64 / 81
第5章:羽化
64.
しおりを挟む
うーん、朝日が眩しい。
――はっ! あれ?! ここどこ?!
慌てて起き上がり、辺りを見回す――自分の、部屋?
服は……ケープだけ脱いでるけど、昨日のまんまか。
どさり、とベッドに横になって、ゆっくりと記憶をたどっていく。
えーと、酒場で食べながら飲んで、楽しくてついついシードルを飲み過ぎて……酔い潰れたのか。
初デートで酔い潰れるとか、さすがにそれはどうなんだろう。軽い自己嫌悪だ。
ぼんやりと昨日のことを思い出していた。
朝の待ち合わせ、初めて見る歌劇場、それに舞台、そして――殿下の言葉。
その後は、第一図書館に行って、酒場に行って、酔い潰れた。
……おおむね、デートらしいことはできたのかなぁ。よくわからない。
サブリナさんは『一緒に居て楽しい相手か、きちんと見極めろ』って言ってたっけ。
私は、楽しかった? フランツさんは楽しめた? ……どうなんだろう。
……お腹減ったな。時計を見る――朝の八時をだいぶ過ぎてる。
台所に行ってみるか。
私はゆっくり起き上がって、ガウンを身にまとうと台所を目指して歩きだした。
****
台所では、お爺ちゃんとアイリスが並んで料理をしているところだった。
相変わらず新婚夫婦の空気だなぁ、この二人。なんでそう思うんだろう?
お爺ちゃんが私の気配に気づいたのか、こちらに振り向いて笑顔を向けてくる。
「おぅ、起きたか。少し待ってろ、お前の飯を温めてやる」
「うん、ありがとう」
私は先に洗面台で顔を洗って、再び台所に戻ってくる――パンが焼ける、いい匂いが漂っていた。
お爺ちゃんがアイリスに「少し一人で作業を続けててくれ」と言って、手早く一人分の食事をワゴンに乗せ、私の方に歩いてきた。
「部屋まで持って行ってやる」
「いや、ワゴンくらい一人で運べるよ」
「聞きてぇことがあるんじゃねぇのか?」
――なんで、それを。
私がおずおずと頷くと、お爺ちゃんは明るく微笑んで私の頭を撫でてきた。
そのままお爺ちゃんと一緒に、私は二階の部屋を目指して歩きだした。
「ねぇお爺ちゃん。やっぱりお爺ちゃんって、王様なの?」
「なんでぇ、藪から棒に」
私は温められたパンを割き、バターを塗りこんでから一口かじりついた。
「……だって、エテルナ王族で生き残ってるの、お爺ちゃんと私だけで、男性はお爺ちゃんだけでしょ?」
「まぁそうだな。女は王位継承権を基本的に持てねぇ。
そういう意味では俺がエテルナ王ってなるのも仕方ねぇかもしれねぇな」
私は根菜のスープを一口飲んで――あ、これはアイリスの味付けだな。
「それでさ、もし私たちがエテルナ王家の生き残りって公表されたら、どうする?」
お爺ちゃんが眉をひそめて私を見た。
「なんでフランツの野郎とデートして、そんな発想になりやがる。
俺たちは平民、俺は農夫でお前は司書。
それでいいじゃねぇか。公表する必要なんかねぇだろう」
「そう、だよねぇ……あっ! フランツさんはどうなったのかな」
お爺ちゃんがニヤリと笑った。
「あいつか? お前を抱えて連れ帰ってきたから、とっとと追い返したぞ」
あちゃ~、これは明日、謝らないとだなぁ。
うつむきながらパンに齧りついてると、お爺ちゃんが声をかけてくる。
「それで昨日、何があった?」
……殿下との話は、まだ知られちゃいけない気がする。
「んー、歌劇を見たあと、図書館に行って、最後に酒場で軽く食事をしただけだよ」
「それでお前がエテルナ王族を意識する訳がねぇだろうが」
「歌劇の内容が、攻め滅ぼされる王国の王女と攻め滅ぼす騎士の恋愛譚だったんだよ。
それでなんとなく、ヒロインの王女と自分が似てるなーって思って」
お爺ちゃんが小さく息をついた。
「まー確かに、ヴィルマは亡国の王女と言えなくもねぇがな。何を思ったんだ?」
「……自分はどういう人生を歩むのかなぁ、とか」
「司書として生きるんじゃねーのか? 結婚するかどうかはわからねぇが、司書は続けていくんだろう?」
「そのつもりだけど……今って、グリュンフェルト王国が攻め込まれてるらしいんだ。
だからもう、私たちを付け狙う人たちが居ないんだって」
お爺ちゃんの視線が鋭くなった。
「……それは本当か?」
「わかんない。けどそうらしいって聞いた。
だったら私たちがエテルナ王家の生き残りって公表することも、あるのかなぁとか」
「誰から聞いた情報だ?」
「……アルフレッド殿下」
お爺ちゃんが背もたれに体重を預け、大きくため息をついた。
「なるほどな。お前の力を、今度はこの国が狙ってきたのか」
「――なんでそんなことがわかるの?!」
お爺ちゃんがニヤリと笑った。
「お前がチョロ過ぎるんだよ。そんなほいほいと情報を口にするんじゃねぇ」
うわぁ私、余計なことをしゃべっちゃった?!
どうしよう、これでお爺ちゃんが『じゃあ身を隠すか』とか言ったら、司書の仕事続けられなくなっちゃう!
私がわたわたと手を動かして、なんとかお爺ちゃんに思いとどまってもらおうと言葉を探していると、お爺ちゃんが「ケッ!」と口にした。
「心配すんじゃねぇ。まだお前を連れて逃げようとは思っちゃいねぇよ。
たとえ、この国の軍隊に囲まれようが、お前を連れて姿をくらますなんざ朝飯前だ。
お前は司書を続けてぇんだろう? ならギリギリまでは待ってやる」
そうなのか。お爺ちゃんって凄いんだな。
私が肩を落としてスープを飲んでいると、お爺ちゃんが落ち着いた声で告げる。
「それで、何を要求された? 妃になれってか?」
「……うん。エミリアさんじゃなく私を正妃にして、ゆくゆくは王妃になれって」
「お前はどうしたい?」
「嫌に決まってるじゃん。でも殿下は『これは命令じゃなくお願いだ』って言ってたし、応じる必要はないと思う」
「だが俺たちが王族だって話は公表する方向で動いてる――そういうことか?」
「……わかんない。でもなんとなく、そんな気がする」
ふぅ、とお爺ちゃんが息をついて椅子から立ち上がった。
「わかった、ちっと留守にする。お前は気を付けて留守番してろ」
「どこに行くの?」
お爺ちゃんが悪人みたいな微笑みで応える。
「なに、野暮用だ。飯の後片付けはアイリスに頼んでくる。
お前はゆっくり飯を食ってろ」
そういったお爺ちゃんは、私に背中を向けて、部屋から出て行った。
****
クラールルフト国王は朝食を終え、家族とサロンで朝の団欒を過ごしたあと、リビングに向かって一人で廊下を歩いて居た。
リビングに入りソファに腰を下ろすと侍女たちが紅茶を給仕し、下がっていく。
そのまま国王はこれからのことを考えながら、紅茶の匂いを鼻に届けていた。
エテルナ王家の末裔、その王女にあたる少女をどう王家に取り込んでいくか。
実績もあり、その能力に疑いはない。
王族の末裔で魔力は特等級。王妃とするのに充分に過ぎる。
その類稀なる魔導の素質を王家に取り込めれば、この国の力は周辺国を遥かに――
「おぅ、邪魔してるぜ」
その声に驚いた国王が顔を上げると、正面のソファに見知った男の姿――ラーズが座っていた。
「……馬鹿な、今までそこには誰も居なかったはず」
ラーズがニヤリと悪人の笑顔で微笑む。
「大したことじゃねぇ。姿を隠してただけだ」
国王が周囲を見渡しても、侍女たちはこちらに気付く様子がない。
外の衛兵たちも、静かなものだ。
困惑する国王に対し、ラーズが鋭く告げる。
「人払いをしな。王同士、腹を割って話をしようじゃねぇか」
ラーズの眼差しには、有無を言わさぬ力強さがあった。
殺気すら感じそうな鋭い眼光が国王を射抜いている。
今、自分は命を賭す必要がある、そう思えた。
覚悟を決めた国王が口を開く。
「人払いを」
突然の命令に戸惑う侍女たちは、静かに言われた通り、部屋から出て行った。
扉が閉められ二人きりになった部屋の中で、ラーズに対し国王が告げる。
「あなたが尋常ではない魔導士だとヴォルフガングから聞いてはいたが、よもやこれほどの腕とはな」
王宮の警備を潜り抜け、誰にも知られずこの部屋に入り込み、視界に入っても気づかれない――そんな魔導、聞いたことがない。
ラーズが「ケッ!」と告げる。
「大したことじゃねぇよ。この国の警備がザルなだけだ。
――それより、確認してぇことがある。正直に話しな」
国王はゆっくりと頷いた。
――はっ! あれ?! ここどこ?!
慌てて起き上がり、辺りを見回す――自分の、部屋?
服は……ケープだけ脱いでるけど、昨日のまんまか。
どさり、とベッドに横になって、ゆっくりと記憶をたどっていく。
えーと、酒場で食べながら飲んで、楽しくてついついシードルを飲み過ぎて……酔い潰れたのか。
初デートで酔い潰れるとか、さすがにそれはどうなんだろう。軽い自己嫌悪だ。
ぼんやりと昨日のことを思い出していた。
朝の待ち合わせ、初めて見る歌劇場、それに舞台、そして――殿下の言葉。
その後は、第一図書館に行って、酒場に行って、酔い潰れた。
……おおむね、デートらしいことはできたのかなぁ。よくわからない。
サブリナさんは『一緒に居て楽しい相手か、きちんと見極めろ』って言ってたっけ。
私は、楽しかった? フランツさんは楽しめた? ……どうなんだろう。
……お腹減ったな。時計を見る――朝の八時をだいぶ過ぎてる。
台所に行ってみるか。
私はゆっくり起き上がって、ガウンを身にまとうと台所を目指して歩きだした。
****
台所では、お爺ちゃんとアイリスが並んで料理をしているところだった。
相変わらず新婚夫婦の空気だなぁ、この二人。なんでそう思うんだろう?
お爺ちゃんが私の気配に気づいたのか、こちらに振り向いて笑顔を向けてくる。
「おぅ、起きたか。少し待ってろ、お前の飯を温めてやる」
「うん、ありがとう」
私は先に洗面台で顔を洗って、再び台所に戻ってくる――パンが焼ける、いい匂いが漂っていた。
お爺ちゃんがアイリスに「少し一人で作業を続けててくれ」と言って、手早く一人分の食事をワゴンに乗せ、私の方に歩いてきた。
「部屋まで持って行ってやる」
「いや、ワゴンくらい一人で運べるよ」
「聞きてぇことがあるんじゃねぇのか?」
――なんで、それを。
私がおずおずと頷くと、お爺ちゃんは明るく微笑んで私の頭を撫でてきた。
そのままお爺ちゃんと一緒に、私は二階の部屋を目指して歩きだした。
「ねぇお爺ちゃん。やっぱりお爺ちゃんって、王様なの?」
「なんでぇ、藪から棒に」
私は温められたパンを割き、バターを塗りこんでから一口かじりついた。
「……だって、エテルナ王族で生き残ってるの、お爺ちゃんと私だけで、男性はお爺ちゃんだけでしょ?」
「まぁそうだな。女は王位継承権を基本的に持てねぇ。
そういう意味では俺がエテルナ王ってなるのも仕方ねぇかもしれねぇな」
私は根菜のスープを一口飲んで――あ、これはアイリスの味付けだな。
「それでさ、もし私たちがエテルナ王家の生き残りって公表されたら、どうする?」
お爺ちゃんが眉をひそめて私を見た。
「なんでフランツの野郎とデートして、そんな発想になりやがる。
俺たちは平民、俺は農夫でお前は司書。
それでいいじゃねぇか。公表する必要なんかねぇだろう」
「そう、だよねぇ……あっ! フランツさんはどうなったのかな」
お爺ちゃんがニヤリと笑った。
「あいつか? お前を抱えて連れ帰ってきたから、とっとと追い返したぞ」
あちゃ~、これは明日、謝らないとだなぁ。
うつむきながらパンに齧りついてると、お爺ちゃんが声をかけてくる。
「それで昨日、何があった?」
……殿下との話は、まだ知られちゃいけない気がする。
「んー、歌劇を見たあと、図書館に行って、最後に酒場で軽く食事をしただけだよ」
「それでお前がエテルナ王族を意識する訳がねぇだろうが」
「歌劇の内容が、攻め滅ぼされる王国の王女と攻め滅ぼす騎士の恋愛譚だったんだよ。
それでなんとなく、ヒロインの王女と自分が似てるなーって思って」
お爺ちゃんが小さく息をついた。
「まー確かに、ヴィルマは亡国の王女と言えなくもねぇがな。何を思ったんだ?」
「……自分はどういう人生を歩むのかなぁ、とか」
「司書として生きるんじゃねーのか? 結婚するかどうかはわからねぇが、司書は続けていくんだろう?」
「そのつもりだけど……今って、グリュンフェルト王国が攻め込まれてるらしいんだ。
だからもう、私たちを付け狙う人たちが居ないんだって」
お爺ちゃんの視線が鋭くなった。
「……それは本当か?」
「わかんない。けどそうらしいって聞いた。
だったら私たちがエテルナ王家の生き残りって公表することも、あるのかなぁとか」
「誰から聞いた情報だ?」
「……アルフレッド殿下」
お爺ちゃんが背もたれに体重を預け、大きくため息をついた。
「なるほどな。お前の力を、今度はこの国が狙ってきたのか」
「――なんでそんなことがわかるの?!」
お爺ちゃんがニヤリと笑った。
「お前がチョロ過ぎるんだよ。そんなほいほいと情報を口にするんじゃねぇ」
うわぁ私、余計なことをしゃべっちゃった?!
どうしよう、これでお爺ちゃんが『じゃあ身を隠すか』とか言ったら、司書の仕事続けられなくなっちゃう!
私がわたわたと手を動かして、なんとかお爺ちゃんに思いとどまってもらおうと言葉を探していると、お爺ちゃんが「ケッ!」と口にした。
「心配すんじゃねぇ。まだお前を連れて逃げようとは思っちゃいねぇよ。
たとえ、この国の軍隊に囲まれようが、お前を連れて姿をくらますなんざ朝飯前だ。
お前は司書を続けてぇんだろう? ならギリギリまでは待ってやる」
そうなのか。お爺ちゃんって凄いんだな。
私が肩を落としてスープを飲んでいると、お爺ちゃんが落ち着いた声で告げる。
「それで、何を要求された? 妃になれってか?」
「……うん。エミリアさんじゃなく私を正妃にして、ゆくゆくは王妃になれって」
「お前はどうしたい?」
「嫌に決まってるじゃん。でも殿下は『これは命令じゃなくお願いだ』って言ってたし、応じる必要はないと思う」
「だが俺たちが王族だって話は公表する方向で動いてる――そういうことか?」
「……わかんない。でもなんとなく、そんな気がする」
ふぅ、とお爺ちゃんが息をついて椅子から立ち上がった。
「わかった、ちっと留守にする。お前は気を付けて留守番してろ」
「どこに行くの?」
お爺ちゃんが悪人みたいな微笑みで応える。
「なに、野暮用だ。飯の後片付けはアイリスに頼んでくる。
お前はゆっくり飯を食ってろ」
そういったお爺ちゃんは、私に背中を向けて、部屋から出て行った。
****
クラールルフト国王は朝食を終え、家族とサロンで朝の団欒を過ごしたあと、リビングに向かって一人で廊下を歩いて居た。
リビングに入りソファに腰を下ろすと侍女たちが紅茶を給仕し、下がっていく。
そのまま国王はこれからのことを考えながら、紅茶の匂いを鼻に届けていた。
エテルナ王家の末裔、その王女にあたる少女をどう王家に取り込んでいくか。
実績もあり、その能力に疑いはない。
王族の末裔で魔力は特等級。王妃とするのに充分に過ぎる。
その類稀なる魔導の素質を王家に取り込めれば、この国の力は周辺国を遥かに――
「おぅ、邪魔してるぜ」
その声に驚いた国王が顔を上げると、正面のソファに見知った男の姿――ラーズが座っていた。
「……馬鹿な、今までそこには誰も居なかったはず」
ラーズがニヤリと悪人の笑顔で微笑む。
「大したことじゃねぇ。姿を隠してただけだ」
国王が周囲を見渡しても、侍女たちはこちらに気付く様子がない。
外の衛兵たちも、静かなものだ。
困惑する国王に対し、ラーズが鋭く告げる。
「人払いをしな。王同士、腹を割って話をしようじゃねぇか」
ラーズの眼差しには、有無を言わさぬ力強さがあった。
殺気すら感じそうな鋭い眼光が国王を射抜いている。
今、自分は命を賭す必要がある、そう思えた。
覚悟を決めた国王が口を開く。
「人払いを」
突然の命令に戸惑う侍女たちは、静かに言われた通り、部屋から出て行った。
扉が閉められ二人きりになった部屋の中で、ラーズに対し国王が告げる。
「あなたが尋常ではない魔導士だとヴォルフガングから聞いてはいたが、よもやこれほどの腕とはな」
王宮の警備を潜り抜け、誰にも知られずこの部屋に入り込み、視界に入っても気づかれない――そんな魔導、聞いたことがない。
ラーズが「ケッ!」と告げる。
「大したことじゃねぇよ。この国の警備がザルなだけだ。
――それより、確認してぇことがある。正直に話しな」
国王はゆっくりと頷いた。
382
あなたにおすすめの小説
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる