王弟が愛した娘 —音に響く運命—

弟を探す旅の途中、身分を隠して村で薬師として生きていたセラは、
ハープの音に宿る才を、名も知らぬ貴族の青年――王弟レオに見初められる。

互いの立場を知らぬまま距離を縮めていく二人。
だが、ある事件をきっかけに、セラは彼の屋敷で侍女として働くことになり、
知らず知らずのうちに国を巻き込む陰謀へと引き寄せられていく。

人の生まれは変えられない。
それでも、何を望み、何を選ぶのかは、自分で決められる。

セラが守ろうとするものは、弟か、才か、それとも――


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