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第二部「ハルコン青年期」
46 サスパニア出張旅団、フォリア山国境付近まで前進する_09
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* *
「はっ、はっ、はっ、……。すっげぇーっ。すっげえーよっ、ハルコンッ!」
場の空気を壊すように、「半次郎」が嬉しそうに叫び声を上げると、……。
一級剣士らも一瞬ハッとした表情を浮かべたものの、直ぐに「半次郎」の意図を汲んだのか、……。
こちら(ハルコン)に向って、親指を立てて右拳を突き出すと、ニィッと笑った。
なるほど。このまま騒ぎにはせずに、内々に済ませるつもりなのかな? とハルコンも理解した。
次の瞬間、……。
「者どもっ、勝どきを上げろぉぉ―――っっ!!」
元女盗賊の、空気を割いて天高く届くような絶叫の後。
「「「「「「「「「「うらあああああぁぁぁ――――――っっっ!!!」」」」」」」」」」
旅団全団員による驚嘆の雄叫びが、フォルナ山の四囲を轟かせた。
「あっ、そぉ~れっ、ハッ・ルゥッ・コォンッ! あっ、そぉ~れっ、ハッ・ルゥッ・コォンッ!、……」
まるで、雄鶏が牝鶏の前でチャントでもするかのように、振り付けたっぷりで、元女盗賊と「半次郎」の2人が「道化」を演じて踊り出すと、……。
続けて、ゴリネルとトラコの2人も加わって、4人が率先して場を盛り上げていった。
「「「「「「「「「「ハッ・ルゥッ・コォンッ! ハッ・ルゥッ・コォンッ! わああああああぁぁぁ――――――っっっ!!!」」」」」」」」」」
まさに、割れんばかりの歓声。
旅団全体がゾーンに入ったように興奮状態に陥り、まさに沸点に達したのだ。
「ま、まぁ……。何しろ、ハルコンのことですから」
「そ、そうですわね。なにしろ、ハルコンのことですから、……ね」
「「ふふっ。ふふふふっ」」
指揮車両の中で、当初不穏だった空気なんだけど、……。
車外の全団員による異様な盛り上がりに、ここで反論するのは得策ではないと、シルファー団長とステラ殿下は思い至ったのかもしれない。
おそらく、両殿下は旅団の並々ならぬ盛り上がりの前に、膝を屈したのだろう。
場の雰囲気に飲まれながら、共に「「ハッ・ルゥッ・コォンッ!」」と繰り返しお叫びになられていた。
「良かったね、ハルコン!」
ニヤリとミラがこちらの肩に手を添えて笑うため、まぁ、何とかなったのかなぁと、ハルコンも漸く一息吐くことができた。
* *
翼竜が5体も襲撃してきたというのに、……。
旅団の過剰とも言える戦力で、見事粉砕してしまいました。
「はっ、はっ、はっ、……。すっげぇーっ。すっげえーよっ、ハルコンッ!」
場の空気を壊すように、「半次郎」が嬉しそうに叫び声を上げると、……。
一級剣士らも一瞬ハッとした表情を浮かべたものの、直ぐに「半次郎」の意図を汲んだのか、……。
こちら(ハルコン)に向って、親指を立てて右拳を突き出すと、ニィッと笑った。
なるほど。このまま騒ぎにはせずに、内々に済ませるつもりなのかな? とハルコンも理解した。
次の瞬間、……。
「者どもっ、勝どきを上げろぉぉ―――っっ!!」
元女盗賊の、空気を割いて天高く届くような絶叫の後。
「「「「「「「「「「うらあああああぁぁぁ――――――っっっ!!!」」」」」」」」」」
旅団全団員による驚嘆の雄叫びが、フォルナ山の四囲を轟かせた。
「あっ、そぉ~れっ、ハッ・ルゥッ・コォンッ! あっ、そぉ~れっ、ハッ・ルゥッ・コォンッ!、……」
まるで、雄鶏が牝鶏の前でチャントでもするかのように、振り付けたっぷりで、元女盗賊と「半次郎」の2人が「道化」を演じて踊り出すと、……。
続けて、ゴリネルとトラコの2人も加わって、4人が率先して場を盛り上げていった。
「「「「「「「「「「ハッ・ルゥッ・コォンッ! ハッ・ルゥッ・コォンッ! わああああああぁぁぁ――――――っっっ!!!」」」」」」」」」」
まさに、割れんばかりの歓声。
旅団全体がゾーンに入ったように興奮状態に陥り、まさに沸点に達したのだ。
「ま、まぁ……。何しろ、ハルコンのことですから」
「そ、そうですわね。なにしろ、ハルコンのことですから、……ね」
「「ふふっ。ふふふふっ」」
指揮車両の中で、当初不穏だった空気なんだけど、……。
車外の全団員による異様な盛り上がりに、ここで反論するのは得策ではないと、シルファー団長とステラ殿下は思い至ったのかもしれない。
おそらく、両殿下は旅団の並々ならぬ盛り上がりの前に、膝を屈したのだろう。
場の雰囲気に飲まれながら、共に「「ハッ・ルゥッ・コォンッ!」」と繰り返しお叫びになられていた。
「良かったね、ハルコン!」
ニヤリとミラがこちらの肩に手を添えて笑うため、まぁ、何とかなったのかなぁと、ハルコンも漸く一息吐くことができた。
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翼竜が5体も襲撃してきたというのに、……。
旅団の過剰とも言える戦力で、見事粉砕してしまいました。
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