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しおりを挟むニコラスの指が一本中に入る。
指の腹が下に向いており、撫でていたかと思うと中でクルっと回転した。
体が自然に前の時に気持ちよかった場所に誘導するように強請る。
一度抜かれて二本になった。また中で回転させる。不思議な刺激を感じる。
気持ちいい場所を擦られながら、粒を舐められる。
あぁ、そこはどうしてジンジンするの?
気持ちよくて怖いと感じる場所。
ニコラスが口づけするように吸い上げる。その快感で達すると中の指をきつく締める。
中で指を動かし、段々と激しく出し入れする。
無理矢理高められて、あと少しで弾けそうなところで動きが止まった。
「いや…ニック?止めないで?」
無情にも指が抜かれ、寂しくヒクついている。
「大丈夫だよ、ルビィ。もっと気持ちよくしてあげる。」
秘部に当てられたニコラスのモノをヒクついている入口が飲み込んでいく。
先ほどまで指で擦られた場所まで入れ止める。
「…んん。ニック。奥が寂しいの。もっと奥まで入れて?」
焦れたルビーナに言わせたニコラスはゆっくりと少しずつ奥へと進めた。
全部中に入れたニコラスは、ルビーナに覆いかぶさり抱きしめて口づける。
「痛くない?ココ、この中に入ってる。」
ニコラスが下腹を軽く押す。
「大丈夫。だけど、腰が動いてしまうの。刺激が欲しい。動いて?」
「ああ。ルビィは本当に可愛い。大好きだよ。」
ニコラスが腰を引いて戻ってくる。
狭いところを押し広げる圧迫感が苦しい。動きがどんどん早くなる。
気持ちいいところを擦られ、声が止まらない。
ようやく高みに達し中を締め付けると、ニコラスがグッグっと腰を押し付け精を放った。
奥に熱を感じる。お腹を撫でているとニコラスが言った。
「精を放つとルビィの中に俺が入って混じってる気分だ。
この間は外で我慢したから…俺の精に濡れたルビィもよかったけど。」
…中にあるモノが大きくなった?なぜ?
「ちょっと我慢がきかなくて早めに放ったから、次はゆっくりしようか?
俺もよく知らないんだけど、いろいろな体位があるらしいから楽しもうね。指南書にあったんだ。」
とりあえず、と一度抜いて体を起こされた。そして気がつけば犬猫のような体勢?
顔だけ振り返れば、満面の笑みが返ってきた。
ニコラスは秘部に触れ、自分が放ったものを少し掻き出す。
そしてまた大きくなってるニコラスのモノを中に入れた。
「ああ…グチュグチュ音がすごいね。さっきと当たるところが違うね?」
背中に吸い跡を付けながら、ニコラスはゆっくりと腰を動かす。
胸の柔らかさも堪能している。タプタプして遊んでる。
ニコラスが見えない分、聴覚まで刺激され犯されてる気分になった。
「ニック、…どうしよう?腕が、力が入らないの。」
「そこのピローを抱きしめたらいいよ。腰は俺が持ってるから大丈夫。」
大丈夫?大丈夫じゃないわ。猫が伸びをしてる体勢じゃない?
でも気持ちいい。ゆっくりなのがもどかしい。
「疲れた?じゃあ横向こうか。」
横を向くと片足をニコラスの肩に乗せた。
その状態で挿入されると、すごく奥まで入った気がした。
「ルビィ、気持ちよさそうだね?どの体位が好みかな。ん?…今日は限界?」
始めの体勢に戻り、一気に突き入れる。容赦なく激しく出し入れされている。
奥が刺激され続けて、ビクビクっと達するとニコラスも奥に精を放った。
「気持ちよかった?疲れたね。体を拭くから寝てていいよ。」
ニコラスは口づけをして中から抜き、タオルを取りに行った。
ヘトヘトだ。気持ちよかったけど…
体力をつけなければと思いながら眠りにつく直前、それより重要なことがあると思った。
…あの大型犬(ニコラス)は、しつけが必要であると。
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