102 / 127
騎士は愛を束ね、運命のオメガへと跪く
3
しおりを挟む
クラウスの元を離れるならば、あまり時間はかけられない。
クラウスはとても勘が鋭く、エミールに関して些細な違和感も見逃さないひとだから、ここから逃げるということを決めた以上、クラウスにそれを悟られないよう一気呵成に行動に移さなければならなかった。
エミールはおのれの考えをファルケンに話し、簡単な打ち合わせを終えて彼と別れた。
室内に戻ると、スヴェンが温かい紅茶を淹れてくれていた。
このやさしい侍従ともお別れなのだ。感傷で喉が塞がれ、紅茶の味はよくわからなかった。
エミールがファルケンと会ったことは、スヴェンからクラウスに報告がいくだろう。だから風呂でファルケンの匂いを流すなどの下手な工作はせず、エミールはふだん通りに過ごした。
やがて王城からクラウスが戻ってきた。一歩部屋に入った途端、クラウスの眉間にすこしのしわが寄った。
「ルーと会ったよ」
エミールは先にそれを伝えた。そうか、とクラウスが頷いた。彼の両手が伸びてきて、抱擁をされた。エミールはその背をしっかりと抱き返した。
ファルケンの匂いを消そうとしているのか、それとも自分の匂いをつけようとしているのか、クラウスがエミールに頬ずりをしてくる。
「アマルは、元気でしたか?」
「ああ、元気だった」
「アマルの子は……」
子どもの様子を訊こうとして、声が詰まった。クラウスがやさしく後頭部を撫でてくれた。
「兄上によく似た男の子だ」
「そう……」
アマーリエはすごい。エドゥルフに次いで男児を出産したのだから。王太子の跡継ぎは着実に生まれている。
胸の奥がじくじくと疼いた。その痛みと同じだけ、クラウスにも子どもを与えてあげたいという思いがあった。
自分はもうできないから……誰か、クラウスのために子どもを生んでくれるひと……オメガでも女性でも、クラウスに釣り合うひとが、クラウスの元へ来てくれたらいい。
最初に、なぜこの決断ができなかったのか。
クラウスとの出会いを思い出しながら、エミールは後悔を覚えた。
クラウスと自分とは、始めから身分が違いすぎた。運命のつがいだからといっても、出会ってすぐに離れていれば、別れがこんなにつらくなることはなかっただろう。
出会ってすぐに、離れていればよかった。
でも、それ以上の強さで、この男と出会えて良かったと思っている自分が居る。
クラウスに会えて、愛されて、愛したこと。それがエミールの礎だ。この先クラウスと離れることになっても。クラウスの傍に居られなくても。クラウスの愛が、クラウスへの愛が、エミールのこころの中心にあり続ける。
「どうした、そんな顔をして」
クラウスの蒼い瞳が、心配げに細められた。
エミールはしずかに首を横へ振って、男の頬をてのひらで包み、引き寄せた。
唇が合わさる。
「あなたのことが好きだなぁと思って」
そう答えて、エミールは笑った。
「私も愛している」
クラウスがささやき、今度は彼のほうからキスを仕掛けてきた。
エミールが唇を開いて舌を絡めると、クラウスが驚いたように目を丸くした。
怪我を負って以降、キスは幾度もしてきた。毎日、ひとつの寝台で一緒に眠っていた。けれど、性的な接触はなかった。だからこれが、ひさしぶりの深いキスだった。
クラウスの舌は遠慮がちにエミールのそれと絡み合い、ひそやかな水音を立てた。
「…………んぁ。ラス、ラス」
「エミール。私のオメガ」
「ラス、お願いが、あるんだけど」
キスの合間で、そう伝える。クラウスが軽く小首を傾げて、エミールの目を覗き込んできた。
「前に、オレのしたいことなら叶えてくれるって言ったこと、覚えてる?」
「無論だ」
クラウスの即答にエミールはすこし笑った。
「あのね、ラス」
「なんだ」
「明日から、騎士団の仕事に戻ってほしい」
クラウスが真顔でこちらを見つめてきた。
いつ見ても狼のように凛々しい顔だ。エミールの好きな顔だ。エミールは彼の顎先にキスをして、ひたいにかかる金色の髪をそっと掻き上げた。
「オレはもう大丈夫だから、騎士団に戻って」
「……エミール」
「今日だって、ちゃんと留守番できたでしょ?」
すこし前までの自分は、不安定で、ふとした拍子に泣いたり暴れたりしていた。だから隣にはクラウスかスヴェンがずっと付き添っていた。
でもいまは、正常になってきている。
今日だって、アマーリエの出産の報告を聞いたときもおかしくなりかけたが、我を忘れるほど大きく崩れたりはしなかった。
「オレ、もう大丈夫だよ」
エミールが繰り返した言葉を聞いて、クラウスの眉が苦悶するように寄せられた。彼は一番状態が悪かったときのエミールを知っている。正気を失って、記憶すら失くしていたエミールのことを。
手が握られた。あたたかで大きな手だ。指に指を絡めるようにしてエミールはそれを握り返した。
「あなたの正装、久しぶりに見た」
クラウスは登城前に、王族としてふさわしい身なりを整えていた。この屋敷に居るときはエミールに付き合って部屋着が多かったから、ちゃんとした格好をするクラウスを見るのは久しぶりだった。
「やっぱり、似合いますね」
「エル」
「でもオレは、騎士団の制服姿のあなたが一番好きです」
黒い片マントと、黒い制服。それに身を包んだクラウスが、一番恰好いい。だって。
「初めて会ったときから、あなたは騎士だったから」
あれはもう八年近く前になるのか。
厩舎で野盗に襲われかけていたエミールをたすけに、飛び込んできてくれたクラウスと会ったのは。
「あのときからあなたは、オレの騎士だったよ、ラス」
黒い制服と、神々しい金の髪。そして、狼のような冴え冴えとした蒼い瞳。私のオメガ、とエミールを呼ぶ低くて甘い声。彼のぜんぶが、こんなにもいとしい。
「だから、これからも騎士でいてよ」
エミールが口にした希望。それを必ず、このアルファは叶えてくれる。その信頼があった。
クラウスは押し黙った。彼は無言でずっとエミールを見つめていた。
本当にエミールの傍を離れていいのか。そう葛藤しているのが伝わってくる。エミールは握った手を持ち上げて、彼の手の甲に頬を押し当てた。
「オレは大丈夫だよ。スヴェンも居てくれるし。調子が悪くなったらすぐに呼ぶから」
「…………本当だな?」
「うん。ちゃんと呼ぶ」
「絶対に無理はしないと誓えるか」
「……誓うよ」
あまりに真っ直ぐな眼差しに怯みそうになるおのれを叱咤して、エミールは頷いた。
蒼い瞳が細まった。彼は一度きつく目を閉じて、それからゆるゆると吐息した。
「…………わかった。明日から復帰する」
「ラス!」
「ただし、半日だ」
「それはダメだよ!」
エミールは咄嗟に反対の言葉を口にした。クラウスが怪訝な表情になる。エミールは慌てて首を横に振った。
「半日なら、今日だってもうスヴェンやルーと過ごした! オレが本当に大丈夫かどうか、ちゃんと、一日離れて試してほしい! そうじゃないとオレ……ずっと、ラスに甘えてばかりになるから」
「甘えることのなにが悪い。おまえはいのちの危機に晒されたんだ。あれからまだ四か月も経ってないんだぞ」
「でも……オレだって、ちゃんと、自分の足で立ちたいよ。ラスにまもられてばっかりじゃなくて、ラスを、まもれるように、なりたいんだ」
話しながら、泣けてきた。
クラウスから離れるための時間をつくるため、クラウスをまもれるようになりたいだなんて口実を口にする自分が、滑稽でバカみたいだった。
「泣くな、エル」
クラウスの唇がこめかみに触れた。これじゃ泣き落としだ。
「な、泣いて、ない……」
「…………わかった。わかった、エミール。明日から通常どおりに復帰する。それでいいな?」
クラウスの方が折れた。エミールはやさしいアルファを抱きしめて、なんども頷いた。
「うん……うん、ラス、ありがとう」
「私はいつまで経ってもおまえに弱い」
「ふ、ふふっ……うん。ありがとう。明日、見送るね」
「ああ」
「あなたの騎士姿、楽しみだな」
「なんて殺し文句だ」
キスで唇を塞がれた。幾度も、幾度も重なって、離れる。その度にちゅ、ちゅ、と小さな音が鳴った。
「ラス、もうひとつ、お願いしてもいい?」
「無論。私は、おまえの奴隷だからな」
こんなに体格が良くて、アルファで、騎士で、王族なのに。奴隷という単語とクラウスの存在がちぐはぐすぎて、エミールはまた笑ってしまう。
「なんでも言ってくれ」
いとしい男に促され、エミールは彼の瞳を見つめながらささやいた。
「このまま、抱いて」
クラウスはとても勘が鋭く、エミールに関して些細な違和感も見逃さないひとだから、ここから逃げるということを決めた以上、クラウスにそれを悟られないよう一気呵成に行動に移さなければならなかった。
エミールはおのれの考えをファルケンに話し、簡単な打ち合わせを終えて彼と別れた。
室内に戻ると、スヴェンが温かい紅茶を淹れてくれていた。
このやさしい侍従ともお別れなのだ。感傷で喉が塞がれ、紅茶の味はよくわからなかった。
エミールがファルケンと会ったことは、スヴェンからクラウスに報告がいくだろう。だから風呂でファルケンの匂いを流すなどの下手な工作はせず、エミールはふだん通りに過ごした。
やがて王城からクラウスが戻ってきた。一歩部屋に入った途端、クラウスの眉間にすこしのしわが寄った。
「ルーと会ったよ」
エミールは先にそれを伝えた。そうか、とクラウスが頷いた。彼の両手が伸びてきて、抱擁をされた。エミールはその背をしっかりと抱き返した。
ファルケンの匂いを消そうとしているのか、それとも自分の匂いをつけようとしているのか、クラウスがエミールに頬ずりをしてくる。
「アマルは、元気でしたか?」
「ああ、元気だった」
「アマルの子は……」
子どもの様子を訊こうとして、声が詰まった。クラウスがやさしく後頭部を撫でてくれた。
「兄上によく似た男の子だ」
「そう……」
アマーリエはすごい。エドゥルフに次いで男児を出産したのだから。王太子の跡継ぎは着実に生まれている。
胸の奥がじくじくと疼いた。その痛みと同じだけ、クラウスにも子どもを与えてあげたいという思いがあった。
自分はもうできないから……誰か、クラウスのために子どもを生んでくれるひと……オメガでも女性でも、クラウスに釣り合うひとが、クラウスの元へ来てくれたらいい。
最初に、なぜこの決断ができなかったのか。
クラウスとの出会いを思い出しながら、エミールは後悔を覚えた。
クラウスと自分とは、始めから身分が違いすぎた。運命のつがいだからといっても、出会ってすぐに離れていれば、別れがこんなにつらくなることはなかっただろう。
出会ってすぐに、離れていればよかった。
でも、それ以上の強さで、この男と出会えて良かったと思っている自分が居る。
クラウスに会えて、愛されて、愛したこと。それがエミールの礎だ。この先クラウスと離れることになっても。クラウスの傍に居られなくても。クラウスの愛が、クラウスへの愛が、エミールのこころの中心にあり続ける。
「どうした、そんな顔をして」
クラウスの蒼い瞳が、心配げに細められた。
エミールはしずかに首を横へ振って、男の頬をてのひらで包み、引き寄せた。
唇が合わさる。
「あなたのことが好きだなぁと思って」
そう答えて、エミールは笑った。
「私も愛している」
クラウスがささやき、今度は彼のほうからキスを仕掛けてきた。
エミールが唇を開いて舌を絡めると、クラウスが驚いたように目を丸くした。
怪我を負って以降、キスは幾度もしてきた。毎日、ひとつの寝台で一緒に眠っていた。けれど、性的な接触はなかった。だからこれが、ひさしぶりの深いキスだった。
クラウスの舌は遠慮がちにエミールのそれと絡み合い、ひそやかな水音を立てた。
「…………んぁ。ラス、ラス」
「エミール。私のオメガ」
「ラス、お願いが、あるんだけど」
キスの合間で、そう伝える。クラウスが軽く小首を傾げて、エミールの目を覗き込んできた。
「前に、オレのしたいことなら叶えてくれるって言ったこと、覚えてる?」
「無論だ」
クラウスの即答にエミールはすこし笑った。
「あのね、ラス」
「なんだ」
「明日から、騎士団の仕事に戻ってほしい」
クラウスが真顔でこちらを見つめてきた。
いつ見ても狼のように凛々しい顔だ。エミールの好きな顔だ。エミールは彼の顎先にキスをして、ひたいにかかる金色の髪をそっと掻き上げた。
「オレはもう大丈夫だから、騎士団に戻って」
「……エミール」
「今日だって、ちゃんと留守番できたでしょ?」
すこし前までの自分は、不安定で、ふとした拍子に泣いたり暴れたりしていた。だから隣にはクラウスかスヴェンがずっと付き添っていた。
でもいまは、正常になってきている。
今日だって、アマーリエの出産の報告を聞いたときもおかしくなりかけたが、我を忘れるほど大きく崩れたりはしなかった。
「オレ、もう大丈夫だよ」
エミールが繰り返した言葉を聞いて、クラウスの眉が苦悶するように寄せられた。彼は一番状態が悪かったときのエミールを知っている。正気を失って、記憶すら失くしていたエミールのことを。
手が握られた。あたたかで大きな手だ。指に指を絡めるようにしてエミールはそれを握り返した。
「あなたの正装、久しぶりに見た」
クラウスは登城前に、王族としてふさわしい身なりを整えていた。この屋敷に居るときはエミールに付き合って部屋着が多かったから、ちゃんとした格好をするクラウスを見るのは久しぶりだった。
「やっぱり、似合いますね」
「エル」
「でもオレは、騎士団の制服姿のあなたが一番好きです」
黒い片マントと、黒い制服。それに身を包んだクラウスが、一番恰好いい。だって。
「初めて会ったときから、あなたは騎士だったから」
あれはもう八年近く前になるのか。
厩舎で野盗に襲われかけていたエミールをたすけに、飛び込んできてくれたクラウスと会ったのは。
「あのときからあなたは、オレの騎士だったよ、ラス」
黒い制服と、神々しい金の髪。そして、狼のような冴え冴えとした蒼い瞳。私のオメガ、とエミールを呼ぶ低くて甘い声。彼のぜんぶが、こんなにもいとしい。
「だから、これからも騎士でいてよ」
エミールが口にした希望。それを必ず、このアルファは叶えてくれる。その信頼があった。
クラウスは押し黙った。彼は無言でずっとエミールを見つめていた。
本当にエミールの傍を離れていいのか。そう葛藤しているのが伝わってくる。エミールは握った手を持ち上げて、彼の手の甲に頬を押し当てた。
「オレは大丈夫だよ。スヴェンも居てくれるし。調子が悪くなったらすぐに呼ぶから」
「…………本当だな?」
「うん。ちゃんと呼ぶ」
「絶対に無理はしないと誓えるか」
「……誓うよ」
あまりに真っ直ぐな眼差しに怯みそうになるおのれを叱咤して、エミールは頷いた。
蒼い瞳が細まった。彼は一度きつく目を閉じて、それからゆるゆると吐息した。
「…………わかった。明日から復帰する」
「ラス!」
「ただし、半日だ」
「それはダメだよ!」
エミールは咄嗟に反対の言葉を口にした。クラウスが怪訝な表情になる。エミールは慌てて首を横に振った。
「半日なら、今日だってもうスヴェンやルーと過ごした! オレが本当に大丈夫かどうか、ちゃんと、一日離れて試してほしい! そうじゃないとオレ……ずっと、ラスに甘えてばかりになるから」
「甘えることのなにが悪い。おまえはいのちの危機に晒されたんだ。あれからまだ四か月も経ってないんだぞ」
「でも……オレだって、ちゃんと、自分の足で立ちたいよ。ラスにまもられてばっかりじゃなくて、ラスを、まもれるように、なりたいんだ」
話しながら、泣けてきた。
クラウスから離れるための時間をつくるため、クラウスをまもれるようになりたいだなんて口実を口にする自分が、滑稽でバカみたいだった。
「泣くな、エル」
クラウスの唇がこめかみに触れた。これじゃ泣き落としだ。
「な、泣いて、ない……」
「…………わかった。わかった、エミール。明日から通常どおりに復帰する。それでいいな?」
クラウスの方が折れた。エミールはやさしいアルファを抱きしめて、なんども頷いた。
「うん……うん、ラス、ありがとう」
「私はいつまで経ってもおまえに弱い」
「ふ、ふふっ……うん。ありがとう。明日、見送るね」
「ああ」
「あなたの騎士姿、楽しみだな」
「なんて殺し文句だ」
キスで唇を塞がれた。幾度も、幾度も重なって、離れる。その度にちゅ、ちゅ、と小さな音が鳴った。
「ラス、もうひとつ、お願いしてもいい?」
「無論。私は、おまえの奴隷だからな」
こんなに体格が良くて、アルファで、騎士で、王族なのに。奴隷という単語とクラウスの存在がちぐはぐすぎて、エミールはまた笑ってしまう。
「なんでも言ってくれ」
いとしい男に促され、エミールは彼の瞳を見つめながらささやいた。
「このまま、抱いて」
441
あなたにおすすめの小説
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
愛する公爵と番になりましたが、大切な人がいるようなので身を引きます
まんまる
BL
メルン伯爵家の次男ナーシュは、10歳の時Ωだと分かる。
するとすぐに18歳のタザキル公爵家の嫡男アランから求婚があり、あっという間に婚約が整う。
初めて会った時からお互い惹かれ合っていると思っていた。
しかしアランにはナーシュが知らない愛する人がいて、それを知ったナーシュはアランに離婚を申し出る。
でもナーシュがアランの愛人だと思っていたのは⋯。
執着系α×天然Ω
年の差夫夫のすれ違い(?)からのハッピーエンドのお話です。
Rシーンは※付けます
※画像は男の子メーカーpicrewさんよりお借りしました。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*本編完結しました
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
殿下に婚約終了と言われたので城を出ようとしたら、何かおかしいんですが!?
krm
BL
「俺達の婚約は今日で終わりにする」
突然の婚約終了宣言。心がぐしゃぐしゃになった僕は、荷物を抱えて城を出る決意をした。
なのに、何故か殿下が追いかけてきて――いやいやいや、どういうこと!?
全力すれ違いラブコメファンタジーBL!
支部の企画投稿用に書いたショートショートです。前後編二話完結です。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる