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第五章
31 星が輝く理由
しおりを挟む部屋の中で、甲高いアラーム音が響いている。
人の神経をザリザリと逆撫でするような高音に、うなり声をあげながらヘッドボードの辺りに手をさまよわせる。スマホを掴むと、保は薄目をあけて画面を眺めた。
そこに表示されているのはもちろん着信の知らせではなく、朝の七時を示す表示だけだ。当然画面をタップしたところでアラーム音が消えるだけで、『おはよう、保さん』なんていう甘い声は聞こえてこない。
藍人のモーニングコールがなくなって、すでに二月以上経つというのに、未だにあの声は耳から離れてくれなかった。残響みたいに残る声を払おうと、片手で耳元をわしゃわしゃと掻きながら起き上がる。
くあ、と大きく欠伸(あくび)をしながら惰性のようにテレビをつけると、ちょうど鼓膜の内側で反響していた声が聞こえてきた。
『口付けしたくなる唇へ。目を奪う鮮烈な赤を、貴方へ贈る』
寝惚け眼(まなこ)を向けると、唇に赤いルージュを引いた藍人がテレビ画面に映っていた。どうやら口紅のCMのようだ。強い眼差しでこちらを見据える藍人は、途方もなく格好良くて色っぽかった。派手色なルージュに、一切その顔が負けていない。
「美人だな……」
テレビを見つめたまま、無意識にぽつりと呟く。だが、すぐにハッと視線を逸らして、朝の準備をしていく。
しかし、保が歯磨きやら朝食を取っている間にも、藍人が出演しているCMはじゃんじゃん流れた。ブランドの香水やら新発売のスマホやら、更には焼きそばのCMなんかにも出ている。
「なんかもう手当たり次第に、仕事を受けてないか……?」
マーマレードジャムをたっぷり塗った食パンを頬張りながら、唖然とした声で呟く。
CMだけじゃなく、街中や駅でも藍人が映っている広告を見ることが増えた。以前だってもちろんCMなどには出ていたが、最近は明らかに露出が増えすぎていて、いっそ鬼気迫るものを感じる。
それは、もしかしたら二ヶ月前の騒動が原因かもしれない。
あのときの下世話な記事が頭をよぎって、保は思わず顔を顰めそうになった。嫌な記憶を振り払おうと、無理やり口の中に残った食パンを詰め込む。もごもごと雑にパンを咀嚼するが、ろくでもない思い出ほどありありとよみがえってきた。
あのスキャンダラスな記事が流された翌日には、藍人の事務所は抗議文をネット上にあげた。
『当事務所の俳優・清水藍人に対する誹謗中傷の記事に、我々は毅然と対応させていただきます』
じんわりと怒りを滲ませたその一文から始まった抗議文は、藍人がスタッフを性処理相手として使っているなどというのは事実無根であること、突発的にヒートを起こしたオメガのスタッフを藍人が安全な場所まで運んだこと、を淡々と報告した。合わせて、心配をかけてしまったファンへの謝罪、それからわざと藍人を貶めるような記事を書いた出版社や記者に対して、名誉毀損で訴える旨を記載していた。
対応が迅速だったおかげか、藍人のスキャンダルは想像以上に早く収束した。むしろ世間の多くは、藍人に同情的な反応を示したほどだ。
『藍人は人助けしようとしたのに、こんな記事書かれるとか可哀想すぎない?』
『マジでこの雑誌出したやつ、ありえんクズなんだけど』
『藍人くんの大ファンです! 出版社に抗議の手紙を出しました! 藍人くん、負けずに頑張って!』
心配になってSNSで検索してしまったばっかりに、そのときに読んだコメントが脳裏によみがえってくる。同時に、その中にあった幾つかのコメントを思い出して、胃がギリッと鈍く痛んだ。
『というか清水藍人なら誰でも相手選び放題なのに、わざわざカメラマンに相手させる必要ないだろ。むしろ、そのオメガのスタッフが、わざとヒート起こしたんじゃね?』
『前にもあったよね。オメガがヒート起こして、藍人に突撃した事件』
『うわ、それが本当だったらマジでキモいんだけど。一般人が藍人の番になろうとするとか、マジで身の程知らずすぎ』
悪意に満ちた数々のコメントが頭をよぎる度に、頬張ったパンが石のように硬くなっていくのを感じた。無理やりパンを噛み締めて、牛乳で咽喉に流し込む。途端、パンの容量以上に胃がずっしりと重たくなった。
他者から無造作に向けられる悪意には、どうやっても慣れそうにない。だが、一方で『良かった』と思う自分もいた。みなの悪意が藍人に向けられなくてよかった。藍人に被害がないのなら、自分がどれだけ悪し様に言われても構わない。
「まぁ、俺に被害はないしなぁ」
自分に言い聞かせるように、ひとりごとを漏らす。
SNSに悪口を書かれたところで誰かがTV局に突撃してくるわけでもないし、あれから記者が目の前に現れることもなく、保が実害を被(こうむ)ることはなかった。
仕事の方も当初は撮影チームから外されていたが、一月ほど様子を見てから、徐々にカメラマンとして復帰できつつあった。もちろんヒートの周期をきっちりと管理した上で、鬼村にも日々の体調を報告することは必須ではあるが。藍人が出した声明のおかげか、カメラチームの仲間もなんだかんだで温かく保を見守ってくれている。
少しずつ、藍人がいなかった頃の日常に戻りつつあることに、保は安堵と一緒に一抹(いちまつ)の寂しさを覚えた。だが、寂しいと思うことすら馬鹿げている。保自身がこの生活を、藍人がいない人生を選んだのだから。
そう分かっているのに、撮影中にカメラを覗いていると、時折藍人の顔が視界の端にチラつくのだ。それは決まって、別れを告げたときの泣き出しそうな表情だった。置き去りにされた子供みたいな表情を思い出す度に、保の心臓はチクチクと疼くように痛んだ。
だが、きっといつかこの痛みは消える。消えると信じていなければやってられない。だけど、もしも一生消えなかったら?
そう考えると不安に襲われたが、今更どうしようもなかった。
憂鬱な気持ちのまま、椅子から立ち上がる。朝食の食器をシンクに置いたところで、またテレビから藍人の声が聞こえた。
『僕は異端者なんです』
それは以前、聞いたことのある台詞だ。
視線をあげると、藍人が出演している『聖者の告解』の予告が流れていた。カソック姿の藍人が頬を血に汚して微笑む姿が映っている。その凄惨(せいさん)ながらも厳(おごそ)かさを感じる美しい姿に、一瞬見蕩れてしまう。
映画も公開一週間前になって、じゃんじゃん予告がテレビでも流されるようになった。沖永監督作品で、なおかつ主演が清水藍人ということで、すでに話題性は抜群で、TV番組でも何度か特集が組まれているほどだ。
『まだ公開前だというのに、すでに初日の上映席が予約で完売になっている状態です』
『予告編で見られる清水藍人さんの冷酷な表情に、ファンが熱狂しています』
『今まで爽やかなイケメン役を多く演じてきた清水藍人さんですが、今作では新たな境地を見せてくれそうです』
そんなアナウンサーの興奮に上擦った声を何度聞いただろうか。
公開前だというのにハードルが上がりまくっていて、何だか保の方が緊張してしまう。だが、きっとそのハードルすら沖永監督や藍人は超えていくのだろう。誰かが作ったハードルを遠慮なく踏み付けて、果てない頂上を目指して這い上がっていく。そうでなければ、こんなにも長くあの世界で生き残ってはいない。
朝の情報番組が始まったテレビを消して、保は、ふぅ、と小さく息を吐いた。掛け時計を見ると、そろそろ家を出ないと仕事に間に合わない時間だ。
「今日も、一日頑張ろう」
モーニングコールの度に、藍人からそう言われていたことを思い出して、ぽつりと口ずさむ。だが、当然応えてくれる声はない。
保はゆっくりと首を左右に振ると、ボディバッグを手に取って部屋から出た。
***
数日後、保はスタジオでカメラ画面を覗き込みながら、ひどく困惑していた。
「僕さ、きみが撮ってくれるならインタビュー受けてもいいって言ったんだよね」
スタジオの真ん中でソファに座ってそう喋っているのは、黒縁眼鏡をかけた皺くちゃな顔をした老年男性だ。以前会ったときと変わらず、子供っぽさを感じさせる無邪気な口調をしている。
向かい側のソファに座る壮年の熟練インタビュアーを無視して、こちらに向かってつらつらと喋り掛ける老年男性の姿に、保はカメラの横から顔を覗かせた。
「すいません、沖永監督、まずはインタビューにお答えいただいた方がいいかと……」
「だって、どうせ『今回の作品の見所は?』とか『普段どのように作品作りをされているんですか?』とか聞かれるんでしょ? 僕、そういうの聞かれすぎて飽きちゃったし。それより、きみと話したいし」
世界的な名監督だというのに、まるっきり我が侭坊主みたいな言い分だ。
保がどうしたものかと思っていると、インタビュアーは苦笑いを浮かべて立ち上がった。
「たしかにこちらの質問は想像通りの内容なので、先にスタッフさんとお話していただいた方が良さそうですね。その間に、質問内容を再考しておきます」
「え、いや、それは」
「沖永監督は言い出したら聞かない方ですから」
狼狽する保に対して、インタビュアーは慣れた様子でそう続けると、沖永に微笑みかけた。沖永も慣れた様子で、ひらりと片手をあげる。
「また十分後にね」
「しっかりと焚き付けられましたので、遠慮なくえげつない質問を用意させていただきますね」
言外に『覚悟してください』という台詞が聞こえた気がして、保はぶるりと背筋を震わせた。
インタビュアーが立ち去っていくのと同時に、スタッフたちもわらわらと小休憩を取るために散っていく。その様子を見て、今日が鬼村が休みの日でよかったと心の底から思った。沖永が言い出したこととはいえ、鬼村がいたら『スタッフが撮影を中断させるなんて、ふざけてんのか!』とどやされていただろう。
「芦名くん、こっち座って」
沖永が、先ほどまでインタビュアーが座っていたソファを指さす。たぶんこれ以上何か言っても聞いてくれなさそうな気がして、保は渋々ソファに腰掛けた。
「きみさ、本当に僕のチームに来る気ない?」
早々にそう切り出されて、保はギョッと目を見開いた。反射的に辺りを見渡して、近くにスタッフがいないことを確認する。
「そ、れは、大変有り難いお話なんですが、以前もお伝えしたとおり、まだ転職したばかりなので難しいかと……」
「いつなら来れる?」
「それも、ちょっとまだ分からないです。というか、俺はTV番組しか撮(うつ)したことがないので、映画の撮影には慣れていない素人なんですが……」
「でも、きみは目がいいだろ」
あっけらかんと言い放たれた言葉に、保は思わず目を瞬かせた。
「目のいいカメラマンは、どこのチームだって咽喉から手が出るくらい欲しい人材だよ。そういう人が撮った映像は、普通のカメラマンが撮った映像とは全然違うからね。理屈じゃなく本能で察知して、観る者を引き付ける映像が撮れる。もちろん経験や努力でそこに近付けることはできるけど、生まれもった才能はやっぱり強いよ。時々、心底憎らしくなるくらいにね」
一方的とも思えるほどに喋り続けて、沖永が皺だらけの口元にニヤリと笑みを浮かべる。その人の悪そうな笑みに、ぞぞぞっと悪寒が走る。
ふっと笑みを消すと、沖永は頬杖をついて訊ねてきた。
「きみが藍人くんを撮ったんだろ?」
「え?」
「前からお人形みたいに綺麗な顔してる子だなぁとは思ってたけど、全部ネットから『感情パターン』って検索してコピペ(コピー&ペースト)したみたいな表情ばっかで面白味はないなって思ってたんだ。でも、あるときからいきなり人間らしい顔を見せるようになった。全部きみが撮ってたんでしょ?」
そう指摘する言葉に、保は一瞬息を呑んだ。唇を二、三度上下させてから、うつむき加減に答える。
「俺が撮ったかもしれませんが、それは偶然で――」
「この世界に奇跡はあっても、偶然はないよ」
キッパリと言い放たれて、保は口ごもった。困り果てた表情をしていると、沖永は前のめりになって、じぃっと保を見つめてきた。
「なんにしても、僕はきみに感謝してるんだ。きみのおかげで黒い宝石を見つけられたからね」
きっと藍人のことなんだろうが、黒い宝石とはずいぶんと比喩的な表現だと思った。それが沖永にとって賞賛なのか、皮肉なのかは区別がつかないが。
保はうつむいたまま、乾いた笑いを漏らした。
「俺が撮らなくても、沖永監督は藍人さんを見つけていたと思いますよ。あの人は、星みたいな人ですから」
そう零すと、沖永は糸目を大きく開いて、パチリと瞬いた。そのまま緩く首を傾げる。
「きみには、彼が星に見えてるのかい?」
「ええ、でも、それは、みんなそうじゃないですか?」
沖永の質問に、上擦った声を返す。
あんなキラキラと輝いている人は、そうそういない。だから、みんな熱狂的に藍人を求めるのではないだろうか。
保の返答を聞くと、沖永は、ふぅん、と子供みたいな相づちを漏らした。考え込むように深く皺が刻まれた自身の頬を数度撫でてから、沖永がぽつりと呟く。
「きみはさ、星が輝く理由を知ってる?」
「いえ、それは、知らないです」
「大気圏には密度の違う空気の層があって、その境目で光が屈折するから、星がチカチカと輝いて見えるんだ。水の中に光が差し込んだときに、折れ曲がるのと同じ現象だね」
沖永の説明が何を示唆(しさ)しているのか分からず、保は眉尻を下げた。保に構わず、沖永は淡々と言葉を続けていく。
「空気の層っていうのは、カメラのレンズに似ているよね。レンズを通すことによって、遥(はる)か遠くまで輝きを届けることができる。そのものの輝きを何倍にも増幅させることができるんだ」
そこまで喋ると、沖永は保を眺めた。重たそうな目蓋の下から、子供みたいに無垢(むく)な眼差しが保を見据えている。
「星みたいに見える人だって、ただの人間だよ。きみがカメラを通して、人を星みたいに輝かせてたんじゃないの?」
一瞬、息が止まった。『ただの人間だよ』という沖永の一言が、思いがけず心臓に突き刺さって抜けなくなる。不意に、分からなくなった。自分は、一度でも藍人を人として見たことがあっただろうか。彼を星だと思い込んで、遠ざけてきただけなんじゃないだろうか。
とっさに右手で胸元を押さえる。すると、沖永が不思議そうに問い掛けてきた。
「どうしたの?」
「……なんだか、自分はすごくひどいことをしてきたのかもしれないと思って、苦しくなってしまいました」
うめくように答えると、沖永は少しだけ口元に笑みを浮かべた。下手なダンスを披露している幼稚園児でも眺めているような、呆れが混じった和んだ眼差しをしている。
「きみって、ちょっと可哀想になっちゃうくらい素直だね。だからこそ、ああいう愚直なぐらい綺麗な映像が撮れるのかもしれないけど。せっかく生まれもった才能があるんだから、きみはもっと汚泥(おでい)にまみれた方がいいよ」
「汚泥、ですか」
「だって、この世界は綺麗なことばっかじゃないでしょ?」
沖永が肩を揺らして笑っている。酸いも甘いも味わい尽くしたようなその老獪(ろうかい)な様子に、保は咽喉を鈍く上下させた。
直後、インタビュアーがのんびりとした足取りで戻ってくるのが見えた。にこやかな表情を浮かべているが、その片腕には先ほどは持たれていなかった分厚い資料が抱えられている。
その姿を見て、保は慌ててソファから立ち上がった。焦った動作で、沖永に深々と頭を下げる。
「あの、色々とお言葉をいただいて、ありがとうございました」
お礼を伝えるが、沖永はもう保の方を見ていなかった。そっぽを向いたまま、素っ気ない口調で呟く。
「きみのカメラで、僕をちゃんと輝かせてね」
そう零された言葉に、保はわずかに押し黙ってから、はい、と力を込めて答えた。
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