75 / 81
75
しおりを挟む
「ほぉ~それで昨日からサイラスと付き合うようになったと。」
「そうなの。ちゃんとシンシアには伝えておこうと思って。」
私とサイラスを交互にみたシンシアは私に向かって笑顔を見せた。
「良かったじゃない!サイラスなら私も安心できるよ!サイラスはアンリ一途だったからね~。サイラスは想いが通じて良かったね~?頑張って騎士爵とった甲斐があったじゃない!」
「え?とった?」
「何?言ってないの?サイラスは、侯爵家とはいえ次男でしょ?それを気にして中々アンリにアタック出来てなかったのよ。だから、私が騎士爵頑張って目指したらって背中押したの。そしたらサイラスってばあっさりと授爵されたのよ。今も王家からの依頼を着実にこなしているから、多分まだ爵位挙がると思うわよ?」
「シンシア!そこまで言わなくてもいいじゃないか!」
サイラスが顔を赤くして抗議しているのを見て、私まで顔が赤くなってしまった。
まさか私の為に頑張ってくれていたなんて…知らなかった…。
「サイラス、私は別に平民でも良かったんだよ?ほら平民目指していたし!」
「それは知ってる。けどやっぱりトパゾライト公爵様に婚約を申し出る時に役たたずだと思われたくなかったからな。それにアンリに苦労させたくないし…。」
なんてこったい!
こんなにいい人が私の婚約者でいいの?
私本当に平々凡々だよ?
しかもあのカルサイト元侯爵の血を受け継いでいるんだよ?
まぁ、あんな人達にはなりたくないけどね?
2人して照れているとシンシアにため息をつかれた。
「全く。あんた達は幸せかも知れないけど私は今からまた婚約者探しよ。私嫁入り予定だったんだけど、嫁入り先が男爵位まで降格してね。流石に侯爵令嬢の私が嫁に行くわけにはいかなくなったのよ。まぁ、元々政略結婚の予定だったし、仲良くもなかったから落ち込んだりはしていないんだけどね?今から探すのが面倒だな…って。」
シンシアの発言を聞いた私たちはシンシアに謝った。
するとシンシアは、
「謝らなくていいの!それにこの事を秘密にされていたら私怒ったと思う。まぁ、幸せな2人には私の婚約者探しを手伝って欲しいかな~幸せのおすそ分けをよろしく!」
そういって声を出して笑った。
シンシアの婚約者か…シンシアは勉強もできるし礼節も完璧だ。
お兄様達にもシンシアにいい相手がいないか聞いてみよう。
そして寮に帰宅後私は、トパゾライト家にシンシアの婚約者としていい人はいないかと手紙を書いた。
そう軽い気持ちで…。
シンシアにいい人を紹介して貰えないかな~って本当に軽い気持ちだったんです…。
まさか…お兄様が返事を持って学園にやって来るなんて思いもしなかったから…。
ごめん、シンシア。
なんか私やらかしたみたい…。
「そうなの。ちゃんとシンシアには伝えておこうと思って。」
私とサイラスを交互にみたシンシアは私に向かって笑顔を見せた。
「良かったじゃない!サイラスなら私も安心できるよ!サイラスはアンリ一途だったからね~。サイラスは想いが通じて良かったね~?頑張って騎士爵とった甲斐があったじゃない!」
「え?とった?」
「何?言ってないの?サイラスは、侯爵家とはいえ次男でしょ?それを気にして中々アンリにアタック出来てなかったのよ。だから、私が騎士爵頑張って目指したらって背中押したの。そしたらサイラスってばあっさりと授爵されたのよ。今も王家からの依頼を着実にこなしているから、多分まだ爵位挙がると思うわよ?」
「シンシア!そこまで言わなくてもいいじゃないか!」
サイラスが顔を赤くして抗議しているのを見て、私まで顔が赤くなってしまった。
まさか私の為に頑張ってくれていたなんて…知らなかった…。
「サイラス、私は別に平民でも良かったんだよ?ほら平民目指していたし!」
「それは知ってる。けどやっぱりトパゾライト公爵様に婚約を申し出る時に役たたずだと思われたくなかったからな。それにアンリに苦労させたくないし…。」
なんてこったい!
こんなにいい人が私の婚約者でいいの?
私本当に平々凡々だよ?
しかもあのカルサイト元侯爵の血を受け継いでいるんだよ?
まぁ、あんな人達にはなりたくないけどね?
2人して照れているとシンシアにため息をつかれた。
「全く。あんた達は幸せかも知れないけど私は今からまた婚約者探しよ。私嫁入り予定だったんだけど、嫁入り先が男爵位まで降格してね。流石に侯爵令嬢の私が嫁に行くわけにはいかなくなったのよ。まぁ、元々政略結婚の予定だったし、仲良くもなかったから落ち込んだりはしていないんだけどね?今から探すのが面倒だな…って。」
シンシアの発言を聞いた私たちはシンシアに謝った。
するとシンシアは、
「謝らなくていいの!それにこの事を秘密にされていたら私怒ったと思う。まぁ、幸せな2人には私の婚約者探しを手伝って欲しいかな~幸せのおすそ分けをよろしく!」
そういって声を出して笑った。
シンシアの婚約者か…シンシアは勉強もできるし礼節も完璧だ。
お兄様達にもシンシアにいい相手がいないか聞いてみよう。
そして寮に帰宅後私は、トパゾライト家にシンシアの婚約者としていい人はいないかと手紙を書いた。
そう軽い気持ちで…。
シンシアにいい人を紹介して貰えないかな~って本当に軽い気持ちだったんです…。
まさか…お兄様が返事を持って学園にやって来るなんて思いもしなかったから…。
ごめん、シンシア。
なんか私やらかしたみたい…。
841
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢発溺愛幼女着
みおな
ファンタジー
「違います!わたくしは、フローラさんをいじめてなどいません!」
わたくしの声がホールに響いたけれど、誰もわたくしに手を差し伸べて下さることはなかった。
響いたのは、婚約者である王太子殿下の冷たい声。
わたくしに差し伸べられたのは、騎士団長のご子息がわたくしを強く床に押し付ける腕。
冷ややかな周囲のご令嬢ご令息の冷笑。
どうして。
誰もわたくしを信じてくれないまま、わたくしは冷たい牢の中で命を落とした。
奪う人たちは放っておいて私はお菓子を焼きます
タマ マコト
ファンタジー
伯爵家の次女クラリス・フォン・ブランディエは、姉ヴィオレッタと常に比較され、「控えめでいなさい」と言われ続けて育った。やがて姉の縁談を機に、母ベアトリスの価値観の中では自分が永遠に“引き立て役”でしかないと悟ったクラリスは、父が遺した領都の家を頼りに自ら家を出る。
領都の端でひとり焼き菓子を焼き始めた彼女は、午後の光が差す小さな店『午後の窓』を開く。そこへ、紅茶の香りに異様に敏感な謎の青年が現れる。名も素性も明かさぬまま、ただ菓子の味を静かに言い当てる彼との出会いが、クラリスの新しい人生をゆっくりと動かし始める。
奪い合う世界から離れ、比較されない場所で生きると決めた少女の、静かな再出発の物語。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
【完結済】悪役令嬢の妹様
紫
ファンタジー
星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。
そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。
ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。
やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。
―――アイシアお姉様は私が守る!
最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する!
※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>
既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
留学してたら、愚昧がやらかした件。
庭にハニワ
ファンタジー
バカだアホだ、と思っちゃいたが、本当に愚かしい妹。老害と化した祖父母に甘やかし放題されて、聖女気取りで日々暮らしてるらしい。どうしてくれよう……。
R−15は基本です。
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる