遠すぎた橋 【『軍神マルスの娘と呼ばれた女』 3】 -初めての負け戦 マーケットガーデン作戦ー

take

文字の大きさ
38 / 77

38 11月22日 今までの敵と違う

しおりを挟む
 11月22日、早朝。

 近衛機甲師団が川筋からだいぶ距離を取って一両また一両と列を作り南へ向かい始めた。停戦期間中に構築された南のハイナン諸島を経由した海路による新しい補給線が整備されていた。そこからのピストン輸送を潤沢に受けた戦車たちは皆腹いっぱいにガソリンを飲んでいた。

 第三軍はナイグンへ向かう本街道の前面に立ちはだかる斜面に構築された敵の固い陣地線を嫌い、ニ十キロ南の河口付近にあるデルタ地帯に狙いを定めた。そこから戦車部隊を対岸に渡し敵の背後を強襲、混乱させたのち、機甲部隊に追いついた第十一軍団の六個歩兵連隊による徒歩での強行渡河を行い敵陣制圧を企図した。戦車部隊の渡る川幅は一キロにも及ぶが、折しも冬枯れを迎えておりさらにこの停戦期間中に水量が落ちていた。

「もう一刻の猶予もならん。今日一日でアイホーを抜くぞ。各員死力を尽くせ。猟犬の意地を見せろ!」

 フロックス少将は出発前の戦車部隊を激励した。

 戦車部隊は半時ほどで渡河地点に集結した。すぐさまガソリンの補給が行われ、あとは「黒騎士」戦車大隊長バンドルー中佐の進撃命令を待つだけとなった。戦闘指揮車の中佐はヘッドセットのインカムを引き寄せ、最先頭第一中隊のグデーリアン中尉に命じた。

「ハインツ、行くぞ! Let`s Go, boys! 」

「ラジャー!」

 最先頭六両のマークⅠ型が横一線になって渡河を開始した。泥濘をものともせず泥水を跳ね上げて進む戦車。数両のマークⅡ型が岸から対岸を援護射撃した。街道から遠く離れ、監視哨ほどしかなかった敵陣はあっという間に沈黙し、第二陣のマークⅠ型の渡河を容易にした。数十両の戦車部隊が全車渡河を完了するのには三十分もかからなかった。

「こちら第一中隊。大隊全車渡河完了。これより敵陣牽制行動に移る」

「了解した」

 グデーリアン中尉が無線で報告し、戦車部隊は敵陣の背後を北上しながら砲弾を撃ち込み始めた。

 戦車部隊の渡河を受け、デルタ地帯よりやや北側に待機していた第十一軍団の六個歩兵連隊約七千が渡河を開始した。

「連隊ーィ、前へっ!」

 歩兵たちは冷たい水に膝下まで浸かりながら続々と川を渡り始めた。背後からは大口径のグラナトヴェルファーの援護射撃が始まった。対岸に猛烈な爆発の連鎖が起こり始めた。敵もすぐさま50ミリ砲で応戦してきた。川面に何本も水柱が立ったが、散発でしかなかった。

「怯むなっ、進めーっ!」

 敵の砲が咆哮する度に味方の擲弾がそこに集中し炸裂して沈黙した。歩兵たちが川の中ほどまで来ると敵陣からの小銃弾も飛来した。歩兵の先頭が水に浸かりつつ射撃して応戦し、後続の兵がそれを追い越して進んだ。

 だが、あと100メートルほどで歩兵部隊の先頭が対岸に取りつくという時に、ゴオーッという地鳴りのような音が上流から聞こえてきた。

「上流から大水が押し寄せている! 渡河作戦を中止し、兵を岸に戻せ!」

 各連隊は退却命令を出したが、水の音が大きすぎて先頭までは届かなかった。音を察して独自に退却できた小隊もあったが、多くが押し寄せてきた水に呑まれ下流へ流された。

「うわーっ!」

「助けてくれーっ!」

 兵たちの悲鳴が上がったが、岸にいる兵たちに為す術はなかった。

 およそ一個連隊分約千名の兵が流され、そのうちの半数が自力で岸に泳ぎ着いたが、残りは行方不明となった。

「大戦争になってしまったな・・・」

 戦況を見守っていたフロックス少将は呟き、

「このままでは『黒騎士』たちが孤立する! 呼び戻せ!」

 機甲師団司令部は戦車部隊に退却命令を出した。歩兵部隊との連携を断たれ、孤軍になれば戦車と言えどもいつかは捕捉されてしまう。今虎の子の戦車部隊を失うわけには行かなかった。

 回れ右して今渡河して来た地点に戻り東岸に戻ろうとする戦車部隊を擲弾砲が援護した。グデーリアン中尉も西岸に留まり、退却するマークⅠ型を援護した。

 戦車は前面の装甲が最も厚く、後尾のエンジン部分が最も薄い。その薄い装甲を伏せられていた敵の野砲数門に狙い撃ちされた。貴重なマークⅠ型が一両火を噴いた。乗員たちは脱出して仲間の戦車に飛び乗った。

 援護を終えたグデーリアン中尉も対岸に戻るべく車両の方向を変えた。背後でやられたマークⅠ型が積んでいた弾薬に誘爆して爆発した。その爆風と炎に背中を炙られつつ、中尉は呟いた。

「なんなんだ、こいつらは・・・。停戦前と全然違うぞ」


 


 


 

「黒騎士」戦車大隊のグデーリアン中尉と同じ感想を、そこから数十キロ西のナイグン川に張り付いている「覗き魔」ウェーゲナー中尉も持った。

 敵は停戦していたラインを大挙して超えてきた。本隊と思われる中央の進軍と呼応するように、右翼と左翼がより活発に蠢動し、あたかも獲物を見つけて大きく両の鍔さを広げたコンドルのように「覗き魔」の丘に襲い掛かろうとしていた。

「敵が動き始めました。これまでのような分隊単位の散発的なものでなく、全部隊による組織的なものです。ほぼ横一線に当方に向かって進撃しています。このままだと三十分以内にグラナトヴェルファーの射程に入ります」

「『覗き魔』。こちら『学者』。了解した。十分に引きつけて撃て」

「Jawohl!」

「戦況を確認する」

 カーツは二階の屋根に上った。ヤヨイも彼を追った。

 北を望む。ナイグン川が北東の彼方から手前の南西に横切るはるか向こうに「覗き魔」が報告して来た敵影が見えた。すでに西の奥に見えるグライダーの墓場辺りを越えつつあった。その辺りが本隊で、向かって左翼が左に見える丘を遠巻きにしながら橋の向こう側の「優等生」中隊の拠点を包囲しようとしているかに見える。そして敵の右翼はすでに川を渡ってナイグン川の東岸から一路南に、ヤヨイたちのいる橋の東側を目指しているように見える。

「全て歩兵で砲兵隊は集中していない。今までと同じだな」

「ですが接近されて丘に砲火を集中されれば厄介です」

「きみならどうする?」

「そうですね」

 ヤヨイは川を渡った敵に双眼鏡を向けた。その勢力はまだ百程度だった。すでに渡り切っており後続の兵力はなかった。渡河を終えて戦列を整え始めている、といったところであるように見えた。

「あの敵の右翼をまず片付けましょう。幸いに砲兵は渡河できないようです。三個小隊ほどで河の向こうに押し返し、そこに戦線を作り敵の丘への意志を挫き分裂させます。天嶮を利用するにしくはありません。それで時間が稼げると思います」

「うむ。その間、丘と西の拠点は様子見かな」

「いえ、敵が東部戦線に興味を示したらむしろ今まで通り積極的に小競り合いに出た方が。とにかく、敵が丘一点に意識を集中しないように維持するのが肝要かと」

「よしわかった。それで行こう!」

「川へは小官が行きます」

「頼んだぞ」

「あ、あと南へも散発的に攻撃すべきかと。拠点の兵力が分散したのを悟らせないためです」

 拠点に残る「でぶ」と「道化師」をカーツが指揮し、ヤヨイたちの攻撃開始と同時に牽制の擲弾攻撃をすることになった。

 案の定、タオは不安がった。

「どこ行くの、おねえちゃん」

 不安げに見上げて来る少年の眼差しに胸がキュン、と鳴った。

「ちょっとお出かけ。すぐ戻るから、いたずらしないでおうちで大人しく待ってるのよ。クリスを困らせちゃダメよ」

 留守番のクリスティーナに目配せしながら小さな帝国兵の頭を撫でた。

「マルス」と「鍛冶屋」「詐欺師」を率い軽々と拠点を出た。休戦のおかげで兵たちの英気は充分だった。各隊とも大口径のグラナトヴェルファーと機銃を補充分と合わせそれぞれ四門ずつ備えていた。

 夏の間に伸びた土手の下の雑草が接近するヤヨイたちを隠してくれた。途中各隊のグラナトヴェルファーを「マルス」に集めさせ、「鍛冶屋」と「詐欺師」計60名をそこから東に大きく迂回させてさらに接近させた。二個小隊が突撃位置に着いた時点で擲弾筒攻撃をし、そこに奇襲をかける作戦だ。

 風は向かい風、微風。接近にはおあつらえ向きのコンディションだった。皆身体を屈めて足早に動いた。時々頭を出して双眼鏡で敵情を確認しながらさらに接近し、予定の地点に着いた。

「『マルス』は位置に着いた」

「Jawohl!  『鍛冶屋』『詐欺師』はこれより前進する」

 ヤヨイの前にリーズルやフリッツたち「マルス」小隊が散開して警戒に入った。彼女の横には12門の大型擲弾筒が一直線に据え付けられ、仰角を定めた。

「グラナトヴェルファー、発射準備完了」

 ヴォルフガングが報告した。

「了解」

 あとは『鍛冶屋』『詐欺師』が突撃位置に着くのを待つだけとなった。

 緊張感と高揚感が漲ってゆくのがわかる。

 ズズ・・・。

「こちら『鍛冶屋』渡河した敵の部隊を真西に臨む地点まで来た。散開し待機する」

「『マルス』了解。これから攻撃する」

 ヤヨイはもう一度中腰になって双眼鏡を覗いた。敵は1キロほど先で周囲を警戒しているもののこちらの動きにはまだ気づいていないようだ。チャンスだと思った。

「ヴォルフ、擲弾筒発射!」

 小声で発射命令を出した。

 ヴォルフガングは無言で頷き、左手を掲げて振り下ろした。

 ボスッ、ズズズンッ!

 12門の大型擲弾筒が一斉に擲弾を射出した。弾体は低い放物線を描いて敵兵たちの上空で勢いよく爆発の連鎖を起し、黒雲が盛り上がり辺りを覆いつくした。爆発の炎がたちまちに辺りの雑草に延焼して燃え広がった。擲弾筒は各門五発ずつ弾体を射出し、これで

敵に相当なダメージを与えたと確信できた。

「射撃止め!」

 雑草の燃える炎の向こう側はさぞ阿鼻叫喚の様相であろう。向かい風が背激性の黒煙を運んできて一時視界が奪われた。小銃の散発する音が聞こえ始めた。

「こちら『鍛冶屋』。『詐欺師』と共に突撃を開始した」

「『マルス』了解」

 複数の小銃の銃声が聞こえてきた。

 半数が小銃で弾幕を張っている間に半数が敵に近づいて伏せ、伏せた半数が小銃の弾幕を張ってもう半数の敵への肉薄を掩護する。野戦部隊の戦闘要領の通りに、両小隊は小銃の援護の下突撃を開始したものと察せられた。

「案外、簡単に済みそうスね」

 隣にいるヴォルフガングが落ち着き払って呟いた。

 単なる軽口とは受け取らなかった。それまで実戦の経験がなかったとはいえ、15日に降下してから兵たちも敵とまみえ、小競り合いではあったが戦闘を経ていた。だが、何かが違うのを感じていた。休戦前の相手とは何かが違った。この半年の間に幾多の敵を倒して死線を潜って来た「アサシンのカン」ともいうべきものがそう言わせていた。だから同調しなかった。

 タタタタッ!

 機銃の唸りが聞こえてきた。敵に向かって突撃しているのだから、据え付け式の機銃を撃たねばならないのはおかしい。

 敵が逆襲してきたのだ!

「こちら『詐欺師』! 敵が向かって来た! 」

「『鍛冶屋』だ! ルードルフとテオがやられた! ノーラも!」

 信じられないことだが、敵の部隊はあの凄まじい爆発を耐えて逆に進撃して来たらしい。先行する二個小隊は敵が混乱していると過信してむやみに突っ込んだのかもしれない。だが、詮索は後だ。陣容を立て直す必要がある。ヤヨイは無線機に怒鳴った。

「こちら『マルス』! 援護するから一時退却して!」

「だめだ! 包囲された!」

「救援を乞う!」

 先制攻撃の後に突入したはずなのに、逆に浮足立ってしまっていると思った。

「ビアンカ、信号弾あげっ!」

 ヤヨイの右手でドンッ、と信号弾が上げられ、シュルルル・・・、と上空で三度爆発した。

 それでも状況は変わらなかった。

 と、

 ボンッ!

 前方右手、二時の方向。「鍛冶屋」と「詐欺師」が待機していた位置あたりから爆発が起こった。

「何だこいつらっ! 自爆しやがった!」

「うわーっ!」

「鍛冶屋」と「詐欺師」の二つの小隊は完全に混乱してしまっていた。送信カフを押しっぱなしにするほど、指揮官までが。混戦中だからグラナトヴェルファーも撃てない。味方を巻き込んでしまうからだ。

 どうしたらいいのだろう・・・。

(落ち着け、ヤヨイ)

「は?」

 横にいるヴォルフガングを見た。彼は頬に汗を流しながらただ前方を見ているだけだった。

(お前はアサシンではないか。進退窮まった時はどうせよと学んだ。攻撃は最大の防御。それにまだお前の「マルス」は全くの無傷ではないか。お前が突っ込めば友軍は退却できる。行け、ヤヨイ!)

 あの声だ。あの夢の中に出てきた声が、自分に語り掛けている。

 四次元時空からの声なのか、自分の内的な思考や感情がレオン少尉の声で聞こえているだけなのかはわからない。

 だが今はそんな分析をしている間はない。

 内なる声に励まされ、次の瞬間ヤヨイは二人の上等兵の背中に向かって叫んでいた。

「リーズル、フリッツ! 前進! 機銃も前に出るっ。グラナトヴェルファー隊は待機!」

 ヤヨイは兵たちの先頭に立った。身を屈めながら三百メートルほど突っ走って前に出た。燻る叢の向こうに交戦中の敵影らしき動きが見えて来た。

「フリッツ、ついてきてっ! リーズルっ、援護!」

「了解!」

 リーズル隊が射撃を開始した。ヤヨイはフリッツ隊を率いさらに前進し、小銃の射程内に敵を捉えた。前方から散発する小銃の銃声と叫び声が聞こえる。ヤヨイたちはその場に伏せた。

「一斉射撃! みんな、何でもいいから撃ちながら大声を出して! 敵をこっちに引き付けるよ!  混戦してるからよく相手を狙って撃って!」

 フリッツ隊が射撃を開始すると、ヤヨイは後方に向かって手を振り、リーズル隊を呼び寄せた。

「リーズル隊! 機銃隊も前進!」

 そして銃を構え、前方に向かって弾幕を張った。

 すると頭上をピュン、ピュン、と空気を切る音が聞こえるようになった。敵がやっとこちらに指向してきたのだ。頭の上で銃弾が鳴っているうちは大丈夫。これが地面に刺さるようになってくると命中率が上がってきて危ないが。

「このまま『鍛冶屋』と『詐欺師』の退却を掩護する。殿軍するよ! ビアンカッ、もう一度信号弾!」

 再び信号弾が上空で爆発した。

 それでやっと「鍛冶屋」と「詐欺師」は隊を収拾し始め、まともな通信を寄越して来た。

「こちら『鍛冶屋』! これより退却する」

「『詐欺師』退却する。チクチョウッ! 負傷者2名を収容できなかった!」

「みんな、わたしたちも間合いを測って一時退却するよ」

(それはダメだ、ヤヨイ)

 また声がした。

(このまま敵に突っ込むのだ。敵もかなりのダメージを受けたはずだ。ここで押し切れば敵は壊乱する。敵を調子づかせてはいかん。怯むな、ヤヨイ! 前進するのだ、ヤヨイ!)

 内なる声に励まされ、ヤヨイは呼び笛を吹いた。

 ピーッ!

 後ろのグラナトヴェルファー隊に向かって手を振り、呼び寄せた。待機していた十二門のバズーカ砲仕様も可能な擲弾筒隊が小銃隊のすぐ後ろまで前進して来た。

「グラナトヴェルファー、水平射撃用意! 」

 二人一組の擲弾筒隊は一人の肩に砲身を委ね、砲を水平に保って噴進弾に切り替えた。

「射撃準備完了!」

 グラナトヴェルファー隊を指揮するヴォルフガングが報告した。

「ファイエル!」

 ズンッ! シュバーッ!

 通常弾頭よりも長めの噴進弾が一斉に放たれ、敵に向かってガスを吹きながら飛んでいった。射程は300メートル。放物線を取って打ちあげる場合より短いが、その威力は凄まじい。双眼鏡を構えるヤヨイの目に敵が混乱して背を向けてゆく様がハッキリと見えた。

「もう一度擲弾筒水平射撃。その後追撃に移る。小銃隊、リーズル、フリッツ、前進に備えてっ!」

「Jawohl!」

「了解!」

 目の前の小銃を構える兵たちの背中が頼もしく映った。

 二度目のバズーカ一斉射撃で敵が背を向けて土手を登ってゆくのが肉眼でも確認できた。

「今だっ! リーズル、前進! フリッツは援護!」

「みんな、行くぞ!」

 リーズルの掛け声で兵たちが一斉に体を起こし、前進していった。

 勢いづいた兵たちは、強かった。

 敵は半数ほどに減っているように見えた。次々に土手を乗り越えて西の川向うに逃げて行く。リーズルたちと一緒に、ヤヨイも敵を追って土手を登った。

「土手の上まで匍匐して散開!」

 皆這って土手を登りその上に首だけ出して射撃姿勢を取った。リーズルたちの横にヤヨイも登り、川を渡って逃げる敵を見た。

「敵の兵力を少しでも減らす。各個に射撃開始!」

 逃げる敵兵の背中を土手の上から狙い撃ちした。敵兵は一人また一人と川の中に倒れ、その半数が川の流れに浮いて流されて行った。逃げた敵は当初の三個小隊百名ほどの三分の一ほどに減っていた。

 そこをさらにダメ押しした。

 擲弾筒隊を土手の際まで呼び寄せ、仰角をあげさせて川向うの土手のさらに西を攻撃させた。援護していたフリッツ隊も呼び寄せ、「マルス」小隊プラス、グラナトヴェルファー隊は土手の東側に戦線を構築することに、成功した。
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サイレント・サブマリン ―虚構の海―

来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。 科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。 電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。 小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。 「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」 しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。 謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か—— そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。 記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える—— これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。 【全17話完結】

忘却の艦隊

KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。 大型輸送艦は工作艦を兼ねた。 総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。 残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。 輸送任務の最先任士官は大佐。 新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。 本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。    他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。 公安に近い監査だった。 しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。 そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。 機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。 完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。 意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。 恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。 なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。 しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。 艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。 そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。 果たして彼らは帰還できるのか? 帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

滝川家の人びと

卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。 生きるために走る者は、 傷を負いながらも、歩みを止めない。 戦国という時代の只中で、 彼らは何を失い、 走り続けたのか。 滝川一益と、その郎党。 これは、勝者の物語ではない。 生き延びた者たちの記録である。

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

処理中です...