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侍女と従者の恋模様
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妾じゃ! 完全復活!
とまではいかぬが、頭の痛みはなくなり、熱も下がったのじゃ。
なんと、あれから二日も経ってしまった。
妾は倒れて二日の間、うんうん唸りながら寝ていたらしい。
ヤンヤンとミンミンは妾の熱が下がらないので、気が気でなかったらしく、目を覚ますとベッドの横で二人が抱き合って喜んでいた。
「ひめ様、もっとお水をどうぞ」
「ひめ様、またお体を拭きますね」
いつもなら過剰に面倒をみられるのを拒む妾も、今は受け入れておる。
どうやら湖に落ちたせいで風邪をひいたみたいじゃ。
心臓が止まりそうなほど冷たい氷水だったので当然といえば当然かもしれぬ。
妾、寒さに弱いからの。
逆に寒さに強いジョーは、すっかり体調が良くなっていたようで、妾の見舞いに来てくれていたと聞いた。
シェン君も毎日二回、部屋の前に来ていたらしい。
せっかくの冬休みの休暇なのに迷惑をかけてしもうた。
しかも、明日にはヘデス王国から帰還することになっている。
「はぁ~~、二日も潰れてしもうて、妾ガッカリじゃ」
ぶすったれていると、ミンミンが夕食の載ったトレイをベッドに運んできた。
「まあまあ、ゆっくりお休みするのも大切なことですよ。今までの疲れなども出たのでしょう。それより、ひめ様が寝ている間に大変なことになっているんですよ」
ベッド横の椅子に座ると、ミンミンは妾が食事するのを手伝いながら話してくれた。
ヤンヤンは厨房の片付けをしているので今はいない。
「ジュリア様が湖で溺れて運ばれた後、ひめ様は倒れてしまったので知らなかったと思いますが、向こうも大騒ぎだったようです」
「大騒ぎ?」
ジュリアというのはジョーのことじゃ。
妾が湖で助けたとき、ジョーは確かに息をしていなかった。
でも今は元気にしていると聞いたから、そんなに大変なことがあったとは思わなかった。
「ジュリア様は岸に運ばれたとき、すでに心臓が止まっていたらしいんです」
「そ、そうなのか・・・・・・」
それはもはや死んでいたということでは?
妾が驚いていると、ミンミンがさらにびっくりするようなことを言った。
「それがですね、そこに現れたサイファがジュリア様を見事に蘇生させたんです」
「えっ?」
「周りの人はみんなどうしていいのかわからなくて、グッタリとしているジュリア様を見守るばかりだったらしいんです。でも、サイファがやって来て、彼女に馬乗りになって!」
「う、馬乗り?」
「胸を何度も押して!」
「だ、大丈夫なのか?」
「さらに・・・・・・その、」
急に言い淀んだものの、ミンミンは意を決したように言い放った。
「口づけたんです!」
「・・・・・・」
どゆこと?
妾はあまりのショックに目が点になった。
ミンミンは興奮した顔で、鼻息も荒く続けた。
「どうやらアラガンでは蘇生方法としてそういうやり方があるらしいんです」
「ほ、ほぅ・・・・・・」
「そうしたら、ジュリア様が息を吹き返して、水を吐き出し、目を覚まされたということです。すごいと思いませんか!?」
「す、すごいのじゃ・・・・・・」
「ね! ね!」
大興奮のミンミンに同意を求められ、妾はコクコクと頷いた。
なんかエッ・・・・・・な蘇生方法じゃ。
いやでも、アラガンではちゃんとした方法なのじゃろう。
目から鱗とはこの事じゃ。竜だけに。
それに、ジョーが助かったのならこの際、方法はどうでもいい。
でも、もし助かっていなかったら・・・・・・。
サイファのやつ、大変なことになっていたかもしれぬぞ。
ただの破廉恥男としてヘデス王家に訴えられていたかも。
危ういことをするやつだという認識を持った妾に、ミンミンが次の話を始めた。
「でもそれが問題なんです。わたしたちの!」
「わたしたち?」
「そう。わたしたちです、ひめ様。ひめ様にも関係あることですよ。ヤンヤンのことです」
ヤンヤンのことと、ジョーが助かったことが結びつかない妾は首を傾げた。
「ひめ様、サイファがジュリア様に何をしたか、ヤンヤンも聞いてしまったんです」
「ん?」
助けたのはいいことだから、サイファのことがもっと好きになったとかそういう?
キョトンとしている妾に、ミンミンが目をくわっと開いて「口づけですよ」と指摘した。
「いくら人助けとはいえ、口づけは口づけですから。サイファとジュリア様がしたことをヤンヤンは知ってしまって、あれから態度がおかしいんです」
「お、おかしいって・・・・・・」
「サイファが近くにいると、ヤンヤンってば、失敗ばっかりするようになってしまったんです」
「そりゃ好きな人がいたら緊張するのかもしれないじゃろ」
露天風呂事件で裸を見られた後からヤンヤンはそんな状態だった。
今さらだと言う妾に、ミンミンが首を振る。
「サイファがいなくてもおかしいんですよ。いきなり怒ったり、かと思うとしょげたり」
「情緒不安定ってこと?」
「はい」
恋愛経験ほぼ皆無な妾でも知っている。
「恋しているなら別に普通では?」
妾が言うと、ミンミンは激しく否定した。
「いいえ! あれは明らかにおかしいです」
ミンミンが言うには、洗濯場でサイファに出くわしたヤンヤンが洗剤の量を間違えて部屋を泡だらけにしてしまったとか、紅茶に塩を入れて飲んでいたけど気づいていなかったとか、今までやったことのない失敗をしまくっているらしかった。
「このままじゃ、ひめ様の服をたわしで洗ってもおかしくありませんよ」
「それはイヤじゃな~」
穴だらけになった服は着たくない。
「なんとかしないと!」
ミンミンは血気盛んに言うが、妾はちょっと考えてみた。
「うーむ。それよりミンミン、ジョーはどうなのじゃ?」
「どう、とは?」
「口づけされた当事者じゃろ。ジョーは怒ったり泣いたり恥ずかしがったりしておらぬのか?」
「それが・・・・・・」
ミンミンによると、ジョーはサイファに蘇生してもらったことを喜んでいたが、その方法については取り立てて問題視しておらず、ケロッとしているらしい。
まあ、ジョーっぽいと思う。
サイファの方もジョーに対して態度が変わったりしておらず、二人は前と同じに見えるとのことじゃ。
「気にしているのはヤンヤンだけじゃな」
「そうなんですよ。だから、わたしたちで何とかしないと」
二人で「ううむ」と考え込む。
ハッと閃いた。
「いっそヤンヤンが告白でもすればいいのでは?」
「それはもう言いました。でもヤンヤンったら、別にサイファなんか好きじゃないの一点張りですよ」
「じゃあ、サイファの方からヤンヤンに何か言ってもらうとか?」
というわけで、さっそく部屋にシェン君を召喚したのじゃ。
ヤンヤンには用事を言いつけて部屋から出してある。
ミンミンにお茶を淹れてもらって、妾は話を切り出した。
「サイファのことなんじゃが」
「サイファ?」
シェン君はテーブルのクランベリーパイを食べながら聞き返す。
「うむ。その・・・・・・」
いざ話すとなると、話しにくいのぉ。
他人のとはいえ、男子に恋愛相談とか、恥ずかしくなってきたのじゃ。
「え、ええっとぉ」
モジモジしていると、強い視線を感じた。
部屋の端っこで、ミンミンが腕をブンブン振っている。
顔からも「早く! 話して!」と聞こえるようじゃ。
「あのぉ、サイファとヤンヤンのことなんじゃ・・・・・・」
「また、あいつらのこと?」
シェン君の顔がなぜか不機嫌そうになる。
「そ、その・・・・・・」
「何だよ、はっきり言えよ」
「ヤンヤンのことをどう思ってるか聞いて来て欲しいのじゃ!」
シェン君はあからさまに大きなため息をついた。
「前にも言ったけど、従者と侍女のことにおれたちが首突っ込むのはダメだろ」
シェン君がそういうスタンスなのはわかっておる。
「で、でも・・・・・・心配なのじゃ」
妾はシェン君に説明した。
ヤンヤンは姉のような存在で、ただの使用人ではない。
妾といつも一緒で、家族よりも多くの時間を共に過ごしてきた。
そのヤンヤンが困っているなら妾は何でもしたい。
そう告げても、シェン君の表情は変わらない。
しょんぼりうつむいていると、さっきよりもっと大きなため息を吐き出して、シェン君が根負けしたように言った。
「ああ、もうっ。わかった。やりゃいいんだろ」
「き、聞いて来てくれるのか?」
「聞くだけだからな」
「うむ!」
満面の笑みで妾はクランベリーパイを一つ手に取った。
もしゃもしゃと食べ始める。
「ったく、おれおまえに甘すぎだよな」
シェン君が呟いたのを妾は聞いていなかった。
パイはちょっぴり甘酸っぱくて美味しかった。
とまではいかぬが、頭の痛みはなくなり、熱も下がったのじゃ。
なんと、あれから二日も経ってしまった。
妾は倒れて二日の間、うんうん唸りながら寝ていたらしい。
ヤンヤンとミンミンは妾の熱が下がらないので、気が気でなかったらしく、目を覚ますとベッドの横で二人が抱き合って喜んでいた。
「ひめ様、もっとお水をどうぞ」
「ひめ様、またお体を拭きますね」
いつもなら過剰に面倒をみられるのを拒む妾も、今は受け入れておる。
どうやら湖に落ちたせいで風邪をひいたみたいじゃ。
心臓が止まりそうなほど冷たい氷水だったので当然といえば当然かもしれぬ。
妾、寒さに弱いからの。
逆に寒さに強いジョーは、すっかり体調が良くなっていたようで、妾の見舞いに来てくれていたと聞いた。
シェン君も毎日二回、部屋の前に来ていたらしい。
せっかくの冬休みの休暇なのに迷惑をかけてしもうた。
しかも、明日にはヘデス王国から帰還することになっている。
「はぁ~~、二日も潰れてしもうて、妾ガッカリじゃ」
ぶすったれていると、ミンミンが夕食の載ったトレイをベッドに運んできた。
「まあまあ、ゆっくりお休みするのも大切なことですよ。今までの疲れなども出たのでしょう。それより、ひめ様が寝ている間に大変なことになっているんですよ」
ベッド横の椅子に座ると、ミンミンは妾が食事するのを手伝いながら話してくれた。
ヤンヤンは厨房の片付けをしているので今はいない。
「ジュリア様が湖で溺れて運ばれた後、ひめ様は倒れてしまったので知らなかったと思いますが、向こうも大騒ぎだったようです」
「大騒ぎ?」
ジュリアというのはジョーのことじゃ。
妾が湖で助けたとき、ジョーは確かに息をしていなかった。
でも今は元気にしていると聞いたから、そんなに大変なことがあったとは思わなかった。
「ジュリア様は岸に運ばれたとき、すでに心臓が止まっていたらしいんです」
「そ、そうなのか・・・・・・」
それはもはや死んでいたということでは?
妾が驚いていると、ミンミンがさらにびっくりするようなことを言った。
「それがですね、そこに現れたサイファがジュリア様を見事に蘇生させたんです」
「えっ?」
「周りの人はみんなどうしていいのかわからなくて、グッタリとしているジュリア様を見守るばかりだったらしいんです。でも、サイファがやって来て、彼女に馬乗りになって!」
「う、馬乗り?」
「胸を何度も押して!」
「だ、大丈夫なのか?」
「さらに・・・・・・その、」
急に言い淀んだものの、ミンミンは意を決したように言い放った。
「口づけたんです!」
「・・・・・・」
どゆこと?
妾はあまりのショックに目が点になった。
ミンミンは興奮した顔で、鼻息も荒く続けた。
「どうやらアラガンでは蘇生方法としてそういうやり方があるらしいんです」
「ほ、ほぅ・・・・・・」
「そうしたら、ジュリア様が息を吹き返して、水を吐き出し、目を覚まされたということです。すごいと思いませんか!?」
「す、すごいのじゃ・・・・・・」
「ね! ね!」
大興奮のミンミンに同意を求められ、妾はコクコクと頷いた。
なんかエッ・・・・・・な蘇生方法じゃ。
いやでも、アラガンではちゃんとした方法なのじゃろう。
目から鱗とはこの事じゃ。竜だけに。
それに、ジョーが助かったのならこの際、方法はどうでもいい。
でも、もし助かっていなかったら・・・・・・。
サイファのやつ、大変なことになっていたかもしれぬぞ。
ただの破廉恥男としてヘデス王家に訴えられていたかも。
危ういことをするやつだという認識を持った妾に、ミンミンが次の話を始めた。
「でもそれが問題なんです。わたしたちの!」
「わたしたち?」
「そう。わたしたちです、ひめ様。ひめ様にも関係あることですよ。ヤンヤンのことです」
ヤンヤンのことと、ジョーが助かったことが結びつかない妾は首を傾げた。
「ひめ様、サイファがジュリア様に何をしたか、ヤンヤンも聞いてしまったんです」
「ん?」
助けたのはいいことだから、サイファのことがもっと好きになったとかそういう?
キョトンとしている妾に、ミンミンが目をくわっと開いて「口づけですよ」と指摘した。
「いくら人助けとはいえ、口づけは口づけですから。サイファとジュリア様がしたことをヤンヤンは知ってしまって、あれから態度がおかしいんです」
「お、おかしいって・・・・・・」
「サイファが近くにいると、ヤンヤンってば、失敗ばっかりするようになってしまったんです」
「そりゃ好きな人がいたら緊張するのかもしれないじゃろ」
露天風呂事件で裸を見られた後からヤンヤンはそんな状態だった。
今さらだと言う妾に、ミンミンが首を振る。
「サイファがいなくてもおかしいんですよ。いきなり怒ったり、かと思うとしょげたり」
「情緒不安定ってこと?」
「はい」
恋愛経験ほぼ皆無な妾でも知っている。
「恋しているなら別に普通では?」
妾が言うと、ミンミンは激しく否定した。
「いいえ! あれは明らかにおかしいです」
ミンミンが言うには、洗濯場でサイファに出くわしたヤンヤンが洗剤の量を間違えて部屋を泡だらけにしてしまったとか、紅茶に塩を入れて飲んでいたけど気づいていなかったとか、今までやったことのない失敗をしまくっているらしかった。
「このままじゃ、ひめ様の服をたわしで洗ってもおかしくありませんよ」
「それはイヤじゃな~」
穴だらけになった服は着たくない。
「なんとかしないと!」
ミンミンは血気盛んに言うが、妾はちょっと考えてみた。
「うーむ。それよりミンミン、ジョーはどうなのじゃ?」
「どう、とは?」
「口づけされた当事者じゃろ。ジョーは怒ったり泣いたり恥ずかしがったりしておらぬのか?」
「それが・・・・・・」
ミンミンによると、ジョーはサイファに蘇生してもらったことを喜んでいたが、その方法については取り立てて問題視しておらず、ケロッとしているらしい。
まあ、ジョーっぽいと思う。
サイファの方もジョーに対して態度が変わったりしておらず、二人は前と同じに見えるとのことじゃ。
「気にしているのはヤンヤンだけじゃな」
「そうなんですよ。だから、わたしたちで何とかしないと」
二人で「ううむ」と考え込む。
ハッと閃いた。
「いっそヤンヤンが告白でもすればいいのでは?」
「それはもう言いました。でもヤンヤンったら、別にサイファなんか好きじゃないの一点張りですよ」
「じゃあ、サイファの方からヤンヤンに何か言ってもらうとか?」
というわけで、さっそく部屋にシェン君を召喚したのじゃ。
ヤンヤンには用事を言いつけて部屋から出してある。
ミンミンにお茶を淹れてもらって、妾は話を切り出した。
「サイファのことなんじゃが」
「サイファ?」
シェン君はテーブルのクランベリーパイを食べながら聞き返す。
「うむ。その・・・・・・」
いざ話すとなると、話しにくいのぉ。
他人のとはいえ、男子に恋愛相談とか、恥ずかしくなってきたのじゃ。
「え、ええっとぉ」
モジモジしていると、強い視線を感じた。
部屋の端っこで、ミンミンが腕をブンブン振っている。
顔からも「早く! 話して!」と聞こえるようじゃ。
「あのぉ、サイファとヤンヤンのことなんじゃ・・・・・・」
「また、あいつらのこと?」
シェン君の顔がなぜか不機嫌そうになる。
「そ、その・・・・・・」
「何だよ、はっきり言えよ」
「ヤンヤンのことをどう思ってるか聞いて来て欲しいのじゃ!」
シェン君はあからさまに大きなため息をついた。
「前にも言ったけど、従者と侍女のことにおれたちが首突っ込むのはダメだろ」
シェン君がそういうスタンスなのはわかっておる。
「で、でも・・・・・・心配なのじゃ」
妾はシェン君に説明した。
ヤンヤンは姉のような存在で、ただの使用人ではない。
妾といつも一緒で、家族よりも多くの時間を共に過ごしてきた。
そのヤンヤンが困っているなら妾は何でもしたい。
そう告げても、シェン君の表情は変わらない。
しょんぼりうつむいていると、さっきよりもっと大きなため息を吐き出して、シェン君が根負けしたように言った。
「ああ、もうっ。わかった。やりゃいいんだろ」
「き、聞いて来てくれるのか?」
「聞くだけだからな」
「うむ!」
満面の笑みで妾はクランベリーパイを一つ手に取った。
もしゃもしゃと食べ始める。
「ったく、おれおまえに甘すぎだよな」
シェン君が呟いたのを妾は聞いていなかった。
パイはちょっぴり甘酸っぱくて美味しかった。
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