異世界おばちゃん『勇者より怖いわ――ピラミッドから異世界へ飛ばされた方言コテコテおばちゃん三人組の国盗り生活改革録』

あらすじ

エジプト社員旅行中、会社の同僚である大阪弁・京都弁・津軽弁のコテコテなおばちゃん三人組が、ピラミッド内部で突然消えた。

目を覚ますとそこは、砂漠と神殿、遺跡と王国が入り乱れる異世界。
だが彼女たちは、勇者でも聖女でもない。
ただの日本の会社勤めのおばちゃんである。

――のはずだった。

中小企業の経理・総務を一手に回してきた大阪のおばちゃんは、崩壊寸前の市場と台所事情を即座に立て直し、
社長秘書として根回しと腹芸を極めた京都のおばちゃんは、笑顔のまま王族も神官も商会も追い詰め、
倉庫と物流の現場で生きてきた津軽弁のおばちゃんは、備蓄、兵站、防災を握って国の命綱を押さえていく。

しかも異世界では、三人の方言がなぜか“古代神語の訛り”として恐れられていた。

「なんやこの段取り、ぐちゃぐちゃやないか!」
「まあ、ようそないなことをおっしゃりますなぁ」
「……備えねば、死ぬ」

その一言一言が、人を動かし、遺跡を揺らし、国を変える。

飢えた町に炊き出しを。
腐った神官には逃げ道のない詰めを。
現場を知らぬ権力者には、生活の現実を。
武力ではなく、生活力、実務力、交渉力、そして方言の圧で、三人は異世界の制度そのものを作り替えていく。

やがて人々は囁きはじめる。
勇者より怖いのは、あの三人だと。

これは、ピラミッドから異世界へ飛ばされた方言コテコテおばちゃん三人組が、
笑いと圧と生活改革で国を呑み込み、気づけば世界の勢力図まで塗り替えていく、
終わりなき国盗り生活改革ファンタジーである。

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