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第13話 大事な日、真実を知る日 ロレッタ視点(3)
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「生憎と今の僕には、力ずくで軟禁から救い出す術はなかった。そこで先述したその他の部分、頭を使って、解決させることにしたのさ」
目を見開いて唇を震わせていたら、それを見たジョシュア様はニヤリとした。
や、やっぱり、そうだった……。あれは、全部が罠だったんだ……!!
「ロレッタは諦めてと言っても諦める人間ではないし、父親母親は次女を嗜めるはずがない。だから自ら距離を取るように、毛髪やまつ毛を用意したんだよ」
「っっ! あの日ポケットから落ちたケース!! 落としたのは、ワザとだったのねっ!! その前のテーブルの動きも、ワザと見せてたんでしょ!!」
「仕込みだと説明したのだから、そうなるね。面白いくらい、綺麗に引っかかってくれてありがとう。感謝しているよ」
っっ! 目を剥いて指を差したら、呑気に笑った!!
「おかげでステファニーの悩み悲しみは消え去り、今日までゆったりと過ごすことができたのだからね。特別に、軟禁に関する問題は不問にしてあげるよ」
「っっ、なにが不問よ!! そっちが許してもこっちは許せない!! 絶対に、許さないんだからっ!!」
「ああ、その通りだ! 貴様、よくも騙してくれたな……!!」
「このお返しは、必ず行うわ……!! 覚悟なさいよ……!!」
「おや、そうなのですか。けれど残念ながら、それは無理ですね。反撃をしたくても、貴方がたはできませんよ」
またっ! こっちは腹が立っているのに、呑気に笑った!!
「なんでよっ!? そんなはずないでしょ!! どうしてできないのよ!!」
「その理由は2つあって、まずその1。守りを固める行為は、『外』から問題視されないからね。しっかりと防御を行って、君達が何をしてもステファニーや僕に刃が届かないからだよ」
ジョシュアは右の指を2本立てて、見せつけるように中指を折り曲げた。
「そして次、その2。これは、いたってシンプル。そもそも君達は、こちらに一切の攻撃を仕掛けられないからだよ」
「ぷっ、何を言ってるのっ? 攻撃ができない? どうしてそうなるのよっ!」
「当主ご夫妻殿は、落ち着いて考えてみれば気付けるんじゃないかな? 隣にいる人達に、聞いてみるといいよ」
「ぶぷっ。お父様、お母様。バカな男が、またあんなコトを言ってるよっ? 早く否定してあげてっ」
わたしは噴き出しながら、顔を左右に動かして――……。すぐに、笑みが消えた。
だって……。
「「…………」」
2人は、目を血走らせて歯噛みをしていたから…………。
目を見開いて唇を震わせていたら、それを見たジョシュア様はニヤリとした。
や、やっぱり、そうだった……。あれは、全部が罠だったんだ……!!
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「っっ! あの日ポケットから落ちたケース!! 落としたのは、ワザとだったのねっ!! その前のテーブルの動きも、ワザと見せてたんでしょ!!」
「仕込みだと説明したのだから、そうなるね。面白いくらい、綺麗に引っかかってくれてありがとう。感謝しているよ」
っっ! 目を剥いて指を差したら、呑気に笑った!!
「おかげでステファニーの悩み悲しみは消え去り、今日までゆったりと過ごすことができたのだからね。特別に、軟禁に関する問題は不問にしてあげるよ」
「っっ、なにが不問よ!! そっちが許してもこっちは許せない!! 絶対に、許さないんだからっ!!」
「ああ、その通りだ! 貴様、よくも騙してくれたな……!!」
「このお返しは、必ず行うわ……!! 覚悟なさいよ……!!」
「おや、そうなのですか。けれど残念ながら、それは無理ですね。反撃をしたくても、貴方がたはできませんよ」
またっ! こっちは腹が立っているのに、呑気に笑った!!
「なんでよっ!? そんなはずないでしょ!! どうしてできないのよ!!」
「その理由は2つあって、まずその1。守りを固める行為は、『外』から問題視されないからね。しっかりと防御を行って、君達が何をしてもステファニーや僕に刃が届かないからだよ」
ジョシュアは右の指を2本立てて、見せつけるように中指を折り曲げた。
「そして次、その2。これは、いたってシンプル。そもそも君達は、こちらに一切の攻撃を仕掛けられないからだよ」
「ぷっ、何を言ってるのっ? 攻撃ができない? どうしてそうなるのよっ!」
「当主ご夫妻殿は、落ち着いて考えてみれば気付けるんじゃないかな? 隣にいる人達に、聞いてみるといいよ」
「ぶぷっ。お父様、お母様。バカな男が、またあんなコトを言ってるよっ? 早く否定してあげてっ」
わたしは噴き出しながら、顔を左右に動かして――……。すぐに、笑みが消えた。
だって……。
「「…………」」
2人は、目を血走らせて歯噛みをしていたから…………。
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