ハーレムエンドを目の当たりにした公爵令嬢

「レンニアーネ。公爵家の令嬢、その家格だけで選ばれた君との婚約を破棄する」

この国の王太子殿下が、側近を侍らせて婚約者に告げた。
妃教育のために登城したレンニアーネの帰宅時にわざわざ彼の執務室に呼びつけられて。

王太子の側に見慣れぬ令嬢もいた。

レンニアーネの記憶にないと言うことは、伯爵家以下の令嬢なのだろう。

意味有りげに微笑む彼女に、レンニアーネは憐れみを見せた。



※BL要素を含みます。
※タイトル変更します。旧題【ハーレムエンドが幸せな結末であるとは限らない】
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