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「ほう?サイラス君か。いいんじゃないか?」
「サイラスの調査したけど問題なかったしな。」
「一途にアンリちゃんを愛してくれるならいいのよ~。」
「サイラスの腕は確かだ。学園卒業後は騎士団に是非入って欲しいと思っている。」
……あれ?
いつの間にサイラスの調査していたの?
そしてサイラス歓迎ムード?
いや、ありがたいんだけどここまで話がスムーズに進むなんて思いもしなかったよ。
「えっと、それじゃあ私はサイラスとお付き合いしてもいいって事ですか?」
私が恐る恐る尋ねると、
「何を遠慮しているのよ!アンリちゃんは好きな人と結婚したらいいって話していたでしょ?私たちは貴女を政治の駒として使ったりしないわ!幸せにならなきゃダメなんだからね?もしサイラス君が余所見したり、アンリちゃんを泣かせたりしたら…ねぇ?」
お母様!?
怖いです!
その笑顔怖いです!!
「それじゃあサイラス君の家と婚約について話し合う事にしよう。アンリは今まで苦労してきたんだ。これからは幸せにならなければならないからな。」
そう言ってお父様は私の髪を撫でると、書斎へ戻っていった。
多分私とサイラスの婚約の書類を今から作成するんだろう。
忙しい時に本当に申し訳ない!!
私一人だけ浮かれているなんて!!
「アンリちゃん、明日は学園に行くんでしょ?今日は早めに寝たらいいわ。昨日ショックな事あった後だしね?まぁ、今日素敵な事があったから大丈夫だと思うけど?ふふふっ。」
お母様は扇子で口元を隠しながら微笑まれてます。
いやもう笑い声出ちゃってるよ?
こんな時どう対応したらいいの!?
照れちゃうんだけど…。
誰か助けて…って皆どこか微笑ましい目で私を見てる!!
やめてー!!
私のヒットポイントほぼゼロよ!
こうなったらもう部屋に戻るしかない!
「それではお言葉に甘えて私は部屋で休ませていただきますお忙しいのにお時間をとっていただきありがとうございます。それではおやすみなさい!」
サロンから出た私は淑女としてギリギリ許されるペースの早足で部屋へと逃げ帰った。
エマ~!
やっぱり今日言うべきじゃなかったよ~。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「アンリは部屋に戻ったか?」
「はい。部屋に戻られました。」
アンリが去ったサロンにて、トパゾライト公爵家の会議が行われようとしていた。
「エマ、サイラスは本当に大切にしてくれると思うか?」
カイルの質問にエマは大きく頷き答えた。
「はい。サイラス様はいつもアンリ様を気にかけておられます。何か問題が起きた時助けて下さっているのもサイラス様です。彼ならば信用できるかと。」
「なるほど。それならアンリは幸せになれるな。」
「サイラスの剣の実力は確かだしね。まだ2年生だけど既に彼は騎士爵を持っている。卒業後騎士団に入って欲しい人材だ。それにこのまま順調に手柄を立てていくと子爵ぐらいには必ずなるだろう。もしかしたらそれ以上になるかもだしな。」
「アンリちゃんを守れるなら安心だわ!」
「よし。このままアンリとサイラスを我々は見守る事にしよう。何か問題が起きた時は必ず連絡してくるように!それでは解散!」
こうしてアンリの知らないところで、アンリとサイラスを見守る会が発足していたのだった。
この見守る会の存在をアンリが知ることになるのはまだ先の話。
「サイラスの調査したけど問題なかったしな。」
「一途にアンリちゃんを愛してくれるならいいのよ~。」
「サイラスの腕は確かだ。学園卒業後は騎士団に是非入って欲しいと思っている。」
……あれ?
いつの間にサイラスの調査していたの?
そしてサイラス歓迎ムード?
いや、ありがたいんだけどここまで話がスムーズに進むなんて思いもしなかったよ。
「えっと、それじゃあ私はサイラスとお付き合いしてもいいって事ですか?」
私が恐る恐る尋ねると、
「何を遠慮しているのよ!アンリちゃんは好きな人と結婚したらいいって話していたでしょ?私たちは貴女を政治の駒として使ったりしないわ!幸せにならなきゃダメなんだからね?もしサイラス君が余所見したり、アンリちゃんを泣かせたりしたら…ねぇ?」
お母様!?
怖いです!
その笑顔怖いです!!
「それじゃあサイラス君の家と婚約について話し合う事にしよう。アンリは今まで苦労してきたんだ。これからは幸せにならなければならないからな。」
そう言ってお父様は私の髪を撫でると、書斎へ戻っていった。
多分私とサイラスの婚約の書類を今から作成するんだろう。
忙しい時に本当に申し訳ない!!
私一人だけ浮かれているなんて!!
「アンリちゃん、明日は学園に行くんでしょ?今日は早めに寝たらいいわ。昨日ショックな事あった後だしね?まぁ、今日素敵な事があったから大丈夫だと思うけど?ふふふっ。」
お母様は扇子で口元を隠しながら微笑まれてます。
いやもう笑い声出ちゃってるよ?
こんな時どう対応したらいいの!?
照れちゃうんだけど…。
誰か助けて…って皆どこか微笑ましい目で私を見てる!!
やめてー!!
私のヒットポイントほぼゼロよ!
こうなったらもう部屋に戻るしかない!
「それではお言葉に甘えて私は部屋で休ませていただきますお忙しいのにお時間をとっていただきありがとうございます。それではおやすみなさい!」
サロンから出た私は淑女としてギリギリ許されるペースの早足で部屋へと逃げ帰った。
エマ~!
やっぱり今日言うべきじゃなかったよ~。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「アンリは部屋に戻ったか?」
「はい。部屋に戻られました。」
アンリが去ったサロンにて、トパゾライト公爵家の会議が行われようとしていた。
「エマ、サイラスは本当に大切にしてくれると思うか?」
カイルの質問にエマは大きく頷き答えた。
「はい。サイラス様はいつもアンリ様を気にかけておられます。何か問題が起きた時助けて下さっているのもサイラス様です。彼ならば信用できるかと。」
「なるほど。それならアンリは幸せになれるな。」
「サイラスの剣の実力は確かだしね。まだ2年生だけど既に彼は騎士爵を持っている。卒業後騎士団に入って欲しい人材だ。それにこのまま順調に手柄を立てていくと子爵ぐらいには必ずなるだろう。もしかしたらそれ以上になるかもだしな。」
「アンリちゃんを守れるなら安心だわ!」
「よし。このままアンリとサイラスを我々は見守る事にしよう。何か問題が起きた時は必ず連絡してくるように!それでは解散!」
こうしてアンリの知らないところで、アンリとサイラスを見守る会が発足していたのだった。
この見守る会の存在をアンリが知ることになるのはまだ先の話。
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