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59 苦しむラフィリアとカシュールさんに、今自分のすべき事、やるべき事をする。
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「あたし聞いたからね? アンタがこの家の借金全部払ったって! 何よ、金持ってるんなら寄付してサッサと去れば良かったじゃない! こんなの家の乗っ取りよ!!」
「ええええ!?」
「怪しいと思ったのよね! この家乗っ取り女! さっさと出ていけ!!」
そういってドンッと突き飛ばされた瞬間私はガッシリとした胸の中に何故かいて、パアアアアン!! という強い音と共にラフィリアちゃんが吹き飛ぶのを見た。
思わず呆然としていると、私を抱き留めたのはエンジュさんで、ラフィリアちゃんを叩いたのもエンジュさんだと気が付いた瞬間。
「そこまで言うならお前が出ていけ!!」
と、今まで聞いたことのない怒声で叫んだエンジュさんがいた――。
ラフィリアちゃんは呆然と鼻血と口から血を流して固まっていて、余りにもギュウッと抱きしめられた私は身動きが取れない。
「お前は何を知ってる。何を聞いただけで全てを判断している。ふざけるな!!」
「っ!」
「確かに我が家の借金をユリが肩代わりしたさ。それも俺の作った借金をな! その上食うに困っていた俺達に当たり前の食事を準備してくれて、仕事だって補助してくれて、彼女自身だって週にどこかしこのギルドに行って仕事をしている。店の商品も殆どユリの考えた物ばかりだ! センジュが特許を取れたのも、王家御用達になれたのも、魔物討伐隊御用達になれたのも、ユリのアイディアがあってこそだ! その上で工場を構える事も出来た。更にユリの働きで俺達が困っていた所に新しく取引が出来るようになってきた。それをお前は……恥を知れ馬鹿者!!」
「な……なによ。だって……だってそれじゃエンジュお兄ちゃんたちがまるで駄目だったみたいじゃない……」
「駄目だったんだよ実際……。それでもユリに恩返しがしたくて頑張ったし、そのお陰でスキルだって上達して今がある。お前は何だ? 精神が安定しない? だったらどうした、鍛えればいいだけだろ。お前こそ甘えてるんだよ。甘えてずっぷり甘え腐ってその状態だ。悪いが家に置いておけない。直ぐ出ていけ」
そう静かに口にしたエンジュさんにお父様は溜息を吐き、カシュールさんは目を閉じてから大きく深呼吸し、ラフィリアちゃんに「回復アイテムだ、飲め」と【破損部位修復ポーション】を飲ませた。
初めて見る薬だった故に何も考えず飲み干したラフィリアちゃんの身体からはキラキラとした光が一気に溢れ出ては天井へと消えて行き、目を回した彼女はそのまま倒れて眠ってしまった。
「ラフィリア!?」
「安心せい、回復中じゃ」
「回復……中?」
「ラフィリアはな、心が砕けておったのじゃろう? それを今一気に回復しているのじゃよ。心のひび割れを綺麗に治すのには時間が掛かろう。それを一気に回復させるのが、お主が飲ませたアイテムの効果でもある。これからは治してはヒビが入り、治してはヒビが入りを繰り返すじゃろう。完治するのにはユリの【破損部位修復ポーション】を飲ませ続けるしかない。乗り越えて欲しいのならばな? その姿を見るのが辛いというのなら、ユリが言った通り【忘れじの薬】を飲ませるしかないのじゃよ」
「………」
「どちらもお主では手の出ぬ薬じゃろうて。それをユリはお主の娘、自分を害した娘の為に今後も作るじゃろうよ。その優しさに、そ奴め、何時気付くかのう?」
そうため息交じりに口にしたお爺ちゃんに、カシュールさんは涙をポロポロと零し、嗚咽を零した。
誰が悪い訳でもない。
ラフィリアちゃんだって好きであんな性格になった訳ではない。
それでも、立ち向かって治れるかどうかは五分五分かもしれないし、無理かもしれないけれど……祈る形でラフィリアちゃんを見つめた。
その夜はカシュールさんもラフィリアちゃんも姿を見せず、隣の家に閉じ籠っているようだった。
エンジュさんも元気がなく、何と声を掛けたらいいのやら……。
「エンジュさん気にしないで、私は傷ついてはいないわ」
「ユリ……」
「でも庇ってくれてありがとう。でもラフィリアちゃんとカシュールさんも心配ね。お握りくらいは持って行った方が良いかしら」
「「ユリ」」
「姉上」
「姉様は人が良すぎます。あのような真似をされたのにまだ許せるのですか?」
「だって、今のラフィリアちゃんは、本来のラフィリアちゃんではないのでしょう?」
「そうは言いますが!」
「きっと一番辛いのはラフィリアちゃんとカシュールさんだと思うの。私は治せるアイテムを作れるというのなら作り続けるし、渡し続けると思うわ。心の傷って目に見えない分、どれだけ深くてどれだけ広がっているのか見えないのよ。だからこそ治しにくいの」
「「「「……」」」」
「治してあげられるアイテムを作れるのが私なら作るわよ。何時か笑って『ユリお姉ちゃん』って呼んで貰えたら、それで全部終わりでいいのよ」
そう言ってエンジュさんの背中をポンと叩くと、いきなりギュッと抱きしめられた。
何度も「すまない」と口にして。
「こういう時は、謝罪の言葉よりは、感謝の言葉の方が嬉しいって事は覚えておくといいわ?」
「――ありがとうユリ!」
「どういたしまして! 後でお米炊いてくれる? お握り持って行ってあげましょうよ」
「俺も作ります」
「そうね、腹が減ってはっていうものね!」
こうして食事を終えた後、空いていた土鍋でご飯を炊いて貰い、その間に色々ふりかけを出してお握りを作る準備をする。
お茶も新しく沸かしていると、カシュールさんが頭を下げてやって来た。
どうやらラフィリアちゃんはグッスリ眠っているらしい。
「本当に、うちのバカ娘がとんでもない事を……」
「それについては、謝罪はもういらんとの事だ」
「……」
「その代わり、治るまで薬を作り続ける。それがユリの選んだ道だ」
「ユリが?」
その言葉に振り返ってニッコリ笑い頷くと、胸にトントンと手を当てるとカシュールさんは涙を零しながら「ありがとう」と口にしてくれた。
そうよ、親だって苦しんだのよ。誰もラフィリアちゃんだけが苦しんでるとは思っていないわ。
傷つけられて壊れたら、支える家族だって辛いのよ……。
小さく溜息を吐き、ラフィリアちゃんが止まらず相手を攻撃したのも、致し方ない事だと思う。
傷つけた代償としては安いものだと思うわ。
相手はずっと刃物を持って傷つけて来てたんだもの。
それなら、一生残る傷を負わせるのだって、私は許せてしまう。
聖女なんて嘘っぱちね。
「ユリ、お米が炊けたぞ」
「後は蒸らし時間が必要ね」
「もしや、お米を炊いているのかい?」
「ええ、カシュールさんとラフィリアちゃん何も食べれていないでしょう? お握りだけでもと思って作っている所なの」
「本当に色々すまない」
「気にしないで下さい。腹が減っては戦は出来ませんからね」
「心も中々治らんわな」
「オイシイ オニギリダヨ~」
そう言って蒸らし時間が終わると蓋を開けて中を解し、握りやすいようにラップを広げて置いてそこにご飯を乗せて冷ましていく。
梅干し入りのお握りに鮭のほぐし身の入ったのも用意する事にしていたので、鮭もシッカリ焼けている。
骨は暇な時間に取って置いた。
団扇で仰いで握りやすくなった所で、私とセンジュ君でお握りを握って行く。
ふりかけも準備していたので、ゆかりやワカメなども色々作ってお握りパーティーみたいだ。
握っては皿に乗せて握っては更に乗せて。山盛りのお握りが出来上がると幾つかのお握りをお皿にとりわけ、そっちはテーブルに。
「カシュールさんも食べないとこれから負けますよ!」
「あ、ああ」
「娘さんを支えられるのはお父さんである貴方しかいないんです! シッカリ食べて腹ごしらえはしておいてください」
「わ、分かった!」
「あと、こちらは後でお部屋にお持ち帰り下さい。アイテムボックスには入ると思いますので」
「ああ、沢山のお握りとお茶か」
「明日からまた仕事が忙しいので朝食後は会えませんが、帰宅したらどうだったのか教えて下さい」
「分かった」
「それから、先ほど渡した【破損部位修復ポーション】は一日に三本までなら大丈夫なポーションですので、出来れば朝昼晩飲ませてあげて下さいね」
「出来るだけやってみよう」
「はい!」
こうして洗い物を済ませてから私とエンジュさんとドマは一緒に左の家に戻り、お風呂に入ったり各自しながら一日を終えたのだった。
翌朝――やはりラフィリアちゃんは来なかった。
眠っているのかどうかも分からないが、カシュールさんに見送られ仕事へと向かった。
今日は朝から商談だ!
気合を入れて馬車に揺られて行く際中、お父様からお声を掛けられた。
「握り飯、うまかったと伝えてくれとの事だ」
「誰がです?」
「ラフィリアが」
「そうですか……。出来る限りサポートしますとお伝えくださいね」
「ああ、我が家の事に巻き込んですまんな」
「あらお父様、私この家の嫁ですよ?」
「ははは! そうだったな!」
そう告げるとエンジュさんもセンジュくんも笑顔になれた。
よし、これでいい!
悪い空気は外に出して、良い空気で一日を始めましょう!!
何と言っても今日は負けられない商談日ですからね!!
――勝ちに行きますよ!!
「ええええ!?」
「怪しいと思ったのよね! この家乗っ取り女! さっさと出ていけ!!」
そういってドンッと突き飛ばされた瞬間私はガッシリとした胸の中に何故かいて、パアアアアン!! という強い音と共にラフィリアちゃんが吹き飛ぶのを見た。
思わず呆然としていると、私を抱き留めたのはエンジュさんで、ラフィリアちゃんを叩いたのもエンジュさんだと気が付いた瞬間。
「そこまで言うならお前が出ていけ!!」
と、今まで聞いたことのない怒声で叫んだエンジュさんがいた――。
ラフィリアちゃんは呆然と鼻血と口から血を流して固まっていて、余りにもギュウッと抱きしめられた私は身動きが取れない。
「お前は何を知ってる。何を聞いただけで全てを判断している。ふざけるな!!」
「っ!」
「確かに我が家の借金をユリが肩代わりしたさ。それも俺の作った借金をな! その上食うに困っていた俺達に当たり前の食事を準備してくれて、仕事だって補助してくれて、彼女自身だって週にどこかしこのギルドに行って仕事をしている。店の商品も殆どユリの考えた物ばかりだ! センジュが特許を取れたのも、王家御用達になれたのも、魔物討伐隊御用達になれたのも、ユリのアイディアがあってこそだ! その上で工場を構える事も出来た。更にユリの働きで俺達が困っていた所に新しく取引が出来るようになってきた。それをお前は……恥を知れ馬鹿者!!」
「な……なによ。だって……だってそれじゃエンジュお兄ちゃんたちがまるで駄目だったみたいじゃない……」
「駄目だったんだよ実際……。それでもユリに恩返しがしたくて頑張ったし、そのお陰でスキルだって上達して今がある。お前は何だ? 精神が安定しない? だったらどうした、鍛えればいいだけだろ。お前こそ甘えてるんだよ。甘えてずっぷり甘え腐ってその状態だ。悪いが家に置いておけない。直ぐ出ていけ」
そう静かに口にしたエンジュさんにお父様は溜息を吐き、カシュールさんは目を閉じてから大きく深呼吸し、ラフィリアちゃんに「回復アイテムだ、飲め」と【破損部位修復ポーション】を飲ませた。
初めて見る薬だった故に何も考えず飲み干したラフィリアちゃんの身体からはキラキラとした光が一気に溢れ出ては天井へと消えて行き、目を回した彼女はそのまま倒れて眠ってしまった。
「ラフィリア!?」
「安心せい、回復中じゃ」
「回復……中?」
「ラフィリアはな、心が砕けておったのじゃろう? それを今一気に回復しているのじゃよ。心のひび割れを綺麗に治すのには時間が掛かろう。それを一気に回復させるのが、お主が飲ませたアイテムの効果でもある。これからは治してはヒビが入り、治してはヒビが入りを繰り返すじゃろう。完治するのにはユリの【破損部位修復ポーション】を飲ませ続けるしかない。乗り越えて欲しいのならばな? その姿を見るのが辛いというのなら、ユリが言った通り【忘れじの薬】を飲ませるしかないのじゃよ」
「………」
「どちらもお主では手の出ぬ薬じゃろうて。それをユリはお主の娘、自分を害した娘の為に今後も作るじゃろうよ。その優しさに、そ奴め、何時気付くかのう?」
そうため息交じりに口にしたお爺ちゃんに、カシュールさんは涙をポロポロと零し、嗚咽を零した。
誰が悪い訳でもない。
ラフィリアちゃんだって好きであんな性格になった訳ではない。
それでも、立ち向かって治れるかどうかは五分五分かもしれないし、無理かもしれないけれど……祈る形でラフィリアちゃんを見つめた。
その夜はカシュールさんもラフィリアちゃんも姿を見せず、隣の家に閉じ籠っているようだった。
エンジュさんも元気がなく、何と声を掛けたらいいのやら……。
「エンジュさん気にしないで、私は傷ついてはいないわ」
「ユリ……」
「でも庇ってくれてありがとう。でもラフィリアちゃんとカシュールさんも心配ね。お握りくらいは持って行った方が良いかしら」
「「ユリ」」
「姉上」
「姉様は人が良すぎます。あのような真似をされたのにまだ許せるのですか?」
「だって、今のラフィリアちゃんは、本来のラフィリアちゃんではないのでしょう?」
「そうは言いますが!」
「きっと一番辛いのはラフィリアちゃんとカシュールさんだと思うの。私は治せるアイテムを作れるというのなら作り続けるし、渡し続けると思うわ。心の傷って目に見えない分、どれだけ深くてどれだけ広がっているのか見えないのよ。だからこそ治しにくいの」
「「「「……」」」」
「治してあげられるアイテムを作れるのが私なら作るわよ。何時か笑って『ユリお姉ちゃん』って呼んで貰えたら、それで全部終わりでいいのよ」
そう言ってエンジュさんの背中をポンと叩くと、いきなりギュッと抱きしめられた。
何度も「すまない」と口にして。
「こういう時は、謝罪の言葉よりは、感謝の言葉の方が嬉しいって事は覚えておくといいわ?」
「――ありがとうユリ!」
「どういたしまして! 後でお米炊いてくれる? お握り持って行ってあげましょうよ」
「俺も作ります」
「そうね、腹が減ってはっていうものね!」
こうして食事を終えた後、空いていた土鍋でご飯を炊いて貰い、その間に色々ふりかけを出してお握りを作る準備をする。
お茶も新しく沸かしていると、カシュールさんが頭を下げてやって来た。
どうやらラフィリアちゃんはグッスリ眠っているらしい。
「本当に、うちのバカ娘がとんでもない事を……」
「それについては、謝罪はもういらんとの事だ」
「……」
「その代わり、治るまで薬を作り続ける。それがユリの選んだ道だ」
「ユリが?」
その言葉に振り返ってニッコリ笑い頷くと、胸にトントンと手を当てるとカシュールさんは涙を零しながら「ありがとう」と口にしてくれた。
そうよ、親だって苦しんだのよ。誰もラフィリアちゃんだけが苦しんでるとは思っていないわ。
傷つけられて壊れたら、支える家族だって辛いのよ……。
小さく溜息を吐き、ラフィリアちゃんが止まらず相手を攻撃したのも、致し方ない事だと思う。
傷つけた代償としては安いものだと思うわ。
相手はずっと刃物を持って傷つけて来てたんだもの。
それなら、一生残る傷を負わせるのだって、私は許せてしまう。
聖女なんて嘘っぱちね。
「ユリ、お米が炊けたぞ」
「後は蒸らし時間が必要ね」
「もしや、お米を炊いているのかい?」
「ええ、カシュールさんとラフィリアちゃん何も食べれていないでしょう? お握りだけでもと思って作っている所なの」
「本当に色々すまない」
「気にしないで下さい。腹が減っては戦は出来ませんからね」
「心も中々治らんわな」
「オイシイ オニギリダヨ~」
そう言って蒸らし時間が終わると蓋を開けて中を解し、握りやすいようにラップを広げて置いてそこにご飯を乗せて冷ましていく。
梅干し入りのお握りに鮭のほぐし身の入ったのも用意する事にしていたので、鮭もシッカリ焼けている。
骨は暇な時間に取って置いた。
団扇で仰いで握りやすくなった所で、私とセンジュ君でお握りを握って行く。
ふりかけも準備していたので、ゆかりやワカメなども色々作ってお握りパーティーみたいだ。
握っては皿に乗せて握っては更に乗せて。山盛りのお握りが出来上がると幾つかのお握りをお皿にとりわけ、そっちはテーブルに。
「カシュールさんも食べないとこれから負けますよ!」
「あ、ああ」
「娘さんを支えられるのはお父さんである貴方しかいないんです! シッカリ食べて腹ごしらえはしておいてください」
「わ、分かった!」
「あと、こちらは後でお部屋にお持ち帰り下さい。アイテムボックスには入ると思いますので」
「ああ、沢山のお握りとお茶か」
「明日からまた仕事が忙しいので朝食後は会えませんが、帰宅したらどうだったのか教えて下さい」
「分かった」
「それから、先ほど渡した【破損部位修復ポーション】は一日に三本までなら大丈夫なポーションですので、出来れば朝昼晩飲ませてあげて下さいね」
「出来るだけやってみよう」
「はい!」
こうして洗い物を済ませてから私とエンジュさんとドマは一緒に左の家に戻り、お風呂に入ったり各自しながら一日を終えたのだった。
翌朝――やはりラフィリアちゃんは来なかった。
眠っているのかどうかも分からないが、カシュールさんに見送られ仕事へと向かった。
今日は朝から商談だ!
気合を入れて馬車に揺られて行く際中、お父様からお声を掛けられた。
「握り飯、うまかったと伝えてくれとの事だ」
「誰がです?」
「ラフィリアが」
「そうですか……。出来る限りサポートしますとお伝えくださいね」
「ああ、我が家の事に巻き込んですまんな」
「あらお父様、私この家の嫁ですよ?」
「ははは! そうだったな!」
そう告げるとエンジュさんもセンジュくんも笑顔になれた。
よし、これでいい!
悪い空気は外に出して、良い空気で一日を始めましょう!!
何と言っても今日は負けられない商談日ですからね!!
――勝ちに行きますよ!!
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