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act3. 目撃
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「えーでもそれ榎原さん的にどうなんですか」
「なにが」と、うどんを啜る後輩に彼女は尋ねた。
「SE志望なのに事務に回されるってことです」
「え。ううん、別に構わないよ。あとあと考えればたぶんこういう経験って無駄にならないと思うんだよね。人生長いんだし回り道もしてみてもいいかなあって。それに、……寺西さんの仕事が大変なんだって分かったのが収穫……」
「宗方(むなかた)さん、キレるとめっちゃ怖いですもんね」
「し。声が大きい」と彼女は後輩・道林(みちばやし)ミカを注意する。誰に聞かれるか分かったものじゃないのだ。
食堂という場所は、女子校の女子トイレに等しい。自社ビルではなく、他社も入っているビルとはいえ、同じ会社の人間を多く見かける場所である。
噂の、宝庫だ。
「ここ。空いてる?」
案の定。
聞こ覚えのある声がするので顔をあげれば、寺西が微笑みかけていた。「榎原さん、道林さん。なんか、久しぶりだね」
「ですね。あ、空いてますよ」
「どうぞ」
再び微笑んで寺西は昼食の乗ったトレイを榎原の正面の席に置く。道林なんて寺西の昼食を覗きこんで、げ、小食ですねー寺西さーん、なんて言ってる。
「食べ過ぎると太っちゃうもん」と寺西は笑う。
誰だってそうだ。
突っ込んでいいのか疑問に思っているうちに、寺西は、ミニカレーうどんを食べ始めた。器がご飯茶碗くらいの大きさで、道林が食べたほうとううどんの三分の一の量しかなさそうだ。
初めて寺西に会ったとき、リカちゃん人形みたいだと思った。
とにかく、美しい。
そして小柄。
白のタイトスカートのスーツなんかコスプレみたく似合っていた。
「忙しそうですね、寺西さん……」彼女は腕時計を見た。十二時三十五分。昼休みは残り十五分。
ここから七階に戻る時間。歯磨き。化粧直し。
……等等を済ませるにはタイトな残り時間だ。彼女は既に昼食を済ませている。ここから寺西との交流をどの程度進めよう。
「うん、まあ……」彼女の胸中察してか。寺西は、髪を耳にかけ、うどんをひたすら啜る。「結構帰り遅いの」
「何時くらいですか」道林はつけ爪をいじり始める始末。
「昨日は、二十三時だったわ」
「げ。うげ」と反応した道林は、四月に入社したばかりで、プロジェクトに配属されていない。
ゆえに知らないのだ。
プロジェクトの地獄を。
いつも花をしょってるような華やかな寺西だが、こころもち疲れているように見える。それを榎原は見逃していなかった。だからこその『忙しそうですね』だ。なにも理由は十二時三十五分にランチを開始したことに限られない。
やってもやっても終わらない修正。
ひっきりなしに届く障害票の山。
永遠に続くかに思われるプログラム開発。
納期の迫った案件、スキル不足の面々で乗り切らねばならぬ悲愴。
宗方とは、第三事業部の部長のことで、寺西は宗方のサポート業務や事業部の事務全般を担当していた。
元々事務専門で採用されたが、四月から大規模なプロジェクトが稼働しており、本人の意向もあって、寺西はそのプロジェクトメンバーの一員となった。
事務を他の者ができないというリスクを回避するため、よって、榎原は寺西の仕事を引き継ぐこととなった。つまり、事業部の事務プラス蒔田のサポートを担当している。
寺西からの引き継ぎは一ヶ月ほどで終了しており、榎原が『事務』を開始して三ヶ月余が経つ。
道林からは、どうなのと言われたものの、事務の仕事はやってみると面白い。概ね定時に帰れ、アフターファイブの予定(定時は十七時四十五分だが)も組み易い。単発の案件を担当していた頃は、予定がなかなか組めず、組んでも彼氏を待たせてしまうやドタキャンの連続で、土日に仕事が入る彼と合いづらくなり、
だから、浮気されたとは言わないが。
本人同士の、気持ちの問題だ。
就職前からつき合う男女は『続かない』と言われる、でもその一大分岐点を乗り切ったはずだが。
乗り切ったと思ったのは自分だけだったかもしれない……思えば。
彼の仕事のなにも知らない。詳しいことは、聞いていない。そうだ。新人の頃に、愚痴を聞いてもらうつもりで愚痴ったつもりが逆に『そのひとの言うとおりだよ』と諭されたことがあった。
あれは、蒔田が――
「でね。……榎原さん?」
「あ、ああ、……はい」寺西に振られるも、榎原は、すっかり、上の空だった。「すいません、なんの話でしたっけ」
「順調? サポートのほう……」
「あ、はい。慣れました。寺西さんほどうまくやれてないと思いますが、一応は、慣れたと思います……」
「そっか。良かったぁ」寺西は本当に嬉しそうだ。
「まあ、でも怒られてばっかですけど」
「あのひといつも怒ってるから怒らせとけばいいのよ」寺西は余裕の表情だ。さっすがですね寺西さんて、と道林は突っ込むのを忘れない。
「そろそろ行きますか」
「あ、あたし買い物してから行くからさき、行ってていいよ?」
「お先です」
「寺西さん、頑張ってくださいね」
「道林さんも榎原さんもね」寺西はウィンクしてみせる。そうした仕草も非常に様になるのだ、寺西の場合は。
帰る途中、「買い物ってなんですかね」と道林に訊かれたから彼女は答えておいた。
「決まってるじゃん。残業のときの、おやつとかご飯だよ」
プロジェクトが忙しいと、十九時にコンビニのご飯を食べるのが普通になるのだ。
女性である寺西は、きっと、おおっぴらに食べず、お菓子をつまむだけだろうが。
* * *
「お先に失礼します」
蒔田は席を外していたが、今日のぶんの業務は終わっており、定時を過ぎたので、彼女はそう周りに声をかけて、席をあとにする。
早く帰っても。
することなんか、無いけど。
「買い物でもして帰ろっかな……」この場合の買い物とは、先ほどの意味とは違う、ショッピングの意味だ。
ビルとビルの谷間には、ビジネスマンの心を癒やすためだろうか、緑生い茂る公園がある。ちょっと遠回りになるけれど、そのなかを突き抜けて帰るのが、彼女の密かな楽しみだった。
「あ? なに言ってんだ。おれを誰だと思っている」
聞き覚えのある声がする。
蒔田だ。
彼女は、思わず、足を止め、近くの木の影に身を隠す。
「馬鹿言え。相変わらずだな、和貴(かずき)は。――で。おまえは。元気してんのか」
ぞんざいな物言い、俺様な口調。
間違いなく、蒔田だ。
歩きながら電話をしているらしく、彼女の傍を通り抜ける気配があった。
「そうか。うん。じいさんも変わらずか。ああ。稜子(りょうこ)か? うん。まあ、そうだな、今度兄貴に電話してみるさ」
(お兄さんなんて、居るんだ?)
いつの間にか、二メートルほど距離をあけて、蒔田を追いかけていた。
振り返られたら、一巻の終わりだが。
その場合は適当になにかを言って切り抜けよう。会社に忘れ物をしたとか言って。
「うん。じゃあ和貴によろしくな。おやすみ」
ピッと電話を切る音。
そしてポケットに携帯電話をしまう。
いつもどおりの背中。
会社へと戻る道筋。
彼女は、蒔田の姿が消えていくまでを、見送っていた。
(あんな話し方もするんだ……)
口調はさほど変わらない。でも声のトーンが、なんというか、
慈愛に満ちていた。それは例えば、
恋人に話すみたいに。
彼女は、バッグから携帯電話を取り出した。
着信なし、新着メールゼロ件。
会社に戻れば山積みの仕事が待っている。
それでも、親愛なる者と手短に、充実した会話を済ませた。
多忙な蒔田のことが、彼女は、ほんのすこし、羨ましかった。
*
「なにが」と、うどんを啜る後輩に彼女は尋ねた。
「SE志望なのに事務に回されるってことです」
「え。ううん、別に構わないよ。あとあと考えればたぶんこういう経験って無駄にならないと思うんだよね。人生長いんだし回り道もしてみてもいいかなあって。それに、……寺西さんの仕事が大変なんだって分かったのが収穫……」
「宗方(むなかた)さん、キレるとめっちゃ怖いですもんね」
「し。声が大きい」と彼女は後輩・道林(みちばやし)ミカを注意する。誰に聞かれるか分かったものじゃないのだ。
食堂という場所は、女子校の女子トイレに等しい。自社ビルではなく、他社も入っているビルとはいえ、同じ会社の人間を多く見かける場所である。
噂の、宝庫だ。
「ここ。空いてる?」
案の定。
聞こ覚えのある声がするので顔をあげれば、寺西が微笑みかけていた。「榎原さん、道林さん。なんか、久しぶりだね」
「ですね。あ、空いてますよ」
「どうぞ」
再び微笑んで寺西は昼食の乗ったトレイを榎原の正面の席に置く。道林なんて寺西の昼食を覗きこんで、げ、小食ですねー寺西さーん、なんて言ってる。
「食べ過ぎると太っちゃうもん」と寺西は笑う。
誰だってそうだ。
突っ込んでいいのか疑問に思っているうちに、寺西は、ミニカレーうどんを食べ始めた。器がご飯茶碗くらいの大きさで、道林が食べたほうとううどんの三分の一の量しかなさそうだ。
初めて寺西に会ったとき、リカちゃん人形みたいだと思った。
とにかく、美しい。
そして小柄。
白のタイトスカートのスーツなんかコスプレみたく似合っていた。
「忙しそうですね、寺西さん……」彼女は腕時計を見た。十二時三十五分。昼休みは残り十五分。
ここから七階に戻る時間。歯磨き。化粧直し。
……等等を済ませるにはタイトな残り時間だ。彼女は既に昼食を済ませている。ここから寺西との交流をどの程度進めよう。
「うん、まあ……」彼女の胸中察してか。寺西は、髪を耳にかけ、うどんをひたすら啜る。「結構帰り遅いの」
「何時くらいですか」道林はつけ爪をいじり始める始末。
「昨日は、二十三時だったわ」
「げ。うげ」と反応した道林は、四月に入社したばかりで、プロジェクトに配属されていない。
ゆえに知らないのだ。
プロジェクトの地獄を。
いつも花をしょってるような華やかな寺西だが、こころもち疲れているように見える。それを榎原は見逃していなかった。だからこその『忙しそうですね』だ。なにも理由は十二時三十五分にランチを開始したことに限られない。
やってもやっても終わらない修正。
ひっきりなしに届く障害票の山。
永遠に続くかに思われるプログラム開発。
納期の迫った案件、スキル不足の面々で乗り切らねばならぬ悲愴。
宗方とは、第三事業部の部長のことで、寺西は宗方のサポート業務や事業部の事務全般を担当していた。
元々事務専門で採用されたが、四月から大規模なプロジェクトが稼働しており、本人の意向もあって、寺西はそのプロジェクトメンバーの一員となった。
事務を他の者ができないというリスクを回避するため、よって、榎原は寺西の仕事を引き継ぐこととなった。つまり、事業部の事務プラス蒔田のサポートを担当している。
寺西からの引き継ぎは一ヶ月ほどで終了しており、榎原が『事務』を開始して三ヶ月余が経つ。
道林からは、どうなのと言われたものの、事務の仕事はやってみると面白い。概ね定時に帰れ、アフターファイブの予定(定時は十七時四十五分だが)も組み易い。単発の案件を担当していた頃は、予定がなかなか組めず、組んでも彼氏を待たせてしまうやドタキャンの連続で、土日に仕事が入る彼と合いづらくなり、
だから、浮気されたとは言わないが。
本人同士の、気持ちの問題だ。
就職前からつき合う男女は『続かない』と言われる、でもその一大分岐点を乗り切ったはずだが。
乗り切ったと思ったのは自分だけだったかもしれない……思えば。
彼の仕事のなにも知らない。詳しいことは、聞いていない。そうだ。新人の頃に、愚痴を聞いてもらうつもりで愚痴ったつもりが逆に『そのひとの言うとおりだよ』と諭されたことがあった。
あれは、蒔田が――
「でね。……榎原さん?」
「あ、ああ、……はい」寺西に振られるも、榎原は、すっかり、上の空だった。「すいません、なんの話でしたっけ」
「順調? サポートのほう……」
「あ、はい。慣れました。寺西さんほどうまくやれてないと思いますが、一応は、慣れたと思います……」
「そっか。良かったぁ」寺西は本当に嬉しそうだ。
「まあ、でも怒られてばっかですけど」
「あのひといつも怒ってるから怒らせとけばいいのよ」寺西は余裕の表情だ。さっすがですね寺西さんて、と道林は突っ込むのを忘れない。
「そろそろ行きますか」
「あ、あたし買い物してから行くからさき、行ってていいよ?」
「お先です」
「寺西さん、頑張ってくださいね」
「道林さんも榎原さんもね」寺西はウィンクしてみせる。そうした仕草も非常に様になるのだ、寺西の場合は。
帰る途中、「買い物ってなんですかね」と道林に訊かれたから彼女は答えておいた。
「決まってるじゃん。残業のときの、おやつとかご飯だよ」
プロジェクトが忙しいと、十九時にコンビニのご飯を食べるのが普通になるのだ。
女性である寺西は、きっと、おおっぴらに食べず、お菓子をつまむだけだろうが。
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「お先に失礼します」
蒔田は席を外していたが、今日のぶんの業務は終わっており、定時を過ぎたので、彼女はそう周りに声をかけて、席をあとにする。
早く帰っても。
することなんか、無いけど。
「買い物でもして帰ろっかな……」この場合の買い物とは、先ほどの意味とは違う、ショッピングの意味だ。
ビルとビルの谷間には、ビジネスマンの心を癒やすためだろうか、緑生い茂る公園がある。ちょっと遠回りになるけれど、そのなかを突き抜けて帰るのが、彼女の密かな楽しみだった。
「あ? なに言ってんだ。おれを誰だと思っている」
聞き覚えのある声がする。
蒔田だ。
彼女は、思わず、足を止め、近くの木の影に身を隠す。
「馬鹿言え。相変わらずだな、和貴(かずき)は。――で。おまえは。元気してんのか」
ぞんざいな物言い、俺様な口調。
間違いなく、蒔田だ。
歩きながら電話をしているらしく、彼女の傍を通り抜ける気配があった。
「そうか。うん。じいさんも変わらずか。ああ。稜子(りょうこ)か? うん。まあ、そうだな、今度兄貴に電話してみるさ」
(お兄さんなんて、居るんだ?)
いつの間にか、二メートルほど距離をあけて、蒔田を追いかけていた。
振り返られたら、一巻の終わりだが。
その場合は適当になにかを言って切り抜けよう。会社に忘れ物をしたとか言って。
「うん。じゃあ和貴によろしくな。おやすみ」
ピッと電話を切る音。
そしてポケットに携帯電話をしまう。
いつもどおりの背中。
会社へと戻る道筋。
彼女は、蒔田の姿が消えていくまでを、見送っていた。
(あんな話し方もするんだ……)
口調はさほど変わらない。でも声のトーンが、なんというか、
慈愛に満ちていた。それは例えば、
恋人に話すみたいに。
彼女は、バッグから携帯電話を取り出した。
着信なし、新着メールゼロ件。
会社に戻れば山積みの仕事が待っている。
それでも、親愛なる者と手短に、充実した会話を済ませた。
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