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第4章
真実~彗side~①
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「あの、宇山くん……いや、三池くん、ちょっと良いですか?」
放課後。菜乃花のなくした髪飾りを探して中庭を歩いていると、知らない女子に声をかけられた。
「何か用?」
声をかけられた以上は知らんぷりすることもできず、俺は聞き返す。
聞かなくても、緊張した面持ちの彼女を見ていれば、だいたい察しはつくけど。
「あの、私……あなたのことが好きなんです。付き合ってください!」
「……」
目の前で頬を赤らめる女子を、俺は冷めた目で見つめる。
「ごめん。俺、いま付き合ってる子がいるから」
「そう、ですよね」
涙目になりながら、彼女は走っていった。
「はぁ……」
もう何度目か分からない告白に、ため息がこぼれる。
素性を明かしてからというもの、俺はなぜか学校で異様にモテるようになった。
身分を隠していた頃から、俺には菜乃花という彼女がいると公になっていたはずなのに。どうして、俺に告白してくるのだろう。
人から好意を抱いてもらうことは、本来なら喜ぶべきことなのだろう。だが、俺が素性を隠していたときは見向きもせず、俺が三池財閥の御曹司だと明らかになった途端に告白してくる彼女たちに、良い気はしなかった。
きっと彼女たちは、俺自身ではなく、三池財閥の御曹司という肩書きだけを見ている。そんなことに、とっくに慣れてしまったはずなのに、胸の奥に冷たい寂しさが広がるのを感じた。
「……っ」
こんなことなら、素顔をみんなの前で晒さないほうが良かったのだろうか。
そうしたら、毎日女子に告白されたりすることもなく、今よりも穏やかな学校生活を送れて……いや、それはダメだ。
あのとき菜乃花は俺との契約のせいで、伊集院に二股だとか言われて責められていたのに。
何も言わずにただ隣で黙って見ているなんて、そんなの無理だった。
俺は、自分の身の安全よりも、菜乃花のことを守りたかったから。
自分以上に大切で、大好きな人のことを……。
菜乃花に対して、最初はただの転校生という印象しかなかった。
だけど……。
『江藤さん、大丈夫!? 保健室行こう』
ある日の体育の授業中、突然体調を崩したクラスメイトを心配した菜乃花は、迷うことなく彼女に駆け寄り、軽々と横抱きにして保健室まで連れて行った。
なんだ、あれは……。
驚きと、それ以上に胸を揺さぶる感動を覚えた。他の女子が騒然とする中で、彼女だけは、何の迷いもなく、ただ目の前の人を助けるために動いていた。
その姿に、俺は初めて彼女の「強さ」と「優しさ」を目の当たりにした。
菜乃花に興味をもった俺は、それ以来、彼女をこっそり観察するようになった。
菜乃花は、頼まれてもいない教室の花瓶の水を毎日替えていたり。みんなが嫌がる先生の雑用なんかも、率先して手伝っていたり。
まだ転校してきたばかりで、学校に馴染むために、無理をしてやっているだけなのかもしれないと思っていたけど。
それから1週間、2週間が過ぎても、花瓶の水の交換や先生の手伝いは続いていた。
だから、菜乃花は単純に良い子なんだなって思った。
……あっ。羽生さんだ。
そんなある日。俺は街で偶然、菜乃花を見かけた。
「ドロボーー!」
いきなり女性の叫び声がした、と思ったら。
バッグを持って逃げるひったくり犯に菜乃花が体当たりして捕らえるまで、ほんの一瞬だった。
「まじ、すっげーな」
思わず口からこぼれる言葉。
俺は執事の見上にこっそり菜乃花のことを調べてもらい、彼女が小学生の頃に空手の全国大会で優勝経験があると聞いてはいたけれど。
菜乃花がひったくり犯を撃退する光景を目の当たりにして、やっぱり彼女は強いと確信した。
このとき、俺には菜乃花が正義のヒーローに見えたんだ。
そうして俺はすぐさま菜乃花に、自分のボディーガード兼カノジョになって欲しいと伝えた。
人となりもある程度分かっていて、そのうえ身体的にも強い彼女なら、うってつけだと思ったんだ。
菜乃花と今の関係が始まった頃は、本当に何とも思っていなかったけど。
菜乃花は、蓮がなくしたお守りを嫌な顔せず一生懸命探してくれたり。
分け隔てなく誰にでも親切で、優しくて。
そんな彼女と一緒に過ごしているうちに、いつしか俺にとって菜乃花は、かけがえのない存在になっていた。
彼女役じゃなく、菜乃花を本当の彼女にしたい。
いつの日か『早く私の王子様が現れないかなー?』と言っていた菜乃花の王子様には、自分がなりたい。
俺は柄にもなく、そんなことを思うようになっていた。
だから菜乃花のためにも、あの髪飾りは何が何でも絶対に見つけてやりたい。
俺は、菜乃花の笑顔が見たいから──!
「はぁっ。どこだよ」
俺は、学校内をひたすら走り回る。
教室や廊下はもちろん、食堂や移動教室など。下駄箱の中を、ひとつひとつ見たりもした。
だけど、髪飾りはどこにも見当たらない。
くそっ。これじゃあ、埒が明かない。
そう思った俺は、ちょうど廊下を通りかかった明るい茶髪の女子に聞いてみることにした。
「あの、すいません」
「えっ、キャッ……彗さん!?」
俺がたまたま声をかけた女子……よく見てみるとそれは、クラスメイトの伊集院だった。
「あのさ。俺、いま探し物をしてるんだけど……」
「探し物って……もしかして、羽生さんの?」
「あれ? 俺は菜乃花の物を探してるだなんて、一言も言ってないけど」
「……あっ」
しまった、という顔で、伊集院が口元を手で覆う。
「もしかして伊集院さん、何か知ってる?」
「さっ、さあ? あたしは、何も知らないけど……」
そう話す伊集院の目は、明らかに泳いでいる。
髪飾りがなくなった日。伊集院が菜乃花の席の近くにいるのを見たって、菜乃花が言っていたし……やっぱり怪しい。
「あっ、あたし、もうすぐ家庭教師が来る時間だから。そろそろ帰らないと……」
伊集院は、慌てて廊下を歩いて行こうとするが。
──ダンッ!
俺は伊集院のすぐそばの壁に勢いよく手をつき、彼女が通れないようにした。
「ひっ!」
俺を見て、サッと顔を青くする伊集院。
本当は、こんなやり方はしたくないけど。
「ねえ、伊集院さん。何か知ってるよね?」
イライラする気持ちを何とか抑え、俺は努めて笑顔で尋ねる。
「俺に教えてくれないかな?」
「ええっと……」
「俺が菜乃花にプレゼントした髪飾り、どこへやったの?」
「……っ。じ、実は……」
観念したのか、伊集院は俺に全てを白状した。
「ごめんなさい。あたしはただ、あの人に言われてやっただけなの」
「あの人って誰だ?」
「それは……」
伊集院の口から出た名前に、俺の心臓がドクンと跳ねた。
菜乃花の髪飾りを盗ったのは確かに伊集院だったけど、彼女は人から頼まれてやっただけだなんて。
「くそっ。なんで、よりによってあいつが……」
伊集院から話を聞いた俺は、急いでその場から駆け出す。
そして、廊下を走りながらブレザーのポケットからスマホを取り出し、ある人に電話をかけた。
「もしもし、今いいか? ちょっと話があるんだけど……お前に会って話したい」
放課後。菜乃花のなくした髪飾りを探して中庭を歩いていると、知らない女子に声をかけられた。
「何か用?」
声をかけられた以上は知らんぷりすることもできず、俺は聞き返す。
聞かなくても、緊張した面持ちの彼女を見ていれば、だいたい察しはつくけど。
「あの、私……あなたのことが好きなんです。付き合ってください!」
「……」
目の前で頬を赤らめる女子を、俺は冷めた目で見つめる。
「ごめん。俺、いま付き合ってる子がいるから」
「そう、ですよね」
涙目になりながら、彼女は走っていった。
「はぁ……」
もう何度目か分からない告白に、ため息がこぼれる。
素性を明かしてからというもの、俺はなぜか学校で異様にモテるようになった。
身分を隠していた頃から、俺には菜乃花という彼女がいると公になっていたはずなのに。どうして、俺に告白してくるのだろう。
人から好意を抱いてもらうことは、本来なら喜ぶべきことなのだろう。だが、俺が素性を隠していたときは見向きもせず、俺が三池財閥の御曹司だと明らかになった途端に告白してくる彼女たちに、良い気はしなかった。
きっと彼女たちは、俺自身ではなく、三池財閥の御曹司という肩書きだけを見ている。そんなことに、とっくに慣れてしまったはずなのに、胸の奥に冷たい寂しさが広がるのを感じた。
「……っ」
こんなことなら、素顔をみんなの前で晒さないほうが良かったのだろうか。
そうしたら、毎日女子に告白されたりすることもなく、今よりも穏やかな学校生活を送れて……いや、それはダメだ。
あのとき菜乃花は俺との契約のせいで、伊集院に二股だとか言われて責められていたのに。
何も言わずにただ隣で黙って見ているなんて、そんなの無理だった。
俺は、自分の身の安全よりも、菜乃花のことを守りたかったから。
自分以上に大切で、大好きな人のことを……。
菜乃花に対して、最初はただの転校生という印象しかなかった。
だけど……。
『江藤さん、大丈夫!? 保健室行こう』
ある日の体育の授業中、突然体調を崩したクラスメイトを心配した菜乃花は、迷うことなく彼女に駆け寄り、軽々と横抱きにして保健室まで連れて行った。
なんだ、あれは……。
驚きと、それ以上に胸を揺さぶる感動を覚えた。他の女子が騒然とする中で、彼女だけは、何の迷いもなく、ただ目の前の人を助けるために動いていた。
その姿に、俺は初めて彼女の「強さ」と「優しさ」を目の当たりにした。
菜乃花に興味をもった俺は、それ以来、彼女をこっそり観察するようになった。
菜乃花は、頼まれてもいない教室の花瓶の水を毎日替えていたり。みんなが嫌がる先生の雑用なんかも、率先して手伝っていたり。
まだ転校してきたばかりで、学校に馴染むために、無理をしてやっているだけなのかもしれないと思っていたけど。
それから1週間、2週間が過ぎても、花瓶の水の交換や先生の手伝いは続いていた。
だから、菜乃花は単純に良い子なんだなって思った。
……あっ。羽生さんだ。
そんなある日。俺は街で偶然、菜乃花を見かけた。
「ドロボーー!」
いきなり女性の叫び声がした、と思ったら。
バッグを持って逃げるひったくり犯に菜乃花が体当たりして捕らえるまで、ほんの一瞬だった。
「まじ、すっげーな」
思わず口からこぼれる言葉。
俺は執事の見上にこっそり菜乃花のことを調べてもらい、彼女が小学生の頃に空手の全国大会で優勝経験があると聞いてはいたけれど。
菜乃花がひったくり犯を撃退する光景を目の当たりにして、やっぱり彼女は強いと確信した。
このとき、俺には菜乃花が正義のヒーローに見えたんだ。
そうして俺はすぐさま菜乃花に、自分のボディーガード兼カノジョになって欲しいと伝えた。
人となりもある程度分かっていて、そのうえ身体的にも強い彼女なら、うってつけだと思ったんだ。
菜乃花と今の関係が始まった頃は、本当に何とも思っていなかったけど。
菜乃花は、蓮がなくしたお守りを嫌な顔せず一生懸命探してくれたり。
分け隔てなく誰にでも親切で、優しくて。
そんな彼女と一緒に過ごしているうちに、いつしか俺にとって菜乃花は、かけがえのない存在になっていた。
彼女役じゃなく、菜乃花を本当の彼女にしたい。
いつの日か『早く私の王子様が現れないかなー?』と言っていた菜乃花の王子様には、自分がなりたい。
俺は柄にもなく、そんなことを思うようになっていた。
だから菜乃花のためにも、あの髪飾りは何が何でも絶対に見つけてやりたい。
俺は、菜乃花の笑顔が見たいから──!
「はぁっ。どこだよ」
俺は、学校内をひたすら走り回る。
教室や廊下はもちろん、食堂や移動教室など。下駄箱の中を、ひとつひとつ見たりもした。
だけど、髪飾りはどこにも見当たらない。
くそっ。これじゃあ、埒が明かない。
そう思った俺は、ちょうど廊下を通りかかった明るい茶髪の女子に聞いてみることにした。
「あの、すいません」
「えっ、キャッ……彗さん!?」
俺がたまたま声をかけた女子……よく見てみるとそれは、クラスメイトの伊集院だった。
「あのさ。俺、いま探し物をしてるんだけど……」
「探し物って……もしかして、羽生さんの?」
「あれ? 俺は菜乃花の物を探してるだなんて、一言も言ってないけど」
「……あっ」
しまった、という顔で、伊集院が口元を手で覆う。
「もしかして伊集院さん、何か知ってる?」
「さっ、さあ? あたしは、何も知らないけど……」
そう話す伊集院の目は、明らかに泳いでいる。
髪飾りがなくなった日。伊集院が菜乃花の席の近くにいるのを見たって、菜乃花が言っていたし……やっぱり怪しい。
「あっ、あたし、もうすぐ家庭教師が来る時間だから。そろそろ帰らないと……」
伊集院は、慌てて廊下を歩いて行こうとするが。
──ダンッ!
俺は伊集院のすぐそばの壁に勢いよく手をつき、彼女が通れないようにした。
「ひっ!」
俺を見て、サッと顔を青くする伊集院。
本当は、こんなやり方はしたくないけど。
「ねえ、伊集院さん。何か知ってるよね?」
イライラする気持ちを何とか抑え、俺は努めて笑顔で尋ねる。
「俺に教えてくれないかな?」
「ええっと……」
「俺が菜乃花にプレゼントした髪飾り、どこへやったの?」
「……っ。じ、実は……」
観念したのか、伊集院は俺に全てを白状した。
「ごめんなさい。あたしはただ、あの人に言われてやっただけなの」
「あの人って誰だ?」
「それは……」
伊集院の口から出た名前に、俺の心臓がドクンと跳ねた。
菜乃花の髪飾りを盗ったのは確かに伊集院だったけど、彼女は人から頼まれてやっただけだなんて。
「くそっ。なんで、よりによってあいつが……」
伊集院から話を聞いた俺は、急いでその場から駆け出す。
そして、廊下を走りながらブレザーのポケットからスマホを取り出し、ある人に電話をかけた。
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