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第17章「騎士の告白」
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深夜、セリーヌは眠れずにいた。
考えることが多すぎる。
父の健康。ロベルトの陰謀。秋の式典。
全てが頭の中で渦巻いている。
ベッドを出て、窓を開けた。
涼しい風が入ってくる。
月が明るい。
セリーヌは外に出ることにした。
マントを羽織り、部屋を出る。
廊下は静かだ。
塔への階段を登る。
王宮の塔の上からは、王都全体が見渡せる。
セリーヌは時々、ここに来る。
考えを整理するために。
階段を登りきると、塔の上に出た。
そこに、誰かがいた。
「レオン」
セリーヌは驚いた。
レオンが手すりに寄りかかり、王都を見下ろしていた。
「殿下」
レオンも驚いて振り返った。
「こんな時間に」
「眠れなかったの。あなたは?」
「私も、です」
二人は並んで、王都を見た。
無数の家々。灯りがまだ点いている場所もある。
遠くで犬の鳴き声。
静かな夜。
「レオン、最近あまり眠れていないのでは」
セリーヌは彼の顔を見た。
疲れている。目の下に隈がある。
「大丈夫です。騎士は少ない睡眠でも動けます」
「無理をしないで」
「殿下こそ」
レオンはセリーヌを見た。
「殿下も疲れておられます」
「ええ、認めます」
セリーヌは苦笑した。
「でも、休んでいる暇はないの」
「わかっています」
沈黙。
風が吹く。
セリーヌの髪が揺れる。
レオンはそれを見て、何か言いかけたが、口を閉じた。
「レオン、何か言いたいことがあるの?」
「いえ」
「隠さないで。私たちは、もう仲間でしょう」
レオンは迷った様子を見せた。
やがて、深呼吸をして言った。
「殿下、私は騎士です」
「ええ」
「騎士には、守るべき規律があります。忠誠、勇気、誠実」
「あなたは全てを持っています」
レオンは首を振った。
「いえ、私は今、規律を破ろうとしています」
セリーヌは不思議そうに彼を見た。
「どういうこと」
レオンは手すりを握った。
「騎士は、仕える主に対して、個人的な感情を抱いてはいけません」
セリーヌの心臓が跳ねた。
「レオン」
「ですが、私は」
レオンは苦しそうに言った。
「殿下に対して、忠誠以上の感情を抱いてしまいました」
沈黙。
月明かりが二人を照らす。
セリーヌは何と言えばいいかわからなかった。
「いつから」
「わかりません。気づいたら、そうなっていました」
レオンは顔を背けた。
「最初は、ただの忠誠だと思っていました。主を守りたいという騎士の務めだと。ですが、違いました」
「レオン」
「殿下が危険にさらされるたびに、心臓が止まりそうになります。殿下が悲しそうな顔をすると、私も苦しくなります。殿下の笑顔を見ると、生きる力が湧いてきます」
レオンは拳を握った。
「これは、忠誠ではありません。これは」
「愛、ね」
セリーヌが静かに言った。
レオンは頷いた。
「はい。恥ずかしながら」
セリーヌは複雑な気持ちだった。
嬉しい。
レオンは誠実で、強く、優しい。
彼の気持ちは、セリーヌにとって宝物だ。
だが、同時に困惑もあった。
今、恋愛をしている場合だろうか。
戦いの最中に。
命がけの戦いの。
「レオン、あなたの気持ちは嬉しい」
セリーヌは慎重に言葉を選んだ。
「でも」
「わかっています」
レオンは遮った。
「今は、そのような時ではありません。殿下は戦っておられる。私はそれを支えなければならない」
「レオン」
「だから、これは告白ではありません」
レオンはセリーヌを見た。
その目は真剣だった。
「これは、説明です。なぜ私が殿下のために命を賭けるのか。その理由の説明です」
「理由」
「はい。忠誠だけではありません。殿下を愛しているから、守りたいのです」
セリーヌは胸が熱くなった。
「でも、私は何も返せない」
「返してもらおうとは思っていません」
レオンは微笑んだ。
「ただ、知っていてほしかったのです。私の行動の理由を」
「レオン」
「そして、もう一つ」
レオンは真剣な顔に戻った。
「もし殿下が危険に陥ったら、私は命を捨てます。それは騎士の務めでもありますが、愛する者を守るためでもあります」
「そんなこと、させない」
セリーヌは強く言った。
「あなたには生きてほしい。私のためではなく、あなた自身のために」
「ありがとうございます」
レオンは一礼した。
「ですが、その時が来たら、私は迷いません」
沈黙が流れた。
風が吹く。
セリーヌは自分の気持ちを確かめた。
レオンに対して、何を感じている?
信頼。尊敬。感謝。
そして、もしかしたら。
愛?
わからない。
今は、考える余裕がない。
だが、一つだけ確かなことがある。
レオンは大切だ。
失いたくない。
「レオン、約束して」
「何をですか」
「死なないで」
セリーヌは真剣に言った。
「どんなことがあっても、生き延びて。私は、あなたを失いたくない」
レオンは驚いた顔をした。
「殿下」
「仲間として、友として、そして」
セリーヌは言葉を探した。
「もしかしたら、それ以上の何かとして。あなたは大切な人です」
レオンは目を見開いた。
「殿下、それは」
「今は答えられない」
セリーヌは首を振った。
「戦いが終わってから。全てが終わってから。その時、もう一度話しましょう」
レオンは長い間セリーヌを見ていた。
やがて、頷いた。
「わかりました。約束します」
「何を」
「死なないことを。そして、殿下が答えを出すまで、待つことを」
セリーヌは微笑んだ。
「ありがとう」
二人は再び王都を見た。
月明かりが町を照らしている。
平和な光景。
だが、その平和は脅かされている。
ロベルトの陰謀によって。
「レオン」
「はい」
「これから、もっと危険になります」
「覚悟しています」
「後悔しない?」
レオンは笑った。
「後悔など、するはずがありません」
彼は父の剣に手を置いた。
「私は、この剣を継いだ騎士です。そして、殿下を愛する男です。どちらの理由でも、殿下のために戦います」
セリーヌは涙が出そうになった。
だが、こらえた。
今は泣く時ではない。
「行きましょう。明日も早い」
「はい」
二人は塔を降りた。
廊下で別れる時、レオンが言った。
「殿下、今夜のことは」
「誰にも言わないわ」
「ありがとうございます」
レオンは去った。
セリーヌは自室に戻った。
ベッドに横になる。
レオンの言葉が頭の中で響く。
愛している。
その言葉の重さ。
セリーヌは自分の胸に手を当てた。
心臓が、いつもより速く打っている。
これは何?
恐怖?期待?
それとも、愛?
わからない。
だが、一つだけ確かなことがある。
レオンは特別だ。
他の誰とも違う。
戦いが終わったら、ゆっくり考えよう。
自分の気持ちを。
今は、戦うことに集中する。
セリーヌは目を閉じた。
今度は、すぐに眠りに落ちた。
夢の中で、レオンが笑っていた。
優しい笑顔。
その笑顔を守りたい。
セリーヌは、そう思った。
考えることが多すぎる。
父の健康。ロベルトの陰謀。秋の式典。
全てが頭の中で渦巻いている。
ベッドを出て、窓を開けた。
涼しい風が入ってくる。
月が明るい。
セリーヌは外に出ることにした。
マントを羽織り、部屋を出る。
廊下は静かだ。
塔への階段を登る。
王宮の塔の上からは、王都全体が見渡せる。
セリーヌは時々、ここに来る。
考えを整理するために。
階段を登りきると、塔の上に出た。
そこに、誰かがいた。
「レオン」
セリーヌは驚いた。
レオンが手すりに寄りかかり、王都を見下ろしていた。
「殿下」
レオンも驚いて振り返った。
「こんな時間に」
「眠れなかったの。あなたは?」
「私も、です」
二人は並んで、王都を見た。
無数の家々。灯りがまだ点いている場所もある。
遠くで犬の鳴き声。
静かな夜。
「レオン、最近あまり眠れていないのでは」
セリーヌは彼の顔を見た。
疲れている。目の下に隈がある。
「大丈夫です。騎士は少ない睡眠でも動けます」
「無理をしないで」
「殿下こそ」
レオンはセリーヌを見た。
「殿下も疲れておられます」
「ええ、認めます」
セリーヌは苦笑した。
「でも、休んでいる暇はないの」
「わかっています」
沈黙。
風が吹く。
セリーヌの髪が揺れる。
レオンはそれを見て、何か言いかけたが、口を閉じた。
「レオン、何か言いたいことがあるの?」
「いえ」
「隠さないで。私たちは、もう仲間でしょう」
レオンは迷った様子を見せた。
やがて、深呼吸をして言った。
「殿下、私は騎士です」
「ええ」
「騎士には、守るべき規律があります。忠誠、勇気、誠実」
「あなたは全てを持っています」
レオンは首を振った。
「いえ、私は今、規律を破ろうとしています」
セリーヌは不思議そうに彼を見た。
「どういうこと」
レオンは手すりを握った。
「騎士は、仕える主に対して、個人的な感情を抱いてはいけません」
セリーヌの心臓が跳ねた。
「レオン」
「ですが、私は」
レオンは苦しそうに言った。
「殿下に対して、忠誠以上の感情を抱いてしまいました」
沈黙。
月明かりが二人を照らす。
セリーヌは何と言えばいいかわからなかった。
「いつから」
「わかりません。気づいたら、そうなっていました」
レオンは顔を背けた。
「最初は、ただの忠誠だと思っていました。主を守りたいという騎士の務めだと。ですが、違いました」
「レオン」
「殿下が危険にさらされるたびに、心臓が止まりそうになります。殿下が悲しそうな顔をすると、私も苦しくなります。殿下の笑顔を見ると、生きる力が湧いてきます」
レオンは拳を握った。
「これは、忠誠ではありません。これは」
「愛、ね」
セリーヌが静かに言った。
レオンは頷いた。
「はい。恥ずかしながら」
セリーヌは複雑な気持ちだった。
嬉しい。
レオンは誠実で、強く、優しい。
彼の気持ちは、セリーヌにとって宝物だ。
だが、同時に困惑もあった。
今、恋愛をしている場合だろうか。
戦いの最中に。
命がけの戦いの。
「レオン、あなたの気持ちは嬉しい」
セリーヌは慎重に言葉を選んだ。
「でも」
「わかっています」
レオンは遮った。
「今は、そのような時ではありません。殿下は戦っておられる。私はそれを支えなければならない」
「レオン」
「だから、これは告白ではありません」
レオンはセリーヌを見た。
その目は真剣だった。
「これは、説明です。なぜ私が殿下のために命を賭けるのか。その理由の説明です」
「理由」
「はい。忠誠だけではありません。殿下を愛しているから、守りたいのです」
セリーヌは胸が熱くなった。
「でも、私は何も返せない」
「返してもらおうとは思っていません」
レオンは微笑んだ。
「ただ、知っていてほしかったのです。私の行動の理由を」
「レオン」
「そして、もう一つ」
レオンは真剣な顔に戻った。
「もし殿下が危険に陥ったら、私は命を捨てます。それは騎士の務めでもありますが、愛する者を守るためでもあります」
「そんなこと、させない」
セリーヌは強く言った。
「あなたには生きてほしい。私のためではなく、あなた自身のために」
「ありがとうございます」
レオンは一礼した。
「ですが、その時が来たら、私は迷いません」
沈黙が流れた。
風が吹く。
セリーヌは自分の気持ちを確かめた。
レオンに対して、何を感じている?
信頼。尊敬。感謝。
そして、もしかしたら。
愛?
わからない。
今は、考える余裕がない。
だが、一つだけ確かなことがある。
レオンは大切だ。
失いたくない。
「レオン、約束して」
「何をですか」
「死なないで」
セリーヌは真剣に言った。
「どんなことがあっても、生き延びて。私は、あなたを失いたくない」
レオンは驚いた顔をした。
「殿下」
「仲間として、友として、そして」
セリーヌは言葉を探した。
「もしかしたら、それ以上の何かとして。あなたは大切な人です」
レオンは目を見開いた。
「殿下、それは」
「今は答えられない」
セリーヌは首を振った。
「戦いが終わってから。全てが終わってから。その時、もう一度話しましょう」
レオンは長い間セリーヌを見ていた。
やがて、頷いた。
「わかりました。約束します」
「何を」
「死なないことを。そして、殿下が答えを出すまで、待つことを」
セリーヌは微笑んだ。
「ありがとう」
二人は再び王都を見た。
月明かりが町を照らしている。
平和な光景。
だが、その平和は脅かされている。
ロベルトの陰謀によって。
「レオン」
「はい」
「これから、もっと危険になります」
「覚悟しています」
「後悔しない?」
レオンは笑った。
「後悔など、するはずがありません」
彼は父の剣に手を置いた。
「私は、この剣を継いだ騎士です。そして、殿下を愛する男です。どちらの理由でも、殿下のために戦います」
セリーヌは涙が出そうになった。
だが、こらえた。
今は泣く時ではない。
「行きましょう。明日も早い」
「はい」
二人は塔を降りた。
廊下で別れる時、レオンが言った。
「殿下、今夜のことは」
「誰にも言わないわ」
「ありがとうございます」
レオンは去った。
セリーヌは自室に戻った。
ベッドに横になる。
レオンの言葉が頭の中で響く。
愛している。
その言葉の重さ。
セリーヌは自分の胸に手を当てた。
心臓が、いつもより速く打っている。
これは何?
恐怖?期待?
それとも、愛?
わからない。
だが、一つだけ確かなことがある。
レオンは特別だ。
他の誰とも違う。
戦いが終わったら、ゆっくり考えよう。
自分の気持ちを。
今は、戦うことに集中する。
セリーヌは目を閉じた。
今度は、すぐに眠りに落ちた。
夢の中で、レオンが笑っていた。
優しい笑顔。
その笑顔を守りたい。
セリーヌは、そう思った。
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