三年目の離婚から始まる二度目の人生

三年子ができなければ、無条件で離婚できる――王国の制度。

三年目の夜、オーレリアは自らその条文を使い、公爵ルートヴィッヒに離婚を告げた。

理由はただ一つ。
“飾り”として生きるのをやめ、自分の手で商いをしたいから。

女性が公の場で立てる服を作るため、彼女は屋敷を去り、仕立て屋〈オーレリア・テイラーズ〉を開く。

店は順調に軌道に乗り、ついに王女の式典衣装を任されることに。

だが、その夜――激しい雨の中、彼女は馬車事故に遭い命を落とす。

(あと少し早く始めていたら、もっと夢を叶えられたのに……)

そう思った瞬間、目を覚ますと――三年前、ルートヴィッヒと結婚する前の世界に戻っていた。

これは、“三年目の離婚”から始まる、二度目の人生。

今度こそ、自分の人生を選び取るために。


ーーー


不定期更新になります。
全45話前後で完結予定です、よろしくお願いします🙇
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