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(番外編)アルファとオメガとベータのお話
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スヴェンはひとまず中庭のベンチに、主と、主の年若き友人のリヒトを座らせ、薫り高い紅茶を提供してから、執事や厨房の料理人たちと連携を取って手早く準備を整えていった。
中庭に用意した木のテーブルに、次から次にサンドイッチに必要な具材を並べてゆくと、まるで魔法でも見たかのようにリヒトが目を輝かせた。
「エミール様、すごいです。あっという間にこんなにたくさん!」
「ええ。リヒトのところの料理長もすごいですが、うちの屋敷の者もすごく優秀なんですよ」
エミールがやわらかな声音でそう説明するのが聞こえてきて、スヴェンはすこしこそばゆい気持ちになる。
裏表がなく率直なところはエミールの美点だ。長年王弟殿下の伴侶という立場で貴族社会をそれなりに経験してきたはずなのに、エミールは驚くほどすれていない。
子どもを相手にするときのやさしい声で貴族をあしらいつつも、心根のところは平民のままで、偉そうぶったところはまったくと言っていいほどなく、その態度はスヴェンを始め屋敷の使用人に対しても崩れることがなかった。
不思議なひとだなとスヴェンはいつも思う。
いまも手放しで使用人たちを褒めたエミールが、「特にスヴェンは」と自分に言及しようとしたので、
「私のことは結構ですよ」
と制したら、
「またそんなこと言う……」
エミールがわかりやすく眉間にしわを寄せた。
それから、隣の友人へと顔を寄せて、
「リヒト、あの侍従は実は狼なんですよ」
ひそひそとそうささやいた。
リヒトが満月のような金色の目を真ん丸に見開いて、ふっくらした唇をポカンと開けた。
「……狼なんですか?」
「オレには、そう名乗るんです」
「すごいです! どこから見ても人間に見えます!」
リヒトが驚嘆の声を漏らした。それを聞いたエミールがふきだした。
「そうでしょう! オレもそう思います。スヴェンは人間だ」
「…………」
主がなにを言いたかったのかを悟って、スヴェンは沈黙した。
リヒトが小首を傾げ、スヴェンとエミールを見比べた。
「狼じゃなく、人間ですか?」
無邪気に問われて、なんとも言えずにスヴェンは曖昧に肩を竦め、
「パンを持ってきます」
と言ってその場を離れた。背後でエミールが笑う気配がした。
「すみません、リヒト。彼は狼でもあるけど人間で、侍従で、オレの友人なんです」
そんな説明が聞こえてきて、違いますと否定しようとしたけれど、スヴェンは結局振り向くことはしなかった。
リヒトが、
「そしたら、僕とテオさんも友達ですか?」
そう問いかけて、秒で、
「おっっっそろしいことを言うなよっ違いますよっ!」
と彼の侍従に思いきり否定されていた。
なんて平和で馬鹿馬鹿しいやりとりだろうか。スヴェンはこみ上げる笑いをかみ殺しながら、厨房へとサンドイッチ用のパンを取りに行った。
バスケットいっぱいのパンを抱えて戻ると、エミールとリヒトが並んでテーブルの上に広がった具材をひとつひとつ吟味しているところだった。
「どれも美味しそうですね。リヒトはどれが好きですか?」
「これが甘くて美味しそうです」
「ふふっ。リヒトは甘いものが好きですものね」
「サデスさんがいつもたくさんケーキを作ってくれるんです。でも、僕、ちょっと食べすぎじゃないかしらって」
「リヒトはたくさん食べていいんですよ。あなたが食べれば食べるほど、ユーリ様が喜ぶでしょう」
んん、とリヒトがことりと首を傾ける。
「ユーリ様は、もっと食べていいよって言ってくれます」
「そうでしょうね。リヒトとユーリ様は喧嘩などはしないんですか?」
「ケンカ……」
リヒトがますます首を傾げて、それにつられてエミールの首も斜めになってゆく。
まさか喧嘩という概念がわからないのだろうか、と訝しみながらもスヴェンはそこへ割って入った。
「さぁ、そろそろ作っていかないと、ランチに間に合いませんよ。おしゃべりを続けますか?」
二人がハッと顔を見合わせ、同時に答えた。
「作るよ!」
「作ります!」
やる気満々なオメガの前に、スヴェンはバスケットをドンと置く。中には中央に一本の切れ込みの入った丸パンや、薄切りの食パンがぎっしり詰まっていた。
エミールが、
「そうか、もう切ってあるから刃物は使わないって言ったんだ」
とつぶやいたが、スヴェンはそれに答えずに、まずはおしぼりを二人に渡した。
二人が手を拭いている間に、テーブルの上にクロスを敷き、さらにその上にパンを直接載せる用の白いクロスを重ねる。
「では、お好きな具材を挟んでいってください」
スヴェンが促すと、リヒトが目を輝かせながら薄い食パンをひとつ手に取った。耳が落とされ、正方形になった白いパン。それを両手で持っているリヒトに、彼の侍従であるテオバルドが、
「リヒト様、二枚を並べて置くんです」
と斜め後ろから教えている。
リヒトは言われるままに二枚のパンを横並びで置いた。
「そこにドレッシングがあるでしょう。まずはそれを薄く塗るんです」
「はい!」
リヒトが意気揚々と頷いて、そろりとした手つきでバターナイフにすくったドレッシングを丁寧にパンへと塗ってゆく。それにつられたのか、エミールも同じ動作をしていた。真剣な顔が子どものようでおかしい。スヴェンは主を見守りながら、二人が手にとりやすいように具材の入った皿を彼らの手元へと置いた。
ゆで卵にスクランブルエッグ、ハムに蒸し鶏にベーコン、レタスにトマトにポテトサラダ……ジャムや果物もたくさん用意してある。
それらをひとつひとつ吟味しながら、リヒトとエミールがそれぞれのパンに乗せてゆく。
ひとつ、二つと作っていくうちに勝手がわかったのか、徐々にリヒトの手つきに迷いがなくなり、サンドイッチづくりにのめり込んでゆくのがわかった。
もう補佐は要らないと悟ったのか、テオバルドがテーブルの隅でなにかをちまちまと作っていた。
なにをしているのだろう。
スヴェンは彼の手元を覗き込む。薄切りのハムや薄焼きの玉子、小さなウズラのゆで卵を使って、テオバルドは器用に形を作っていっていた。
「うわっ、びっくりした!」
彼の茶色の瞳が不意にスヴェンを捉えて、肩をビクっと跳ねさせた。
「……気配、なさすぎません?」
「そうですか?」
特に隠行した覚えはないが。
「うちの父みたいに足音させないのやめてくださいよ」
テオバルドの父と言えば、クラウスの右腕であるロンバードだ。気配の消し方は一級品。
テオバルドは父親に体術を教わらなかったのだろうか。スヴェンごときの気配を捉えきれないなんて、修行不足である。
しかしよその屋敷の侍従に口を挟む義理もなく、スヴェンは肩を竦めてテオバルドから離れた。
中庭に用意した木のテーブルに、次から次にサンドイッチに必要な具材を並べてゆくと、まるで魔法でも見たかのようにリヒトが目を輝かせた。
「エミール様、すごいです。あっという間にこんなにたくさん!」
「ええ。リヒトのところの料理長もすごいですが、うちの屋敷の者もすごく優秀なんですよ」
エミールがやわらかな声音でそう説明するのが聞こえてきて、スヴェンはすこしこそばゆい気持ちになる。
裏表がなく率直なところはエミールの美点だ。長年王弟殿下の伴侶という立場で貴族社会をそれなりに経験してきたはずなのに、エミールは驚くほどすれていない。
子どもを相手にするときのやさしい声で貴族をあしらいつつも、心根のところは平民のままで、偉そうぶったところはまったくと言っていいほどなく、その態度はスヴェンを始め屋敷の使用人に対しても崩れることがなかった。
不思議なひとだなとスヴェンはいつも思う。
いまも手放しで使用人たちを褒めたエミールが、「特にスヴェンは」と自分に言及しようとしたので、
「私のことは結構ですよ」
と制したら、
「またそんなこと言う……」
エミールがわかりやすく眉間にしわを寄せた。
それから、隣の友人へと顔を寄せて、
「リヒト、あの侍従は実は狼なんですよ」
ひそひそとそうささやいた。
リヒトが満月のような金色の目を真ん丸に見開いて、ふっくらした唇をポカンと開けた。
「……狼なんですか?」
「オレには、そう名乗るんです」
「すごいです! どこから見ても人間に見えます!」
リヒトが驚嘆の声を漏らした。それを聞いたエミールがふきだした。
「そうでしょう! オレもそう思います。スヴェンは人間だ」
「…………」
主がなにを言いたかったのかを悟って、スヴェンは沈黙した。
リヒトが小首を傾げ、スヴェンとエミールを見比べた。
「狼じゃなく、人間ですか?」
無邪気に問われて、なんとも言えずにスヴェンは曖昧に肩を竦め、
「パンを持ってきます」
と言ってその場を離れた。背後でエミールが笑う気配がした。
「すみません、リヒト。彼は狼でもあるけど人間で、侍従で、オレの友人なんです」
そんな説明が聞こえてきて、違いますと否定しようとしたけれど、スヴェンは結局振り向くことはしなかった。
リヒトが、
「そしたら、僕とテオさんも友達ですか?」
そう問いかけて、秒で、
「おっっっそろしいことを言うなよっ違いますよっ!」
と彼の侍従に思いきり否定されていた。
なんて平和で馬鹿馬鹿しいやりとりだろうか。スヴェンはこみ上げる笑いをかみ殺しながら、厨房へとサンドイッチ用のパンを取りに行った。
バスケットいっぱいのパンを抱えて戻ると、エミールとリヒトが並んでテーブルの上に広がった具材をひとつひとつ吟味しているところだった。
「どれも美味しそうですね。リヒトはどれが好きですか?」
「これが甘くて美味しそうです」
「ふふっ。リヒトは甘いものが好きですものね」
「サデスさんがいつもたくさんケーキを作ってくれるんです。でも、僕、ちょっと食べすぎじゃないかしらって」
「リヒトはたくさん食べていいんですよ。あなたが食べれば食べるほど、ユーリ様が喜ぶでしょう」
んん、とリヒトがことりと首を傾ける。
「ユーリ様は、もっと食べていいよって言ってくれます」
「そうでしょうね。リヒトとユーリ様は喧嘩などはしないんですか?」
「ケンカ……」
リヒトがますます首を傾げて、それにつられてエミールの首も斜めになってゆく。
まさか喧嘩という概念がわからないのだろうか、と訝しみながらもスヴェンはそこへ割って入った。
「さぁ、そろそろ作っていかないと、ランチに間に合いませんよ。おしゃべりを続けますか?」
二人がハッと顔を見合わせ、同時に答えた。
「作るよ!」
「作ります!」
やる気満々なオメガの前に、スヴェンはバスケットをドンと置く。中には中央に一本の切れ込みの入った丸パンや、薄切りの食パンがぎっしり詰まっていた。
エミールが、
「そうか、もう切ってあるから刃物は使わないって言ったんだ」
とつぶやいたが、スヴェンはそれに答えずに、まずはおしぼりを二人に渡した。
二人が手を拭いている間に、テーブルの上にクロスを敷き、さらにその上にパンを直接載せる用の白いクロスを重ねる。
「では、お好きな具材を挟んでいってください」
スヴェンが促すと、リヒトが目を輝かせながら薄い食パンをひとつ手に取った。耳が落とされ、正方形になった白いパン。それを両手で持っているリヒトに、彼の侍従であるテオバルドが、
「リヒト様、二枚を並べて置くんです」
と斜め後ろから教えている。
リヒトは言われるままに二枚のパンを横並びで置いた。
「そこにドレッシングがあるでしょう。まずはそれを薄く塗るんです」
「はい!」
リヒトが意気揚々と頷いて、そろりとした手つきでバターナイフにすくったドレッシングを丁寧にパンへと塗ってゆく。それにつられたのか、エミールも同じ動作をしていた。真剣な顔が子どものようでおかしい。スヴェンは主を見守りながら、二人が手にとりやすいように具材の入った皿を彼らの手元へと置いた。
ゆで卵にスクランブルエッグ、ハムに蒸し鶏にベーコン、レタスにトマトにポテトサラダ……ジャムや果物もたくさん用意してある。
それらをひとつひとつ吟味しながら、リヒトとエミールがそれぞれのパンに乗せてゆく。
ひとつ、二つと作っていくうちに勝手がわかったのか、徐々にリヒトの手つきに迷いがなくなり、サンドイッチづくりにのめり込んでゆくのがわかった。
もう補佐は要らないと悟ったのか、テオバルドがテーブルの隅でなにかをちまちまと作っていた。
なにをしているのだろう。
スヴェンは彼の手元を覗き込む。薄切りのハムや薄焼きの玉子、小さなウズラのゆで卵を使って、テオバルドは器用に形を作っていっていた。
「うわっ、びっくりした!」
彼の茶色の瞳が不意にスヴェンを捉えて、肩をビクっと跳ねさせた。
「……気配、なさすぎません?」
「そうですか?」
特に隠行した覚えはないが。
「うちの父みたいに足音させないのやめてくださいよ」
テオバルドの父と言えば、クラウスの右腕であるロンバードだ。気配の消し方は一級品。
テオバルドは父親に体術を教わらなかったのだろうか。スヴェンごときの気配を捉えきれないなんて、修行不足である。
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