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11話
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真金の騎士はデイジーと安らかな時間を過ごした。
スケルトンが作ってくれた料理を一緒に美味しく食べて、軽やかに会話を楽しみ、時に顔を見合わせて笑うような、何気ないけれど、とても大切な時間を過ごした。
給仕として同席していたスケルトンまで笑顔になっているような気がする、デイジーには生れて初めて得られた、かけがえのない時間だった。
全く気になるところがないわけではない。
真金の騎士が仮面をとってくれないのだ。
でも、顔に醜い剣傷があり、ご婦人に見せられるモノではないと言われたら、無理に取って欲しいとも言えなかった。
そんな事で、真金の騎士との楽しい時間をぶち壊しにしたくなかった。
本当はずっと楽しい会話を続けていたかった。
夜通し会話を楽しみたかった。
けれど、デイジーは一日働いていた。
慣れない農作業で疲れ切っていた。
眠りたくないと頑張っても、会話の途中で居眠りをしてしまう。
「さあ、もう眠ってください。
その様子では、もうこれ以上起きていては身体に毒です。
明日もお話はできるのです。
無理をして病気になってしまったら、お話しもできなくなりますよ」
「……はい……」
デイジーその場で寝てしまった。
信じられない素早さで、まるで瞬間移動のような素早さで、寝倒れるデイジーを真金の騎士が抱きとめ、お姫様抱っこで寝室まで運ぶ。
ライリー王太子のような下衆なら、その場で襲い掛かるのだろうが、真金の騎士は紳士で、デイジーをそっとベットに横たえると、そのまま寝室を出て行った。
そう、これから報復に時間なのだ。
デイジーを傷つけたモノに、思い知らせなければいけないのだ。
下種どもはそれだけをの事をしたのだから、相応の罰を受けさせなければいけないと、真金の騎士は硬く誓っていたのだ。
今日もまたワイバーンでファーモイ城の上空にやって来た。
魔術で気配を探ると、一番報復すべきライリー王太子がいない。
真金の騎士は城内だけでなく、王都全体に感知魔法を働かせた。
直ぐにライリー王太子が見つかった。
なんとゾロア神殿に逃げ込んでいた。
真金の騎士の感知魔法に、とんでもない邪悪な存在が感知された。
その者がライリー王太子と一緒にいるのが感じられた。
それで真金の騎士には、大体の事が察知された。
恐らく神殿が救いようがないほど堕落したのだろうと推測していた。
堕落した神殿に魔が入り込み、神殿を完全に魔の支配下に置き、その力でライリー王太子を堕落させたのだと考えた。
だが真金の騎士は、ライリー王太子にもローリー国王にも全く同情しなかった。
そもそも王家は神殿の腐敗を監視し防止しなければいけないのだ。
それをしていなかった時点で、為政者としては落第なのだ。
だからこのまま報復を続けることにした。
スケルトンが作ってくれた料理を一緒に美味しく食べて、軽やかに会話を楽しみ、時に顔を見合わせて笑うような、何気ないけれど、とても大切な時間を過ごした。
給仕として同席していたスケルトンまで笑顔になっているような気がする、デイジーには生れて初めて得られた、かけがえのない時間だった。
全く気になるところがないわけではない。
真金の騎士が仮面をとってくれないのだ。
でも、顔に醜い剣傷があり、ご婦人に見せられるモノではないと言われたら、無理に取って欲しいとも言えなかった。
そんな事で、真金の騎士との楽しい時間をぶち壊しにしたくなかった。
本当はずっと楽しい会話を続けていたかった。
夜通し会話を楽しみたかった。
けれど、デイジーは一日働いていた。
慣れない農作業で疲れ切っていた。
眠りたくないと頑張っても、会話の途中で居眠りをしてしまう。
「さあ、もう眠ってください。
その様子では、もうこれ以上起きていては身体に毒です。
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「……はい……」
デイジーその場で寝てしまった。
信じられない素早さで、まるで瞬間移動のような素早さで、寝倒れるデイジーを真金の騎士が抱きとめ、お姫様抱っこで寝室まで運ぶ。
ライリー王太子のような下衆なら、その場で襲い掛かるのだろうが、真金の騎士は紳士で、デイジーをそっとベットに横たえると、そのまま寝室を出て行った。
そう、これから報復に時間なのだ。
デイジーを傷つけたモノに、思い知らせなければいけないのだ。
下種どもはそれだけをの事をしたのだから、相応の罰を受けさせなければいけないと、真金の騎士は硬く誓っていたのだ。
今日もまたワイバーンでファーモイ城の上空にやって来た。
魔術で気配を探ると、一番報復すべきライリー王太子がいない。
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なんとゾロア神殿に逃げ込んでいた。
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それで真金の騎士には、大体の事が察知された。
恐らく神殿が救いようがないほど堕落したのだろうと推測していた。
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だが真金の騎士は、ライリー王太子にもローリー国王にも全く同情しなかった。
そもそも王家は神殿の腐敗を監視し防止しなければいけないのだ。
それをしていなかった時点で、為政者としては落第なのだ。
だからこのまま報復を続けることにした。
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