8 / 20
第8話 覚醒する聖なる魔力と「俺のパートナー」宣言
しおりを挟む
まばゆい光が、ゆっくりと収まっていく。
恐る恐る目を開けた私は、自分の姿を見て、言葉を失った。
(うそ……これ、私……?)
私が着ていたはずの、見慣れた製菓科の制服は、どこにもない。
代わりに私の体を包んでいたのは、まるで夜空の星屑をそのまま切り取って、ドレスに仕立てたかのような、深く美しい紺碧のドレスだった。
スカートの裾には、銀糸で繊細な刺繍が施され、動くたびにキラキラと無数の光を放つ。髪には、いつの間にか小さな宝石が編み込まれ、首元には、月の雫みたいなネックレスが輝いていた。
「……よく似合っている」
目の前で、レオン様が満足そうに頷いた。
呆然とする私に、彼はもう一度、手を差し出す。今度は、さっきよりもずっと優しい手つきで。
「行くぞ」
その真剣なサファイアの瞳に見つめられて、私はこくりと頷いた。
「何があっても、俺から離れるな」
「……はい」
彼が力強く私の手を握る。その温かさが、夢じゃないんだと教えてくれた。
私たちは、テラスの奥にあった隠し扉を通り、王宮へと続く秘密の通路を進んでいった。
ひんやりとした石の壁に、魔法のランプが点々と灯っている。
ドキドキと不安で胸が張り裂けそうだったけど、繋がれた彼の大きな手が、私に勇気をくれた。
もう、私は一人じゃない。
◇
長い通路を抜けた先。
重厚な扉を開けた瞬間、私たちの目の前に、信じられないような光景が広がった。
高い天井からは、巨大なシャンデリアがいくつも吊り下がり、数えきれないほどの宝石みたいに輝いている。床は大理石で磨き上げられ、着飾った紳士淑女たちが、優雅なワルツに合わせて踊っていた。
ここは、私が物語の中でしか知らなかった、きらびやかな社交界。
私とレオン様がホールに足を踏み入れた、その瞬間。
ぴたり、と音楽が止まった。
あれほど賑やかだった会場のざわめきが、まるで嘘みたいに、シンと静まり返る。
会場中の、何百という視線が、一斉に私たち二人に突き刺さった。
(ひっ……!)
あまりのプレッシャーに、足がすくむ。
その視線の中には、もちろん、彼女もいた。
「レオン様……? その女は、一体……!」
ホールの中心で、レオン様を待っていたのだろう。ロゼリア様が、怒りと驚愕で美しい顔を歪ませて、固まっていた。
彼女の隣にいる、いかにも身分の高そうな貴族たちも、みんな眉をひそめて、私を汚いものでも見るような目で見ている。
でも、レオン様はそんな視線など意にも介さなかった。
彼は、私の腰をぐっと引き寄せると、会場中に響き渡る声で、冷たく言い放った。
「見ての通りだ。今夜の俺のパートナー、天野いちごだ」
初めて、彼が、大勢の前で私の名前を呼んだ。
その声が、私をこの場に繋ぎとめる、たった一つの錨になった。
◇
「あまの……いちごですって?」
ロゼリア様が、わなわなと唇を震わせながら、私たちの方へ歩いてくる。
そのエメラルドグリーンの瞳は、嫉妬の炎で燃え上がっていた。
「製菓科のあなたが、なぜこのような場所にいるのです! レオン様を誑かして……! 身の程を、わきまえなさい!」
金切り声に近い彼女の言葉に、会場がざわめき立つ。
「製菓科だと?」「あのヴァイスハイト様が、なぜそんな娘を?」
突き刺さる言葉のナイフに、私の心はもう限界だった。
(ごめんなさい、レオン様。やっぱり、私……)
私が、彼の腕から離れようとした、その時。
レオン様が、私を庇うように一歩前に出た。
「黙れ、ロゼリア。彼女を侮辱することは、俺を侮辱することと同じだと思え」
「なっ……!」
二人の間で、バチバチと見えない火花が散る。
その、あまりにも強い緊張感と、大勢からの敵意に晒されたせいだろうか。
レオン様の体が、ほんのわずかに、ぐらりと揺れたのを私は見逃さなかった。
(まずい……! 発作が……!)
彼の顔から、すっと血の気が引いていく。額には、冷や汗が滲んでいた。
「レオン様、これを……!」
私は咄嗟に、ドレスのポケットに隠し持っていた『月の雫の琥珀糖』の箱を取り出し、彼に差し出した。
彼は、乱れる呼吸を整えながら、その一粒をさりげなく口に含む。
どうか、効いて……! 私の魔法、彼を守って!
その瞬間だった。
異変が、起こったのは。
レオン様の体から、淡い、黄金色の光の粒子が、ふわりと溢れ出したのだ。
それは、あの温室で見たような、荒々しい魔力の嵐じゃない。
穏やかで、温かくて、そして、どこまでも神々しい――まるで、夜明けの光のような、優しい輝きだった。
◇
「な……なんだ、この魔力は……?」
「ヴァイスハイト家の魔力とは、まるで違う……!」
会場中が、その見たこともない神聖な魔力に息をのむ。
ロゼリア様も、目の前の光景が信じられないというように、立ち尽くしている。
レオン様自身も、自分の内側から、とめどなく湧き上がってくる、穏やかで、それでいて強大な力に、驚きの表情を浮かべていた。
でも、私は知っていた。
これが、レシピノートにあった、「本当の魔力の姿」なんだ。
魔力不全なんかじゃなかった。あなたの力は、あまりにも強くて、あまりにも優しすぎたから、今までのあなたでは、抱えきれなかっただけなんだ。
(あなたの魔法は、やっぱり、こんなに綺麗だったんだ……!)
涙が、頬を伝う。
黄金の光に包まれたレオン様の顔は、全ての呪縛から解き放たれたように、穏やかで、そしてどこか、安らかな表情をしていた。
やがて、光がゆっくりと収まっていく。
彼は、まるで生まれ変わったみたいに、静かに息を吐いた。
そして、目の前の私に向き直ると、今まで一度も見たことがないくらい、優しく、優しく、微笑んだ。
「……お前が、俺を自由にしてくれた」
その声は、とろけるように甘く、私の心に染み渡っていく。
彼は、その場に優雅に跪くと、私の手を取った。その仕草は、本物の王子様そのものだった。
「天野いちご」
サファイアの瞳が、熱を帯びて私を見つめる。
「俺と、一曲、踊ってはくれないか?」
会場中の人々が見守る中、再び、美しいワルツの調べが鳴り響く。
それは、まるで、私たちのために奏でられているかのようだった。
レオン様に導かれて、私は夢見心地のまま、その第一歩を踏み出した。
これは、落ちこぼれパティシエールの、ささやかなお菓子から始まった、奇跡の物語。
氷の王子の心を溶かした、とびきり甘い魔法の、ほんの始まりに過ぎなかった。
恐る恐る目を開けた私は、自分の姿を見て、言葉を失った。
(うそ……これ、私……?)
私が着ていたはずの、見慣れた製菓科の制服は、どこにもない。
代わりに私の体を包んでいたのは、まるで夜空の星屑をそのまま切り取って、ドレスに仕立てたかのような、深く美しい紺碧のドレスだった。
スカートの裾には、銀糸で繊細な刺繍が施され、動くたびにキラキラと無数の光を放つ。髪には、いつの間にか小さな宝石が編み込まれ、首元には、月の雫みたいなネックレスが輝いていた。
「……よく似合っている」
目の前で、レオン様が満足そうに頷いた。
呆然とする私に、彼はもう一度、手を差し出す。今度は、さっきよりもずっと優しい手つきで。
「行くぞ」
その真剣なサファイアの瞳に見つめられて、私はこくりと頷いた。
「何があっても、俺から離れるな」
「……はい」
彼が力強く私の手を握る。その温かさが、夢じゃないんだと教えてくれた。
私たちは、テラスの奥にあった隠し扉を通り、王宮へと続く秘密の通路を進んでいった。
ひんやりとした石の壁に、魔法のランプが点々と灯っている。
ドキドキと不安で胸が張り裂けそうだったけど、繋がれた彼の大きな手が、私に勇気をくれた。
もう、私は一人じゃない。
◇
長い通路を抜けた先。
重厚な扉を開けた瞬間、私たちの目の前に、信じられないような光景が広がった。
高い天井からは、巨大なシャンデリアがいくつも吊り下がり、数えきれないほどの宝石みたいに輝いている。床は大理石で磨き上げられ、着飾った紳士淑女たちが、優雅なワルツに合わせて踊っていた。
ここは、私が物語の中でしか知らなかった、きらびやかな社交界。
私とレオン様がホールに足を踏み入れた、その瞬間。
ぴたり、と音楽が止まった。
あれほど賑やかだった会場のざわめきが、まるで嘘みたいに、シンと静まり返る。
会場中の、何百という視線が、一斉に私たち二人に突き刺さった。
(ひっ……!)
あまりのプレッシャーに、足がすくむ。
その視線の中には、もちろん、彼女もいた。
「レオン様……? その女は、一体……!」
ホールの中心で、レオン様を待っていたのだろう。ロゼリア様が、怒りと驚愕で美しい顔を歪ませて、固まっていた。
彼女の隣にいる、いかにも身分の高そうな貴族たちも、みんな眉をひそめて、私を汚いものでも見るような目で見ている。
でも、レオン様はそんな視線など意にも介さなかった。
彼は、私の腰をぐっと引き寄せると、会場中に響き渡る声で、冷たく言い放った。
「見ての通りだ。今夜の俺のパートナー、天野いちごだ」
初めて、彼が、大勢の前で私の名前を呼んだ。
その声が、私をこの場に繋ぎとめる、たった一つの錨になった。
◇
「あまの……いちごですって?」
ロゼリア様が、わなわなと唇を震わせながら、私たちの方へ歩いてくる。
そのエメラルドグリーンの瞳は、嫉妬の炎で燃え上がっていた。
「製菓科のあなたが、なぜこのような場所にいるのです! レオン様を誑かして……! 身の程を、わきまえなさい!」
金切り声に近い彼女の言葉に、会場がざわめき立つ。
「製菓科だと?」「あのヴァイスハイト様が、なぜそんな娘を?」
突き刺さる言葉のナイフに、私の心はもう限界だった。
(ごめんなさい、レオン様。やっぱり、私……)
私が、彼の腕から離れようとした、その時。
レオン様が、私を庇うように一歩前に出た。
「黙れ、ロゼリア。彼女を侮辱することは、俺を侮辱することと同じだと思え」
「なっ……!」
二人の間で、バチバチと見えない火花が散る。
その、あまりにも強い緊張感と、大勢からの敵意に晒されたせいだろうか。
レオン様の体が、ほんのわずかに、ぐらりと揺れたのを私は見逃さなかった。
(まずい……! 発作が……!)
彼の顔から、すっと血の気が引いていく。額には、冷や汗が滲んでいた。
「レオン様、これを……!」
私は咄嗟に、ドレスのポケットに隠し持っていた『月の雫の琥珀糖』の箱を取り出し、彼に差し出した。
彼は、乱れる呼吸を整えながら、その一粒をさりげなく口に含む。
どうか、効いて……! 私の魔法、彼を守って!
その瞬間だった。
異変が、起こったのは。
レオン様の体から、淡い、黄金色の光の粒子が、ふわりと溢れ出したのだ。
それは、あの温室で見たような、荒々しい魔力の嵐じゃない。
穏やかで、温かくて、そして、どこまでも神々しい――まるで、夜明けの光のような、優しい輝きだった。
◇
「な……なんだ、この魔力は……?」
「ヴァイスハイト家の魔力とは、まるで違う……!」
会場中が、その見たこともない神聖な魔力に息をのむ。
ロゼリア様も、目の前の光景が信じられないというように、立ち尽くしている。
レオン様自身も、自分の内側から、とめどなく湧き上がってくる、穏やかで、それでいて強大な力に、驚きの表情を浮かべていた。
でも、私は知っていた。
これが、レシピノートにあった、「本当の魔力の姿」なんだ。
魔力不全なんかじゃなかった。あなたの力は、あまりにも強くて、あまりにも優しすぎたから、今までのあなたでは、抱えきれなかっただけなんだ。
(あなたの魔法は、やっぱり、こんなに綺麗だったんだ……!)
涙が、頬を伝う。
黄金の光に包まれたレオン様の顔は、全ての呪縛から解き放たれたように、穏やかで、そしてどこか、安らかな表情をしていた。
やがて、光がゆっくりと収まっていく。
彼は、まるで生まれ変わったみたいに、静かに息を吐いた。
そして、目の前の私に向き直ると、今まで一度も見たことがないくらい、優しく、優しく、微笑んだ。
「……お前が、俺を自由にしてくれた」
その声は、とろけるように甘く、私の心に染み渡っていく。
彼は、その場に優雅に跪くと、私の手を取った。その仕草は、本物の王子様そのものだった。
「天野いちご」
サファイアの瞳が、熱を帯びて私を見つめる。
「俺と、一曲、踊ってはくれないか?」
会場中の人々が見守る中、再び、美しいワルツの調べが鳴り響く。
それは、まるで、私たちのために奏でられているかのようだった。
レオン様に導かれて、私は夢見心地のまま、その第一歩を踏み出した。
これは、落ちこぼれパティシエールの、ささやかなお菓子から始まった、奇跡の物語。
氷の王子の心を溶かした、とびきり甘い魔法の、ほんの始まりに過ぎなかった。
21
あなたにおすすめの小説
四尾がつむぐえにし、そこかしこ
月芝
児童書・童話
その日、小学校に激震が走った。
憧れのキラキラ王子さまが転校する。
女子たちの嘆きはひとしお。
彼に淡い想いを抱いていたユイもまた動揺を隠せない。
だからとてどうこうする勇気もない。
うつむき複雑な気持ちを抱えたままの帰り道。
家の近所に見覚えのない小路を見つけたユイは、少し寄り道してみることにする。
まさかそんな小さな冒険が、あんなに大ごとになるなんて……。
ひょんなことから石の祠に祀られた三尾の稲荷にコンコン見込まれて、
三つのお仕事を手伝うことになったユイ。
達成すれば、なんと一つだけ何でも願い事を叶えてくれるという。
もしかしたら、もしかしちゃうかも?
そこかしこにて泡沫のごとくあらわれては消えてゆく、えにしたち。
結んで、切って、ほどいて、繋いで、笑って、泣いて。
いろんな不思議を知り、数多のえにしを目にし、触れた先にて、
はたしてユイは何を求め願うのか。
少女のちょっと不思議な冒険譚。
ここに開幕。
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
村から追い出された変わり者の僕は、なぜかみんなの人気者になりました~異種族わちゃわちゃ冒険ものがたり~
楓乃めーぷる
児童書・童話
グラム村で変わり者扱いされていた少年フィロは村長の家で小間使いとして、生まれてから10年間馬小屋で暮らしてきた。フィロには生き物たちの言葉が分かるという不思議な力があった。そのせいで同年代の子どもたちにも仲良くしてもらえず、友達は森で助けた赤い鳥のポイと馬小屋の馬と村で飼われている鶏くらいだ。
いつもと変わらない日々を送っていたフィロだったが、ある日村に黒くて大きなドラゴンがやってくる。ドラゴンは怒り村人たちでは歯が立たない。石を投げつけて何とか追い返そうとするが、必死に何かを訴えている.
気になったフィロが村長に申し出てドラゴンの話を聞くと、ドラゴンの巣を荒らした者が村にいることが分かる。ドラゴンは知らぬふりをする村人たちの態度に怒り、炎を噴いて暴れまわる。フィロの必死の説得に漸く耳を傾けて大人しくなるドラゴンだったが、フィロとドラゴンを見た村人たちは、フィロこそドラゴンを招き入れた張本人であり実は魔物の生まれ変わりだったのだと決めつけてフィロを村を追い出してしまう。
途方に暮れるフィロを見たドラゴンは、フィロに謝ってくるのだがその姿がみるみる美しい黒髪の女性へと変化して……。
「ドラゴンがお姉さんになった?」
「フィロ、これから私と一緒に旅をしよう」
変わり者の少年フィロと異種族の仲間たちが繰り広げる、自分探しと人助けの冒険ものがたり。
・毎日7時投稿予定です。間に合わない場合は別の時間や次の日になる場合もあります。
左左左右右左左 ~いらないモノ、売ります~
菱沼あゆ
児童書・童話
菜乃たちの通う中学校にはあるウワサがあった。
『しとしとと雨が降る十三日の金曜日。
旧校舎の地下にヒミツの購買部があらわれる』
大富豪で負けた菜乃は、ひとりで旧校舎の地下に下りるはめになるが――。
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる