていた愛情全てを抱えているような、優しいオーラを感じる。
 アンは思わず、顔を上げてその男性を見る。

 するとその男性は・・・・・・・ルドラということがわかった。何でこんな時に、ここにきたかなんてわからないけど、これはもしや、本当に運命の相手なのかもしれないと、アンは涙を拭き取り思った。

 付き合っているわけではないけど、アンが今までアプローチしていた。
 
 アンが今まで好きだった、男性が隣に座ってくれて。アンは馬鹿げてると笑った。
 するとアンの体は勝手に動き、ルドラを抱きしめた。どんなことがあったとしても離さないという思いが込められているような込められていないような、感じで赤い糸が二人を結んだ。

 ミアとプランスが離さないという誓いがいつも叶わないと表面上ではそう見えるが、いつも何かで繋がっている。それと同じようにアンは誓いの思いを込めた。

「ちょ、何をするんですか?」

 ルドラは恥ずかしそうにするが、抵抗は全くしない。その理由はもうアンが、安堵の息を吐きながら寝ているからだ。勿論この安堵の息は表面上のカモフラージュだ。



 
======================
 プランスは大詰めと言わんばかりに、ルカの身体中を弄っていく。これが覚醒した証拠となるのだろう。

 でも死におとし入れる前に、ルカが回復して無限ループの繰り返しだ。いくら覚醒したからと言って、ルカの体全体を一気に沈めるのは無理な話だ。

 だから違う攻撃も混ぜてルカを追い詰める。勿論のこと、ルカも黙ってなくてプランスに反撃で閃光を使う。この状況ではスピード勝負が必須だから、威力が絶大に上がった閃光を使うのが正解なのだ。

 他には龍王人という、龍を元にした魔法で、龍の炎の魔法をルカは使い、反撃の引き金を引いている。無論痛痒したりしなかったりするのだけど、光速の魔法魔力はこれが最前線で活用すべきとされており、プランスも閃光を使ったり、ミーデスを使ったり製造魔力でルカの内部に毒物を出現させたりしている。

 つまり、これは五分五分の勝負で先に力尽きた方が負ける。でもここは魔界でプランスの領地、分があるのはプランスの方だろう。
 
「なぜまだ息を吹き返すのだ!」

 プランスはルカの首を斬るために柔らかく弄ったがそれすらも超高速、治癒魔法により治されてしまった。そのため次はルカの首にエクスカリバーを製造して内部からの攻撃をしてみたがあっさり、剣を抜き何処かに捨て首を即座に治した。

 その時間〇〇〇.一秒にも満たない時間であった。でもそんなスピードをプランスは見切り内部に大爆発する爆弾を仕掛けた。プランスは一旦瞬間移動で遠くに逃げ、爆発するボタンを製造し押す。するとさっきいた場所が大爆発した。
 これでもなお、ルカは肉片から超光速治癒魔法を使い元の姿に戻った。まさに無限の戦い。永久だ。
 終わりなき戦いというのはこういう戦いのことをいうのだと、魔界の植物は理解した。

 そんな間にルカはエクスカリバーを修繕という魔法で修復し再びプランスの懐に入り振るう。プランスは薄皮一枚で躱して上から閃光を振り下ろした。

 ルカは龍王人を使い超光速でプランスの周辺を青い炎で囲った。紅炎とは格が違うほど熱いがこれだけではなくて龍の舞という力でも追い討ちをかけて、プランスのことを自動追跡して追いかけていく。だかしかし、プランスは製造魔力でこの魔力でさえも弄って亡きものにした。

 ルカは不適な笑みを浮かべてプランスに近づきしたからと閃光を喰らわして瞬間移動でプランスの上に立ち回り上から閃光を降り注いだ。

 プランスは自分の心臓を取り出して、遠く投げて、心臓から治癒をして瞬間移動というより核移動をした。
 これにより、躱すことができた。瞬間移動という魔力を極単に移動するという、溜めに時間を有する行為をしなくて良くなったのだ。
 でも瞬間移動は遠くに行くためには最適だ。
 それに瞬時に近くにも行けて躱す必要がなければ、瞬間移動をしていただろう。
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