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第六部第一章 運命の時
三話
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ミアはプランスの話を聞き、壮絶な顔をした。
数十分前
プランスは紋様を発動させて、魔界全土に意識を巡らせた。
だけど、その中にルカがいたのだ。プランスはすぐさまそこに向かった。瞬間移動で向かったけど、ルカと思われる者も瞬間移動でプランスから逃げていき、魔界の王魔王の特権である、魔界の物を全て操る力・・・という力を使い植物から魔力まで全てを操りルカの動きを止めて瞬間移動でそこまで向かった。
だけどそこにいたのは、彼ではなく前魔王や様々な血を引く化け物だった。
やはり、紋様を発動しようとしたが、他の血が呻いてのだろう。けれどルカの額には紋様らしき模様が浮かび上がっていた。
プランスよりもミアよりも赤みがかっている。
だからと言って力の差はあまり感じ取れなかった。それは紋様が発動した時の力だけに限る。
まだ秘めている力をプランスは感じていた。
「その魔力・・・・・・・・・・間違いない・・・・・・・・・・父の力だ」
プランスは前魔王の力を目の当たりにして額に汗が漲る。
片手には刃折れたエクスカリバーをルカは持っていた。しかも体中から血が出ていて、さっきまでのクールなルカはいなかった。しかも魔界の植物に囚われていることから反撃するほどの体力がないとプランスは見た。
でも実際には血が暴れ回りまだ体の制御ができていないのだ。そのことにプランスは気づいていないため、無防備に近づいて行く。
片手にはエクスカリバーではなく魔力で作られた球体を以っていた。
そのまま、ルカの顔に突きつけたが不思議なバリアに弾き飛ばされてしまった。プランスの髪は宙に舞い、体に炎が移った。でもこの炎はルカの体温からで、決して魔力でないことをプランスは感じ取った。
その証拠にプランスは手を振るとすぐに、消えた。火傷もしないくらいの熱だ。
「がるるるるるるう!」
白眼になったルカはまさに、飢餓状態の野生動物だ。血が暴走しているからといって、あまりに酷い。
性格も急変しているし、感情も全て抜き取られたような顔をしている。
プランスはこの事態を急速に理解して、即座に瞬間移動で魔王城に向かった。
現在
プランスは魔王の特権と言わんばかりに、この会場から天界に瞬間移動させた。
そして魔界にまた戻ってきて、この魔界にいる生物全てを指を鳴らし天界に向かわした。勿論魔獣系の野生魔物はあるバリアで区切り、天界の者達に危害が加わらないようにした。
ここまでの短時間でこれだけができるというこれだけができるのは紋様を発動させていたからだ。
「これでなんとか・・・・・・・ハァハァハァ・・・・ハァ」
プランスは安堵の息ではなく驚愕の息を吐いた。足音を殺しルカのところまで足っていく。
まるで忍者のように足っていくプランスは魔力を温存しているようだ。
だけどそんな間にもルカは更なる力を獲得しようと植物切り刻んでいる。突如として魔力が跳ね上がったと思われるが、力を使いこなせるかどうかで、この戦いは左右するだろう。
プランスは草木を抜けてルカの元についた。まだまだ力を使いこなせているわけではなさそうだ。
プランスは少し落ち着いた。
そして、魔力の球体をルカにぶつける。多分効かないだろうけど、と、希望のないまま放った魔力。
特性は水。聖水という水をイメージした魔力の球体だ。
魔力というのはイメージしただけで、イメージした力に変化することがある。このイメージがよくできているほど完成度は高くなる。
そしてこの球体がルカに当たった。
すると魔力は突如として弾けたプランスは一歩後ろにな下がった。どうやら、水の魔力が爆発して聖水がルカに浴びたのだろう。しかもこの水はただの水ではなく、武器に変化して自動的にルカの首を集中して一発殴った。
何に変化したかというと、ハンマーだ。でも一発殴っただけで普通の聖水になりルカの炎のような、体温で蒸発してしまった。
これでは使い物にならないだろう。
これでルカにダメージを与えられるかな、と、プランスは考えていたけど、そう物事は上手く進まなかった。
それ故に、ルカは更なる力をまたしても獲得して、魔力も増大している。プランスはこんな成長スピード見たことがない。
プランスが紋様を発動しているからといって無闇に攻撃ができないほどの魔力量がある。
でもプランスは諦めないまま、製造魔力で聖剣を製造し、紋様を発動した新たな力を聖剣に込めた。そして体全体に防御魔力を集中させ、ルカが植物を切り刻んで、身動きを取れるようになったところを狙おうと腰を下に下げて脚は曲げて剣は腰に当てて魔力がこの魔界全土に行き渡るくらいの魔力を解放した。
これでいつでもかかってこいという体制が取れたのだ。これだと応援も呼べないだろう。この魔力を感じただけで恐れ多くて逃げ出してしまう。
ルカは白目になりながらも体を暴れさせて、断崖絶壁にぶつかっても進み続けるという信念を出しつつ、自由に身動きが取れるようになった。
だけど、構えていたプランスにより真っ二つに両断した。否違う。微塵切りに僅かな肉の塊さえも微塵切りにしたのだ。
プランスは鞘に剣をしまい、ようやくと言っていいだろう、安堵の息を漏らした。プランスは魔王城に帰ろうと疲れたような足踏みで前へと進んでくる。
後ろでなんだか物音がしたがプランスは振り返らずに前へと進む。
けれぢルカは死んでいなかった・・・・・・・そのことにはプランスは気づいていない。後ろでルカが再び立ち上がり、今度はちゃんと意識がある状態の・・・・・ルカがいる・・・・・・・。
=============================
何が起きたのだろうと、ミアは泣き出しそうな顔をしている。それは他のものも思っていた。
突然こんなところに連れてかれてしまってなんとも、ビックリしてしまっただろう。
今いる場所は前回お食事会を開いた城である。十分この人々が収まるからプランスはここに連れてきたのだろう。
魔獣達は草原にいてそこにシルバーもいる。
シルバーに関してはこの状況を瞬時に理解してあまり動揺するようなそぶりは見せていない。
だけど、ミアは恐れているようにソワソワずっと歩き回っている。亜人の皆もソワソワしているので、状況判断ができていないということだ。
まあ急にプランスのような凄まじい魔力を感じたのだこうなっても仕方がない。まあ天界にいて不自由はないと、安堵している者もいた。
「ルミ、この事態どう思う?」
ミアをルミに問う。
アンもそこに顔を突っ込み話を聞こうと必死だが、ミアとルミの会話だそんな簡単に理解ができるかどうかだ。
「まあ大丈夫だとは思うけど、プランス陛下が必死に戦っているのに私達が呑気にここにいていいかよねー? でもプランス陛下が戦っていたと思われる敵はプランス陛下を凌駕するほどの力があって特性もなんだかわからなかったけど強そうよ」
ルミはそう語るが、プランスの実力をちゃんと見ていないのだろう。プランスとルカの戦いはどちらが勝ってもおかしくない戦いなのだ。
それなのに、ミアとアンは鵜呑みにした。
そのため、ミアはソワソワして魔界に戻ろうと瞬間移動に移った。でもアンが止めた。
「お姉ちゃん! 叔父さんでも勝てないのにお姉ちゃんが行ったって結果は全く変わらないよ! むしろ邪魔になっちゃいかもしれないジャン! それに叔父さんのことだよいいところで切り上げてくるって! こう言っちゃ悪いけど、前回叔父さんが死んじゃったのお姉ちゃんが近くに居たからでしょ!」
正当なことをアンは語ったがミアは絶望のあまり考えるということが難しくなってしまった。ただ特攻しか能がない、巨人族のように、気持ちの整理整頓ができていないのだ。
慥かにプランスのあの焦り方はミアを心配させる意味もわかるがここは、このまま此処で待つしかないのだ。
プランスが生きて帰るまで、気を落ち着かせて過呼吸になるのでなく、平然と座り込みのが妥当な判断である。
アンはミアを止めるため、後ろから抱きしめて、服従させるように地面に叩きつけた。
「何するの! アン! 私は魔界に戻る!」
ミアはアンを引き剥がして立ち上がって瞬間移動で魔界付近まで向かう。
===================
後ろからの攻撃にプランスは気付かぬまま激痛に襲われた。ルカによる物理攻撃だ。
エクスカリバーによる武器だからなのか、プランスは躱すことができないくらいのスピードだった。それか、ルカ自身のステータス上昇したためなのか?
プランスはこの一瞬の間に考えたが、答えは両者だった。
ルカはこの世の全てを手に入れたように自分の手を見つめる。
プランスは地面に横たわり、製造魔力で治癒しているものの、魔力が尽きる可能性もあるが、紋様を発動したプランスに魔力が尽きるという概念は存在しない。
そのため今は気絶しているということだ。
斬られた瞬間までは意識があったが、いつの間にか、意識が遠のいて行ってしまったのだ。
でも製造魔力の自動治癒が発動して、自然と傷を治してくれているのだ。ここまでプランスがやられたにはいつぶりというより、プランスの気が遠くなるほどの人生でなかっただろう。
それは前回の前回でプランスとルカが戦ってプランスが死んだ時よりも、今のプランスは完全敗北に近かった。
どれだけ死んだとしても、プランスがこんなに傷まみれになることはなかったのだ。
それだけ、ルカは力を獰猛なほどに手に入れたのだ。でもプランスはやられてばかりではない、突如として起き上がった。
ルカが後ろを向いて、座り込んだ瞬間にプランスは製造魔力でもルカの体をいじった。これができたのは、プランス自身のステータス上昇により自分の力を全開放できたのだ。
どうして急激にステータスが上昇したのだろうか? それはプランスが躱わせないと理解した時に魔力で全身を覆い、魔界全土の魔力を自分の魔力超えるという新たな力により吸収したのだ。
数十分前
プランスは紋様を発動させて、魔界全土に意識を巡らせた。
だけど、その中にルカがいたのだ。プランスはすぐさまそこに向かった。瞬間移動で向かったけど、ルカと思われる者も瞬間移動でプランスから逃げていき、魔界の王魔王の特権である、魔界の物を全て操る力・・・という力を使い植物から魔力まで全てを操りルカの動きを止めて瞬間移動でそこまで向かった。
だけどそこにいたのは、彼ではなく前魔王や様々な血を引く化け物だった。
やはり、紋様を発動しようとしたが、他の血が呻いてのだろう。けれどルカの額には紋様らしき模様が浮かび上がっていた。
プランスよりもミアよりも赤みがかっている。
だからと言って力の差はあまり感じ取れなかった。それは紋様が発動した時の力だけに限る。
まだ秘めている力をプランスは感じていた。
「その魔力・・・・・・・・・・間違いない・・・・・・・・・・父の力だ」
プランスは前魔王の力を目の当たりにして額に汗が漲る。
片手には刃折れたエクスカリバーをルカは持っていた。しかも体中から血が出ていて、さっきまでのクールなルカはいなかった。しかも魔界の植物に囚われていることから反撃するほどの体力がないとプランスは見た。
でも実際には血が暴れ回りまだ体の制御ができていないのだ。そのことにプランスは気づいていないため、無防備に近づいて行く。
片手にはエクスカリバーではなく魔力で作られた球体を以っていた。
そのまま、ルカの顔に突きつけたが不思議なバリアに弾き飛ばされてしまった。プランスの髪は宙に舞い、体に炎が移った。でもこの炎はルカの体温からで、決して魔力でないことをプランスは感じ取った。
その証拠にプランスは手を振るとすぐに、消えた。火傷もしないくらいの熱だ。
「がるるるるるるう!」
白眼になったルカはまさに、飢餓状態の野生動物だ。血が暴走しているからといって、あまりに酷い。
性格も急変しているし、感情も全て抜き取られたような顔をしている。
プランスはこの事態を急速に理解して、即座に瞬間移動で魔王城に向かった。
現在
プランスは魔王の特権と言わんばかりに、この会場から天界に瞬間移動させた。
そして魔界にまた戻ってきて、この魔界にいる生物全てを指を鳴らし天界に向かわした。勿論魔獣系の野生魔物はあるバリアで区切り、天界の者達に危害が加わらないようにした。
ここまでの短時間でこれだけができるというこれだけができるのは紋様を発動させていたからだ。
「これでなんとか・・・・・・・ハァハァハァ・・・・ハァ」
プランスは安堵の息ではなく驚愕の息を吐いた。足音を殺しルカのところまで足っていく。
まるで忍者のように足っていくプランスは魔力を温存しているようだ。
だけどそんな間にもルカは更なる力を獲得しようと植物切り刻んでいる。突如として魔力が跳ね上がったと思われるが、力を使いこなせるかどうかで、この戦いは左右するだろう。
プランスは草木を抜けてルカの元についた。まだまだ力を使いこなせているわけではなさそうだ。
プランスは少し落ち着いた。
そして、魔力の球体をルカにぶつける。多分効かないだろうけど、と、希望のないまま放った魔力。
特性は水。聖水という水をイメージした魔力の球体だ。
魔力というのはイメージしただけで、イメージした力に変化することがある。このイメージがよくできているほど完成度は高くなる。
そしてこの球体がルカに当たった。
すると魔力は突如として弾けたプランスは一歩後ろにな下がった。どうやら、水の魔力が爆発して聖水がルカに浴びたのだろう。しかもこの水はただの水ではなく、武器に変化して自動的にルカの首を集中して一発殴った。
何に変化したかというと、ハンマーだ。でも一発殴っただけで普通の聖水になりルカの炎のような、体温で蒸発してしまった。
これでは使い物にならないだろう。
これでルカにダメージを与えられるかな、と、プランスは考えていたけど、そう物事は上手く進まなかった。
それ故に、ルカは更なる力をまたしても獲得して、魔力も増大している。プランスはこんな成長スピード見たことがない。
プランスが紋様を発動しているからといって無闇に攻撃ができないほどの魔力量がある。
でもプランスは諦めないまま、製造魔力で聖剣を製造し、紋様を発動した新たな力を聖剣に込めた。そして体全体に防御魔力を集中させ、ルカが植物を切り刻んで、身動きを取れるようになったところを狙おうと腰を下に下げて脚は曲げて剣は腰に当てて魔力がこの魔界全土に行き渡るくらいの魔力を解放した。
これでいつでもかかってこいという体制が取れたのだ。これだと応援も呼べないだろう。この魔力を感じただけで恐れ多くて逃げ出してしまう。
ルカは白目になりながらも体を暴れさせて、断崖絶壁にぶつかっても進み続けるという信念を出しつつ、自由に身動きが取れるようになった。
だけど、構えていたプランスにより真っ二つに両断した。否違う。微塵切りに僅かな肉の塊さえも微塵切りにしたのだ。
プランスは鞘に剣をしまい、ようやくと言っていいだろう、安堵の息を漏らした。プランスは魔王城に帰ろうと疲れたような足踏みで前へと進んでくる。
後ろでなんだか物音がしたがプランスは振り返らずに前へと進む。
けれぢルカは死んでいなかった・・・・・・・そのことにはプランスは気づいていない。後ろでルカが再び立ち上がり、今度はちゃんと意識がある状態の・・・・・ルカがいる・・・・・・・。
=============================
何が起きたのだろうと、ミアは泣き出しそうな顔をしている。それは他のものも思っていた。
突然こんなところに連れてかれてしまってなんとも、ビックリしてしまっただろう。
今いる場所は前回お食事会を開いた城である。十分この人々が収まるからプランスはここに連れてきたのだろう。
魔獣達は草原にいてそこにシルバーもいる。
シルバーに関してはこの状況を瞬時に理解してあまり動揺するようなそぶりは見せていない。
だけど、ミアは恐れているようにソワソワずっと歩き回っている。亜人の皆もソワソワしているので、状況判断ができていないということだ。
まあ急にプランスのような凄まじい魔力を感じたのだこうなっても仕方がない。まあ天界にいて不自由はないと、安堵している者もいた。
「ルミ、この事態どう思う?」
ミアをルミに問う。
アンもそこに顔を突っ込み話を聞こうと必死だが、ミアとルミの会話だそんな簡単に理解ができるかどうかだ。
「まあ大丈夫だとは思うけど、プランス陛下が必死に戦っているのに私達が呑気にここにいていいかよねー? でもプランス陛下が戦っていたと思われる敵はプランス陛下を凌駕するほどの力があって特性もなんだかわからなかったけど強そうよ」
ルミはそう語るが、プランスの実力をちゃんと見ていないのだろう。プランスとルカの戦いはどちらが勝ってもおかしくない戦いなのだ。
それなのに、ミアとアンは鵜呑みにした。
そのため、ミアはソワソワして魔界に戻ろうと瞬間移動に移った。でもアンが止めた。
「お姉ちゃん! 叔父さんでも勝てないのにお姉ちゃんが行ったって結果は全く変わらないよ! むしろ邪魔になっちゃいかもしれないジャン! それに叔父さんのことだよいいところで切り上げてくるって! こう言っちゃ悪いけど、前回叔父さんが死んじゃったのお姉ちゃんが近くに居たからでしょ!」
正当なことをアンは語ったがミアは絶望のあまり考えるということが難しくなってしまった。ただ特攻しか能がない、巨人族のように、気持ちの整理整頓ができていないのだ。
慥かにプランスのあの焦り方はミアを心配させる意味もわかるがここは、このまま此処で待つしかないのだ。
プランスが生きて帰るまで、気を落ち着かせて過呼吸になるのでなく、平然と座り込みのが妥当な判断である。
アンはミアを止めるため、後ろから抱きしめて、服従させるように地面に叩きつけた。
「何するの! アン! 私は魔界に戻る!」
ミアはアンを引き剥がして立ち上がって瞬間移動で魔界付近まで向かう。
===================
後ろからの攻撃にプランスは気付かぬまま激痛に襲われた。ルカによる物理攻撃だ。
エクスカリバーによる武器だからなのか、プランスは躱すことができないくらいのスピードだった。それか、ルカ自身のステータス上昇したためなのか?
プランスはこの一瞬の間に考えたが、答えは両者だった。
ルカはこの世の全てを手に入れたように自分の手を見つめる。
プランスは地面に横たわり、製造魔力で治癒しているものの、魔力が尽きる可能性もあるが、紋様を発動したプランスに魔力が尽きるという概念は存在しない。
そのため今は気絶しているということだ。
斬られた瞬間までは意識があったが、いつの間にか、意識が遠のいて行ってしまったのだ。
でも製造魔力の自動治癒が発動して、自然と傷を治してくれているのだ。ここまでプランスがやられたにはいつぶりというより、プランスの気が遠くなるほどの人生でなかっただろう。
それは前回の前回でプランスとルカが戦ってプランスが死んだ時よりも、今のプランスは完全敗北に近かった。
どれだけ死んだとしても、プランスがこんなに傷まみれになることはなかったのだ。
それだけ、ルカは力を獰猛なほどに手に入れたのだ。でもプランスはやられてばかりではない、突如として起き上がった。
ルカが後ろを向いて、座り込んだ瞬間にプランスは製造魔力でもルカの体をいじった。これができたのは、プランス自身のステータス上昇により自分の力を全開放できたのだ。
どうして急激にステータスが上昇したのだろうか? それはプランスが躱わせないと理解した時に魔力で全身を覆い、魔界全土の魔力を自分の魔力超えるという新たな力により吸収したのだ。
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