俺の婚約者は悪役令息ですか?

SEKISUI

文字の大きさ
27 / 40

27

しおりを挟む

 聖女対俺の戦いは精神的に俺が物理的にセドがざまぁして勝利を収めた俺達は馬車に揺られてセドのお家に向かっている
 俺的には疲れたから自分のお家に帰って可愛い可愛い姪に癒やされたかったんだけど、セドが駄々こねて強制連行されてます
 えーっ!!お前じゃ癒やされないんだけど

 セドは馬車の緩衝材のメッチャ効いた高級椅子に俺を抱かえて座り、ロイは馭者も努めているので外にいる
 馬車の中は二人きり
 くっそ甘い空気と淀んだ空気がMIXされた馬車の中を覆って何かやだ
 さっきからセドは俺の顔や首をチュッチュしてきて唾液だらけかな
 そして聖女と間接チューだけど黙っておこう
 ややこいから
 「ンッ………イッ?!……」
 噛みよった
 鎖骨噛まれた
 「たぁああ!何すんだよ!」
 「ローレンが私のものって印」
 はぁ?俺は俺のものですけど
 そうかい、じゃあさ……こうしてくれるわ
 ガブっ!!
 「ヴッッ!??痛………」
 セドの首を噛んでやった
 「俺はお前のものじゃない。お前が俺のものだ」
 な~んてね
 「ロ、ロロ、ローレン♡」
 あれ?
 「そんだね!私はローレンのものだよ♡」
 あれあれ?
 「好き!愛してる!死んでも離さない!来世でも一緒だから」
 重っ!
 言葉もですが声も段々低く重い
 「絶対に離さないから」
 呪詛を吐くみたいに言われて怖いんだけど
 「ねっローレン」
 怖くて目が合わせられない
 「ローレンも私の事好き?」
 「ぇ?あっ……」
 「好き?」
 視線が合ってないのに視線が痛い
 見てる
 すっごく見てる
 「……ぅん。すき……です」
 えっ何なの?これNOって言えないやつじゃない
 地雷踏んだの?どこ?何処にあった?
 
 「良かった」
 頬笑を浮かべるセドに俺はホッとする
 俺も良かった機嫌直ったみたいで
 「違うとか。他に好きな人がいるとか言われたら。私以外と接触出来ないように監禁かな、とかそいつ殺るしかないよね」
 「は、はは………ナイヨ、絶対ナイヨ。俺ハセドガ好キダヨ」
 あっぶね~俺あぶねーなぁもう
 「うん私もローレンが大好き。フフッじゃあ次は口の消毒かな」
 「えっ?」
 「お口開けて」
 笑顔が怖い
 「ロイを撒いて聖女に捕まってキスされたでしょ」
 馬車の中の淀みが深くなったのを感じた
 これは………機嫌が相当お悪いようで
 全然機嫌が直ってなかった
 やばいな………何故俺は気付かなかった
 ずっと怒ってたんだ
 聖女に連れ込まれた時からずっと不機嫌なままなんだ
 背に冷や汗が流れる
 「く・ち・あ・け・ろ」
 俺は言わた通りに開けた
 「い~子だ。舌出して」
 躊躇っては駄目だ
 素直に舌を出せば、セドの指に捕まれた
 セドの舌が俺の舌の上を這い絡められる
 口を閉じれない為唾液が舌へと流れてセドが舐め取る

 ペロリ、チュルチュル
 
 ベロリ、ペロペロ

 チュー!を繰り返えされ
 「ん~~んん~」
 長い、しつこい、ねちっこいと抗議の声になってない訴えをした
 「分かった」
 指を離してくれたと安心したら手で頭を押さえられて唇を塞がれた
 舌が入って歯列をなぞり上顎をなぞられ舌は喉奥へとやって来る
 中を蹂躙され俺の息は絶え絶えだ


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢と同じ名前だけど、僕は男です。

みあき
BL
名前はティータイムがテーマ。主人公と婚約者の王子がいちゃいちゃする話。 男女共に子どもを産める世界です。容姿についての描写は敢えてしていません。 メインカプが男性同士のためBLジャンルに設定していますが、周辺は異性のカプも多いです。 奇数話が主人公視点、偶数話が婚約者の王子視点です。 pixivでは既に最終回まで投稿しています。

番に見つからない街で、子供を育てている

はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。 異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。 現世の記憶は失われているが、 この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。 街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、 ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。 だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。 再会は望まない。 今はただ、この子との生活を守りたい。 これは、番から逃げたオメガが、 選び直すまでの物語。 *不定期連載です。

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた

マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。 主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。 しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。 平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。 タイトルを変えました。 前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。 急に変えてしまい、すみません。  

婚約破棄された悪役令息は隣国の王子に持ち帰りされる

kouta
BL
婚約破棄された直後に前世の記憶を思い出したノア。 かつて遊んだことがある乙女ゲームの世界に転生したと察した彼は「あ、そういえば俺この後逆上して主人公に斬りかかった挙句にボコされて処刑されるんだったわ」と自分の運命を思い出す。 そしてメンタルがアラフォーとなった彼には最早婚約者は顔が良いだけの二股クズにしか見えず、あっさりと婚約破棄を快諾する。 「まぁ言うてこの年で婚約破棄されたとなると独身確定か……いっそのこと出家して、転生者らしくギルドなんか登録しちゃって俺TUEEE!でもやってみっか!」とポジティブに自分の身の振り方を考えていたノアだったが、それまでまるで接点のなかったキラキライケメンがグイグイ攻めてきて……「あれ? もしかして俺口説かれてます?」 おまけに婚約破棄したはずの二股男もなんかやたらと絡んでくるんですが……俺の冒険者ライフはいつ始まるんですか??(※始まりません)

成長を見守っていた王子様が結婚するので大人になったなとしみじみしていたら結婚相手が自分だった

みたこ
BL
年の離れた友人として接していた王子様となぜか結婚することになったおじさんの話です。

「オレの番は、いちばん近くて、いちばん遠いアルファだった」

星井 悠里
BL
大好きだった幼なじみのアルファは、皆の憧れだった。 ベータのオレは、王都に誘ってくれたその手を取れなかった。 番にはなれない未来が、ただ怖かった。隣に立ち続ける自信がなかった。 あれから二年。幼馴染の婚約の噂を聞いて胸が痛むことはあるけれど、 平凡だけどちゃんと働いて、それなりに楽しく生きていた。 そんなオレの体に、ふとした異変が起きはじめた。 ――何でいまさら。オメガだった、なんて。 オメガだったら、これからますます頑張ろうとしていた仕事も出来なくなる。 2年前のあの時だったら。あの手を取れたかもしれないのに。 どうして、いまさら。 すれ違った運命に、急展開で振り回される、Ωのお話。 ハピエン確定です。(全10話) 2025年 07月12日 ~2025年 07月21日 なろうさんで完結してます。

美人なのに醜いと虐げられる転生公爵令息は、婚約破棄と家を捨てて成り上がることを画策しています。

竜鳴躍
BL
ミスティ=エルフィードには前世の記憶がある。 男しかいないこの世界、横暴な王子の婚約者であることには絶望しかない。 家族も屑ばかりで、母親(男)は美しく生まれた息子に嫉妬して、徹底的にその美を隠し、『醜い』子として育てられた。 前世の記憶があるから、本当は自分が誰よりも美しいことは分かっている。 前世の記憶チートで優秀なことも。 だけど、こんな家も婚約者も捨てたいから、僕は知られないように自分を磨く。 愚かで醜い子として婚約破棄されたいから。

処理中です...