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9 熱で倒れる
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あのあと、落ち着いて確認すると、お祝いのパーティを開くから日取りはこちらが決めてほしい、という内容が外務を統括しているラス様のところにも来ていたため、移動時間も含めて約一ヶ月後はどうか、と打診してもらった。
ラス様は私達と一緒に行くのを嫌がっているけれど、政治的なものに関しては、ユウヤくん達はラス様に任せきりらしいので、たぶん、いや絶対に付いてきてもらう事になるだろうし心強い。
そこまではまだいいものの、パーティにはつきもののダンスが、私はどうもステップが苦手でうまくいかない。
一度くらいは踊らないといけないだろうからと、昼には先生に教えてもらい、夜はユウヤくんと練習する事になったのだけど。
「ラスが嫌がったのがわかる気がする」
ある日の夜、城内にあるダンスホールでユウヤくんの足を踏んだ20回目くらいに、彼がぽつりと呟いた。
ラス様にも練習相手をお願いしたのだけど、断られてしまったから、そのことを言ってるんだと思う。
「ご、ごめん」
「いや、ユーニらしいけどよ、それに」
一度言葉を止めて、ユウヤくんが私にキスをしてから、額を合わせて笑顔で続ける。
「オレ的には得だし」
「もう!」
照れくさくなって、ユウヤくんの足を蹴る。
練習前にユウヤくんに言われたのが、足を踏んだら、その回数分キスをしていい、という条件だった。
足を踏まないように気を付ければ気を付けるほど、踏んでしまってうまくいかない。
で、さっきから練習をしてるのか、何してるのかわからない状態になってきたので、ユウヤくんに言う。
「やっぱり、ラス様にお願いする」
「なんでだよ」
「ラス様は踏むたびキスしないもん」
「そうかもしんねぇけど」
曲は魔法で勝手に流れるようにしているから、私とユウヤくんが踊らなくても流れたまま。
二人っきりだからか、ユウヤくんはやりたい放題の様で、私をぎゅうと抱きしめた。
「な、何?!」
「いや、せっかくの二人きりの時間なのによ」
ブツブツ言うユウヤくんの背中を、しょうがないので優しく撫でる。
変なとこ、甘えん坊になるんだから。
それにしても、キスしない、という選択肢は彼には思い浮かばないのだろうか???
そうすれば、ラス様に頼まなくていいんだけど。
次の日、早速、ラス様にお願いに行き、昼間になんとか時間を作ってもらうことにした。
ユウマくんでも良いけど、ユウマくんはリアのお相手をしなきゃだしね。
ユウヤくんもその時間は空いてるから、なぜか練習を見に来ると言っていた。
それにしても、なんだか今日は体調が良くない。
ここ何日かちゃんと眠れてないからか、やけに身体がダルいけど、あまり本番まで時間もないし、時間を割いてくれたラス様にも悪いので頑張ることにして、ダンスホールに向かったのだけど。
「ユウヤ殿下とラス様よ」
「今日も素敵ね。目の保養だわ」
扉が開け放たれたダンスホール前の廊下に、お城に勤めるメイドさん達が4、5人ほど職務を放棄して話をしていた。
会話の内容を聞いてみると、
「ユウヤ殿下はどこか冷たい雰囲気を醸し出してるけど、実際は寡黙なだけでお優しいし」
寡黙?!
「ラス様は、どの方にも態度を変える事なく真摯だし」
真摯?!
「あんな素敵な方たちのお相手が、ねぇ」
あなた達が気づいてないだけで、ここにいますよー。
「媚薬か惚れ薬とかを飲まされたんじゃないかしら」
「きっとそうに違いないわ」
皆でうんうん頷き合っている。
まあ、私は地味で気配がないときがあるのはわかるけど、そろそろ気づいてくれないかな。
一応、練習用だけど華やかなドレスを着て目立つはず。
まあ、彼女達がそう思うのもしょうがないか。
私は大して美人でも可愛くもないしね。
ですが、そういう事を言う人を好きになる人達でもないと思いますよ。
扉にへばりついている彼女達の斜め後ろに立っていたら、中から私の姿が見えたらしく、ユウヤくんが声をかけてくれた。
「何してんだ?」
「別に」
メイドさん達は私に気付くと、かなり驚いたようで飛び上がって、その場から走り去っていく。
「どうした?」
「えっとね」
ユウヤくんが手を広げてくれたので、彼の所へ行こうとしたのだけど。
あれ、おかしいな。
目の前がふらつく。
「目の前でいちゃつかないでください」
ラス様はそう言うと私の腕を引っ張り、自分の方に引き寄せた。
う、うきゃああ。
今の私はラス様に肩を抱かれて密着している状態。
やっとユウヤくんに慣れてきたのに、ラス様からこういう事をされるのは反則だ。
「ラス、オマエ」
「遠慮しないって言ったでしょう」
「オレのだから返せ」
「彼女はモノではありません」
「モノじゃねぇけどオレのなんだよ! つーか手は出さねぇって言ってたろ!」
「というか、ユーニさん、身体熱くないですか?」
だ、駄目だ。
やばい。
何がやばいって心臓がやばい。
ラス様、香水なのかわからないけど、やわらかくて甘い良い匂いがしてて、ユウヤくんの言葉にも頭がクラクラする。
ん?
身体が熱い?
もしかして、体調悪いと思ってたけど熱がある?
「ちょ、ユーニ」
「ユーニさん?!」
「だめ。のぼせた」
「「は?!」」
結局、私は刺激に耐えられなかったのか、熱が出たのか、考える余裕もなく、ラス様の腕の中で意識を失ってしまった。
「お、目ぇ覚めたか?」
目を開けると、ユウマくんが私の額に濡れたタオルを置いてくれている所だった。
「ユウマくん?」
「おう」
ぼんやりしている頭で、なんとか状況を把握する。
どうやら私は自分の部屋のベッドに寝ていて、着替えも寝間着に着替えさせてもらっていた。
「わ、私」
「熱があんだよ。よく、あそこまで動けたな。まあ、リアがユーニちゃんは熱に強いから気付かなかったんだろ、って言ってたけどよ」
「えと、リアは?」
ユウマくんが看病してくれているのが不思議で聞くと、
「リアの部屋でユウヤとラスを説教してる」
笑いながら答えてくれた。
「二人は悪くないのに」
「ユーニちゃんがぶっ倒れるまで気付かないのも駄目だろ」
「ちょっと頑張りすぎたかなあ」
「まあ、日にちがあんまないもんな。気持ちはわかる。でも、無理はすんな」
ポンポンとユウマくんは私の頭を優しくなでたあと、話題を変えた。
「腹は?」
「減ってない」
「そうか。でも熱があるし、果実水くらい飲んどくか?」
「もう下がったと思う」
確信はないけど、たぶん、あのときは恥ずかしくて熱が上がっただけのような気がする。
「どれ」
言って、ユウマくんが私のおでこからタオルを取り、代わりに彼の手を当てた。
「熱いじゃねぇか」
「そうかな」
「ほら」
そう言って、ユウマくんが私の首すじに手を当てる。
ひんやり冷たくて、気持ち良い。
その時、ノックの音が聞こえた。
「いいぞ。人の部屋だけど」
ユウマくんが返事をしてくれて、リアが扉を開けた、が、すぐに閉めようとする。
「おい!」
「どうした、リアちゃん」
「リアさん?」
男性陣三人は困惑。
けれど、私はリアが扉を閉めようとした理由がわかった。
「ユウマくん、手」
「あ」
私の首すじにユウマくんの手が当てられたままだった。
「まさか、ユウマくんまで」
リアが扉の向こうでブツブツ言っているのを聞いて、ユウマくんが慌てて、三人を中に招き入れた。
「誤解だよ、リア」
「なんもねぇから」
私とユウマくんは焦るけれど、リアは違う事を考えていたようで、
「これ、婚約破棄案件?」
「やめろ!」
「いいの、ユーニのためなら身を引くわ」
あ、これ、別に誤解してないな。
「なんの話だ?」
「さあ?」
先程の様子を見ていない、ユウヤくんとラス様は不思議そう。
「うう。今までありがとう! 幸せにね!」
「そうか。そっちがその気なら、オマエがオレから逃げられないって、身体で覚えさせた方が良さそうだなあ」
ふざけるリアにユウマくんはそう言うと、彼女を肩に抱き上げた。
「ぎゃー!!」
「ユーニちゃん、騒がしくしてごめんな。ゆっくり休めよ」
「ごめんなさい! もう言いませんからー!! というか待って! ユーニの看病を誰がするの!」
「侍女にやらせたらいいだろ」
「ユーニがいつ目を覚ますかわからないから帰ってもらったの!」
喧嘩している二人を横目で見てから、ラス様がベッド脇に跪くと、寝ている私の額に手を当てた。
「まだ熱があるようですね。無理をさせてしまい、申し訳ありませんでした」
「い、いえ、こちらこそ驚かせてすみません」
「ちょうど支えていた時で良かったですよ」
私の額にかかった髪に優しく触れながら言う、ラス様の顔を見て、また体温が上がるのを感じる。
「悪かったな。でも、オマエもちゃんと言ってくれよ」
「ありがとう。気を付ける」
ユウヤくんはラス様の反対側で、私の手を優しく握ってくれ、手の甲に口づけた。
鼓動がどんどん早くなる。
「リ、リア、やばい」
このまま両手に花だと心臓がもたない。
ユウマくんと喧嘩中のリアだったけど、私の様子に気付いて叫んでくれた。
「はい! 今からユーニの身体を拭くから、男共は出ていって下さい!」
ラス様は私達と一緒に行くのを嫌がっているけれど、政治的なものに関しては、ユウヤくん達はラス様に任せきりらしいので、たぶん、いや絶対に付いてきてもらう事になるだろうし心強い。
そこまではまだいいものの、パーティにはつきもののダンスが、私はどうもステップが苦手でうまくいかない。
一度くらいは踊らないといけないだろうからと、昼には先生に教えてもらい、夜はユウヤくんと練習する事になったのだけど。
「ラスが嫌がったのがわかる気がする」
ある日の夜、城内にあるダンスホールでユウヤくんの足を踏んだ20回目くらいに、彼がぽつりと呟いた。
ラス様にも練習相手をお願いしたのだけど、断られてしまったから、そのことを言ってるんだと思う。
「ご、ごめん」
「いや、ユーニらしいけどよ、それに」
一度言葉を止めて、ユウヤくんが私にキスをしてから、額を合わせて笑顔で続ける。
「オレ的には得だし」
「もう!」
照れくさくなって、ユウヤくんの足を蹴る。
練習前にユウヤくんに言われたのが、足を踏んだら、その回数分キスをしていい、という条件だった。
足を踏まないように気を付ければ気を付けるほど、踏んでしまってうまくいかない。
で、さっきから練習をしてるのか、何してるのかわからない状態になってきたので、ユウヤくんに言う。
「やっぱり、ラス様にお願いする」
「なんでだよ」
「ラス様は踏むたびキスしないもん」
「そうかもしんねぇけど」
曲は魔法で勝手に流れるようにしているから、私とユウヤくんが踊らなくても流れたまま。
二人っきりだからか、ユウヤくんはやりたい放題の様で、私をぎゅうと抱きしめた。
「な、何?!」
「いや、せっかくの二人きりの時間なのによ」
ブツブツ言うユウヤくんの背中を、しょうがないので優しく撫でる。
変なとこ、甘えん坊になるんだから。
それにしても、キスしない、という選択肢は彼には思い浮かばないのだろうか???
そうすれば、ラス様に頼まなくていいんだけど。
次の日、早速、ラス様にお願いに行き、昼間になんとか時間を作ってもらうことにした。
ユウマくんでも良いけど、ユウマくんはリアのお相手をしなきゃだしね。
ユウヤくんもその時間は空いてるから、なぜか練習を見に来ると言っていた。
それにしても、なんだか今日は体調が良くない。
ここ何日かちゃんと眠れてないからか、やけに身体がダルいけど、あまり本番まで時間もないし、時間を割いてくれたラス様にも悪いので頑張ることにして、ダンスホールに向かったのだけど。
「ユウヤ殿下とラス様よ」
「今日も素敵ね。目の保養だわ」
扉が開け放たれたダンスホール前の廊下に、お城に勤めるメイドさん達が4、5人ほど職務を放棄して話をしていた。
会話の内容を聞いてみると、
「ユウヤ殿下はどこか冷たい雰囲気を醸し出してるけど、実際は寡黙なだけでお優しいし」
寡黙?!
「ラス様は、どの方にも態度を変える事なく真摯だし」
真摯?!
「あんな素敵な方たちのお相手が、ねぇ」
あなた達が気づいてないだけで、ここにいますよー。
「媚薬か惚れ薬とかを飲まされたんじゃないかしら」
「きっとそうに違いないわ」
皆でうんうん頷き合っている。
まあ、私は地味で気配がないときがあるのはわかるけど、そろそろ気づいてくれないかな。
一応、練習用だけど華やかなドレスを着て目立つはず。
まあ、彼女達がそう思うのもしょうがないか。
私は大して美人でも可愛くもないしね。
ですが、そういう事を言う人を好きになる人達でもないと思いますよ。
扉にへばりついている彼女達の斜め後ろに立っていたら、中から私の姿が見えたらしく、ユウヤくんが声をかけてくれた。
「何してんだ?」
「別に」
メイドさん達は私に気付くと、かなり驚いたようで飛び上がって、その場から走り去っていく。
「どうした?」
「えっとね」
ユウヤくんが手を広げてくれたので、彼の所へ行こうとしたのだけど。
あれ、おかしいな。
目の前がふらつく。
「目の前でいちゃつかないでください」
ラス様はそう言うと私の腕を引っ張り、自分の方に引き寄せた。
う、うきゃああ。
今の私はラス様に肩を抱かれて密着している状態。
やっとユウヤくんに慣れてきたのに、ラス様からこういう事をされるのは反則だ。
「ラス、オマエ」
「遠慮しないって言ったでしょう」
「オレのだから返せ」
「彼女はモノではありません」
「モノじゃねぇけどオレのなんだよ! つーか手は出さねぇって言ってたろ!」
「というか、ユーニさん、身体熱くないですか?」
だ、駄目だ。
やばい。
何がやばいって心臓がやばい。
ラス様、香水なのかわからないけど、やわらかくて甘い良い匂いがしてて、ユウヤくんの言葉にも頭がクラクラする。
ん?
身体が熱い?
もしかして、体調悪いと思ってたけど熱がある?
「ちょ、ユーニ」
「ユーニさん?!」
「だめ。のぼせた」
「「は?!」」
結局、私は刺激に耐えられなかったのか、熱が出たのか、考える余裕もなく、ラス様の腕の中で意識を失ってしまった。
「お、目ぇ覚めたか?」
目を開けると、ユウマくんが私の額に濡れたタオルを置いてくれている所だった。
「ユウマくん?」
「おう」
ぼんやりしている頭で、なんとか状況を把握する。
どうやら私は自分の部屋のベッドに寝ていて、着替えも寝間着に着替えさせてもらっていた。
「わ、私」
「熱があんだよ。よく、あそこまで動けたな。まあ、リアがユーニちゃんは熱に強いから気付かなかったんだろ、って言ってたけどよ」
「えと、リアは?」
ユウマくんが看病してくれているのが不思議で聞くと、
「リアの部屋でユウヤとラスを説教してる」
笑いながら答えてくれた。
「二人は悪くないのに」
「ユーニちゃんがぶっ倒れるまで気付かないのも駄目だろ」
「ちょっと頑張りすぎたかなあ」
「まあ、日にちがあんまないもんな。気持ちはわかる。でも、無理はすんな」
ポンポンとユウマくんは私の頭を優しくなでたあと、話題を変えた。
「腹は?」
「減ってない」
「そうか。でも熱があるし、果実水くらい飲んどくか?」
「もう下がったと思う」
確信はないけど、たぶん、あのときは恥ずかしくて熱が上がっただけのような気がする。
「どれ」
言って、ユウマくんが私のおでこからタオルを取り、代わりに彼の手を当てた。
「熱いじゃねぇか」
「そうかな」
「ほら」
そう言って、ユウマくんが私の首すじに手を当てる。
ひんやり冷たくて、気持ち良い。
その時、ノックの音が聞こえた。
「いいぞ。人の部屋だけど」
ユウマくんが返事をしてくれて、リアが扉を開けた、が、すぐに閉めようとする。
「おい!」
「どうした、リアちゃん」
「リアさん?」
男性陣三人は困惑。
けれど、私はリアが扉を閉めようとした理由がわかった。
「ユウマくん、手」
「あ」
私の首すじにユウマくんの手が当てられたままだった。
「まさか、ユウマくんまで」
リアが扉の向こうでブツブツ言っているのを聞いて、ユウマくんが慌てて、三人を中に招き入れた。
「誤解だよ、リア」
「なんもねぇから」
私とユウマくんは焦るけれど、リアは違う事を考えていたようで、
「これ、婚約破棄案件?」
「やめろ!」
「いいの、ユーニのためなら身を引くわ」
あ、これ、別に誤解してないな。
「なんの話だ?」
「さあ?」
先程の様子を見ていない、ユウヤくんとラス様は不思議そう。
「うう。今までありがとう! 幸せにね!」
「そうか。そっちがその気なら、オマエがオレから逃げられないって、身体で覚えさせた方が良さそうだなあ」
ふざけるリアにユウマくんはそう言うと、彼女を肩に抱き上げた。
「ぎゃー!!」
「ユーニちゃん、騒がしくしてごめんな。ゆっくり休めよ」
「ごめんなさい! もう言いませんからー!! というか待って! ユーニの看病を誰がするの!」
「侍女にやらせたらいいだろ」
「ユーニがいつ目を覚ますかわからないから帰ってもらったの!」
喧嘩している二人を横目で見てから、ラス様がベッド脇に跪くと、寝ている私の額に手を当てた。
「まだ熱があるようですね。無理をさせてしまい、申し訳ありませんでした」
「い、いえ、こちらこそ驚かせてすみません」
「ちょうど支えていた時で良かったですよ」
私の額にかかった髪に優しく触れながら言う、ラス様の顔を見て、また体温が上がるのを感じる。
「悪かったな。でも、オマエもちゃんと言ってくれよ」
「ありがとう。気を付ける」
ユウヤくんはラス様の反対側で、私の手を優しく握ってくれ、手の甲に口づけた。
鼓動がどんどん早くなる。
「リ、リア、やばい」
このまま両手に花だと心臓がもたない。
ユウマくんと喧嘩中のリアだったけど、私の様子に気付いて叫んでくれた。
「はい! 今からユーニの身体を拭くから、男共は出ていって下さい!」
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