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第18章「民の声」
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朝、セリーヌは民衆服に着替えた。
華やかなドレスではなく、質素な布の服。
髪を下ろし、マントで顔を隠す。
「お嬢様、本当に行かれるのですか」
マリーが心配そうに言った。
「ええ。民の声を聞く必要があるの」
セリーヌは決意していた。
前の時間軸で、処刑の日に民衆は石を投げた。
なぜ?
セリーヌは民を大切にしてきたはずだった。
慈善活動もした。施しも与えた。
それなのに、なぜ裏切られた?
答えを知る必要がある。
そして、今度は同じ過ちを繰り返さない。
レオンが護衛として同行した。彼も民衆服を着ている。
三人は裏門から王宮を出た。
王都の市場へ向かう。
朝の市場は活気に満ちていた。
商人が品物を並べ、客が値段交渉をしている。
野菜、果物、魚、肉。
全てが並んでいる。
セリーヌは一軒の野菜売りに近づいた。
「これ、いくら」
「五銅貨だよ、お嬢さん」
老婆が笑顔で答えた。
セリーヌは野菜を買った。
「ありがとう。ところで、王宮のことを聞いてもいいかしら」
「王宮?何が知りたいんだい」
「王女セリーヌのこと」
老婆は顔をしかめた。
「ああ、あの方ね」
「評判は悪い?」
「いや、悪くはないよ。優しい方だって聞いてる。時々、慈善施設に来てくださるって」
「じゃあ、好かれてる?」
「まあね」
老婆は声を落とした。
「でも、ロベルト殿下の方が人気があるね」
セリーヌの心臓が跳ねた。
「なぜ?」
「殿下は税を下げてくださったんだ。去年、商人税が三割減った。みんな喜んでる」
税の減免。
セリーヌは知らなかった。
ロベルトが、そんなことをしていたとは。
「でも、その分、どこかで増税されてるんじゃない?」
「さあね。でも、私たちには関係ないよ。税が減ったんだから」
セリーヌは礼を言い、次の店へ向かった。
魚屋で、中年の男に話を聞いた。
「ロベルト殿下はね、時々市場に来るんだ」
「市場に?」
「ああ。護衛もあまり連れずに、気さくに話してくださる。民のことを気にかけてくださってるんだ」
セリーヌは驚いた。
ロベルトが、民衆に直接話しかける?
それは、計算された行動だろう。
人気を得るための。
だが、効果はあるようだ。
「王女殿下は?」
「殿下も悪い方じゃないけど、あまり見かけないね。王宮にいることが多いんだろう」
セリーヌは胸が痛んだ。
確かに、セリーヌは市場にあまり来なかった。
貴族や評議員との付き合いに時間を取られていた。
民衆との距離が、遠かった。
次に、貧民街を訪れた。
狭い路地。古びた家々。子どもたちが裸足で走り回っている。
一軒の家の前で、若い母親が赤ん坊を抱いていた。
「すみません、少しお話しできますか」
母親は警戒した目でセリーヌを見た。
「何か」
「王宮のことを聞きたいんです」
「王宮なんて、私たちには関係ないよ」
母親は冷たく言った。
「税は高いし、役人は横暴だし。王様が何をしてるのか知らないけど、私たちの生活は良くなってない」
「王女殿下は、慈善活動をしていると聞きましたが」
「ああ、時々食料を配ってくれるね」
母親は肩をすくめた。
「でも、それだけ。根本的には何も変わらない」
「何が必要ですか」
「仕事だよ」
母親は真剣な顔をした。
「施しじゃなくて、働ける場所。稼げる機会。それがあれば、自分たちで生きていける」
セリーヌは頷いた。
その通りだ。
慈善は一時的な救済でしかない。
本当に必要なのは、自立の機会。
「わかりました。ありがとう」
セリーヌは母親に銀貨を渡した。
「これで、何か買ってください」
母親は驚いて受け取った。
「こんな大金」
「お子さんのために」
セリーヌは去った。
次に、孤児院を訪れた。
古い建物。だが、清潔に保たれている。
中に入ると、シスターが出迎えた。
「いらっしゃいませ。寄付ですか」
「見学させていただきたいのですが」
「どうぞ」
シスターは案内してくれた。
大きな部屋に、二十人ほどの子どもたちがいた。
年齢は様々。幼児から十代まで。
皆、質素な服を着ている。
「ここには、親を亡くした子や、捨てられた子がいます」
シスターが説明した。
「王女セリーヌ殿下が、時々支援してくださいます」
「王女殿下のことを、子どもたちはどう思っていますか」
「慕っていますよ。殿下は優しい方です」
シスターは微笑んだ。
「ですが」
「ですが?」
「最近、ロベルト殿下も支援してくださるようになりました。しかも、セリーヌ殿下より多額の」
セリーヌは拳を握った。
ロベルトは、全ての場所で根回しをしている。
民衆の支持を得るために。
計算尽くされた行動。
「シスター、子どもたちに会ってもいいですか」
「もちろん」
セリーヌは子どもたちに近づいた。
一人の少女が、絵を描いていた。
「それ、何の絵?」
「お城だよ」
少女は笑顔で答えた。
「王女様のお城」
「王女様に会ったことある?」
「ううん。でも、いつか会いたいな」
「なぜ?」
「だって、王女様は優しいんでしょ。お母さんみたいな人なのかな」
セリーヌは胸が熱くなった。
この子たちは、セリーヌを信じている。
期待している。
裏切れない。
「きっと会えるわ」
セリーヌは少女の頭を撫でた。
「王女様は、あなたたちのことを大切に思っているはずよ」
少女は嬉しそうに笑った。
孤児院を出る時、セリーヌはシスターに尋ねた。
「シスター、もしロベルト殿下が王になったら、この国はどうなると思いますか」
シスターは考え込んだ。
「わかりません。ただ、殿下は力強い方です。国を強くしてくださるでしょう」
「でも、民は幸せになりますか」
シスターは答えなかった。
セリーヌは礼を言い、去った。
王宮への帰り道、馬車の中でレオンが言った。
「殿下、民の声を聞いて、どう思われましたか」
「ロベルトは賢いわ」
セリーヌは窓の外を見た。
「彼は民衆の支持を得るために、計算された行動をしている。税の減免、市場訪問、慈善活動。全て、人気取りのため」
「ですが、それは悪いことではないのでは」
「表面的には、ね」
セリーヌは振り返った。
「でも、その裏で何をしているか。毒を盛り、陰謀を企て、国を売ろうとしている」
「民は知りません」
「だから、教えなければならない」
セリーヌは決意を固めた。
「秋の式典で、全てを明らかにする。ロベルトの本当の顔を」
「ですが、民は殿下を支持するでしょうか」
「わからない」
セリーヌは正直に答えた。
「でも、やるしかない。真実を伝え、民に選んでもらう」
馬車が王宮に到着した。
セリーヌは自室に戻り、記録を更新した。
民衆の声。ロベルトの人気。自分の課題。
全てを記録する。
そして、計画を修正する。
民衆への働きかけが必要だ。
もっと市場に行く。
もっと貧民街を訪れる。
もっと子どもたちと触れ合う。
施しだけではなく、仕事の機会を作る。
根本的な支援を。
それが、民の心を掴む方法だ。
窓の外、夕日が沈み始めていた。
セリーヌは立ち上がった。
やるべきことは、山ほどある。
だが、一つずつ進む。
民の支持を得る。
証拠を守る。
味方を増やす。
そして、秋の決戦に備える。
セリーヌは、そのために全力を尽くす。
母の髪飾りを触る。
希望を捨てないで。
捨てていない。
民は、味方になる。
真実を知れば、セリーヌを支持する。
そう信じて、進む。
華やかなドレスではなく、質素な布の服。
髪を下ろし、マントで顔を隠す。
「お嬢様、本当に行かれるのですか」
マリーが心配そうに言った。
「ええ。民の声を聞く必要があるの」
セリーヌは決意していた。
前の時間軸で、処刑の日に民衆は石を投げた。
なぜ?
セリーヌは民を大切にしてきたはずだった。
慈善活動もした。施しも与えた。
それなのに、なぜ裏切られた?
答えを知る必要がある。
そして、今度は同じ過ちを繰り返さない。
レオンが護衛として同行した。彼も民衆服を着ている。
三人は裏門から王宮を出た。
王都の市場へ向かう。
朝の市場は活気に満ちていた。
商人が品物を並べ、客が値段交渉をしている。
野菜、果物、魚、肉。
全てが並んでいる。
セリーヌは一軒の野菜売りに近づいた。
「これ、いくら」
「五銅貨だよ、お嬢さん」
老婆が笑顔で答えた。
セリーヌは野菜を買った。
「ありがとう。ところで、王宮のことを聞いてもいいかしら」
「王宮?何が知りたいんだい」
「王女セリーヌのこと」
老婆は顔をしかめた。
「ああ、あの方ね」
「評判は悪い?」
「いや、悪くはないよ。優しい方だって聞いてる。時々、慈善施設に来てくださるって」
「じゃあ、好かれてる?」
「まあね」
老婆は声を落とした。
「でも、ロベルト殿下の方が人気があるね」
セリーヌの心臓が跳ねた。
「なぜ?」
「殿下は税を下げてくださったんだ。去年、商人税が三割減った。みんな喜んでる」
税の減免。
セリーヌは知らなかった。
ロベルトが、そんなことをしていたとは。
「でも、その分、どこかで増税されてるんじゃない?」
「さあね。でも、私たちには関係ないよ。税が減ったんだから」
セリーヌは礼を言い、次の店へ向かった。
魚屋で、中年の男に話を聞いた。
「ロベルト殿下はね、時々市場に来るんだ」
「市場に?」
「ああ。護衛もあまり連れずに、気さくに話してくださる。民のことを気にかけてくださってるんだ」
セリーヌは驚いた。
ロベルトが、民衆に直接話しかける?
それは、計算された行動だろう。
人気を得るための。
だが、効果はあるようだ。
「王女殿下は?」
「殿下も悪い方じゃないけど、あまり見かけないね。王宮にいることが多いんだろう」
セリーヌは胸が痛んだ。
確かに、セリーヌは市場にあまり来なかった。
貴族や評議員との付き合いに時間を取られていた。
民衆との距離が、遠かった。
次に、貧民街を訪れた。
狭い路地。古びた家々。子どもたちが裸足で走り回っている。
一軒の家の前で、若い母親が赤ん坊を抱いていた。
「すみません、少しお話しできますか」
母親は警戒した目でセリーヌを見た。
「何か」
「王宮のことを聞きたいんです」
「王宮なんて、私たちには関係ないよ」
母親は冷たく言った。
「税は高いし、役人は横暴だし。王様が何をしてるのか知らないけど、私たちの生活は良くなってない」
「王女殿下は、慈善活動をしていると聞きましたが」
「ああ、時々食料を配ってくれるね」
母親は肩をすくめた。
「でも、それだけ。根本的には何も変わらない」
「何が必要ですか」
「仕事だよ」
母親は真剣な顔をした。
「施しじゃなくて、働ける場所。稼げる機会。それがあれば、自分たちで生きていける」
セリーヌは頷いた。
その通りだ。
慈善は一時的な救済でしかない。
本当に必要なのは、自立の機会。
「わかりました。ありがとう」
セリーヌは母親に銀貨を渡した。
「これで、何か買ってください」
母親は驚いて受け取った。
「こんな大金」
「お子さんのために」
セリーヌは去った。
次に、孤児院を訪れた。
古い建物。だが、清潔に保たれている。
中に入ると、シスターが出迎えた。
「いらっしゃいませ。寄付ですか」
「見学させていただきたいのですが」
「どうぞ」
シスターは案内してくれた。
大きな部屋に、二十人ほどの子どもたちがいた。
年齢は様々。幼児から十代まで。
皆、質素な服を着ている。
「ここには、親を亡くした子や、捨てられた子がいます」
シスターが説明した。
「王女セリーヌ殿下が、時々支援してくださいます」
「王女殿下のことを、子どもたちはどう思っていますか」
「慕っていますよ。殿下は優しい方です」
シスターは微笑んだ。
「ですが」
「ですが?」
「最近、ロベルト殿下も支援してくださるようになりました。しかも、セリーヌ殿下より多額の」
セリーヌは拳を握った。
ロベルトは、全ての場所で根回しをしている。
民衆の支持を得るために。
計算尽くされた行動。
「シスター、子どもたちに会ってもいいですか」
「もちろん」
セリーヌは子どもたちに近づいた。
一人の少女が、絵を描いていた。
「それ、何の絵?」
「お城だよ」
少女は笑顔で答えた。
「王女様のお城」
「王女様に会ったことある?」
「ううん。でも、いつか会いたいな」
「なぜ?」
「だって、王女様は優しいんでしょ。お母さんみたいな人なのかな」
セリーヌは胸が熱くなった。
この子たちは、セリーヌを信じている。
期待している。
裏切れない。
「きっと会えるわ」
セリーヌは少女の頭を撫でた。
「王女様は、あなたたちのことを大切に思っているはずよ」
少女は嬉しそうに笑った。
孤児院を出る時、セリーヌはシスターに尋ねた。
「シスター、もしロベルト殿下が王になったら、この国はどうなると思いますか」
シスターは考え込んだ。
「わかりません。ただ、殿下は力強い方です。国を強くしてくださるでしょう」
「でも、民は幸せになりますか」
シスターは答えなかった。
セリーヌは礼を言い、去った。
王宮への帰り道、馬車の中でレオンが言った。
「殿下、民の声を聞いて、どう思われましたか」
「ロベルトは賢いわ」
セリーヌは窓の外を見た。
「彼は民衆の支持を得るために、計算された行動をしている。税の減免、市場訪問、慈善活動。全て、人気取りのため」
「ですが、それは悪いことではないのでは」
「表面的には、ね」
セリーヌは振り返った。
「でも、その裏で何をしているか。毒を盛り、陰謀を企て、国を売ろうとしている」
「民は知りません」
「だから、教えなければならない」
セリーヌは決意を固めた。
「秋の式典で、全てを明らかにする。ロベルトの本当の顔を」
「ですが、民は殿下を支持するでしょうか」
「わからない」
セリーヌは正直に答えた。
「でも、やるしかない。真実を伝え、民に選んでもらう」
馬車が王宮に到着した。
セリーヌは自室に戻り、記録を更新した。
民衆の声。ロベルトの人気。自分の課題。
全てを記録する。
そして、計画を修正する。
民衆への働きかけが必要だ。
もっと市場に行く。
もっと貧民街を訪れる。
もっと子どもたちと触れ合う。
施しだけではなく、仕事の機会を作る。
根本的な支援を。
それが、民の心を掴む方法だ。
窓の外、夕日が沈み始めていた。
セリーヌは立ち上がった。
やるべきことは、山ほどある。
だが、一つずつ進む。
民の支持を得る。
証拠を守る。
味方を増やす。
そして、秋の決戦に備える。
セリーヌは、そのために全力を尽くす。
母の髪飾りを触る。
希望を捨てないで。
捨てていない。
民は、味方になる。
真実を知れば、セリーヌを支持する。
そう信じて、進む。
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