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第1部
フェーズ6-16
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三連休を取った父は、木曜日の夜に赴任先から自宅へ帰ってきた。遅い夕食を済ませて今はリビングのソファでくつろいでいる。私は隣のソファに腰を下ろし、切り出した。
「涼と話したんだけど」
「ん? どうした」
キッチンで食器を片づけている母がこちらの様子を見守っているのがわかる。母にはすでに話した。父には私の口から報告すると伝えてある。
「四月一日に婚姻届を出そうと思うの」
私の言葉を若干緊張しながら待っているように見えた父が、頬を緩ませた。
「あ、ああ、そうか。決まったのか。そうか、よかったよかった」
「心配してた?」
「そりゃあな。もしかしたら卒業したとたんに逃げられるんじゃないかとな」
だいぶ前に母にも同じことを言われた憶えがある。キッチンにいる母がプッと小さく笑ったのが聞こえた。
「それで、明後日の土曜日、涼にまたうちにきてもらおうと思うんだけど、いいかな?」
「ああ、かまわないよ。うちは何時でもいいから、先生の都合のいい時間にきてもらいなさい」
「ありがとう」
「住まいはどうするんだ。引っ越すのか?」
「ううん。今のマンションでそのまま」
「それなら、いつでも帰ってこられるな」
「お父さん、すぐ帰ってこいなんて言ったらダメよ」
片づけを終えたらしい母がリビングにやってきて、父の隣に腰を下ろした。
「なんでだ。いいじゃないか、市内なんだし」
「彩はお嫁にいくんだから。ねえ?」
「当直とか、涼がいない日はこっちに帰ってきて泊まるよ」
「そうしなさい。あちらの家で一人きりで一晩を過ごすのは物騒だ」
オートロックつきでセキュリティはしっかりしてるマンションだから大丈夫だと思うんだけどな。
「でも当直なんてだいたい平日でしょう。平日はお父さんは家にいないじゃないの。月に一、二回のたまたまお父さんが帰ってきてる週末に先生の当直が重なるなんて、なかなかないと思うけど?」
母の指摘に父が顔を引きつらせた。
「じゃあ、先生には土日に当直をどんどん入れてもらって」
それだと私が涼と過ごせる時間が少なくなってしまう。私は父を軽く睨んだ。そんなやり取りを見て母はくすっと笑った。
「安心したのが半分、寂しいのが半分、ってところかしら? ねえ、お父さん」
「いや、まだ安心してないぞ、お父さんは。先生の顔を見るまでは」
「心配性ねえ」
私は母と顔を合わせ、呆れたように笑った。
四月一日に入籍することは私から両親にすでに話したから、今日はお堅い挨拶は抜きで気軽な食事会の心持ちだ。涼は婚約の挨拶のときのようなスーツではなく、カジュアルな服装で家にやってきた。
和室へ涼を案内する。テーブルには豪勢に寿司やオードブルなどが並んでいて、準備をしていた両親と花が涼を歓迎した。挨拶を交わしたあと、母が涼に「どうぞどうぞ」と席と料理を勧めた。
「その前に、お義父さんとお義母さん、花ちゃんも」
婚約の挨拶と同じように、座布団を避けて涼が正座した。私も隣りにつく。
「四月一日に、彩さんと入籍させていただこうと思います」
そんな彼を見た両親も改まって、
「娘をよろしくお願いします」
と、揃って頭を下げた。
「必ず幸せにします」
いつものおふざけ一切なしだ。こういう真面目なときの涼は本当にかっこよくて、私は何度でも惚れ直してしまう。母を見ると目を潤ませていた。私もつられて泣きそうになる。
「四月一日を待たずに一緒に暮らしたいと思うのですが、よろしいでしょうか」
涼が両親の顔を交互に確認しながら訊ねた。
「ええ、それはもちろん。彩もずっとそれを待ち望んでいたでしょうから」
父は最初からわかっていたかのように頷きながら答えた。
「では、徐々にという形で」
涼が私を見た。私は心の中でガッツポーズをした。
「いいなあ」
黙って正座していた花が呟いた。
「うらやましがる前に、あなたももう少し料理とかできるようにならないとね。ほら、手伝って」
料理の準備をするためにキッチンへ移動する母に、けだるそうな返事をして花もついていった。私も続こう。その前に涼と父に目をやる。
「お父さん、涼にお酒は勧めないでね。病院に呼び出されるかもしれないから」
「ああ、そうか。わかったわかった」
そう言い残し、手伝おうとしてキッチンにやってきたのだけど、
「お父さんだけじゃ間が持てないから、先生と一緒にいなさい」
とすぐに追い返されてしまった。確かに涼と父の二人だけでは気まずそうだ。こっちは花が手伝ってくれてるから大丈夫だろう。私は和室に戻ることにした。
襖を開けようとして、中から会話が漏れ聞こえてきた。私は足を止めた。
「申し訳ないけど、今日の今日まで半信半疑でしたよ。先生が娘と結婚なんて」
涼が苦笑いしてる顔が浮かぶ。
「たとえば同業者同士だと、やはりうまくいかないものですか」
「お互い多忙で、時間のすれ違いが多いですから」
経験者は語る。麗子さんとどうして別れたのかは聞いてないけど、そういうことなのかな。
「その点、彩は安心ですね」
「今はあんなことを言ってますが、今後、彼女にやりたいことができたら全力で応援するつもりです。医大に入って医者を目指すなんて言い出したら、少し戸惑うかもしれませんが」
私が大学に進学しなかったことを話している。医大なんてとんでもない。父が笑っている。なんだ、普通に話してるじゃない。むしろ楽しそう。涼は話すのが上手だ。患者とのコミュニケーションで慣れてるんだろう。
盗み聞きするのをやめて部屋に入り、涼の隣に座った。
「食べてる?」
「うん」
小皿に料理を取り分けてあげる。父が質問を続けた。
「先生、ご出身の大学は?」
「N大です」
涼が答えると、父はえらく感心した。
「彩、先生はエリートだぞ」
「そうなの?」
「N大と言ったら、医大の名門だ」
N大ということは前に聞いたことがある。名前は知っていたものの、大学に詳しくない私はそれ以上のことはわからなかった。涼、やっぱり頭いいんだ。ごめんね、ピンとこなくて。
母と花が、追加の料理と飲みものを持って戻ってきた。
「そういえばお姉ちゃん、先生のお兄さんとは会えたの?」
「ううん、まだ」
多忙な涼のお兄さんとは正月の顔合わせでは会えなかった。結局あのまま、いまだに会えていない。
「会ってみたいよねー。先生のお兄さんなら絶対にイケメンだもん。夏頃にでもまた食事会のセッティングしてくださいよ」
「都合を訊いとくよ」
もうすぐ入籍してしまうのにお兄さんと会えないままでいいのだろうかと、お兄さんの住む兵庫県に行くことも考えた。でも、そもそも涼も多忙でなかなかそんな遠くまで出かけられない。一人で行くわけにもいかないし。また食事会の機会があればそれが一番いい。涼のお兄さん、どんな人なんだろう。私も会ってみたい。
「涼と話したんだけど」
「ん? どうした」
キッチンで食器を片づけている母がこちらの様子を見守っているのがわかる。母にはすでに話した。父には私の口から報告すると伝えてある。
「四月一日に婚姻届を出そうと思うの」
私の言葉を若干緊張しながら待っているように見えた父が、頬を緩ませた。
「あ、ああ、そうか。決まったのか。そうか、よかったよかった」
「心配してた?」
「そりゃあな。もしかしたら卒業したとたんに逃げられるんじゃないかとな」
だいぶ前に母にも同じことを言われた憶えがある。キッチンにいる母がプッと小さく笑ったのが聞こえた。
「それで、明後日の土曜日、涼にまたうちにきてもらおうと思うんだけど、いいかな?」
「ああ、かまわないよ。うちは何時でもいいから、先生の都合のいい時間にきてもらいなさい」
「ありがとう」
「住まいはどうするんだ。引っ越すのか?」
「ううん。今のマンションでそのまま」
「それなら、いつでも帰ってこられるな」
「お父さん、すぐ帰ってこいなんて言ったらダメよ」
片づけを終えたらしい母がリビングにやってきて、父の隣に腰を下ろした。
「なんでだ。いいじゃないか、市内なんだし」
「彩はお嫁にいくんだから。ねえ?」
「当直とか、涼がいない日はこっちに帰ってきて泊まるよ」
「そうしなさい。あちらの家で一人きりで一晩を過ごすのは物騒だ」
オートロックつきでセキュリティはしっかりしてるマンションだから大丈夫だと思うんだけどな。
「でも当直なんてだいたい平日でしょう。平日はお父さんは家にいないじゃないの。月に一、二回のたまたまお父さんが帰ってきてる週末に先生の当直が重なるなんて、なかなかないと思うけど?」
母の指摘に父が顔を引きつらせた。
「じゃあ、先生には土日に当直をどんどん入れてもらって」
それだと私が涼と過ごせる時間が少なくなってしまう。私は父を軽く睨んだ。そんなやり取りを見て母はくすっと笑った。
「安心したのが半分、寂しいのが半分、ってところかしら? ねえ、お父さん」
「いや、まだ安心してないぞ、お父さんは。先生の顔を見るまでは」
「心配性ねえ」
私は母と顔を合わせ、呆れたように笑った。
四月一日に入籍することは私から両親にすでに話したから、今日はお堅い挨拶は抜きで気軽な食事会の心持ちだ。涼は婚約の挨拶のときのようなスーツではなく、カジュアルな服装で家にやってきた。
和室へ涼を案内する。テーブルには豪勢に寿司やオードブルなどが並んでいて、準備をしていた両親と花が涼を歓迎した。挨拶を交わしたあと、母が涼に「どうぞどうぞ」と席と料理を勧めた。
「その前に、お義父さんとお義母さん、花ちゃんも」
婚約の挨拶と同じように、座布団を避けて涼が正座した。私も隣りにつく。
「四月一日に、彩さんと入籍させていただこうと思います」
そんな彼を見た両親も改まって、
「娘をよろしくお願いします」
と、揃って頭を下げた。
「必ず幸せにします」
いつものおふざけ一切なしだ。こういう真面目なときの涼は本当にかっこよくて、私は何度でも惚れ直してしまう。母を見ると目を潤ませていた。私もつられて泣きそうになる。
「四月一日を待たずに一緒に暮らしたいと思うのですが、よろしいでしょうか」
涼が両親の顔を交互に確認しながら訊ねた。
「ええ、それはもちろん。彩もずっとそれを待ち望んでいたでしょうから」
父は最初からわかっていたかのように頷きながら答えた。
「では、徐々にという形で」
涼が私を見た。私は心の中でガッツポーズをした。
「いいなあ」
黙って正座していた花が呟いた。
「うらやましがる前に、あなたももう少し料理とかできるようにならないとね。ほら、手伝って」
料理の準備をするためにキッチンへ移動する母に、けだるそうな返事をして花もついていった。私も続こう。その前に涼と父に目をやる。
「お父さん、涼にお酒は勧めないでね。病院に呼び出されるかもしれないから」
「ああ、そうか。わかったわかった」
そう言い残し、手伝おうとしてキッチンにやってきたのだけど、
「お父さんだけじゃ間が持てないから、先生と一緒にいなさい」
とすぐに追い返されてしまった。確かに涼と父の二人だけでは気まずそうだ。こっちは花が手伝ってくれてるから大丈夫だろう。私は和室に戻ることにした。
襖を開けようとして、中から会話が漏れ聞こえてきた。私は足を止めた。
「申し訳ないけど、今日の今日まで半信半疑でしたよ。先生が娘と結婚なんて」
涼が苦笑いしてる顔が浮かぶ。
「たとえば同業者同士だと、やはりうまくいかないものですか」
「お互い多忙で、時間のすれ違いが多いですから」
経験者は語る。麗子さんとどうして別れたのかは聞いてないけど、そういうことなのかな。
「その点、彩は安心ですね」
「今はあんなことを言ってますが、今後、彼女にやりたいことができたら全力で応援するつもりです。医大に入って医者を目指すなんて言い出したら、少し戸惑うかもしれませんが」
私が大学に進学しなかったことを話している。医大なんてとんでもない。父が笑っている。なんだ、普通に話してるじゃない。むしろ楽しそう。涼は話すのが上手だ。患者とのコミュニケーションで慣れてるんだろう。
盗み聞きするのをやめて部屋に入り、涼の隣に座った。
「食べてる?」
「うん」
小皿に料理を取り分けてあげる。父が質問を続けた。
「先生、ご出身の大学は?」
「N大です」
涼が答えると、父はえらく感心した。
「彩、先生はエリートだぞ」
「そうなの?」
「N大と言ったら、医大の名門だ」
N大ということは前に聞いたことがある。名前は知っていたものの、大学に詳しくない私はそれ以上のことはわからなかった。涼、やっぱり頭いいんだ。ごめんね、ピンとこなくて。
母と花が、追加の料理と飲みものを持って戻ってきた。
「そういえばお姉ちゃん、先生のお兄さんとは会えたの?」
「ううん、まだ」
多忙な涼のお兄さんとは正月の顔合わせでは会えなかった。結局あのまま、いまだに会えていない。
「会ってみたいよねー。先生のお兄さんなら絶対にイケメンだもん。夏頃にでもまた食事会のセッティングしてくださいよ」
「都合を訊いとくよ」
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