たとえ番でないとしても

「ディアナ王女、私が君を愛することはない。私の番は彼女、サギニなのだから」
「違います!」

私は叫ばずにはいられませんでした。

「その方ではありません! 竜王ニコラオス陛下の番は私です!」

──番だと叫ぶ言葉を聞いてもらえなかった花嫁の話です。

※1/4、短編→長編に変更しました。
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