俺の婚約者は悪役令息ですか?

SEKISUI

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 時には軽くチュッとな、時にはハムハムと糸引いて、そして最終敵には唾液分泌の交換や内蔵迫り上がってきそうな吸引力のあるキス

 それは長い長~い接吻はセドのお家に着くまで続いた
 あれ?長くね?お前ん家学校から馬車で15分位だったよね?
 ロイがいらん気をまわしただろ
 足の小指角でぶつければいいのに
 俺の唇腫れてない?
 あれ?そういえば怖気も寒気も吐き気もなかったな
 セドの時はないなぁ
 まぁ相手セドだしね
 よくしてくるし、慣れかな?慣れってこわいな、でもセドだし、じゃないとしょっちゅう吐いてる
 
 馬車が停まった
 唇をようなく開放された
 「消毒完了」
 嬉しそうだ
 ちょっとは機嫌直ったかな?
 扉が開かれ俺は抱っこされたまま馬車を降ろされた
 そのままセドの部屋へ連行され、ベットへ降ろされる
 「脱いで」
 えっ、嫌ですけど
 思わず胸を隠してしまう
 首をフリフリして拒否れば、それはそれは嬉しそうに黒い笑みを浮かべて『次は身体の方の消毒だ』
 獰猛な肉食獣の顔で『言い付けを破ったお仕置きも必要だなフフフ』
 俺被害者だったと思うんですが?ちょっと?小指程?は悪かったかも、しれないけど
 
 「暴れると酷いよ」
 どっかの悪役が言うセリフを最後に俺は抵抗虚しく剥かれた
 パンツの一枚も履いてない
 すっぽんぽんだ
  手は背中に回され結ばれているせいで隠す事さえ許されない
 足の間にはセドが居て閉じれなくされている
 上から下へゆっくりとセドの視線が降りてゆく
 その視線は胸元で一端止まる
 『ピンク良し』『大きさ良し』『実り良し』更に視線は下へ
 「可愛い臍だな」
 普通ですけど
 視線は更に下へと降りて
『可愛いさ良し』『こちらのピンクも良し』『華奢度良し』
 こらぁぁあ!何処見て言ってる
 俺の俺はやる時はやる子のはずだ
 言わないけど
 ややこしくなるから
 
 「ここまでは問題ない。何時もと変わらない、可愛いローレンだ。さて一番肝心な場所のチェックしないと」
 俺の俺を優しくセドが持ち上げた
 その奥にある持ち主である俺ですら見たことない場所をセドの視線が一箇所に留まりじっと、じっと、じっと………止めてもらえます
 我慢出来なくなった俺は足をバタつかせ止めさせようと頑張った
 ただバタバタしただけだった
 足を1ミリも閉じれない
 セドの注意も反らせない
 全く意味のないバタバタだった
 悲しくなった
 
 セドは暫く俺を視姦していたが気が済んだのか俺から視線を外した
 早く開放して欲しい
 「見た限りは可憐な蕾もまだ荒らされてない」
 うるさい黙れ
 荒らされてたまるか
 
 「見た目だけでは分からない事もある、さて次は触診だな」
 えっ?何言ってるのこの人
 
 
 
 

 
 




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