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騎士の帰還
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「嫌ですわ」
扇をそよそよと動かしながら、アマーリエが眉をしかめた。
「私、辛気臭いのは好きじゃなくてよ」
そばかすのある鼻筋に可愛らしいしわをつくって横目でこちらを睨んでくる友人を、エミールは半眼で流し見た。
「べつに辛気臭くなんてないだろ」
落ち込んでもないし、かなしんでもない。いたって平静な自分のどこが辛気臭いというのか。
中庭に用意された白いテーブルの上では紅茶が湯気を立て、小鳥がクッキーのおこぼれをもらいに数羽集まってきていた。嫌になるほど良い天気だ。
「ほらまた溜め息」
エミールの無意識の行動を、アマーリエが指摘する。うるさいなぁと言い返そうとしたら、桜色の爪が前方を指さした。
「ユーリの出番ですわ」
その言葉に意識を引かれて、視線をアマーリエが指し示す方へと向けた。
エミールたちはいま、ユリウスの騎士ごっごの観客だ。
八歳になった末の王子は、きらきらしい笑顔を振りまきながら模擬剣を片手に、大人の騎士相手に一端の礼をとっているところだった。
目の高さに剣を掲げ、互いに向き合い、頭を下げる。
どの仕草をとっても優雅であり、優美だ。幼いとはいえ、さすが王族。
剣先を合わせ、審判員の「始め」の合図ですばやく距離を取る。軽やかな足さばきに、観客というより野次馬という風情の侍女たちから黄色い歓声が飛んだ。
「ユーリ様はモテモテですね」
「そりゃああの顔ですもの。剣を構えるユーリもすてきだわ~」
「オレからしたらお可愛らしい顔立ちだと思うけど」
「ふぅぅぅん?」
「なんだよその相槌は」
「あら、わたくしはべつに、あなたはユーリよりもクラウスの顔の方が好みなのねと思ったりしてませんことよ」
オホホ、とわざとらしい笑い声をあげられ、エミールは唇を曲げた。
確かに、クラウスとユリウスは神々しい金髪こそ同じだが、顔立ちはあまり似ていない。マリウスとクラウスは父親似、ユリウスは母親似だ。
だけどユリウスの鼻筋や頬骨の辺りは、クラウスに似てると言えなくもない……。目の鋭さは、クラウスの方が強いか。狼のように凛としたあの目つきと眼差しは……。
ユリウスの剣技を眺めている内に、思考が自然とここには居ない男に流れてしまい、エミールはまた溜め息を漏らした。
騎士団の第一部隊を率いて、クラウスが出立したのが二十日前の早朝。
彼がいったいなんの目的でどこへ向かったのか、エミールに知るすべはまったくと言っていいほどなかった。
とにかく情報が入手できない。誰に聞いても明確な答えを持つ者が居ない。
クラウスの動向や安否がわからないことが、これほど不安なこととは思わなかった。
最初の一週間はまだ良かった。ひと月以内で任務を終わらせて帰ってくる、と言ったクラウスの言葉をすんなり信じることができていたし、おのれの寝台にはクラウスの匂いが残っていたから、ずいぶんと慰められたのだ。
けれど、十日もすると彼の匂いはどこにもなくなってしまい、そうなると途端に安否が気になりだした。
騎士団が動くのだ。危険のない場所に行くわけがなかった。
大丈夫だろうか。怪我などしていないだろうか。
クラウスは有能で、団員たちからも慕われており、エミールは目にしたことはないが剣の腕もかなり立つと聞く。
あれほど隙のない男もそうそう居ない、とはファルケンの言葉だ。
娼館の用心棒が板についてきた彼は、煙管を加えた口元を軽く引き上げ、隻眼をゆるく細めて、
「心配はいらない」
と断言してくれた。
「おまえの前ではあんな……ちょっと残念な振る舞いもするけどな、あのひとは相当強いから、滅多なことで怪我なんかしないだろ。それに、あのロンバードさんが同行してるんだ。心配するだけ無駄だって」
そう。今回の任務にはロンバードも加わっている。騎士団を離れ、ユリウスの護衛となったはずの男が。
「……それだけ危険があるってことじゃないの?」
エミールは飄々とした態度の幼馴染を軽く睨みながら尋ねた。エミールの不安に同調してくれないファルケンが、肩を揺すって低く笑う。伸びてきた彼の指にひたいをトンと押された。
「おまえはいつから、クラウス様が居ないとそんな頼りない顔をするようになったんだ」
嫌なところを突かれた。エミールだって自分でそう思っている。
いったいいつから、こうなってしまったのか。
ファルケンの前でも寄る辺ない気持ちになってしまうのが、いっそ不思議だった。
「クラウス様よりもおまえだよ、エル」
「え?」
「おまえの方は、変わりないのか?」
金茶の目がひたとこちらへ向けられる。探る視線に気圧されるようにして、エミールは頷いた。
エミールの周囲に、変わりはない。
たぶん、ない。
ミアやアイクたちに会いに養護施設を訪れたときに、職員から遠巻きにされヒソヒソ陰口を叩かれることにも慣れてきた。
それは王城でも同じだ。陰湿度合いでは貴族たちの方が勝っている。エミールの醜態を見たいのか、通りすがりに足を引っかけられそうになったことは数知れず、子どもじみた嫌がらせを地味に繰り返される日々だ。
しかし優秀な侍従のスヴェンのおかげで、それらのほとんどは未然に防がれている。だからエミールに実害はほぼない。
エミールの説明をファルケンは相槌を打ちながら聞いていたが、その顔は真剣で、ファルケンがなにを警戒しているのかも、エミールにはよくわからなかった。
クラウスが居ない間、エミールの無聊を慰めようとでもいうのか、ユリウスがちょこちょこと顔を出すようになったのは嬉しいことのひとつだった。
ユリウスが出入りする関係で、アマーリエも『ユリウスに伴われて』堂々とエミールの元を訪れるようになった。
今日の剣技の公開演習は、アマーリエの提案だ。なにか楽しいことでもしましょうと言った彼女は、エミールの意見も聞かずにさっさと話をまとめて、ユリウスの日ごろの鍛錬の成果を発表する場を用意した。
騎士ごっこ、とエミールは思ったが、実際目にするユリウスの動きは『ごっこ』の域を超えており、中々の剣さばきだ。
「ユーリはクラウスに憧れてますのよ」
アマーリエが扇で口元を隠しながら、そう言った。
『ユリウスに乞われる形で』エミールとアマーリエは横並びの席となっている。すこし離れた場所には観客として招かれた他の貴族たちの姿もあったので、あまり親しく見えないよう、アマーリエはつんとそっぽを向いたまま話しかけてくる。
クラウスとマリウスが不仲だから自分たちも自由に交流ができないというのはおかしな話だが、クラウス不在のいま、勝手な真似もできない。
そもそも二人の仲が悪い原因というのも、エミールはいまだによくわからなかった。
「マリウス殿下にではなく?」
「マリウスのことはそりゃあ好きでしょうけど、やっぱりクラウスの騎士姿はね。あなた、まだクラウスの剣舞は見たことがなくて?」
剣舞。なんだろう。
エミールが曖昧に頷くと、アマーリエの赤みがかった目がくるりとこちらを向いた。
「双剣を持って舞うクラウスは、それはそれはうつくしいの。ユーリでなくても憧れますわ」
エミールは冷めた紅茶を飲み干して、また溜め息をこぼした。
自分の知らないクラウスのことを語るアマーリエに、嫉妬じみた気持ちがじわりと湧き上がってきそうで、それに気づかないふりで意識的にユリウスに注視する。
小さな騎士は一生懸命模擬剣を振るっていた。
ユリウスが相手の剣を弾いたところで、「止め!」と審判の声が響く。
歓声と拍手が二人の騎士へと注がれた。
乱れた息を整えることもせず、ユリウスが一目散にこちらへ走ってくる。
「エミール殿、アマル殿、見ててくれましたかっ」
弾むように問われて、エミールはもちろんと答えた。
「とても格好良かったですよ、ユーリ様」
「また腕を上げましたわね、ユーリ。マリウスに勝てる日も近くてよ」
エミールとアマーリエそれぞれの賛辞に、ユリウスが緑の瞳をきらきらさせながらはにかむように微笑んだ。
その笑顔に目を射られた二人は、
「ああっ、かわいいっ!! 天使っ!」
「ああっ! すてきっ! 王子様っ!!」
同時に身悶えしながら叫んだのだった。
扇をそよそよと動かしながら、アマーリエが眉をしかめた。
「私、辛気臭いのは好きじゃなくてよ」
そばかすのある鼻筋に可愛らしいしわをつくって横目でこちらを睨んでくる友人を、エミールは半眼で流し見た。
「べつに辛気臭くなんてないだろ」
落ち込んでもないし、かなしんでもない。いたって平静な自分のどこが辛気臭いというのか。
中庭に用意された白いテーブルの上では紅茶が湯気を立て、小鳥がクッキーのおこぼれをもらいに数羽集まってきていた。嫌になるほど良い天気だ。
「ほらまた溜め息」
エミールの無意識の行動を、アマーリエが指摘する。うるさいなぁと言い返そうとしたら、桜色の爪が前方を指さした。
「ユーリの出番ですわ」
その言葉に意識を引かれて、視線をアマーリエが指し示す方へと向けた。
エミールたちはいま、ユリウスの騎士ごっごの観客だ。
八歳になった末の王子は、きらきらしい笑顔を振りまきながら模擬剣を片手に、大人の騎士相手に一端の礼をとっているところだった。
目の高さに剣を掲げ、互いに向き合い、頭を下げる。
どの仕草をとっても優雅であり、優美だ。幼いとはいえ、さすが王族。
剣先を合わせ、審判員の「始め」の合図ですばやく距離を取る。軽やかな足さばきに、観客というより野次馬という風情の侍女たちから黄色い歓声が飛んだ。
「ユーリ様はモテモテですね」
「そりゃああの顔ですもの。剣を構えるユーリもすてきだわ~」
「オレからしたらお可愛らしい顔立ちだと思うけど」
「ふぅぅぅん?」
「なんだよその相槌は」
「あら、わたくしはべつに、あなたはユーリよりもクラウスの顔の方が好みなのねと思ったりしてませんことよ」
オホホ、とわざとらしい笑い声をあげられ、エミールは唇を曲げた。
確かに、クラウスとユリウスは神々しい金髪こそ同じだが、顔立ちはあまり似ていない。マリウスとクラウスは父親似、ユリウスは母親似だ。
だけどユリウスの鼻筋や頬骨の辺りは、クラウスに似てると言えなくもない……。目の鋭さは、クラウスの方が強いか。狼のように凛としたあの目つきと眼差しは……。
ユリウスの剣技を眺めている内に、思考が自然とここには居ない男に流れてしまい、エミールはまた溜め息を漏らした。
騎士団の第一部隊を率いて、クラウスが出立したのが二十日前の早朝。
彼がいったいなんの目的でどこへ向かったのか、エミールに知るすべはまったくと言っていいほどなかった。
とにかく情報が入手できない。誰に聞いても明確な答えを持つ者が居ない。
クラウスの動向や安否がわからないことが、これほど不安なこととは思わなかった。
最初の一週間はまだ良かった。ひと月以内で任務を終わらせて帰ってくる、と言ったクラウスの言葉をすんなり信じることができていたし、おのれの寝台にはクラウスの匂いが残っていたから、ずいぶんと慰められたのだ。
けれど、十日もすると彼の匂いはどこにもなくなってしまい、そうなると途端に安否が気になりだした。
騎士団が動くのだ。危険のない場所に行くわけがなかった。
大丈夫だろうか。怪我などしていないだろうか。
クラウスは有能で、団員たちからも慕われており、エミールは目にしたことはないが剣の腕もかなり立つと聞く。
あれほど隙のない男もそうそう居ない、とはファルケンの言葉だ。
娼館の用心棒が板についてきた彼は、煙管を加えた口元を軽く引き上げ、隻眼をゆるく細めて、
「心配はいらない」
と断言してくれた。
「おまえの前ではあんな……ちょっと残念な振る舞いもするけどな、あのひとは相当強いから、滅多なことで怪我なんかしないだろ。それに、あのロンバードさんが同行してるんだ。心配するだけ無駄だって」
そう。今回の任務にはロンバードも加わっている。騎士団を離れ、ユリウスの護衛となったはずの男が。
「……それだけ危険があるってことじゃないの?」
エミールは飄々とした態度の幼馴染を軽く睨みながら尋ねた。エミールの不安に同調してくれないファルケンが、肩を揺すって低く笑う。伸びてきた彼の指にひたいをトンと押された。
「おまえはいつから、クラウス様が居ないとそんな頼りない顔をするようになったんだ」
嫌なところを突かれた。エミールだって自分でそう思っている。
いったいいつから、こうなってしまったのか。
ファルケンの前でも寄る辺ない気持ちになってしまうのが、いっそ不思議だった。
「クラウス様よりもおまえだよ、エル」
「え?」
「おまえの方は、変わりないのか?」
金茶の目がひたとこちらへ向けられる。探る視線に気圧されるようにして、エミールは頷いた。
エミールの周囲に、変わりはない。
たぶん、ない。
ミアやアイクたちに会いに養護施設を訪れたときに、職員から遠巻きにされヒソヒソ陰口を叩かれることにも慣れてきた。
それは王城でも同じだ。陰湿度合いでは貴族たちの方が勝っている。エミールの醜態を見たいのか、通りすがりに足を引っかけられそうになったことは数知れず、子どもじみた嫌がらせを地味に繰り返される日々だ。
しかし優秀な侍従のスヴェンのおかげで、それらのほとんどは未然に防がれている。だからエミールに実害はほぼない。
エミールの説明をファルケンは相槌を打ちながら聞いていたが、その顔は真剣で、ファルケンがなにを警戒しているのかも、エミールにはよくわからなかった。
クラウスが居ない間、エミールの無聊を慰めようとでもいうのか、ユリウスがちょこちょこと顔を出すようになったのは嬉しいことのひとつだった。
ユリウスが出入りする関係で、アマーリエも『ユリウスに伴われて』堂々とエミールの元を訪れるようになった。
今日の剣技の公開演習は、アマーリエの提案だ。なにか楽しいことでもしましょうと言った彼女は、エミールの意見も聞かずにさっさと話をまとめて、ユリウスの日ごろの鍛錬の成果を発表する場を用意した。
騎士ごっこ、とエミールは思ったが、実際目にするユリウスの動きは『ごっこ』の域を超えており、中々の剣さばきだ。
「ユーリはクラウスに憧れてますのよ」
アマーリエが扇で口元を隠しながら、そう言った。
『ユリウスに乞われる形で』エミールとアマーリエは横並びの席となっている。すこし離れた場所には観客として招かれた他の貴族たちの姿もあったので、あまり親しく見えないよう、アマーリエはつんとそっぽを向いたまま話しかけてくる。
クラウスとマリウスが不仲だから自分たちも自由に交流ができないというのはおかしな話だが、クラウス不在のいま、勝手な真似もできない。
そもそも二人の仲が悪い原因というのも、エミールはいまだによくわからなかった。
「マリウス殿下にではなく?」
「マリウスのことはそりゃあ好きでしょうけど、やっぱりクラウスの騎士姿はね。あなた、まだクラウスの剣舞は見たことがなくて?」
剣舞。なんだろう。
エミールが曖昧に頷くと、アマーリエの赤みがかった目がくるりとこちらを向いた。
「双剣を持って舞うクラウスは、それはそれはうつくしいの。ユーリでなくても憧れますわ」
エミールは冷めた紅茶を飲み干して、また溜め息をこぼした。
自分の知らないクラウスのことを語るアマーリエに、嫉妬じみた気持ちがじわりと湧き上がってきそうで、それに気づかないふりで意識的にユリウスに注視する。
小さな騎士は一生懸命模擬剣を振るっていた。
ユリウスが相手の剣を弾いたところで、「止め!」と審判の声が響く。
歓声と拍手が二人の騎士へと注がれた。
乱れた息を整えることもせず、ユリウスが一目散にこちらへ走ってくる。
「エミール殿、アマル殿、見ててくれましたかっ」
弾むように問われて、エミールはもちろんと答えた。
「とても格好良かったですよ、ユーリ様」
「また腕を上げましたわね、ユーリ。マリウスに勝てる日も近くてよ」
エミールとアマーリエそれぞれの賛辞に、ユリウスが緑の瞳をきらきらさせながらはにかむように微笑んだ。
その笑顔に目を射られた二人は、
「ああっ、かわいいっ!! 天使っ!」
「ああっ! すてきっ! 王子様っ!!」
同時に身悶えしながら叫んだのだった。
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