僕《わたし》は誰でしょう
※第7回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
交通事故の後遺症で記憶喪失になってしまった女子高生・比良坂すずは、自分が女であることに違和感を抱く。
「自分はもともと男ではなかったか?」
事故後から男性寄りの思考になり、周囲とのギャップに悩む彼女は、次第に身に覚えのないはずの記憶を思い出し始める。まるで別人のものとしか思えないその記憶は、一体どこから来たのだろうか。
見知らぬ思い出をめぐる青春SF。
※表紙イラスト=ミカスケ様
【あらすじ】
交通事故の後遺症で記憶喪失になってしまった女子高生・比良坂すずは、自分が女であることに違和感を抱く。
「自分はもともと男ではなかったか?」
事故後から男性寄りの思考になり、周囲とのギャップに悩む彼女は、次第に身に覚えのないはずの記憶を思い出し始める。まるで別人のものとしか思えないその記憶は、一体どこから来たのだろうか。
見知らぬ思い出をめぐる青春SF。
※表紙イラスト=ミカスケ様
あなたにおすすめの小説
消えゆく日々に、君と選んだひとつの未来
葉方萌生
青春
高校一年生の綿雪夕映は中学三年生の頃に大地震に見舞われ、そこで親友の優奈を失ってから、友達をつくるのがこわくなっていた。
過去の大切な記憶を忘れる代わりに、未来の記憶の一部をランダムに見てしまうという稀有な記憶障害に悩まされる。
生きる希望を見失いつつある夕映の前に、同じ記憶喪失の悩みを抱えた少年・瑠伊との出会いを果たす。
大切な人の記憶をなくしていく夕映がたどりついたひとつの未来とは。
あやかし警察おとり捜査課
紫音みけ🐾書籍発売中
キャラ文芸
※第7回キャラ文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
二十三歳にして童顔・低身長で小中学生に見間違われる青年・栗丘みつきは、出世の見込みのない落ちこぼれ警察官。
しかしその小さな身に秘められた身体能力と、この世ならざるもの(=あやかし)を認知する霊視能力を買われた彼は、あやかし退治を主とする部署・特例災害対策室に任命され、あやかしを誘き寄せるための囮捜査に挑む。
反りが合わない年下エリートの相棒と、狐面を被った怪しい上司と共に繰り広げる退魔ファンタジー。
あばらやカフェの魔法使い
紫音みけ🐾書籍発売中
キャラ文芸
ある雨の日、幼馴染とケンカをした女子高生・絵馬(えま)は、ひとり泣いていたところを美しい青年に助けられる。暗い森の奥でボロボロのカフェを営んでいるという彼の正体は、実は魔法使いだった。彼の魔法と優しさに助けられ、少しずつ元気を取り戻していく絵馬。しかし、魔法の力を使うには代償が必要で……?ほんのり切ない現代ファンタジー。
白雪姫症候群~スノーホワイト・シンドローム~
紫音みけ🐾書籍発売中
恋愛
幼馴染に失恋した傷心の男子高校生・旭(あさひ)の前に、謎の美少女が現れる。内気なその少女は恥ずかしがりながらも、いきなり「キスをしてほしい」などと言って旭に迫る。彼女は『白雪姫症候群(スノーホワイト・シンドローム)』という都市伝説的な病に侵されており、数時間ごとに異性とキスをしなければ高熱を出して倒れてしまうのだった。
日本語しか話せないけどオーストラリアへ留学します!
紫音みけ🐾書籍発売中
ライト文芸
「留学とか一度はしてみたいよねー」なんて冗談で言ったのが運の尽き。あれよあれよと言う間に本当に留学することになってしまった女子大生・美咲(みさき)は、英語が大の苦手。不本意のままオーストラリアへ行くことになってしまった彼女は、言葉の通じないイケメン外国人に絡まれて……?
恋も言語も勉強あるのみ!異文化交流ラブコメディ。
神楽囃子の夜
紫音みけ🐾書籍発売中
ライト文芸
※第6回ライト文芸大賞にて奨励賞を受賞しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【あらすじ】
地元の夏祭りを訪れていた少年・狭野笙悟(さのしょうご)は、そこで見かけた幽霊の少女に一目惚れしてしまう。彼女が現れるのは年に一度、祭りの夜だけであり、その姿を見ることができるのは狭野ただ一人だけだった。
年を重ねるごとに想いを募らせていく狭野は、やがて彼女に秘められた意外な真実にたどり着く……。
四人の男女の半生を描く、時を越えた現代ファンタジー。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
最後までお読みいただきありがとうございました。
(3件まとめての返信で失礼いたします。)
人の魂はどこに宿るのか。
自分という人間の証明はどこにあるのか。
そんなことを考えながら書いていました。
美波は自分なりの答えを見つけましたが、この作品を読んでくださった方がどう感じるのかは人それぞれだと思っています。
すずの話も読みたいと言っていただけて嬉しいです。
この物語が騰成さんの心のどこかに残ってくれることを願っています。
記憶転移のお話はいつか書いてみたいと何年も前から考えていて、今回やっと形にすることができました。(冒頭だけは少なくとも四年前に書いています。笑)
終盤の展開はかなり悩んだところでしたので、そう言っていただけると嬉しいです。
美波の物語に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
お読みいただきありがとうございます。
お察しの通り、ここから辛いシーンに入ります。
二人が試練を乗り越えた先に何を見るのか、最後までお付き合いいただけると幸いです。
読了しました。
凪の視点でのエピローグが切なすぎました。
眩しかった夏が終わり、寂しさのただよう秋の様子の対比がまたいいです。
素敵な物語をありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
切ないエピローグと言っていただけて嬉しいです。
夏と秋の対比も拾っていただけて幸せ……!
素敵な感想をありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
切ないと言ってもらえて嬉しいです。
東さんの仰っていた……受賞・書籍化での加筆ですねw(叶ったらどれだけ嬉しいか……!)
心理描写はくどくならないようにと気をつけていたつもりでしたが、逆に抑えすぎてしまったのでしょうか。
まだ書き上げたばかりで推敲が追いついていないので、しっかり修正していこうと思います。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
四人のそれぞれの心情を受けとめていただけて嬉しいです!
受賞と書籍化で加筆……さらっとハードルの高いことを仰ってますが、そうなってくれたらどんなに良いか……!笑
結果はどうあれ、こうして作品に寄り添って素敵な感想をいただけたことがとても嬉しかったです。
東さん、本当にありがとうございました!
僕にできること
今日の更新で泣いちゃった
泣いた、と言ってもらえるのはとても貴重で嬉しいです。
東さん、ありがとうございます!
最新51話まで拝読しました。
重い題材ですが、紫音さんの筆力の高さで、すんなりと読めます。
1話あたりの文字数に気をつけながら書いておられるのでしょうか?
普通とは何か。
簡単に口にしてしまう普通という言葉ですが、個性を消してしまう恐ろしい言葉でもあるのだなと、改めて感じます。
最新話までお読みくださりありがとうございます。
筆力を褒めていただけて嬉しいです!
文字数は大体1000〜2000字程度で、区切りが良さそうなところ、ある程度続きが気になりそうなところまで書いているつもりです。
『普通』って難しいですよね。
人の数だけ『普通』があるのかなぁ、なんて考えてしまいます。
記憶喪失というテーマを活かして、情報をどんどん錯綜させていく展開と、私と書いて「ぼく」のルビが上手いですね。
冒頭から引き込まれます。
ルビを褒められたのは初めてなので、やって良かったなーと思います笑
木立さんは構成を大切にされている作家さんだと思いますので、展開も褒めていただけたのはとても嬉しいです。
素敵な感想をありがとうございます。
途中で感想を送ることは本当に少ないんですが
続きが気になって仕方がない!!!
東さんの貴重な途中感想!
ありがとうございます。
もっと速筆になりたい……。
来月の半ば辺りには完結させる予定ですので、最後まで楽しんでもらえると嬉しいです。
導入部からぐいぐい引っ張られるストーリー展開ですね。じっくり読ませてもらいます。
嬉しいお言葉をありがとうございます。
楽しんでお読みいただけると嬉しいです!
第一章 原因まで読みました。
事故に遭って記憶喪失になってしまったすずちゃん。色々なことを忘れてしまった影響で、なにが正しくてなにが間違っているのか判断できない状況ですね。
唐突に表れた先生と名乗る人物は何者なのか、なぜ性自認が違うのか、事故が起きる直前まで一緒にいたという沙耶ちゃんは何か知っているのではないか、すずちゃんが目を覚ました時に慌てていた両親は本当に娘が事故に遭ったからという理由だけだろうか、色々と気になる部分が散りばめられていてとても面白いな思いました。
日常系ミステリという感じでしょうか。とても続きが気になる作りができていると思います。レベルが高いのが伺えます。
まだ序盤なので謎が散りばめられている状態ですね。
すずの身に一体何が起こっているのか。
この先の展開も楽しんでいただけると嬉しいです。
素敵な感想ありがとうございます!
先がどうなるのか全くわからず、とても面白いです!
更新楽しみにしています。頑張ってください。
お読みいただきありがとうございます。
面白いと言っていただけて、とても嬉しいです。
この先の展開も楽しんでいただけますように!
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。