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帰国 風変わりな看護師への変な感情
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5.6フィート、125ポンドの黒崎ユキ。
アメリカニューヨークコロ◯ビ◯大学の学生。
今から19年前のクリスマスイブの冷え込んだ日、サンフランシスコの母子医療センター周辺で何十年振りかの雪が降った。
その時元気な産声が分娩室の扉の奥から廊下に響き渡った。生まれたのは5ポンド1フィート5インチの小さな黒髪の日本人の女の子。
控室では彼女の両親が我が子を抱く為に数時間待っていた。
奇跡の雪…
「先生っ…名前は ‘ユキ’ じゃダメ?」
………
若い母親が隣に腰掛けて長い足を組む黒髪の紳士に問い掛ける。
「なんだっ、いきなり決定か…」
紳士が隣のか細い女性の小さな頭に唇を落とす。
「だって…ほら」
その女性が指差す先の窓にはちらほらと白いものが舞ったように見えた。
雪なんか降るはずもないと先生は思っていたが…………
「俺達のSnow Princess.って訳だな…」
紳士がうっすらと口角を上げ…儚げなその女性は紳士の手をしっかりと握った。
「そんな…感じ」
…………
両親の愛情をたっぷり受けて育つハズだった。
母親は彼女が生まれて間もなく彼女の初めてのバースデイすら見届ける事なく亡くなった。
以来、黒崎ユキは、父親黒崎ヒカルと彼を取り巻く大人達の手で宝物の様に大事に育てられた。
特に、スタ◯◯ー◯大学で教鞭を取り、臨床医をしている香川タカシに、まるで我が子か妹のように慈しみ育てられた。
先生は自分が仕事で子育てに係われない分は娘をアメリカで育てる為にベビーシッターを数人雇い、時に大学に連れて出勤し託児所に預けながら養育してきたが、甘やかす事にかけては、周りから顰蹙を買うほどだった。
そして19歳になったばかりの娘に手酷いしっぺ返しを喰らったまま帰国のため、ケネディ空港の搭乗口ロビーで出国手続きを行っていた。
「ダッディーッ!…………プロフェッサー黒崎ぃ―――ッ!」
(バカがっ!…)
「見送りは要らないと言ったはずだ…町田とよろしくやっているんじゃなかったのか…」
先生は搭乗口ロビーの長椅子に腰を下ろし息せき切って駆け付けて来た目の前の娘に言った。
ユキは昨夜…町田柊士のアトリエで彼に振られた事を思い出した。
………
黒崎ユキの身体がソファーからフワリと持ち上げられお姫様抱っこでべッドルームへ向かうと思いきや…
「先生、一緒にねるっ、一緒に寝たい」
先生の身体にしがみつく黒崎ユキに…
「黒崎っ…一緒には寝ないよ…君みたいな発育の良いおデブさんと寝たらベッドが狭苦しいだろ」
町田は微笑みながらゲストルームのシングルベッドへ彼女を降ろし
「じゃあ…ゆっくりお休み」
つれなく背中を見せる町田柊士に恨めしげな視線を投げ掛けたが…言葉を飲み込んだ。
「先生は…子供とは寝ない主義だって………fuckっ……」
「ほお…それは厳しいな、でわざわざ見送りに来てくれたのか…?」
「先生が行けって………それから、主治医の件…よろしくだって」
振られたと言うわりには、上機嫌な娘に、町田に入れ知恵されたか、と先生の感が働く。
(まあ…いいさ、…町田の嫁にでもなれば、わざわざお国に寄贈するようなバカな真似はしないで、ユキが相続だ…俺もあいつに食わせてもらおうか…)
「ダーッ?何っをニヤケてるの?またろくでも無い悪巧みでしょ…とにかく、今年のクリスマスは日本に先生と帰ります。」
「ほお…それまであいつが生きてるか…怪しいなあ…………………」
(大丈夫です…アタシが死なせないから)
『ご搭乗お待ちのお客様…大変長らくお待たせいたしました。只今より全〇空302便ケネディ空港発羽田行きご搭乗開始いたします。』
「さて…と、ユキっ、男にうつつをぬかしてばかりで肝心の勉強を疎かにするなよ…」
先生は娘の頭に手の平を載せるとくしゃくしゃと撫で廻した。
「わかってるって
…きっちり学位は取ってみせるから…臨床はパパやタカシとおんなじ
Digestive surgeryにしようかな…」
「学位取ってからにしろっ、じゃな…」
黒崎先生は手荷物もなく見送る娘に振り返る事なく搭乗口に消えていった。
残された娘は、父親の後ろ姿をいつまでも見送っていた。
男親では理解しがたい娘の感情や行動に戸惑うばかりだった。
《…誰かあいつのメンタルを引き受けてくれる人間が必要だな…何で町田なんだ…俺には解らんっ 面倒臭ぇーーな…一層のこと香川ん所へ養女にだすかっ…もう町田にくれてやるか…今じゃ億万長者だからな…………》
先生の親とは思えぬ酷い思考は他人に絶対に理解される事はない。
娘が理解出来ない為に養女に出そうなどと…
“ヒカルっ あんたバカ?”
“お兄様っ 冗談もいい加減に なさいませっ”
“先生っ 貴方はそれでも 親ですかっ”
“ヒカルさん 最初から貴方が 父親なんて… 無理な話しです。 ユキちゃんは 家で引き取り ます。”
…………
………………
先生はファーストクラスのシートに躯を沈めていつしか熟睡していた。
晩秋の伊豆半島
…………ニューヨークを朝の便で出国し14時間のフライトだった。時差ぼけも無くそのまま岬診療所へ着いたのは翌日の昼過ぎだった。
(腹へったなぁ…)
先生は車を車庫に入れながら食事を何処かで食べてくれば良かったと後悔していた。
診療所は午前中の診察で既に休診の木札がかかっている。
車庫からリビングに続く扉を開けると懐かしい診療所の匂いでやっと帰ってきた実感が湧いてきた。
先生は荷物を放り投げて台所へ直行した。
[先生、お帰りなさい、冷蔵庫に焼魚、味噌汁、お浸しを入れてます。温め直して食べて下さい。月曜日にお土産話し聴かせて下さい。楽しみにしています。 藍川 」
冷蔵庫にメッセージが貼付けられていた。
(さすが…藍川!抜かりないなぁ…あいつ、姉ちゃんに会えたかな?
………………お前に代わるほどの後釜が…居ねえぞ、どうするよ…〝藍川看護婦さん″…)
アジの開きは先生の好物の一品で、わざわざ極小の辛味大根と下ろし金の用意をして藍川夢は診療所を出た。
何時壊れても可笑しくない真っ赤なピックアップバン。彼女は簡単な修理は全て自分でやってのけている。
ポンコツなエンジン音は地元の名物で、赤いバンが診療所から下り降りてくる時刻はきっかり午後12時半と決まっていた。農作業中の人の昼休みの合図でもあった。
辺りの風景は色鮮やかな秋から冬を迎える準備が整い、海岸沿いの国道から見える海面の色も暗緑色に様変わりしていた。
午前中に帰って来ると聞いていた夢だったが、先生の事だから何処で寄り道するやも知れないと予想していたら、案の定先生は夢の勤務時間には戻って来なかった。
(どうせ…面倒臭がって大根はおろさないか…)
藍川夢は、深いため息をつく。
彼女は既に自分の後任の事を恩師池田ミチコに相談していた。今月末には、診療所を辞めて渡航の準備に入る。その後は最低でも五年は日本を離れる事になる。
油の乗った肉厚のアジにたっぷり大根おろしを載せて食べた先生が思わず鼻を摘んだ。
(こりゃぁまたえらい辛い大根だなぁ…うっ…はぁ…辛え~っ)
藍川夢のシンプルな昼食は、二週間のアメリカ滞在で麻痺した先生の胃袋を正常に導く。
温め直した味噌汁を啜って大根の辛味を中和していると固定電話が鳴った。
相手は義妹で黒崎総合病院理事長、池田ミチコだった。
「ミッちゃんっ…只今…どうした?」
『お兄様っ…ご報告が二つ、ありますの』
「報告?何だい…また…仰々しい」
『一つは、藍川夢さんの後任候補を数名選ばせて頂きました。どの方々も彼女に匹敵する看護師です。今から履歴をFaxしますから…お返事下さいね、』
「おいっ、おい、随分早急じゃないか…よっ、…俺はまだ退職を許可してねぇぞっ」
『あらっ、お兄様、何を今さら…藍川さんが何年もかけて看護師免許を取得した訳をご存知でしょう?退職は始めから決まっていた事…未練は禁物です』
義妹から余計な口出しは無用と釘を刺される。
「みっ、未練だと…………………」
『それから…チハルがまた臍を曲げてますの、』
「はぁっ?俺何もしてねぇぞっ……!」
『そうですか…それなら、宜しいのですけれど…』
…………
「ミッちゃん…大した事はないんだが…ライブをドタキャンした…スマン」
『ええ、それは…穴を空けたわけでも無くて…宜しいんですの…問題はどうして急にキャンセルなさったのか………………チハルがこだわっているのは…お兄様が売名行為なさっているのではと…ごめんなさいお恥ずかしい話しで…』
電話の向こう側の苦渋に充ちた義妹の様子が手にとるようにわかった先生は…
「ミッちゃん、これからそっちに行くよ…丁度義兄さんにも土産があるんだよ」
「わかりました…チハルに伝えます」
先生がアメリカで町田柊士に行ったオペは相手がVIPなら手術もロボットアームを使っての超難関手術とあって、町田柊士の今後のQOLも含めて再び黒崎先生に脚光が当たり始めていた。今後、先生の評価は天才彫刻家町田柊士の命がいつまでもつのか…それによっても左右されてしまう…
どこに行っても騒ぎを巻き起こす運命を黒崎先生は愉しんでいる節がある。
アメリカニューヨークコロ◯ビ◯大学の学生。
今から19年前のクリスマスイブの冷え込んだ日、サンフランシスコの母子医療センター周辺で何十年振りかの雪が降った。
その時元気な産声が分娩室の扉の奥から廊下に響き渡った。生まれたのは5ポンド1フィート5インチの小さな黒髪の日本人の女の子。
控室では彼女の両親が我が子を抱く為に数時間待っていた。
奇跡の雪…
「先生っ…名前は ‘ユキ’ じゃダメ?」
………
若い母親が隣に腰掛けて長い足を組む黒髪の紳士に問い掛ける。
「なんだっ、いきなり決定か…」
紳士が隣のか細い女性の小さな頭に唇を落とす。
「だって…ほら」
その女性が指差す先の窓にはちらほらと白いものが舞ったように見えた。
雪なんか降るはずもないと先生は思っていたが…………
「俺達のSnow Princess.って訳だな…」
紳士がうっすらと口角を上げ…儚げなその女性は紳士の手をしっかりと握った。
「そんな…感じ」
…………
両親の愛情をたっぷり受けて育つハズだった。
母親は彼女が生まれて間もなく彼女の初めてのバースデイすら見届ける事なく亡くなった。
以来、黒崎ユキは、父親黒崎ヒカルと彼を取り巻く大人達の手で宝物の様に大事に育てられた。
特に、スタ◯◯ー◯大学で教鞭を取り、臨床医をしている香川タカシに、まるで我が子か妹のように慈しみ育てられた。
先生は自分が仕事で子育てに係われない分は娘をアメリカで育てる為にベビーシッターを数人雇い、時に大学に連れて出勤し託児所に預けながら養育してきたが、甘やかす事にかけては、周りから顰蹙を買うほどだった。
そして19歳になったばかりの娘に手酷いしっぺ返しを喰らったまま帰国のため、ケネディ空港の搭乗口ロビーで出国手続きを行っていた。
「ダッディーッ!…………プロフェッサー黒崎ぃ―――ッ!」
(バカがっ!…)
「見送りは要らないと言ったはずだ…町田とよろしくやっているんじゃなかったのか…」
先生は搭乗口ロビーの長椅子に腰を下ろし息せき切って駆け付けて来た目の前の娘に言った。
ユキは昨夜…町田柊士のアトリエで彼に振られた事を思い出した。
………
黒崎ユキの身体がソファーからフワリと持ち上げられお姫様抱っこでべッドルームへ向かうと思いきや…
「先生、一緒にねるっ、一緒に寝たい」
先生の身体にしがみつく黒崎ユキに…
「黒崎っ…一緒には寝ないよ…君みたいな発育の良いおデブさんと寝たらベッドが狭苦しいだろ」
町田は微笑みながらゲストルームのシングルベッドへ彼女を降ろし
「じゃあ…ゆっくりお休み」
つれなく背中を見せる町田柊士に恨めしげな視線を投げ掛けたが…言葉を飲み込んだ。
「先生は…子供とは寝ない主義だって………fuckっ……」
「ほお…それは厳しいな、でわざわざ見送りに来てくれたのか…?」
「先生が行けって………それから、主治医の件…よろしくだって」
振られたと言うわりには、上機嫌な娘に、町田に入れ知恵されたか、と先生の感が働く。
(まあ…いいさ、…町田の嫁にでもなれば、わざわざお国に寄贈するようなバカな真似はしないで、ユキが相続だ…俺もあいつに食わせてもらおうか…)
「ダーッ?何っをニヤケてるの?またろくでも無い悪巧みでしょ…とにかく、今年のクリスマスは日本に先生と帰ります。」
「ほお…それまであいつが生きてるか…怪しいなあ…………………」
(大丈夫です…アタシが死なせないから)
『ご搭乗お待ちのお客様…大変長らくお待たせいたしました。只今より全〇空302便ケネディ空港発羽田行きご搭乗開始いたします。』
「さて…と、ユキっ、男にうつつをぬかしてばかりで肝心の勉強を疎かにするなよ…」
先生は娘の頭に手の平を載せるとくしゃくしゃと撫で廻した。
「わかってるって
…きっちり学位は取ってみせるから…臨床はパパやタカシとおんなじ
Digestive surgeryにしようかな…」
「学位取ってからにしろっ、じゃな…」
黒崎先生は手荷物もなく見送る娘に振り返る事なく搭乗口に消えていった。
残された娘は、父親の後ろ姿をいつまでも見送っていた。
男親では理解しがたい娘の感情や行動に戸惑うばかりだった。
《…誰かあいつのメンタルを引き受けてくれる人間が必要だな…何で町田なんだ…俺には解らんっ 面倒臭ぇーーな…一層のこと香川ん所へ養女にだすかっ…もう町田にくれてやるか…今じゃ億万長者だからな…………》
先生の親とは思えぬ酷い思考は他人に絶対に理解される事はない。
娘が理解出来ない為に養女に出そうなどと…
“ヒカルっ あんたバカ?”
“お兄様っ 冗談もいい加減に なさいませっ”
“先生っ 貴方はそれでも 親ですかっ”
“ヒカルさん 最初から貴方が 父親なんて… 無理な話しです。 ユキちゃんは 家で引き取り ます。”
…………
………………
先生はファーストクラスのシートに躯を沈めていつしか熟睡していた。
晩秋の伊豆半島
…………ニューヨークを朝の便で出国し14時間のフライトだった。時差ぼけも無くそのまま岬診療所へ着いたのは翌日の昼過ぎだった。
(腹へったなぁ…)
先生は車を車庫に入れながら食事を何処かで食べてくれば良かったと後悔していた。
診療所は午前中の診察で既に休診の木札がかかっている。
車庫からリビングに続く扉を開けると懐かしい診療所の匂いでやっと帰ってきた実感が湧いてきた。
先生は荷物を放り投げて台所へ直行した。
[先生、お帰りなさい、冷蔵庫に焼魚、味噌汁、お浸しを入れてます。温め直して食べて下さい。月曜日にお土産話し聴かせて下さい。楽しみにしています。 藍川 」
冷蔵庫にメッセージが貼付けられていた。
(さすが…藍川!抜かりないなぁ…あいつ、姉ちゃんに会えたかな?
………………お前に代わるほどの後釜が…居ねえぞ、どうするよ…〝藍川看護婦さん″…)
アジの開きは先生の好物の一品で、わざわざ極小の辛味大根と下ろし金の用意をして藍川夢は診療所を出た。
何時壊れても可笑しくない真っ赤なピックアップバン。彼女は簡単な修理は全て自分でやってのけている。
ポンコツなエンジン音は地元の名物で、赤いバンが診療所から下り降りてくる時刻はきっかり午後12時半と決まっていた。農作業中の人の昼休みの合図でもあった。
辺りの風景は色鮮やかな秋から冬を迎える準備が整い、海岸沿いの国道から見える海面の色も暗緑色に様変わりしていた。
午前中に帰って来ると聞いていた夢だったが、先生の事だから何処で寄り道するやも知れないと予想していたら、案の定先生は夢の勤務時間には戻って来なかった。
(どうせ…面倒臭がって大根はおろさないか…)
藍川夢は、深いため息をつく。
彼女は既に自分の後任の事を恩師池田ミチコに相談していた。今月末には、診療所を辞めて渡航の準備に入る。その後は最低でも五年は日本を離れる事になる。
油の乗った肉厚のアジにたっぷり大根おろしを載せて食べた先生が思わず鼻を摘んだ。
(こりゃぁまたえらい辛い大根だなぁ…うっ…はぁ…辛え~っ)
藍川夢のシンプルな昼食は、二週間のアメリカ滞在で麻痺した先生の胃袋を正常に導く。
温め直した味噌汁を啜って大根の辛味を中和していると固定電話が鳴った。
相手は義妹で黒崎総合病院理事長、池田ミチコだった。
「ミッちゃんっ…只今…どうした?」
『お兄様っ…ご報告が二つ、ありますの』
「報告?何だい…また…仰々しい」
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「おいっ、おい、随分早急じゃないか…よっ、…俺はまだ退職を許可してねぇぞっ」
『あらっ、お兄様、何を今さら…藍川さんが何年もかけて看護師免許を取得した訳をご存知でしょう?退職は始めから決まっていた事…未練は禁物です』
義妹から余計な口出しは無用と釘を刺される。
「みっ、未練だと…………………」
『それから…チハルがまた臍を曲げてますの、』
「はぁっ?俺何もしてねぇぞっ……!」
『そうですか…それなら、宜しいのですけれど…』
…………
「ミッちゃん…大した事はないんだが…ライブをドタキャンした…スマン」
『ええ、それは…穴を空けたわけでも無くて…宜しいんですの…問題はどうして急にキャンセルなさったのか………………チハルがこだわっているのは…お兄様が売名行為なさっているのではと…ごめんなさいお恥ずかしい話しで…』
電話の向こう側の苦渋に充ちた義妹の様子が手にとるようにわかった先生は…
「ミッちゃん、これからそっちに行くよ…丁度義兄さんにも土産があるんだよ」
「わかりました…チハルに伝えます」
先生がアメリカで町田柊士に行ったオペは相手がVIPなら手術もロボットアームを使っての超難関手術とあって、町田柊士の今後のQOLも含めて再び黒崎先生に脚光が当たり始めていた。今後、先生の評価は天才彫刻家町田柊士の命がいつまでもつのか…それによっても左右されてしまう…
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