尽くしてきた婚約者に裏切られたので、婚約を解消しました〜彼が愛に気づいたのは、すべてを失ったあとでした〜
これは二度目の『結婚式キャンセル』の時に言われた言葉。
四年間、愛する婚約者ディートリッヒのため尽くし続けてきたイリス。
だがディートリッヒは、イリスの献身を当然のものとし、やがて初恋の令嬢エレノアを優先するようになる。
裏切り、誤解、そして理不尽な糾弾。
心も身体も限界を迎えた夜、イリスは静かに決意した。
──もう、終わらせよう。
ディートリッヒが「脅しのつもり」で差し出した婚約解消の書類を、イリスは本当に提出してしまう。
すべてを失ってから、ようやく自分の愛に気づいたディートリッヒ。
しかしもう、イリスは振り返らない。
まだ完結まで執筆が終わっていません。
20話以降は不定期更新になります。
設定はゆるいです。
【妄想?劇場〜七話】
「クビだ」
ディードリッヒが来たその日、支配人だった老人はホテルを追い出された。
領内のとはいえ、信用によってテッペンにのし上がった。
その領地ではあり得たことは無いが、他領であれば王族が宿泊する事も。
王都のとあるホテルは、例え王太子が相手でも顧客情報を漏らさない、その信用度でテッペンにのし上がった。
相手が伯爵、領主とは言え、スタッフが宿泊顧客の情報を漏らした事が広まれば、どれだけの客離れになるかも分からない。
しかも客の許可も捜査令状もなしに、鍵を開けようとした。
オーナーは最悪のケース、営業停止を避けるために動くこととなった。
伯爵家に援助できるほどの父の男爵は商人なのかな?
財閥総帥の可能性が出てきました。
政略結婚というなら男爵家側にも利がないと、契約破棄の要素になり得ますね。
法でできるか契約条項に盛り込むか?そこは分かりませんが、父親側から契約解除が出来そう。
父親はこの婚約に賛成はしていないと思う。
娘はのぼせて貢いでいるだけと思ってるだろうから…
公爵家の方に父親が手を回していても、別段驚きませんね。
【妄想劇場】
ディードリッヒはまだ知らない。
資金援助にも税金が発生する事を。
イリスが婚約者であり、いずれ結婚するものとして、夫婦間での資金のやり取りと見られていたに過ぎない。
三度目の結婚延期で、税務署が動きだしていた。
ディードリッヒはまだ知らない。
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