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Episode1・ゼロス誕生
王妃の外遊1
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あの肩車から一週間後。
私はイスラとゼロスとともに人間界にある故郷の国へ赴く日が来ました。
魔界の城門の前には私の護衛部隊が隊列を組んで整列しています。
隊列の中央には私が乗る大型の馬車。それを囲むようにして女官や侍女が控えている。
今回は三泊ほど赴くだけの短いものですが、魔界の王妃の移動には多くの女官や士官、護衛兵士が同行するのだそうです。
「行ってまいります」
「ああ、気を付けて行ってこい。何かあればすぐに連絡を寄越せ」
「はい」
城門まで見送りに出てくれたハウストに笑いかけました。
ハウストの背後にはフェリクトールをはじめとした高官や書記官、たくさんの侍従や侍女たちが整列しています。彼らも見送りに出てきているのです。
私はゼロスを抱いて、その隣にはイスラ。
招待されたのは私だけですが、イスラとゼロスは私の子どもとして同行することになりました。
「ハウスト……」
「どうした?」
「眉間に皺が……。あなたの意に反していることは分かっていますが、どうかそんな顔しないでください」
ゼロスを抱いたまま、ハウストの眉間にもう片方の手を伸ばす。
そっと指で触れると、苦笑したハウストに手を掴まれました。
「怒っている訳じゃないんだ。……ただ、俺も初日から同行したかっただけだ」
「ふふ、なんですかそれ」
小さく笑うと彼は苦笑して掴んだ手に口付けてくれます。
背後のフェリクトールが顔を顰めて「そんなの許すわけないだろ」と言いましたが、もちろん彼の耳には届いていないよう。
ハウストは指先に口付けてくれると、私の手をゼロスに戻しました。両腕でしっかり抱いているようにと。
「行きたい場所があるんだろう」
「気付かれていましたか」
「まあな」
「なんでもお見通しですね」
今回の招待は本当なら断っても良いものでした。でも私の気持ちが動いた理由をハウストは察してくれていたのです。
「俺も最終日には人間界へ行く。それまで待っていてくれ」
「お待ちしています」
そう言って微笑むと、ハウストの指に頬をひと撫でされる。
心地よい感触に頬を寄せるとハウストが目元に口付けてくれました。
「行ってこい」
「はい。イスラ、あなたもご挨拶を」
「うん」
隣にいたイスラは私のローブの裾を握ったままハウストを見上げます。
「いってくる」
「ブレイラとゼロスを頼んだぞ」
「まかせろ」
イスラがこくりと頷く。
ついでハウストは私に抱かれているゼロスを見ました。
「お前も赤ん坊だが王だ。ブレイラを頼んだぞ」
「ばぶ」
交わされた挨拶に目を細めます。
ハウストと私は結婚したので、イスラは勇者であるのと同時に魔王ハウストの第一子、ゼロスは第二子という扱いになるのです。
「では、また人間界で。イスラ、ゼロス、行きましょう」
私はゼロスを抱いたままお辞儀し、馬車に乗り込みました。
その後にイスラが続き、側近女官のコレットとマアヤも同じ馬車に乗り込みます。
馬車の窓から顔を覗かせるとハウストが穏やかな顔で見守ってくれていました。
「イスラ、ハウストですよ」
「バイバイだ」
イスラもぴょこんと顔を覗かせてハウストに手を振ります。
私は抱いていたゼロスも窓から覗かせて、赤ん坊の小さな手を持ってひらひらさせてあげました。
「あーうー」
「ふふふ、ゼロスも上手ですね」
こうしているうちに指揮官の合図があがり、隊列がゆっくりと進みだします。
私とイスラとゼロスは馬車の窓から手を振り、ハウストの姿が見えなくなるまで見つめていました。
「見えなくなってしまいましたね」
「さびしいのか?」
見上げてきたイスラに笑いかけます。
今回の外遊も王妃外交の一環なので少し不安ですが、これにも慣れていかなければならないのです。
「大丈夫ですよ、心配してくれてありがとうございます。コレット、外遊予定の確認をさせてください」
馬車に同乗しているコレットに話しかけました。
コレットが私の外遊予定を取り仕切ってくれているのです。
「魔王様が人間界へ赴かれるのは最終日の予定です。ブレイラ様には初日から国王との謁見、式典やセレモニーの予定が入っていますが」
コレットはそこで言葉を切りました。
でも躊躇いながらも私を伺うように見ます。
「先ほど行きたい場所があると魔王様におっしゃっていたようですが……」
コレットは言葉に困っているようでした。
コレットは側近になる際、私の経歴を知ったのです。
魔界の名家出身のコレットにとって、その経歴はとても平常心で話せるようなものではないのでしょう。どう切り出していいか困惑しているのです。
「気を使わせてしまいましたね、すみません。たしかに辛い思い出が多くある地ですが、楽しい思い出もあるんですよ。忘れ得ないほどの思い出もあります。国についたら半日ほどで構いませんので、私に時間を作ってもらえませんか?」
「畏まりました。その際、私どもも同行することになりますが宜しいでしょうか」
「はい、一人にしてほしいなんて我儘は毛頭言うつもりはありません。でも、護衛は最小限にしてもらえませんか?」
「承知いたしました。ではそのように手配いたします」
コレットはそう言うと私の希望を予定に組み込んでくれました。
そしてしばらく馬車は進み、大規模転移魔法が発動する予定地につきました。
馬車が停車し、隊列の指揮官の命令で転移魔法が発動する。
窓の外が光に包まれたかと思うと、車窓の光景が一瞬にして変わりました。
こうして私たちは人間界へ転移したのです。
◆◆◆◆◆◆
「……まいったな」
ハウストはブレイラが乗車した馬車を見送り、弱ったような顔で呟いた。
馬車の窓からブレイラとイスラとゼロスが覗き、手を振っていた光景がよぎる。
「すぐに行きたい」
「行かせる訳ないだろう」
すかさず背後からフェリクトールの呆れ切った声。
そんなもの承知だ。承知だが、あんなふうに旅立たれてはすぐに後を追いたくなるというものだろう。
「……お前は感慨に耽る間も与えてくれないのか」
「なにが感慨だ。最終日に余暇を調整した私の身にもなったらどうだ」
「お前なら全日調整できたんじゃないのか?」
「これ以上魔王閣下の政務に手を加えるなど、私には荷が重い役目」
「ハハハッ、似合わぬ謙遜だ」
ハウストは肩を竦めて笑う。
そしてもう一度ブレイラ達が去った方向を見る。
そろそろ大規模転移魔法陣の発動地へ着いた頃だろうか。
故郷の国に着いたらブレイラは何を思うだろう。
ブレイラには行きたい場所があることも、それが何処なのかも分かっている。
それはハウストにとってもブレイラとともに行きたい場所であり、忘れ得ない家なのだから。
◆◆◆◆◆◆
私はイスラとゼロスとともに人間界にある故郷の国へ赴く日が来ました。
魔界の城門の前には私の護衛部隊が隊列を組んで整列しています。
隊列の中央には私が乗る大型の馬車。それを囲むようにして女官や侍女が控えている。
今回は三泊ほど赴くだけの短いものですが、魔界の王妃の移動には多くの女官や士官、護衛兵士が同行するのだそうです。
「行ってまいります」
「ああ、気を付けて行ってこい。何かあればすぐに連絡を寄越せ」
「はい」
城門まで見送りに出てくれたハウストに笑いかけました。
ハウストの背後にはフェリクトールをはじめとした高官や書記官、たくさんの侍従や侍女たちが整列しています。彼らも見送りに出てきているのです。
私はゼロスを抱いて、その隣にはイスラ。
招待されたのは私だけですが、イスラとゼロスは私の子どもとして同行することになりました。
「ハウスト……」
「どうした?」
「眉間に皺が……。あなたの意に反していることは分かっていますが、どうかそんな顔しないでください」
ゼロスを抱いたまま、ハウストの眉間にもう片方の手を伸ばす。
そっと指で触れると、苦笑したハウストに手を掴まれました。
「怒っている訳じゃないんだ。……ただ、俺も初日から同行したかっただけだ」
「ふふ、なんですかそれ」
小さく笑うと彼は苦笑して掴んだ手に口付けてくれます。
背後のフェリクトールが顔を顰めて「そんなの許すわけないだろ」と言いましたが、もちろん彼の耳には届いていないよう。
ハウストは指先に口付けてくれると、私の手をゼロスに戻しました。両腕でしっかり抱いているようにと。
「行きたい場所があるんだろう」
「気付かれていましたか」
「まあな」
「なんでもお見通しですね」
今回の招待は本当なら断っても良いものでした。でも私の気持ちが動いた理由をハウストは察してくれていたのです。
「俺も最終日には人間界へ行く。それまで待っていてくれ」
「お待ちしています」
そう言って微笑むと、ハウストの指に頬をひと撫でされる。
心地よい感触に頬を寄せるとハウストが目元に口付けてくれました。
「行ってこい」
「はい。イスラ、あなたもご挨拶を」
「うん」
隣にいたイスラは私のローブの裾を握ったままハウストを見上げます。
「いってくる」
「ブレイラとゼロスを頼んだぞ」
「まかせろ」
イスラがこくりと頷く。
ついでハウストは私に抱かれているゼロスを見ました。
「お前も赤ん坊だが王だ。ブレイラを頼んだぞ」
「ばぶ」
交わされた挨拶に目を細めます。
ハウストと私は結婚したので、イスラは勇者であるのと同時に魔王ハウストの第一子、ゼロスは第二子という扱いになるのです。
「では、また人間界で。イスラ、ゼロス、行きましょう」
私はゼロスを抱いたままお辞儀し、馬車に乗り込みました。
その後にイスラが続き、側近女官のコレットとマアヤも同じ馬車に乗り込みます。
馬車の窓から顔を覗かせるとハウストが穏やかな顔で見守ってくれていました。
「イスラ、ハウストですよ」
「バイバイだ」
イスラもぴょこんと顔を覗かせてハウストに手を振ります。
私は抱いていたゼロスも窓から覗かせて、赤ん坊の小さな手を持ってひらひらさせてあげました。
「あーうー」
「ふふふ、ゼロスも上手ですね」
こうしているうちに指揮官の合図があがり、隊列がゆっくりと進みだします。
私とイスラとゼロスは馬車の窓から手を振り、ハウストの姿が見えなくなるまで見つめていました。
「見えなくなってしまいましたね」
「さびしいのか?」
見上げてきたイスラに笑いかけます。
今回の外遊も王妃外交の一環なので少し不安ですが、これにも慣れていかなければならないのです。
「大丈夫ですよ、心配してくれてありがとうございます。コレット、外遊予定の確認をさせてください」
馬車に同乗しているコレットに話しかけました。
コレットが私の外遊予定を取り仕切ってくれているのです。
「魔王様が人間界へ赴かれるのは最終日の予定です。ブレイラ様には初日から国王との謁見、式典やセレモニーの予定が入っていますが」
コレットはそこで言葉を切りました。
でも躊躇いながらも私を伺うように見ます。
「先ほど行きたい場所があると魔王様におっしゃっていたようですが……」
コレットは言葉に困っているようでした。
コレットは側近になる際、私の経歴を知ったのです。
魔界の名家出身のコレットにとって、その経歴はとても平常心で話せるようなものではないのでしょう。どう切り出していいか困惑しているのです。
「気を使わせてしまいましたね、すみません。たしかに辛い思い出が多くある地ですが、楽しい思い出もあるんですよ。忘れ得ないほどの思い出もあります。国についたら半日ほどで構いませんので、私に時間を作ってもらえませんか?」
「畏まりました。その際、私どもも同行することになりますが宜しいでしょうか」
「はい、一人にしてほしいなんて我儘は毛頭言うつもりはありません。でも、護衛は最小限にしてもらえませんか?」
「承知いたしました。ではそのように手配いたします」
コレットはそう言うと私の希望を予定に組み込んでくれました。
そしてしばらく馬車は進み、大規模転移魔法が発動する予定地につきました。
馬車が停車し、隊列の指揮官の命令で転移魔法が発動する。
窓の外が光に包まれたかと思うと、車窓の光景が一瞬にして変わりました。
こうして私たちは人間界へ転移したのです。
◆◆◆◆◆◆
「……まいったな」
ハウストはブレイラが乗車した馬車を見送り、弱ったような顔で呟いた。
馬車の窓からブレイラとイスラとゼロスが覗き、手を振っていた光景がよぎる。
「すぐに行きたい」
「行かせる訳ないだろう」
すかさず背後からフェリクトールの呆れ切った声。
そんなもの承知だ。承知だが、あんなふうに旅立たれてはすぐに後を追いたくなるというものだろう。
「……お前は感慨に耽る間も与えてくれないのか」
「なにが感慨だ。最終日に余暇を調整した私の身にもなったらどうだ」
「お前なら全日調整できたんじゃないのか?」
「これ以上魔王閣下の政務に手を加えるなど、私には荷が重い役目」
「ハハハッ、似合わぬ謙遜だ」
ハウストは肩を竦めて笑う。
そしてもう一度ブレイラ達が去った方向を見る。
そろそろ大規模転移魔法陣の発動地へ着いた頃だろうか。
故郷の国に着いたらブレイラは何を思うだろう。
ブレイラには行きたい場所があることも、それが何処なのかも分かっている。
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